テーラーメイド SIM グローレ フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。
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スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2020年11月15日
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テーラーメイド SIM グローレ フェアウェイウッド

                 



テーラーメイド SIM グローレ フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド SIM グローレ フェアウェイウッド の5番 です。



Air Speeder TM
シャフトは Air Speeder TM です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は41g、トルクは6.8、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は288g です。



正面
テーラーメイド SIM GLOIREのフェアウェイウッドです。

先日ドライバーを試打しましたが、今日はフェアウェイウッドです。



側面
基本的な形状やデザインはドライバーと変わらないようです。

テーラーメイドらしくて、好感が持てます。



ウェイト
ヒール寄りにはウェイトがひとつ配置されていて、この位置にあるということは、つかまりを良くする為だと思います。

TUNGSTENだけ表示されていて、数字が無いので重さは判りません。



ネック長さ
ネックは短めで、調整システムは搭載されていません。



ソールの溝
ソールには溝があります。



溝の深さ
ドライバー同様、浅くなっています。

これが最新の深さでしょうか?

RBZとは明らかに違います。



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで綺麗です。

質感も良くなりましたが『最高』ではありません。

使っていけばいくほど、いい味の出るフェース面もあれば、逆に『古さ』や『使い減り感』が出てしまうものもあります。

このクラブは後者に見えました。



TWIST FACE
トゥには『TWIST FACE』の文字があり、ドライバーとの共通点は多く、ドライバーのヘッドをそのままギュッとコンパクトにした感じです。



シャローヘッド
見慣れたシャローヘッドです。



顔
顔はまずまずです。

バルジがほぼ真っ直ぐに近く、全体的に『傾斜』しているといったらいいでしょうか?

真っ直ぐ左に傾いているような印象を受けました。

いわゆる『被り顔』ではありますが、昔のクラブのように極端ではなく、目立たないようになっています。



オリジナルグリップ
独特なデザインで高級感のあるグリップです。

グローレは幅広い層に人気の高いブランドですが、やはり高級感をもたせたブランドだということが分かります。



振り感
素振りをしてみると、軽量感と『先走り感』がありました。

ヘッドを見ても分かりますが、かなり『球のつかまり』を重視して設計されているようです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、まずまずです。

これが今、支持されている構え感なんだな・・・。と思いながら見ていました。

『つかまる雰囲気』が好きな方は、かなり気に入られる顔ではないでしょうか?

バルジの角度と、ソールの角度が合っていなくて、フックフェースが流行った頃から、このようなタイプが多くなりました。

いわゆる『錯覚』を利用したヘッドです。

こうして構えたときに『台形』が『等脚台形』になっていなくて、歪んだ形の台形になっています。

バルジは白いので極端に閉じてしまうと構えづらくなるので目立たないようにし、代わりにソールといいますか、フェース面全体を左に向けているような感じです。

バルジの白が強調されているので、フェース面の向きは目立たないようになっています。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てました。

サクサク打てちゃうような軽さ・・・。といったらいいでしょうか?

いい意味での『密度の薄い』フィーリングです。

球の乗りがいいほうではなく、弾く感じが強いですが、このあっさりしたところも、今のクラブの特徴なのかもしれません。

このフィーリングはこれまで、テーラーメイドのクラブで経験してきました。



打球音
『音』もお馴染みの『テーラー音』です。

聞き惚れるような音ではなく、機械的な感じですが、高くなく大きくもなく、邪魔をしません。

テーラーメイドは打感や音にこだわるイメージは無いですが、この音は無難な感じです。



トゥ側
球はよくあがってくれて、イージーです。

直打ちでも充分浮いてくれ、高さを出していくことができました。

最近のクラブは『低スピン性能』が高いものが多いですが、このクラブにはそれを感じませんでした。

少し叩けば、『吹く』感じがありました。

タフなタイプのFWではありません。

叩かなくても、ボールの手前にソールをそっと滑らせる感じで、上手く拾ってくれました。

最初見たときに、ソールの丸っこさが印象的だったのですが、その丸っこい形状も上手く機能してくれているのかもしれません。

ソールには溝がありますし、少しゴチャゴチャしたところはありますが、『ソールの滑り』を邪魔することなく、スムーズに振り抜くことができました。



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは感じません。

球のつかまりがいいので、私はドロー系のほうが自然に感じられましたが、フェード系を持ち球にしておられる方は、ちょうどいい塩梅で相殺されてストレート系が打てるようになるのではないでしょうか?

少しトゥ寄りに打っても、ヒール寄りに打っても、球筋が乱れる感じはありません。

フェアウェイウッドなのでドライバーと違い、それほどヘッドを大きくすることはできませんが、限られた大きさの中で最大レベルのスイートエリアを実現できているのではないでしょうか?

オートマチックなクラブですが、『ストレート系』ではなく、『ドロー系』なのが、このクラブの特徴です。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。

球はよくあがりますし、つかまりもいいので、『効率の良い』飛びが期待できます。

フェースの弾きも良く、少し強めに入れていくだけで、速さと高さが格段にあがる感じです。

おそらく、ほぼ半分以上の日本人ゴルファーに受け入れられるのではないでしょうか?

それくらい、よくまとまっている印象をもちました。



操作性
『操作性』という点では、オートマ系のクラブなので、それほど操る感じはしませんが、ドロー系のほうが明らかに自然な感じがします。

つかまりのいいクラブであることは明らかですが、絶対に右に行かないというクラブでもなく、結構カットに打ってみて右にも少し曲げることができました。



試打後の感想


ヒール側
グローレらしい高級感・美しさをもちあわせたクラブです。



TaylorMade SIM GLOIRE FW
ハイテクタイプのクラブですが、そのハイテクが出しゃばりすぎて邪魔をしていない感じがして、好感が持てました。



TaylorMade SIM GLOIRE FW
よくつかまって飛ぶので、球数をこなしていくうちに、今自分がスプーンをもっているのか、クリークをもっているのか分からなくなるような感じがしました。



TaylorMade SIM GLOIRE FW
ほぼ自動的といっていい、飛び性能に技術の進化を感じます。



TaylorMade SIM GLOIRE FW
グローレとSIMの『複合型』FWといっていいでしょうか。



構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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