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2010年03月15日
タイトリストCB&ミズノ MP-58 アイアン

<左>MP-58 <右>CB
今日は、この2本のアイアンを比較試打してみました。
試打クラブは タイトリストCB と ミズノ MP-58 アイアン の7番 です。

<左>MP-58 <右>CB
シャフトはどちらもダイナミックゴールドです。
<左>ミズノ MP-58 のスペック
ロフトは35度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、バランスはD2、キックポイントは手元調子です。
<右> タイトリスト CB のスペック
ロフトは34度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は129g、バランスはD2、キックポイントは手元調子です。

<左>MP-58 <右>CB
どちらも『ミズノ』『タイトリスト』を代表する、素晴らしいキャビティアイアンです。
昨年出会ったアイアンではありますが、とても好印象で今でも時々試打クラブを借りては楽しんでいます。
やはり素晴らしいクラブというのは、いつも練習を楽しくさせてくれます。
今日は、そんな馴染みの深いこの高性能なアイアンを同時に試打して比較してみようと思いました。

<左>MP-58 <右>CB
こうして見ても、改めて美しいアイアンだと思いました。
どちらも高性能でありながら、余計な物が付いていないシンプルさに好感を持てます。
ミズノのアイアンが美しいことは、もうずっと前から『既成の事実』ですし、タイトリストのアイアンは海外メーカーのアイアンでトップクラスの美しさを持っていると思います。
すごく日本的な感じがします。
ミズノ(特にMP)やタイトリストのクラブは難しい・・・・。と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、以前に比べとても打ちやすくなっていると思います。

<左>MP-58 <右>CB
『ソールの幅』は、どちらもあまり大きな違いはないのですが、右の『タイトリストCB』のほうが、ネック回りが細くなっていて、すっきりとした印象があります。
私は『フェースローテーション』を使っていきたいタイプなので、こういったネック回りの形状には、少しこだわっているところがあるのですが、この角度から見ると、『タイトリストCB』のほうが扱いやすそうだな・・・。という印象を持ってしまいます。
勿論、実際は『MP-58』もすごく『フェースローテーション』を使っていきやすいアイアンですが、こうしてみるとやはりその違いがあることに気付きました。
こうして2つのアイアンを同時に試打したのは今日が初めてだったので、その違いには気付きませんでした。

<左>MP-58 <右>CB
『ホーゼルの長さ』にも違いがあります。
『ソール幅』や『ネック回り』よりも、明らかにその差がはっきりとしています。
『MP-58』も、それほど高重心だとは思わなかったですが、こうして見ると『タイトリストCB』のほうが、少し低重心なのでしょうか?

<左>MP-58 <右>CB
こうして見ていても、どちらもやはりとても美しい顔をしています。
このように見比べてみると、『タイトリストCB』のほうが、少し『小顔』に見えたのですが、『MP-58』も決して『面長』だとは思いませんでした。
さすがはミズノとタイトリストのアイアンだと思いました。
とても品のある顔をしています。

CB

MP-58
ボールを前にして構えてみても、やはりどちらもすごく美しくて、楽に構えさせてくれるアイアンです。
こうしてみると、少し『MP-58』のほうが、『フェース高』が高いような感じがしました。
一応『スコアライン』の数を数えてみたのですが、『12本』だった『タイトリストCB』に対し、『MP-58』は『13本』ありました。
勿論スコアラインの間隔も全く同じではないと思うので、本数だけで単純に決めつけることは出来ませんが、やはり『MP-58』のほうが少し『フェース高』が高い感じがします。
ほんのわずかな違いではありますが、こうしてみると『MP-58』のほうが、少し重心が高いのかな?と思いました。
ややタイプの異なるヘッド形状ではありますが、どちらもすごくいいイメージを描かせてくれました。
すごく安心できます。
素振りをしても、どちらも全くといっていいほど同じ感覚で振っていくことが出来ました。
適度な重量感が『タイミングのとりやすさ』を与えてくれています。
『トップ』から『ダウンスイング』にかけて、こちらで下ろして行かなくても、自然と重力が引っ張ってくれる感覚が好きです。
軽すぎるクラブは、どうしても自分の手で下ろしてしまう悪い癖が私にはあるので、今日はそんな悪いところが封印できていたような気がします。
リズム良く振っていくことが出来ました。
試打を開始しました。

<左>MP-58 <右>CB
『球のあがりやすさ』という点では、殆ど大きな違いはないような気がしますが、敢えてどちらかといえば、ほんの少し『タイトリストCB』かな?と思いました。
『MP-58』も、すごく球があがりやすいアイアンではありますが、こうして比べてみると、少しタフな気がしました。
どちらも『低重心過ぎない』ので、すごく『ナチュラル』な感じで球を浮かせていくことが出来ました。
とても打ちやすく感じます。
『MP-58』はキャビティではありますが、少し『マッスルバック』に近い感じを持ちました。
決して易しすぎるアイアンではないと思います。

<左>MP-58 <右>CB
『打感』という点では、どちらもかなりのハイレベルで私を夢中にさせました。
何度も試打しているアイアンではありますが、手にする度に私に大きな喜びを与えてくれています。
どう表現していいのか解りませんが、『乾いた感じの軟らかさ』といったらいいのでしょうか?
野球をやったことがある方なら、ご理解頂けると思うのですが、湿った木製バットではなく、適度に乾燥させた木製バットで『芯を喰った』感じ・・・・。といったらいいでしょうか?
とても心地良い感触が手に残るので、ふとそんなことを考えていました。
敢えてどちらかに優劣をつけるとするならば、今日の感覚では、私は『タイトリストCB』のほうが好感を持てました。

<左>MP-58 <右>CB
『操作性』という点でも、なかなか優劣がつきづらい感じがしました。
どちらもとてもよく反応してくれます。
左右に曲げやすいアイアンです。
イメージに乗せやすい感じがしました。

<左>MP-58 <右>CB
『安定性』という点でも、どちらもレベルが高いですが、今日試打した感じでは、『タイトリストCB』のほうが、少し敷居が低い感じがしました。
『MP-58』は、『MP-57』の後継機種なのは想像に難くないのですが、やはり少し『シビアさ』があるような気がします。
決して敷居が高すぎる感じはしないのですが、『MP-57』の印象が強く残っているので、やはりその違いをはっきりと感じることが出来ました。
ただ、『MP-58』も『タイトリストCB』も、決して難しすぎないので、楽しみながら上達を目指していきやすいアイアンだと思います。
どちらも長く付き合っていける、飽きの来ないアイアンといってもいいのではないでしょうか?
『飛距離性能』という点でも、殆ど違いはないような気がしました。
『ロフト』が1度違いますが、それによる大きな違いは感じられませんでした。
どちらも『距離感』を出していきやすいアイアンです。
信頼感を寄せていける、高性能なアイアンだと思います。
今日は、この2本の素晴らしいアイアンを試打できて、とても楽しい練習が出来ました。
どちらかというと『タイトリストCB』のほうに好感を持てたのですが、『MP-58』もやはり素晴らしいアイアンだと思いました。
今年、また新たに発売されるであろう、新製品にも期待したいです。
コメント
タイトリストCBに一票
ご無沙汰致しております。
私のお気に入りの2モデルの試打が報告されてい
たので、思わず、レスさせて頂きました。
私感ではありますが、CBに一票です。
図らずもMP68(58ではないですが)と、CB710を
所有しておりました。
シャフトは、いずれもDG S200で、4-PWです。
MP68であれば、本来はMB710との比較になる
のでしょうが、ご容赦を。
MP68は残念ながら、私が鈍感のせいか、ヘッド
重量を感じ取ることが出来ず、非常に振りにくい印
象を持っておりました。
AP2 710を経て、CB710を現在所有している訳
ですが、大変気に入っております。
とにかく、見た目でかっこよく多少背伸びしての
購入でしたが、思っていた程のシビアさもなく、
アドレスした時に、置きたいところにボールを運
んでくれるイメージが掴みやすいです。
実際は、そう甘くはないのですが、構え易いで
すね。
あくまでも私見ですので、決めつけてはいけな
いのでしょうが、CBがお気に入りです。
2010-03-26 17:56 hoshinosei URL 編集
CB710はとてもいいアイアンですね
いつも楽しいコメントを寄せて下さいまして、ありがとうございます。
私もタイトリストのCBはとても気に入っているアイアンです。
見た目もカッコいいですし、性能も素晴らしいですね。
MPアイアンとタイトリストのアイアンは、日本と海外という違いはありますが、どちらもとても美しくて、美的センスに溢れている・・・。という認識を私は持っています。
そのどちらも所有しておられたhoshinosei様は、やはりアイアンを選ぶセンスがおありの方だとお見受けします。
CB710は、私も何度か試打をして楽しんでいますが、とても購入意欲を刺激されるアイアンです。
その素晴らしいアイアンをお持ちなので、とても羨ましく思います。
これからもどうかその名器と呼ぶに相応しい素晴らしいアイアンを末永く大切にしてあげて下さい。
この度は大変ありがたいコメントをお送り頂き、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼致します。
2010-03-27 01:34 golfdaisuki URL 編集