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2010年03月12日
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jBEAM FX BM-435 & FX BMα-440 ドライバー

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
今日はこの2本のドライバーを比較試打してみました。
試打クラブは jBEAM FX BM-435 と FX BMα-440 ドライバー です。

<上> FX BMα-440 <下>FX BM-435
<左>FX BM-435 のスペック
シャフトは UST Mamiya ATTAS 6です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.7、シャフト重量は68g、バランスはD2、キックポイントは中調子です。
<右> FX BMα-440のスペック
シャフトは フジクラ ランバックス プロトタイプ 70C です。
ロフトは10度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、シャフト重量は70.5g、バランスはD2、キックポイントは先中調子です。

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
どちらも、jBEAMの素晴らしいドライバーです。
私はjBEAMのドライバーは、まだこの2つしか試してみたことがないのですが、どちらも大変気に入っているドライバーです。
『FX BM-435』はシャフトこそ違いますが、昨年の私の中での『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝いたクラブですし、『FX BMα-440』は今年試打したドライバーの中で、とても印象深いもののひとつです。
この『超・ハイレベル』なドライバーを、今日は贅沢にも比較してみようと思いました。
jBEAMのクラブに出会えただけで、すごくテンションが上がるのですが、今日はそれが『MAX』の状態まで上がっていきました。

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
両方とも、私の購入意欲を強く刺激するドライバーです。
すごく欲しくてたまりません。
こうして見ているだけで、いい目の保養が出来ています。
日頃仕事で酷使している目の疲れがどこかへ吹き飛んでいってしまう感じです。
美しいクラブを見ているだけで、とても心が穏やかになってきますし、しかもとても高性能なのだから、いうことがありません。

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
このように構えてみても、どちらもすごく美しいです。
思わずため息が出てしまいました。
前に試打した時の、その好感触が今でも強く心に残っているのですが、やはり何度見てもいいものだと思いました。
早くこのクラブを購入して、『マイドライバー』として好きなだけ眺めていたいと思いました。
このような欲しくてたまらないクラブを購入できて、それでコースを回れた時の喜びはとても大きいものです。
細かいことは気にせず、ブンブンと気持ちよくドライバーを振り回していくだろうと思います。

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
素振りをしてみた感じは、どちらもとてもいい感じでしたが、どちらかというと私は右の『 FX BMα-440 ドライバー 』のほうがいい感じがしました。
初めて『FX BM-435』を試打したときは、『CRAZY BLACK 50』というシャフトだったのですが、それがとても私にはフィットしている感じがして、昨年のMVPに輝きました。
今回の『アッタス』というシャフトも初めてではないですし、とても高性能なシャフトだとは思いますが、私には初めて出会ったときの『CRAZY BLACK 50』のほうが、いいフィーリングが得られました。
それに比べ、『FX BMα-440』は、初めて試打したときと同じ『フジクラ ランバックス プロトタイプ 70C』なのですが、このシャフトはとても高フィーリングで振りやすいです。
どことなく『CRAZY BLACK 50』に近いフィーリングを感じました。
すごくタイミングが合いやすくて『ジャストフィット』している感じがしました。
なので、今回は『振りやすさ』という点では、右の『FX BMα-440』のほうが、好感を得ることが出来ました。
しかし、『FX BM-435』も決して振りにくくはなく、とてもいい感じなので、かなり高いレベルでの争いとなりました。
『アッタス』は、とても反応がいいシャフトだと思いますし、『FX BM-435』との相性もバッチリだと思いました。

FX BMα-440

FX BM-435
ボールを前にして構えてみても、どちらも以前試打した時の好印象そのままです。
『FX BM-435』は、少しフェースが被っているのですが、前にも経験していますし殆ど気になりませんでした。
どちらも、すごく楽な気分で構えることが出来ました。
肩の力も抜け、体全体がいい意味での『脱力感』に覆われているような感じです。
変な力みが全く感じられませんでした。
頭の中にいいイメージがどんどん湧いてきました。
やはり高性能なクラブというのは、こうして構えてみてもそれを感じさせてくれます。
プレーヤーに余計な心配をさせません。
心の中に不安が一切ありません。
楽な気分で振り抜くだけ・・・。といったシンプルな発想になれました。
試打を開始しました。

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
『球のあがりやすさ』という点では、若干『FX BMα-440』だと思いました。
『FX BM-435』も、球があがりやすい印象があったのですが、こうして打ち比べてみると、その違いをはっきりと感じることが出来ました。
この角度から見ると、左の『FX BM-435』のほうが少し『ディープ』なのだと思いました。
それぞれ別々に試打していた時は、その違いには気付きませんでしたが、こうしてみるとはっきりと感じ取ることが出来ました。
どちらも安心して叩いていけるモデルです。
『吹き上がり』を恐れずに、安心して叩いて球を上げていけるドライバーだと思います。
『FX BM-435』では、あがりにくいと感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方でも『FX BMα-440』は、かなりイージーに感じられる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
『安定性』という点でも、少し『FX BMα-440』のほうが、秀でているような気がします。
『FX BM-435』も、すごく高い安定性を持っているドライバーですが、『直進性の強さ』では『FX BMα-440』のほうが強く感じられました。
曲がりにくい感じがしました。
球をまとめていきやすいのも、『FX BMα-440』だと思いました。
しかし、『FX BM-435』のほうも、決してまとめづらい感じはしません。
あくまでも、この2つのハイレベルなドライバーを比較しての結果なので、どちらもすごく満足度の高い安定性を持っていると私は思います。
『心のリミッター』を取り外して、すごくいい気分で振っていくことが出来ました。
日頃の『ストレス解消』にも、役立っている感じがしました。

<左>FX BM-435 <右>FX BMα-440
『操作性』という点では、はっきりと『FX BM-435』だと思いました。
なかなか曲げづらい『FX BMα-440』に対して、『FX BM-435』は比較的楽に曲げていくことが出来ました。
しかし、普通に打っていく限りでは『FX BM-435』も、曲がりやすいドライバーだとは思いませんでした。
トリッキーなホールが多い、私のホームコースでは、やはり『操作性』が求められる部分があるので、そういったホールでは『FX BM-435』の扱いやすさがとても頼もしく感じるだろうと思います。
真っ直ぐなボールばかり打つ練習は効果が低いと思うのですが、こうして曲げる練習はとても実戦で役に立ちますし、何より練習していて楽しいです。
自分のイメージしたラインに曲げることが出来たときは、とても嬉しく思います。
今日はいつも以上に試打を楽しむことが出来ました。
『打感』や『音』は、全くのイーブンだと思います。
『飛距離性能』についても、どちらもかなりのハイレベルなことに変わりはないのですが、敢えていうならば『FX BMα-440』のほうが、距離を稼いでいきやすい方のほうが多いのではないでしょうか?
それは『弾き性能』ということでなく、『直進力の強さ』という点での違いです。
今日は練習場だったので、はっきりとその違いを把握することが出来なかったのですが、今度はホームコースでじっくり試してみたいと思いました。
全体的に見て、『FX BMα-440』のほうが、イージードライバーだと思います。
『FX BM-435』も、すごく打ちやすいドライバーではありますが、こうして比較してみると少し『タフ』に感じられる部分もあるような気がします。
どちらもすごく欲しいドライバーなので、『操作性』を求めていきたいホールでは、『FX BM-435』を、絶対に曲げたくないホールでは『FX BMα-440』を使ってみるのもいいかもしれない・・・・・。と思いました。
フィル・ミケルソン選手ではありませんが、2本のドライバーを入れておくのもいいものだ・・・。と思いました。
それに加え、『EPON』のドライバーが入っていたらいうことがありません。
何とも贅沢な組み合わせです。
もし、こういった『トリプルドライバー』が実現できたら、本数制限があるので、どの番手のクラブを抜こうか迷ってしまいますが、すごく楽しいラウンドになるだろうと思いました。
今日はこの2本の素晴らしいドライバーのおかげで、とても楽しい練習が出来ました。
また何度でも、このドライバーの感触を楽しみたいです。
コメント
やはり440??
こんにちは。
いつも楽しみに拝見していますが、本日は個人的に大変興味深いレポートでした。
私のためにレポートして頂いたようで(大きな勘違いでしょうが)、とても参考になりました。
やはり私の心は440に大きく傾きました。
調整ネジが3本のjBEAM。
対するバルドーは2本で初期設定から変えられないとの事です。
ニューヘッドの420SEとの比較で絞り込みたいと思います。
幸いヘッド購入するためにどうにか届くヘソクリは確保できましたが、シャフトを購入するにはまだまだですので時間はたっぷりあります。
話は変わりますが、昨年末に姫路の職人さんにウエッジをオーダーで作製してもらいました。
とても美人に削ってもらい、大変気に入っています。
素材は通常の軟鋼より更に軟らかいSS400という材料を使っているのですが、その打感はとても軟らかく昔の糸巻きボールを打っているようです。
まだサンドウェッジは使っていないのですが(キズ付くのがもったいなくて)、時間があれば眺めています。
話を戻しましてコースで打ち比べ、是非お願いします。
くれぐれもgolfdaisuki様ご自身のお体を優先して頂き、ご活躍下さい。
それでは失礼いたします。
2010-03-13 10:37 WATANABW URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2010-03-13 18:21 編集
僕もついに‥
こんにちは(*゜ー゜)v
興味深いレポですね
待ってました(笑)
435か440か‥悩みますね
僕の3wは440のシリーズみたいですが‥、悩んだ末
僕もとうとう買ってしまいました
本日ヘッドが馴染みのショップに届いたという事で、小遣い握りしめて(笑)足どり軽く朝からショップにいます
今まではタイトリスト909D3の8.5度にクアドラファイヤーExpressの75Xの刺さった物がエースでしたが、今日からはjBEAMと歩んでゆきます(^O^)/
golfdaisuki様の試打日記がホントに参考になりましたm(__)m
ありがとうございます
ちなみにクアドラはバランスをD0くらいにしないと、しなりすぎてXでもS並の軟らかさになってしまいます
鞭みたいにしなって
ヘッドスピードは2~3上がりますが、タイトリストのオープンなフェースアングルだと、叩きに行くと右にプッシュどスライスが出ましたので参考までに
長文失礼しましたm(__)m
それでは頑張って下さいませ
2010-03-14 17:51 ちょめω URL 編集
この2つのドライバーはすごくいいですね!
今回の記事がWATANABW様のお役に立てたのでしたら、私も大変嬉しく思います。
どちらも以前試打したクラブですが、いいクラブというのは何度試打してもいいものですね。
やや高価なクラブではありますが、それに見合う素晴らしいヘッドだと思います。
私も早く購入したいと考えております。
ウェッジを作製されたのも、大変素晴らしいことですね。
やはり美しいクラブというのは、ゴルファーの心を豊かにしてくれますね。
この度は楽しいコメントを寄せて頂きまして、誠にありがとうございました。
これからもよろしくお付き合い下さいませ。
それでは失礼致します。
2010-03-15 01:49 golfdaisuki URL 編集
taka様。はじめまして
この度は私の記事を読んで下さり、またコメントを寄せて頂きまして誠にありがとうございます。
今回は折角メールアドレスも記載して頂いてますが、こちらのコメント欄でお返事するご無礼をお許し下さい。
さて、今回は工房についてのご質問を頂戴しておりますが、仰る通り工房も色々とあり、なかなかいい所に出会えない場合もあるようですね。
私の場合は、幸運にも素晴らしいクラフトマンに出会えて、いつも私のゴルフライフを支えてくれています。
クラフトマンとお客という立場ではありますが、お互いとても気が合い、練習やラウンドも時間が合えば行っています。
かけがえのない私の大切なゴルフ仲間でもあります。
私はそれ以外の工房にも、いくつかお邪魔したことがありますが、概ねいいところが多いように思いますが、中にはそうでないところも確かにあるようです。
共通しているのは、自分の理論や考えばかりを押しつけて、こちらの意見を聞いてくれないところだと思います。
あとは、ヘッドとシャフトを組み立てるのみで、『バランス』や『振動数』『ライ角』などを綿密に計測してくれないところもありました。
私にとっては信じられないことです。
『スパイン』という言葉さえ知らないクラフトマンも中にはいます。
今は量販店にも工房を構えているところが増えているようで、私は利用したことがないのですが、出来れば個人経営のところがいいような気がしています。
taka様から、おすすめの工房を教えて欲しい・・・。とのご依頼を頂戴しておりますが、はっきり申しましてtaka様がお住まいの場所も解らないので、お答えのしようがないことをお許しください。
日本全国にいったいいくら工房があるのかは解りませんが、その多くが素晴らしいところだと私は信じております。
今回は『MP-67』という素晴らしいアイアンを購入されたようなので、もし都市圏にお住まいであれば、『ミズノのフィッティング』を受けてみられてはいかがでしょうか?
ミズノのフィッティングは大変優秀で、ライ角などは勿論、とても綿密にデータをとってくれますし、信頼できるフィッティングを行ってくれます。
工房を探されるのもいいですが、まずはメーカー直営のフィッティングを受けられることをお薦めしたいと思います。
それ以外は、お薦めの工房・・・。と言われましても、私もお答えできかねますことをご理解頂けないでしょうか?
この度は折角コメントを寄せて頂いたのに、お力になれず誠に申し訳ありません。
これからもお時間のあります時は、また私の記事にお付き合い下さいませ。
それでは失礼致します。
2010-03-15 01:50 golfdaisuki URL 編集
とても羨ましいです
この度はコメントを寄せて頂きまして、ありがとうございます。
このjBEAMのヘッドを購入されたのですか・・・・。
正直いって、とても羨ましいです。
私はまだ購入できずにいるのですが、一日も早く購入したいと思っています。
しかし現実はなかなか厳しく、思うようにはいかないことが多いですが、少しずつお金を貯めているところです。
私の記事がちょめω様のクラブ購入のお役に少しでも立てたのでしたら、私自身これほど嬉しいことはありません。
記事を書いてきて良かったと思います。
私はまだ『jBEAMユーザー』にはなれませんが、いつか実現できたら、お互いこの素晴らしいドライバーでゴルフをエンジョイしてまいりましょう!
この度はどうもありがとうございました。
それでは失礼致します。
2010-03-15 01:57 golfdaisuki URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2010-03-15 13:25 編集
是非いいフィッティングが受けられるよう願っております
この度はお力になれずに、申し訳ありませんでした。
ただちょっと気になるところがあったのですが、それはミズノの公認フィッターさんのお店でシャフトの振動数などを調整されなかったことです。
私が知っているところは、そういったところもきちんとケアしてくれるのですが・・・。
やはり『ミズノ公認フィッター』といっても、お店によって色々とあるのかもしれませんね。
しかし、taka様がこれから工房を探されて、いいクラブに仕上げていって頂きたいと思います。
どのシャフトを挿しておられるのかは解りませんが、『ダイナミックゴールド』はシャフトとしての性能はとても高いのですが、『バラつき』がやや多いので、やはり一本一本丁寧に計測されたほうがいいと思います。
どうか『振動数』や『バランス調整』には、納得できるまで調整されることをお薦めします。
それとこの『振動数』や『バランス調整』ですが、何を『基準』にすべきかご存じでしょうか?
多分ご存じだと思うので、ここでは割愛させて頂きますが、どうか信頼できるクラフトマンと出会われることをお祈りします。
おそらく今の状態のままでは振動数を揃えていくには『リシャフト』する必要も出てくると思いますし、その費用はお店によって違いますが、一本数千円はすると思います。
メーカーは違えどスチールシャフトの原価は、一本数百円程度というのを聞いたことがあるので、殆ど『工賃』ですね。
アイアンやスチールシャフトは自分に合うようにセッティングすれば、10年以上は楽に使っていけます。
勿論、使用環境やメンテナンスなどによっても違いますが、taka様ならばきっとクラブを大切にされることでしょう。
私はこれまでも記事に書いていますが、クラブを大切にする人が大好きなので、taka様にもどうか素晴らしいクラブ調整が行われるように願っております。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお付き合い下さいませ。
それでは失礼致します。
2010-03-19 23:15 golfdaisuki URL 編集