PXG 0317 HYBRID - ゴルフクラブ試打日記。
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2020年07月30日
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PXG 0317 HYBRID

                 

PXG 0317 HYBRID
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ PXG 0317 HYBRID です。



FUBUKI AX h400
シャフトは FUBUKI AX h400 です。

ロフトは19度、クラブ長さは40.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は78g、トルクは2.9、キックポイントは中調子 です。



正面
初めて手にした、PXGのハイブリッドです。

このメーカーのクラブを手にした経験がまだ少ないのですが、今日は友人からこのクラブを借りて試打させてもらいました。



側面
結構立体的で小ぶりなハイブリッドです。

最近はハイブリッドでもシャロー化が進んでいますが、このクラブは何世代前かの形状に見えます。



ソールのウェイト
たくさんのウェイト
たくさんのウェイトがついています。

日本のメーカーなら、ある程度の大きさのものを1~3個くらい配置するのが一般的ですが、このように小さいものをたくさん配置するというのが特徴的です。

色々な重さのウェイトを組み合わせることにより、自分好みの重さにカスタマイズすることができるのでしょうか?



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。

日本のメーカーにも海外のメーカーにも調整システムは見られますが、それぞれ違いがあり、こうして見ていると、やはり海外メーカーだな・・・。と思いました。

ちょっと『大味』な感じがします。



ネックの長さ
ネックの長さは適度にあります。

今はハイブリッドにもいろいろなタイプがありますが、このクラブはオーソドックスな感じで、好感が持てます。

重心の低さを求めて設計されているようには見えません。



顔
オーソドックスで整った顔をしています。

かなりコンパクト感がある、小ぶりの顔です。

PXGのことを、まだよく知らないので、どのような傾向があるか見当が付かないのですが、この顔は好感が持てます。

もっとクセのある顔を予想していたのですが、違いました。



つや消しブラック
クラウンはつや消しブラックです。

私はつや消しタイプが好きなのですが、つや消しタイプにもいろいろとあります。

このクラブは『コールタープっぽい』質感のつや消しです。



ノーマルシャロー
ノーマルシャローといったらいいでしょうか?

こうして見ても、コンパクト感があります。



振り感
素振りをしてみると、小気味良く振れる感じで、タイミングが取りやすいです。

最近は軽量感のあるハイブリッドを試打することが多かったのですが、このクラブは適度な重さがあるので安心できます。

『軽さに対して気を遣わなくてもいい』といったらいいでしょうか?

ヘッド自体が暴れることもなく、イメージを出しやすい振り感です。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごく好感が持てました。

オーソドックスな顔で、イメージが出しやすいです。

今のハイブリッドの中では明らかに『小顔』なので、不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

ヘッドの大きさは人によって好みが分かれるところではありますが、私は小ぶりなほうが好きなので、このクラブは好感が持てました。

『つや消し感』が強く、これなら天気がいい日でも眩しくなることはないだろうな・・・。と思いました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はしっかりしていますが、硬くなく程よい手応えがあって、好感が持てました。

ボヤけた打感ではなく、球の重さをしっかりと感じ取ることができるので、この打感だけでも、球の方向性を感じ取りやすいです。



打球音
『音』もはっきりしていますが、大きすぎず高すぎず、小気味良いので好感が持てます。

インパクトが緩むことなく、しっかり振っていくことができました。

いい感じの金属音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、明らかにヒッター向けです。

今のハイブリッドの中では、タフな部類に入ります。

こうして海外メーカーのクラブを試打していると、日本のメーカーのクラブは、かなりイージーに作られているんだな・・・。と改めて思いました。

もちろん海外メーカーも人気の、テーラーメイドやキャロウェイ・ピンなどがありますが、日本市場向けと海外仕様ではスペックがまるで違います。

このクラブはウェイトがたくさん組み込まれているので、それを交換すれば、もっとあがりやすくなるのかもしれないですし、調整システムを利用すれば、もっとハードルが下がるかもしれませんが、基本的にはヒッター向けのクラブだと思います。



バックフェース
『安定性』は普通です。

高い直進性があるとか、曲がりにくいというクラブではなく、ある程度の正直さがあります。

しかし、シビアな印象は無かったですし、構えやすくてラインが出しやすいので好感が持てました。

最近は球が高くあがりやす過ぎて、『ライン出し』が難しいと感じるハイブリッドが多かったように思うのですが、久しぶりにライナー系の抑えた球が打てて、ライン出しが簡単に感じられました。



飛距離性能
飛距離性能は高いです。

ライナー系の強い球が打てて、確実に飛ばしていくことができる、叩きたくなるクラブです。

フェースの弾きが強く、初速も出ている感じがします。



PXG 0317 HYBRID 操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。

クセのない顔をしているので、扱いやすそうな印象をもっていたのですが、実際に打ってみても、その通りでした。

構えたときに、どちらかといえばつかまりそうな印象をもっていたのですが、実際に打ってもその通りで、右にフケる球は出ませんでした。

適度に小ぶりだというのも良かったのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
初めて試打したPXGのハイブリッドで、知らないことも多かったのですが、いい印象のまま試打を終えることができました。



PXG 0317 HYBRID
一番印象に残ったのは、ソールのウェイトでも、ネックの調整システムでもなく、『小ぶり感』です。

適度に小顔なのが、一番印象に残りました。



PXG 0317 HYBRID
もちろん、打感の良さやライナー系の強い弾道も印象に残りましたが、今回は顔の印象が一番印象深いです。



PXG 0317 HYBRID
ラージサイズでシャロー系のハイブリッドを好まれる方には、合いづらいところがあるかもしれないですし、重くて振りづらいという方もいらっしゃるかもしれません。

いわゆる『イージースペック』なクラブではないですが、小ぶりな顔で重量感のあるハイブリッドを好まれる方には、是非試していただきたいです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




                         
        

                         

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