今年上半期の印象深いフェアウェイウッド 2020 - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2020年07月09日
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今年上半期の印象深いフェアウェイウッド 2020

                 
今日は、今年上半期(1~6月)に出会った、印象深いフェアウェイウッドを紹介させていただきます。

なお、試打していながら、ここに掲載されていないクラブもありますが、それらが優れていないということではありません。

あくまでも『印象深い』ということで挙げさせていただきました。



テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド
テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド

まずはテーラーメイドのFWです。

かなりシャロー感が強かった印象があるのですが、昔のシャロー系FWのように形が崩れていないのがいいです。

いい顔をしていて、構えやすかったのを覚えています。

球があがりやすくて、打感や音も好感が持てました。



キャロウェイ MAVRIK フェアウェイウッド
キャロウェイ MAVRIK フェアウェイウッド

次はテーラーメイドのライバルメーカーともいえる、キャロウェイのFWです。

テーラーメイドとキャロウェイのFWは私にとって、特別な思いがあります。

私は昔からFWを苦手にしていて、ティアップすると打てるのですが、直打ちではどうも上手く打てず確実性が劣っていました。

ずっと苦手なまま克服できずに、年月だけが過ぎていくんだろうな・・・。と思っていたときに、キャロウェイのスチールヘッドIIIというスグレモノのFWに出会いました。

そのクラブのおかげで地面の上からでもFWを使えるようになり、ゴルフの幅が広がりました。

なので、キャロウェイのFWには特別な思いがありますし、テーラーメイドもたくさん使ってきました。

特に『Vスチール』にはすごくお世話になっていて、良い思い出がたくさんあります。

このキャロウェイのMAVRIKもビッグバーサの流れをくむものだと思っています。

あの頃よりも、かなりハイテク化が進み、機能的なデザインです。

飛距離性能が高いのはもちろんですが、構えやすくて球もよくあがってくれました。

気難しいタイプではなく、ハードルの低さも魅力です。



イオンスポーツ GIGA HS797 フェアウェイウッド
イオンスポーツ GIGA HS797 フェアウェイウッド

次はイオンスポーツのFWです。

このクラブをパッと見て、イオンらしくカッコいいな・・・。と思いました。

全体的な質感もいいです。

今のクラブは『イージー系』が多いですが、このクラブはそこまでのイージーさはありません。

しかし気難しいタイプではなく、気を遣いながら打つタイプではありませんでした。

どちらかといえばヒッター向けなのは間違いないですが、そのハードルは決して高くなく、親しみやすいFWです。



ヨネックス EZONE GT フェアウェイウッド
ヨネックス EZONE GT フェアウェイウッド

次はヨネックスのFWです。

ヨネックスのクラブといえば『シンプル系』ではなく、ウェイトや調整機能などが採用されている『ゴチャゴチャ系』といった印象もありますが、このクラブもそんな感じでした。

しかし顔はオーソドックスといいますか、奇をてらっていなくて好感が持てます。

このクラブはネックに調整機能が搭載されていて、ヨネックスらしいです。

フェース面のデザインが独特だったのが印象に残っています。

おそらく大きな意味があると思うのですが、試打して、それを実感することができませんでした。

つや消しブラックでシブくてカッコいい顔をしていたのも覚えています。

ヨネックスといえば『カーボン』ですが、このクラブもクラウンがカーボンコンポジットでした。

構えやすさや打感などのフィーリングはいい感じでしたし、球もあがりやすくて親しみやすいクラブです。



テーラーメイド SIM フェアウェイウッド
テーラーメイド SIM フェアウェイウッド

そして強烈なFWに出会いました。

テーラーメイド SIM フェアウェイウッド です。

このクラブよりも先にSIM MAXを試打しましたが、断然私はこちらのほうが好きです。

弾道も力強く、飛距離性能がかなり高いです。

今のFWの中でも、確実にトップクラスに入るスグレモノです。

ソール形状が『平らっぽい』のが特徴のFWで、大きなウェイトも印象的です。

浅重心で球があがりづらいタイプなのかと思っていましたが、実際に打ってみるとそんなことはなく、直打ちでも充分あげてくれました。

チタンだというのも記憶に残っています。

このクラブはすごく気に入りましたし、何度も試打できる機会があるので、初めて試打してからも何度か楽しんでいます。

かなり高性能なFWです。

テーラーメイドの本領発揮といったところでしょうか?



BALDO CORSA FAIRWAY WOOD
BALDO CORSA FAIRWAY WOOD

そしてバルドのシブくてカッコいいFWに出会いました。

バルドのクラブはカッコ良くなければならないと私は勝手に思っているのですが、このクラブはバルドらしいカッコ良さがありながら、ハードルを低く設定していて親しみやすい性格をしているのが印象的でした。

フェースの弾きも良く、高弾道で飛んでいったのをよく覚えています。

このクラブのクラウンもカーボンコンポジットで、これからは普通になっていくのでしょうか?

色々な工夫が見られますが、これ以上やると不細工になってしまう・・・。という境界線がしっかりと守られているように感じました。

ソールにある2つのウェイトは見た目のインパクトがありますが、ゴチャゴチャ感は無く、むしろすっきりしているデザインなところに好感が持てます。

構えやすくて打感や音も良く、フィーリング性能はとても高いです。

球もあがりやすくてイージーです。

タフなクラブではありません。

バルドらしく、飛距離性能も高いです。



GRANDOPRIX ONE MINUTE DS フェアウェイウッド
GRANDOPRIX ONE MINUTE DS フェアウェイウッド

最後はグランプリのFWです。

グランプリといえば、『あのドライバー』があまりにも強烈だったので、ドライバーの印象が強いですが、FWも優れています。

かなり丸っこい顔をしていたのが印象深いです。

フェースの弾きが良くて、飛距離性能が優れているのもグランプリらしい特長といえます。

地クラブメーカーで『弾きの良さ』といえば、まずグランプリとバルドが浮かびます。

このクラブも弾きが良くて、初速が出るタイプです。

ギリギリまでフェースを薄く削っているのではないでしょうか?

マニュアルタイプというよりはオートマタイプで、直進性の高さもあります。

飛距離性能と安定性のバランスがとれているように感じました。


以上が、今年上半期に出会った、印象深いフェアウェイウッドです。

どれもスグレモノですが、共通していえるのは『カッコ良くて、親しみやすい』ということです。

昔のクラブのように、カッコいいけど球があがらないとか、曲がりやすい・・・。といった性格をしていません。

カッコ良さに親しみやすさ・安心感がプラスされています。

オートマチック系だけど、それが行き過ぎていないといいますか、微妙に扱いやすさも残してくれているように感じることもありました。

こうして見ても優秀なFWが多いですが、今年前半のFWといえば、このラスト3のクラブの印象が強いです。

試打してから日が浅いということもあるとは思いますが、それ以上に飛距離やあがりやすさ・構えやすさなどが秀逸で親近感をもつことができました。

今年はコロナの影響で、練習場へ行く日が少なく、FWを試打した回数が少ないです。

後半はもっと増やしていきたいと思いますが、それには早いコロナの収束が必要になってきます。

まだまだ完全にコロナ以前の生活には戻れませんが、これからもゴルフクラブを試打していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

次回は、今年上半期に出会った、印象深いドライバーを発表させていただきたいと思います。

                         
        

                         

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