タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2020年05月24日
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タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ

                 



タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ です。



Dynamic Gold
シャフトは Dynamic Gold です。

ロフト50度、クラブ長さは35.5インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、バランスはD3、クラブ総重量は465gです。



正面
タイトリストボーケイの新しいウェッジです。

ウェッジといえば、昔からクリーブランドとボーケイが大きな存在感を放っていて、タイトリストのウェッジもいくつか使用してきましたが、私はどちらかというとクリーブランドを多く使ってきたこともあり、親近感をもっています。

もちろん、タイトリストのウェッジも好きで、いつも気になっています。

タイトリストには、海外メーカーに時々見られる、チープさもなく、どのクラブも美しくてフィーリングにもこだわっている印象があります。

ハイテクとフィーリングのバランスが上手くとれているのがタイトリストのクラブだと、これまで接してきて思います。



側面
シャープでシンプルな形状です。

大きさも標準的で、ボーケイらしさがあります。

今はステンレス系のウェッジも増えてきましたが、やはり軟鉄の質感はたまりません。

ピカピカ光るミラー仕上げでないところも、好感度があがった要因です。



トップライン
トップラインの幅も適正です。

これならシャープで色濃いイメージが出せそうです。

トップラインが厚すぎたり丸みがありすぎたりすると、イメージがボヤけてしまうこともありますが、さすがボーケイウェッジです。

こういったところにもきちんと配慮されています。

どのショットでもそうですが、特に微妙なフィーリングを要するアプリーチでは『イメージの出しやすさ・鮮明さ』が明暗を大きく分けますし、このウェッジはそれがとてもいいです。



バックフェースの溝
バックフェースにある、この溝がよく目立っています。

ボーケイウェッジでは珍しいように思うのですが、他のメーカーのウェッジでは、これまでもよく見られました。

この溝には、どのような効果が期待できるのでしょうか?

重量配分の為なのでしょうか?



VOKEY DESIGN
『VOKEY DESIGN』の文字があり、カッコいいです。

タイトリストファンの方やボーケイファンの方にはたまらないのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅は標準的です。

ロフトが50度ということで、AWという認識でいいと思うのですが、今はAやSといった刻印は見なくなり、ロフト表示が一般的になりました。

アイアンもそうなればいいと思うのですが、なかなかそのようになりません。

ドライバーからパターまで、全ての番手のクラブにロフトが表示されていると、プレイヤーも『ロフトピッチ』の意識が芽生えやすくなると思いますし、いいことも多いと思うのですが・・・。

ソール幅は、いわゆる『テーパータイプ』ではなく、トゥからヒールにかけてストレートに近いタイプです。

『オートマ系』のイメージを抱きやすいソール幅です。



ソール形状
ソール形状は平らに近いタイプですが、微妙に丸みを帯びていて、滑りが良さそうです。

リーディングエッジやトレーリングエッジは大きく削り込まれてはいませんが、少し丸みがあります。

ボーケイウェッジは前のモデルもソールのバリエーションが豊富なので、このSM8もいろいろなタイプのソールが用意されているのでしょうか?

今はウェッジをソールで選ぶ時代といえるのかもしれません。



ネック長さ
ネックは、やや短めです。

ショートネックというほどではないですが、ちょっと意外な感じがしました。

もちろん、タイトリストのウェッジでは標準的といえる長さなのですが、もう少し長くてもいいかな・・・。と思いました。

この長さだと、ウェッジというよりはアイアンに見えてしまいます。

ウェッジはある程度重心が高いほうがスピンが掛かりやすくて有利なことも多いですが、メーカーもあえて、この長さにしているのだと思います。

少し重心を下げて、横から拾いやすくしているのでしょうか?



Titleist
ホーゼルにはTitleistの文字があり、カッコいいです。

ここの部分には、『FORGED』や『MADE IN JAPAN』の刻印がよく見られるのですが、このウェッジはどうなのでしょうか?



ミーリング無し
とても綺麗なフェース面です。

ツルツルと滑りやすいフェース面ではありません。

質感が良く、使い続けても、いい味が出るだろうな・・・。と思いました。



グリップ
装着されているグリップはソフトフィーリングで好感が持てます。

ウェッジに適したグリップです。

ベルベットタイプで、ソフトさだけでなく、しっとり感があるのがたまりません。

手への馴染みやすさという点でも、ナンバーワンといっていいグリップです。

微妙なフィーリングを活かしていきたいウェッジは、『堅い系』や『反発系』のグリップは適さないです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想通りすごくいいです。

タイトリストなので、いい顔をしているのは予想していたのですが、その予想通りのいい顔で、とても構えやすいです。

ヒール側が『幅広』ではなく、キュッと絞り込まれているところにも魅力を感じました。

『丸顔』というよりは、『ティアドロップ顔』といっていいように思います。

『タイトリスト顔』というよりは、どちらかというと『クリーブランド顔』に近い印象をもちました。

すごく柔らかそうな感じがします。

ストレートネックなので、薄めでヒットしても拾いやすそうなところもいいです。

スコアラインの『下から2本目』で球を拾って運ぶ感覚が、『コツン』という音のイメージと共に、強く浮かんできました。



開きやすさ
50度のウェッジなので、56度や58度ほど大きく開いて使うことは実戦ではあまり無いのですが、全く無いというわけではないですし、普通に開き気味に打っていくことはあるので、ちょっと開いて構えてみたのですが、いい感じです。

AWで開くときは私の場合、高くあげるというよりは、球の前へ進む力を少し上に逃がして球の勢いを弱くする目的があります。

特に砲台グリーンや下り斜面だと、『強い球』ではなく、『弱い球』でないと寄せられない場面は多いですが、そういったときに一番易しいのが『開く』という前準備です。

そして、そのまま進行方向に振っていけば、ボールの勢いを抑えたまま、カップに近づいていきます。

このウェッジは色々なことができそうだな・・・。と思いました。

こういった色々な駆け引きといいますか、いろいろな『技の引き出し』を出していけるのも、『小技の醍醐味』です。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトでいい感じです。

ボールの乗りもいいので、『面で運ぶ感覚』が出していけます。

食いつく感じはあまり無いですが、『乗っかり感』は抜群で、フェースコントロールがしやすいです。



スピン性能
『スピン性能』も高く、ボールがよく止まってくれました。

激スピンタイプではないですが、安定してスピンが掛かり、コントロールしやすいのが特長です。

ウェッジに高いスピン性能は欲しいけど、掛かりすぎは嫌だという方は多いと思いますし、少し足(ラン)を使いたいという方には魅力的なのではないでしょうか?

最新モデルではありますが、これまでのモデルと比べて、スピン性能が高くなっているという印象はありませんでした。

相変わらず安定しているスピン性能です。



トゥ側
球も拾いやすくて、少々薄く当たっても運んでいけるのがいいです。

グースタイプを好まれる方には馴染みづらいところがあるかもしれませんが、私はこういうタイプが昔から好きです。



バックフェース
構えやすいので、ラインも出しやすいです。

キャビティタイプと比べると、それほど寛容さはないのかもしれないですが、気難しさのない、親しみやすい性能をもっています。



距離感
距離感も出しやすくて、いい感じです。

アプローチでもいいですが、フルショットでも距離感をつかみやすいです。

構えたときのフェース面を見て打ち出しの高さをイメージし、そのイメージのまま落とし所まで、運んでいく感じです。

グリーン回りでも役に立ちそうですし、100ヤード以内でも威力を発揮してくれそうです。



操作性
『操作性』は、かなり高いです。

クセのない、いい顔をしているということもありますし、『球の乗り』がいいので、扱いやすさが格段に向上します。

『オートマ系』でなく、『マニュアルタイプ』のウェッジで、『業師』の方に対応したウェッジといえます。



試打後の感想


ヒール側
いい意味で、『あまり変わらない』といいますか、目新しさのようなものは感じませんでした。

しかし、ウェッジに求められる機能は全て凝縮されていて、実戦的といえます。

すぐにでもコースで使ってみたいクラブです。



Titleist VOKEY DESIGN SM8 WEDGE
ボーケイウェッジはロフトバリエーションが豊富ですし、ソール形状も色々なタイプがラインアップされているので、色々と試してみたいです。



Titleist VOKEY DESIGN SM8 WEDGE
特にSWやLWがどのような感じなのか、興味があります。



Titleist VOKEY DESIGN SM8 WEDGE
タイトリストのウェッジが素晴らしいのは昔からですが、今は他にも優れたウェッジメーカーがたくさんあって、かなりハイレベルな争いとなっています。

私たちユーザーとしては、どれを選んでいいか迷ってしまうという贅沢な悩みもありますが、今日久しぶりにボーケイウェッジを試打して、やはりいいな・・・。と思いましたし、改めて好きになりました。



Titleist VOKEY DESIGN SM8 WEDGE
アプローチの練習が大好きな私は、他の番手のクラブと比べると、ウェッジはかける時間や球数が多くなることも多いのですが、今回もやはりそのようになってしまいました。

途中から、完全にマイクラブのような扱いをしていました。



Titleist VOKEY DESIGN SM8 WEDGE
とても楽しくて、なかなか試打を止められなかったのですが、このウェッジのおかげで楽しい時間を過ごすことができました。


構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

コメント

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ボーケイ良いですよね!
自分はウェッジはボーケイ一筋です。
が、大分古くなったので買い換えたいと思っておりました。SM7を狙ってたのですが、もう少し我慢です。
ボーケイはいいですね!
くまごろう様。こんばんは。
golfdaisukiです。いつもありがとうございます。

ボーケイウェッジはやはりいいですね。
私も大好きですし、私の周りでも大人気です。

安定した性能の高さがあり、ソール形状の豊富さなど細かなところまで配慮されていますね。

今回試打したSM8も歴代モデル同様、とても素晴らしいと思いました。
なので、是非試していただきたいです。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。