EMILLID BAHAMA EB-99 WEDGE - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2020年03月10日
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EMILLID BAHAMA EB-99 WEDGE

                 

EMILLID BAHAMA EB-99 WEDGE
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブEMILLID BAHAMA EB-99 WEDGE です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは56度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200 です。



正面
初めて出会った、エミリッドバハマのウェッジです。

以前、アイアンを試打したことがあったのですが、ウェッジは初めてです。

ドライバーが素晴らしいので、そのイメージが強いのですが、このウェッジもいい雰囲気があります。

クラブはまず美しさや質感など、『雰囲気』が大切ですが、このウェッジはとてもいいです。



側面
シンプルでオーソドックスなウェッジです。

今はウェッジもハイテク化が進み、バックフェースなどにいろいろな工夫が見られるようになりましたが、このウェッジはとてもシンプルで美しいです。

必要最小限のものしか搭載されていなくて、あくまでも使う人の感性に委ねている感じがたまりません。

アイアンもそうですが、今は全体的に大きかったり厚みが増してボテッとした感じのウェッジがあります。

このウェッジはシャープで美しいです。

ウェッジ好き・美しいクラブ好きの私は、目尻が下がってしまいます。

打つ前から、既に魅了されてしまいました。



シンプルなフラットフェース
シンプルでフラットなバックフェースです。

物理的に易しくなるような工夫は見られません。

質感が良く、メッキの風合いなどから、ひょっとしたら『メイド・イン兵庫』かな?と思いましたが、実際のところは分かりません。

生産地でクラブの性能が決まるわけではないですが、やはりメイド・イン・ジャパンは魅力的です。

今は海外製でも日本製とそれほど値段が変わらないので、海外製を選ぶ理由がなくなりつつあります。

海外製の魅力はズバリ『価格』です。

それはゴルフクラブに限ったことではなく、他の製品にもいえます。

今は全国的にマスクが不足していますが、それはほとんどを外国製に委ねていたからだと聞きました。

日本で作れるのに日本で作らず、海外で作ったほうが安くあがるからといった理由で外国に依存していましたが、それが今回のマスク不足につながっているようです。

外国のメーカーに、もっと増産して欲しいといっても、なかなか応じてはくれないと思いますが、日本は自国で作れる技術がありますし、無理をしても私たちユーザーの為に日本のメーカーが頑張ってくれています。

今はまだ店頭には並ばないですし、私たち消費者の手元に届きません。

トイレットペーパーやティッシュペーパーなどは、お店に大量に置かれるようになりましたが、マスクはまだ品不足が続いていますし、入荷すれば、すぐに売り切れになると思います。

外国に依存することへのリスクが今回浮き彫りになったのではないでしょうか?

コストなど、いろいろな問題があると思いますが、日本で作れるものは日本で作るということが大切になってくるのではないでしょうか?

私もそうですし、おそらく多くの人が、日本製のマスクを欲しがっていると思います。

それは日本だけでなく、世界でも同じだと思います。

メイド・イン・ジャパンは『世界最高品質』です。

しかも品不足が続いても、メーカーやお店が値段をつり上げることもなく、良心的です。

私は花粉症もちなので、今の時期はマスクが欲しいのですが、今でも買えず困っています。

私は元気なので今のところは何とかもちこたえています。

しかし街を歩いてみても、マスクをしておられる方もいらっしゃいますが、しておられない方も多くいらっしゃいます。

しておられない方も本当はマスクをしたい方が多いのだと思いますが、手に入らないので我慢しておられるのではないでしょうか?

一刻も早く世界中の人々にマスクが行き渡り、有効なワクチンが開発され、この騒動が早く収束して欲しいです。

話が横に逸れて申し訳ありません。



トップライン
トップラインは適度な幅です。

今はやや厚いものが増えてきましたが、このウェッジは標準的です。



ライオンマーク
EMILLID BAHAMAのトレードマークといってもいい、このライオンの横顔のようなマークがカッコいいです。

これを見るだけで、EMILLID BAHAMAだと分かります。



ソール幅
ソール幅は標準的です。

こうして見てもトレーリングエッジが、かなり大きく削り込まれているのが分かります。

ロフトが56度なので、サンドウェッジということでいいと思うのですが、このウェッジはバンカー用というよりは、アプローチに適しているような気がします。

バンカーを苦手にしておられる方の中には、このソール形状を見て、苦手意識をもたれる方がいらっしゃるかもしれません。

バンカーに重きを置くのであれば、もっとワイドソールにして丸みを増して、砂を弾くイメージを出しやすいソール形状のほうがいいような気がします。



ソール形状
角度を変えてみても、やはりトレーリングエッジの大きな削りが目立ちます。

リーディングエッジも大きく削られているので、抜けも良さそうです。

こういった工夫は、今のアイアンやウェッジによく見られます。

すごくシンプルでベーシックなタイプですが、最新クラブの特徴を見ることができました。



ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。

ロングネックというほどではありませんが、ウェッジに欲しい長さがしっかりキープされています。

こうして見ていても、美しい後ろ姿だな・・・。と思いました。

私の目尻はどんどん垂れ下がっていきます。



ミーリングあり
フェース面には綺麗なミーリングがありました。

エミリッドバハマのウェッジは初めてなので、その傾向といいますか特徴が分からないのですが、ミーリングを採用しているメーカーなのだと分かりました。

ウェッジにミーリングを採用しているメーカーはたくさんあります。

アイアンにはミーリングを入れないけど、ウェッジにはミーリングを入れるというメーカーは多いので、やはりウェッジにミーリングを入れるのは有効なのだと思います。

指で触ってみたのですが、かなりザラザラ感がありました。

これまでの経験から、かなり食いつきが良さそうです。

すごくシンプルなウェッジですが、こういった最新の技術が取り入れられているところに好感が持てます。



EMILLID BAHAMA
スコアラインの両端(トゥ側とヒール側)には、小さな文字で『EMILLID BAHAMA』の文字がありました。

性能とは直接関係ないですが、こういった『オシャレ心』といいますか『遊び心』はとてもいいです。

控えめな大きさなので、構えても邪魔にならないような気がします。



構え感
ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。

すごくシンプルでナチュラルな感じです。

昔ながらの『男前』です。

これがエミリッドバハマウェッジの顔なのか・・・。と思いました。

ドライバーやフェアウェイウッドもいい顔でしたが、ウェッジでも、このようなオーソドックスな顔を採用してくれているので、エミリッドバハマに対する好感度がさらにあがりました。

ただ、セミグースなので、強いグースタイプを好まれる方には構えづらいところがあるかもしれません。

ウェッジで構えたときに、ただ顔がいいというだけでなく、『柔らかい球』をイメージできるかできないかが重要になってきますが、このウェッジは合格です。



開きやすさ
開いて構えやすいです。

ソールにかなり削りが入っていたので、開きやすいだろうなと思っていたのですが、その通りでした。

ロブ系のショットが易しそうですし、フワッと浮くイメージが出しやすいです。

ウェッジは開いて使うことが多いので、この開きやすさは魅力的です。

最近は開きやすいウェッジが多くなりました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。

ソフトなだけでなく『食いつき』がいいので、ボールとの『くっつき感』が長く、楽しめました。

微妙な距離感や出球の高さが求められる厳しい場面では、このようなウェッジが心強いです。

この『くっつく時間』が長いほうが、よりシビアな状況でも活躍してくれ、『攻め』と『守り』に使えます。

ドライバーだけでなく、今はアイアンでも『弾き系』が増えてきましたが、ウェッジでは不要な性能のように思います。

それは『弾く』よりも『乗っかる』『くっつく』性能のほうが求められるからではないでしょうか?

そういった意味でも、このウェッジはいい感じです。



スピン性能
『スピン性能』もかなり高く、ボールがよく止まってくれました。

食いつきがいいので、ボールが滑ることなく、しっかりとスピンを掛けてくれました。

ソールを抜いていきやすいので、フェース面とソールの両方で仕事をしてくれていて、その相乗効果でスピンの効きが高められているようです。

ベーシックタイプで見た目はハイテク感がありませんが、間違いなく高性能なウェッジです。



トゥ側
球も拾いやすく、出球のイメージも出しやすいですが、あがりやすさという点ではいえば、普通といっていいと思います。

ナチュラルなウェッジなので、あがりやすくなるような工夫は見られませんが、それがいいです。

グースがきつくないので、『刃先で拾う』イメージが出しやすいところも気に入りました。



バックフェース
『安定性』という点でも、構えやすいのでラインを出しやすくていいですが、キャビティタイプのウェッジと比べると、それほど寛容さはないので、普通といっていいように思います。

オートマチックタイプのウェッジではありません。

なので、シビアに感じる方もいらっしゃるかもしれません。

アプローチの仕方にもいろいろあって、

1.ひとつの強いイメージで、その強さを活かして自動的に寄せていくやり方。

2.色々なイメージが浮かんできて、その中からどれが一番成功率が高いか?どれが一番早くイメージに浮かんできたか?それを選択しながら寄せていくやり方。

の二種類があると思うのですが、このウェッジは後者のタイプです。

私はアプローチの練習が一番好きなのですが、その醍醐味はなんと言っても自分でイメージして、そのイメージ通りに寄せられた(あるいはそのままチップイン)ときです。

アプローチやパッティングは距離感と時間感覚(スピード感)がとても重要になってくると思うのですが、それを気付かせてくれたのが、これまで出会ってきた名器と呼べるウェッジやパターたちです。

ビギナーの頃から、たくさんのことをクラブから教わりました。

私はオートマ系よりもマニュアル系のウェッジが好きで、色々なイメージを描けるほうが好きなのですが、これまでの経験上、最初に浮かんだイメージで寄せていくのが、一番成功率が高いように思います。

これはいくらやっても、結果は変わりません。

あまり考えすぎず、感覚に任せてシンプルにいくほうが私には合っているような気がします。



距離感
構えやすいのでイメージが鮮明に浮かび、距離感が出しやすいです。

おまけに『ボールの乗っかり』がいいので、シビアに落としどころを狙っていけるのもいいです。

『食いつきを強めにして止める方法』と、『抜けの良さを活かしてフワッとした球で止める方法』の二種類、あるいはその混合タイプで止められます。

場面によって、止めるイメージは変わってきますが、このように守備範囲の広い止め性能をもったウェッジはとても頼もしく思えてきます。



操作性
『操作性』は、かなり高く、色々なショットで遊ぶことができました。

ロブ系にも適していますし、チップショットなども易しいです。

高くあげるのも得意なウェッジですが、刃先で拾っていけば低めに出していけるところも魅力的です。

ウェッジだと他のクラブよりも、さらにイメージの幅が広がりますが、このウェッジはそれに応えてくれました。



試打後の感想


ヒール側
高性能なドライバーのイメージが強いエミリッドバハマなので、ウェッジはどうかな?と思っていましたが、かなりいい出来に仕上がっていて、満足でした。

おかげで楽しい時間を過ごすことができました。



EMILLID BAHAMA EB-99 WEDGE
私はこのメーカーのクラブに出会うことが少ないですし、よく知らないので、ウェッジもあるということは今日まで知りませんでした。

自分自身の無知が恥ずかしいです。

これまでもそうですが、いいクラブを知らなさすぎのような気がします。

もっと色々なクラブに接していこうと思いました。



エミリッドバハマ EB-99 WEDGE
完全にマニュアルタイプで、技で勝負できるウェッジです。

オートマチック系を好まれる方には、合いづらいところがあるかもしれません。

それと、先ほども書きましたが、グースタイプや大顔タイプのウェッジを好まれる方にも、合いづらいかもしれません。

『タッチ』を出して寄せていくのではなく、いい意味でのアバウトさで寄せていきたい方にも合いづらいような気がします。

こういったところは好みがはっきりと分かれますが、『くっつきやすさ』『乗せやすさ』『押して止める』ことを好まれる方には、是非試していただきたいです。



エミリッドバハマ EB-99 ウェッジ
『易しさ』に対する、いわゆる『お助け機能』のようなものはあまり無いかもしれませんが、その分、使い手のイメージやフィーリングを大切にしてくれるウェッジだと思いましたし、そういうクラブは飽きが来ず長く付き合っていけます。

大手有名メーカーのクラブしか使いたくないという方には魅力的ではないかもしれませんが、逆に人とは違うクラブを使いたいという方や、知名度はそれほど高くなくでもしっかりとした性能をもったウェッジを使いたいという方には魅力的なのではないでしょうか?



エミリッドバハマ EB-99 ウェッジ
私は誰にも負けないくらいゴルフが好きで、ゴルフクラブへの興味も尽きません。

これまで数え切れないほどたくさんのゴルフクラブに出会ってきて、私なりの『嗅覚』のようなものを持ち合わせていると思うのですが、その嗅覚が一瞬で、このクラブはいいクラブだと伝えてくれました。

これはもう『直感的』なものでした。

シンプルで研ぎ澄まされたかのようなシャープなデザインで、スピン性能が高くて男前なので、今のニーズにも合っているのではないでしょうか?

ウェッジメーカーといえば、大手メーカーではタイトリストのボーケイやキャロウェイのウェッジなども人気がありますし、国内メーカーではフォーティーンの人気も高いです。

地クラブメーカーで一番に思い出すのはゾディアで、どれもレベルの高いものばかりです。

それ以外にも、いいウェッジを世に送り出しているメーカーはたくさんあります。

大手メーカーも素晴らしいですが、地クラブメーカーも魅力的なクラブが多いです。

エミリッドバハマのウェッジは今回初めてだったのですが、とてもいい印象をもったまま試打を終えることができました。

ウェッジ好きの私は、予定した時間や球数をかなりオーバーしてしまいましたが、これは仕方ありません。

試打というよりは、完全に『遊び』のような感覚で楽しんでいました。



エミリッドバハマ EB-99 ウェッジ
ドライバーやフェアウェイウッドなどもそうですし、このウェッジもすごくいいので、たくさんの方に試していただきたいです。

エミリッドバハマは全国で試打会を開催しているのか分かりませんが、もし開催していないのであれば、是非開催して欲しいです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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