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2020年02月02日
カタナ VOLTIO NINJA HYBRID IRON

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは KATANA VOLTIO NINJA HYBRID IRON の7番です。

シャフトは オリジナルシャフト です。
ロフトは25度、クラブ長さは38インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は50g、トルクは3.6、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は362g です。

個性的なカタナのアイアンです。
名前の通り、普通のアイアンというよりは、ハイブリッド的なアイアンです。
今はクラブの個性が豊富になり、ひとつのカテゴリーで収まりきれないようなタイプが増えてきました。

ハイブリッドらしい特徴が見られます。
かなりのラージサイズで、膨らみもあるので中空タイプであることが分かります。

外側から見る彫りの深さは普通ですが、ヘッド内部はかなり空洞部分が多いのではないでしょうか?

トップラインは、やや厚めですが、極端ではありません。

かなりのワイドソールですが、ハイブリッド系のアイアンとしては普通といっていいような気もします。

ネックの長さは結構ありますし、それほど太くはありません。
こういったところを見ると、アイアンらしくて好感が持てました。

フェース面にミーリングはありませんでした。
独特な光沢感があって、ハイブリッドらしいフェース面です。

VOLTIOのロゴがカッコいいグリップは手に馴染みやすくて好感が持てます。

ボールを前にして構えてみると、予想していたよりもいい感じで好感が持てました。
普通にアイアンとして構えることができます。
ヘッドは大きいですが、極端ではありません。
グースはよく利いていましたが、これだけの大きさがあると、球がつかまりきらないような気もします。
試打を開始しました

『打感』は予想していた通りでした。
中空らしい、バチンと弾く感じの打感です。
球はよくあがってくれました。
ソールを滑らせるように打つことで、ちょうど芯に当たるような感じです。

『操作性』は、まずまずです。
大顔タイプですが、球はよくつかまってくれました。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じですが、球が軽い感じがしたのが、ちょっと物足りなく感じられました。
7番アイアンとして考えると、キャリーもよく出ますし、飛びますが、ロフトで考えた番手(だいたい4番アイアン)として考えると普通かな?と思います。
巷でいわれる『飛ぶアイアン』『飛ばないアイアン』というのは、刻印を何番にするかにかかっているのではないでしょうか?
このアイアンに『4』と刻印すると、あまり飛ぶとは思えないかもしれませんが、その代わり、昔の4番アイアンにはなかったあがりやすさと寛容さがあります。
そういった意味ではクラブの進化は『飛距離』よりも『寛容さ』『あがりやすさ』のほうが進んでいるような気がします。
試打後の感想

アイアンとユーティリティ(ハイブリッド)の特徴をそれぞれ持ち合わせた、まさにハイブリッド(混血)的なクラブだな・・・。と思いました。
今はアイアンの本数が少なくなってきているような気もしますが、ウッド系よりもアイアンのほうが好きだというベテランゴルファーの方にはマッチしやすいのではないでしょうか?
☆
構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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