イオンスポーツ TW wedge - ゴルフクラブ試打日記



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2019年12月14日
  

イオンスポーツ TW wedge

                 


イオンスポーツ TW wedge
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブイオンスポーツ TW wedge の58度 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35.25インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは元調子、クラブ総重量は470g です。



正面
久しぶりに出会った、イオンスポーツのウェッジです。

以前TW15というウェッジを試打したことがあるのですが、とてもいい印象が残っています。

この新しいウェッジも、その流れをくんでいるようです。



側面
オーソドックスで、本格派な感じのウェッジです。

今は『イージー系』のウェッジもたくさん見られますが、このウェッジはそういうタイプとは異なります。

適度な厚みがあって、重厚感を醸し出しています。



TW
トゥ側のTWの刻印が目立っています。

TWというと、私はタイガー・ウッズ選手やホンマのツアーワールドを連想するのですが、このウェッジはTOUR WEDGEと刻印されているので、すぐに違うことが分かりました。

契約プロが使っているモデルなのでしょうか?



ヒール側のウェイト
ヒール側に2つあるウェイトがよく目立っています。

前に試打したモデルは等間隔に配置されていましたが、このウェッジはヒール側に寄っています。

全体的に配置されているのもいいですが、ヒール側に寄っていたほうが私は好感が持てます。

今はやっていませんが、このようなウェイトが組み込まれなかった時代、私はヒール側にたくさんの鉛を重ねて貼っていたことがありました。

自分なりに色々な位置に貼って試してみたところ、ヒール側に厚めに貼ったのが、一番スピンが利きました。

なので、このウェッジの配置はとてもいいと思います。

専用の工具を使えば、簡単に取り外せそうです。

すぐ側に『GIGA FORGED』と刻印されていたので、GIGA特有の特別な鍛造がされているのかもしれません。



トゥ側にウェイトのようなもの
トゥ側にはビスのようなものがありました。

どういう意味があるのか尋ねたところ、ウェイトを替えるためのものなのだそうです。

ウェイトを交換できるタイプなのだということが分かりました。

このようなシステムはドライバーなどでは、すっかりお馴染みになりましたが、ウェッジにも見られるようになってきましたし、近いうちにアイアンにも採用され始めるのではないでしょうか?

しかし、バランスなども大切ですし、もっといえばライ角が合っていないと方向性が出しにくいので、そういったことを自分で替えられるような時代も来るかもしれません。

クラブの進化は止まりません。



テーパーなトップライン
イオンスポーツ TW ウェッジ
このテーパーなトップラインはお馴染みになりました。

多くのメーカーで採用されていますが、このイオンスポーツのウェッジはそれがかなり極端に見えます。

しかし、クラブの外観を壊していません。

エッジが利いていて、シャープな感じがします。



フラットタイプ
フラットタイプのバックフェースです。

今はキャビティタイプも見られるようになってきましたが、やはり、このようなフラットバック構造が基本だと思います。

しかし、キャビティ構造でないと嫌だ・・・。という方もいらっしゃると思いますし、クラブの好みは多様化してきました。

私がビギナーの頃は、お店にあるクラブを選ぶしか選択肢が無かったのですが、今は最初から自分好みのクラブを選べるような時代になりました。

今はハイレベルなクラブが溢れている、贅沢な時代です。



トップライン
トップラインは、やや厚めではありますが、ボテッとしたところはなく、いい雰囲気があります。

トゥからヒールにかけて同じ厚みではなく、トゥのほうが少し厚くなっています。

これにも絶妙な重量配分がされているのでしょうか?



ソール幅
ソール幅はワイドですが、広さというよりも、その独特なソール形状に目が行きました。

色々なウェッジを試打してきましたが、かなり珍しいです。

しかしネック側がキュッと絞り込まれているので、いい顔をしているだろうな・・・。と思いました。

トゥからヒールにかけてテーパーになっているウェッジもありますが、今はこのようにストレートに近いタイプも多くなってきています。

こうして見ても、何といいますかメカニカルな印象をもちました。

ちょっと変わっているな・・・。と思ったのですが、軟鉄の質感が何ともいえない、いい雰囲気を醸し出していて、目を細めながら見ていました。



独特なソール形状

独特なソール形状
二分割されたようなソール形状で、特にトレーリングエッジ側の削りが目立っていました。

開いたときの抜けにこだわっているのでしょうか?

今のウェッジは、ソールのバリエーションが多様化してきました。

アプローチが苦手だという方は、ウェッジのソールがひょっとしたら合っていないことも考えられますし、ウェッジを替えることによって、アプローチの精度が高まってくることもあるので、軽視できない部分です。



ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。

ウェッジには適した長さといいますか、安心できる長さです。

これくらいの長さがあれば、しっかりとスピンが利いてくれるだろうな・・・。と、経験上思います。

ショートタイプのウェッジもありますが、私はやや親しみづらい感じがします。

こうして見ても、ほぼストレートタイプで、太すぎず、『首長(くびなが)美人』タイプだな・・・。と思いながら見ていました。

ますます、このウェッジに対する興味が湧きました。



スコアラインと平行なミーリング
フェース面にはミーリングがありました。

スコアラインと平行に刻まれているものと、円を描くような細かいものの2種類があります。

『ハイブリッドミーリング』といっていいでしょうか?

このミーリングもメーカーによって色々なタイプがあるので、どれが一番なのかは分かりませんが、興味深いところでもあります。

フェース面を指で触ってみると、かなりザラザラ感がありました。



構え感
すごくいい顔をしていて構えやすいです。

オーソドックスな美顔です。

フェース面やソールなど、色々なところに工夫が見られますが、『構えやすさ』は崩れていません。

『和の顔』といったらいいでしょうか?

優しい感じの親しみやすい印象をもたせてくれます。

ストレートタイプなので、グースタイプを好まれる方には構えづらいところがあるかもしれません。



開きやすさ
フェースを開いて構えてみたのですが、邪魔するところがなく、とても開きやすいです。

基本、開いて使うことが多いウェッジは、この『開きやすさ』が重要なポイントになってきますが、このウェッジはかなりいい感じです。

こうして構えていても、ミーリングは殆ど気になりません。

スコアラインが丁寧に刻まれていて美しいな・・・。と思いました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトでありながら、食いつき感が強烈でした。

かなりの『摩擦係数』があるように感じられます。

フェース面にあるミーリングがよく効いているのは間違いありません。

ソフトなタッチと強烈な食いつき感を同時に味わえるウェッジです。



スピン性能
『スピン性能』は、かなり高いです。

激スピンタイプのウェッジです。

ボールをヤスリで削るかのようにバックスピンが掛かる感じ・・・。といったらいいでしょうか?

結構強めに打ち出していって、急ブレーキを掛けて止めるイメージが欲しい方には、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

今はウェッジのスピン性能が高くなってきましたが、このウェッジはその中でも、ハイレベルなのは間違いありません。

角溝が禁止されても、メーカーの努力によって、変わらないスピンを簡単に手に入れられるようになってきました。



バックフェース
『安定性』という点では、普通といっていいと思います。

構えやすいのでラインも出しやすくブレる感じはしませんが、キャビティタイプのような寛容さとはまたちょっと違うような気もします。

『易しすぎない』ので、そこがまたいいところといえるのではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点でも、好感が持てました。

球を拾いやすく、出球のイメージが合いやすいです。

適度に重量があるので、その重さを利用して(ヘッドを落とすようにして)、自然と球が浮いてくれる感じ・・・。といったらいいでしょうか?

このバランスが絶妙です。

軽量タイプだと、なかなかこのような感覚は味わえません。



操作性
『操作性』は高く、色々な球で遊ぶことができました。

『乗りの良さ』で楽しめるウェッジといったらいいでしょうか?

ロブ系のショットもすごくイージーです。

ソールの削りが威力を発揮しているのは間違いありません。

フェースの開き具合も、いろいろと微調整できました。



距離感
構えやすくて、出球の高さが合いやすいので、距離感もすぐに合いました。

落としたいところに一点集中できるタイプです。

打つ前は、かなりメカニカルなデザインで、少し冷たい印象があったのですが、実際に打ってみると、とても温かいといいますか、こちらの思いをしっかりと受け止めてくれるウェッジだな・・・。と思いました。

オートマチックタイプではなく、マニュアルタイプだからこそ出せる、『微妙な距離感』といったらいいでしょうか?

中途半端な距離でも、このウェッジのもつ『イメージの出しやすさ』で克服していけそうです。



試打後の感想


ヒール側
以前試打したTW15も好感が持てましたが、このTW wedgeのほうが、いい印象をもちました。

実際に打ち比べてみないと詳しいことは分からないのですが、開きやすさや、スピンの強さがバージョンアップしているような気がします。



EON SPORTS TW wedge
ボールへの食いつき感が強烈なので、ボールがよく止まりました。

自然に止まるというよりは、半ば強制的に止めさせられる・・・。といったほうが近いかもしれません。

着地後、よく止まるボールを見て、そう思いました。



イオンスポーツ TW ウェッジ
フェース面がよく仕事をしてくれているウェッジですが、フェース面だけでなく、ソールやヘッドに組み込まれているウェイトも、いい仕事をしていて、それぞれが強調し合っているように感じられます。

かなりスピン性能が高いですが、人によってはスピンが掛かりすぎて距離感が合いづらい・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。

それくらい、このウェッジのハイスピン性能は優れています。



イオンスポーツ TW ウェッジ
昔からあるので『普通』ですが、今のウェッジは軽量タイプも増えてきているので、そういった意味では、やや重量があるほうだといえるのかもしれません。

このウェッジが重すぎるという方には、もっと軽いシャフトを挿してバランス調整すれば振りやすくなるのではないでしょうか?

スピン性能は高いですが、いわゆる『易しさ(寛容さ)』を目指して開発されたウェッジではないので、ビギナーから上級者まで幅広く使えるウェッジとはいえないかもしれません。

また、先ほども描きましたが、グースタイプを好まれる方にも合いづらいところがあるように思います。



イオンスポーツ TW ウェッジ
イオンスポーツのクラブはドライバーやフェアウェイウッドのイメージが強いですが、このウェッジはすごく気に入りました。

全体的な質感が良くて見た目が美しいというのもいいです。

パッと目にして、思わず手に取ってしまいました。

高いポテンシャルを持っているので、多くの方に試していただきたいウェッジです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆☆

                         
        
                         

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