Post
≪Waoww RV-555 ブラックモンスター ドライバー | HOME | イオンスポーツ GIGA HS797 アディショナルドライバー≫
2019年12月01日
PR
カタナ VOLTIO NINJA α IRON SILVER

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは KATANA VOLTIO NINJA α IRON SILVER の7番です。

シャフトは FUJIKURA Speeder 462 EVOLUTION です。
ロフトは28度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は49g、トルクは4.0、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は368g です。

ゴールドが目立つ、カタナらしいニューアイアンです。
このアイアンを一目見て、思わず手に取ってしまいました。
見た目のインパクト大です。

空洞部分が、かなり多いポケキャビです。
ポケキャビにも色々なタイプがありますが、このアイアンは『最大級』といっていいような気がします。
マッスルバックと比べると、素材の使用比率が少ないようにも見えます。

バックフェースにはVOLTiOのロゴの入ったアクセサリーがあります。
これはおそらく、ウェイトではなく、単なるアクセサリーだと思います。

こうして見ても、かなり彫りが深いのが分かります。
これを『易しさ』と捉えるか、『素材が足りない』と捉えるか、人によって様々だと思いますが、私は後者のほうです。

トップラインは少し厚いですが、問題ない範囲です。

ソール幅はワイドですが、極端ではありません。
以前、カタナのアイアンで、もっとワイドなものを試打したことがあります。

ソールに異材が組み込まれているのが分かりました。
おそらくタングステンではないでしょうか?

ネックの長さは標準的です。

フェース面にミーリングはありませんでした。
『メッキ感』が強く残るフェース面です。

かなり軽量なアイアンですが、これは想定済みです。
カタナらしい特徴といえるかもしれません。

装着されているグリップは、いい感じです。
先日試打したドライバーと同じタイプだと思います。

ボールを前にして構えた感じは、まずまず・・・。でした。
好みの構え感ではないですが、苦手意識が芽生えることはありませんでした。
淡々といった感じで構えていました。
試打を開始しました。

『打感』は、大いに不満です。
硬くて、少し手(特に指)に衝撃が残ってしまいました。

球はあがりやすくて、イージーなタイプです。
タフさとは無縁のアイアンといっていいかもしれません。

安定性は高く、オートマチックタイプのアイアンです。
このアイアンのもつ寛容さは大きな魅力といえます。
打点のブレには、相当強い性質をもっています。

『操作性』という点では、やや難しく感じられました。
左右に曲げることはできましたが、かなり軽量なアイアンなので、なかなか上手く意思が伝わらなかったような気がします。
操作するという考えがもてなかったというのもあるのかもしれません。
オートマ性のほうが勝っていました。

『飛距離性能』という点では、易しくてよく飛びますが、今の軽量タイプのアイアンとしては、標準的といったところでしょうか?
この『番手感覚』を失わせる飛びにも慣れてきました。
弾道が高く、キャリーが稼げますが、球質が少し軽いといいますか、風の計算をしっかりしないと流されそうです。
今日は時々、練習場で横風が強く吹くときがあったのですが、それにもっていかれる感じがありました。

打感に不満がありましたが、全体的にとてもイージーな性格をしていて、ゴールドを基調とした美しいデザインが印象的でした。
コメント