テーラーメイド バーナー スーパーファスト ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2010年02月21日
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テーラーメイド バーナー スーパーファスト ドライバー

                 
テーラーメイド バーナー スーパーファスト ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド バーナー スーパーファスト ドライバー です。



BURNER SUPERFAST FUBUKI 50
シャフトは 三菱レイヨン BURNER SUPERFAST FUBUKI 50 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは46.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は51g、トルクは5.0、バランスはD5.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は285gです。


今日、私はホームコース月例に出場し、クラブハウスのロビーにあるTVで『ホンダPTT LPGA』を観ていました。


そして宮里藍選手が見事逆転勝利し、LPGA2勝目を挙げました。


私は今日早めにホールアウトしたので、ファイナルラウンドの殆どをTVで観ていたのですが、終始素晴らしいプレーの連続でした。


粘り強いプレーが光った試合だったと思います。


特に最終18番ホールのチップインバーディはとても凄いと思いました。


打つ前から雰囲気はありましたが、それを決めるところがとても素晴らしいと思います。


あれが無ければプレーオフにもつれ込んでいました。


開幕戦に勝利したことですし、今年はLPGAの賞金女王を目指して欲しいと思います。


もし達成されれば、岡本綾子選手以来の快挙ということになります。


これからもどんどん活躍して欲しいです。



BURNER SUPERFAST
ところで、このクラブはテーラーメイドの新しいドライバーです。


つい先日『R9シリーズ』の最新モデルを試打したばかりですが、今度は『バーナーシリーズ』の最新モデルです。


これまでとは全く違ったデザインになっていると思いました。


『バーナー』=『赤』というイメージがあり、ヘッドのどこかに赤い色が見えていたのですが、今回のモデルにはそれが殆ど見えません。


私は全く新しいシリーズのドライバーだと思っていたのですが、『BURNER』の文字がきちんと記されているので、少し驚いていました。



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ソールの部分に何やら段が出来ています。


私はこれを見て、『棚田』の美しい風景を思い出しました。


すごく変わったデザインだと思いましたが、テーラーメイドのことだし、単なるデザイン上のことだけではないと思っていたので店員さんに聞いてみると、『空気力学』に基づいたデザインになっているのだそうです。


こうすることによって、空気抵抗が減り、ヘッドスピードが落ちるのを防いでくれるのでしょうか?


このような『空気抵抗』についてのヘッドの形状についての研究は昔からされていましたし、私はすぐにヨネックスの『エアロナ300』というドライバーを思い出します。


ものすごく飛距離の稼げるドライバーでした。



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クラウン部分に細かい『六角形』の模様がたくさん付いています。


これも何かの性能アップにつながっているのでしょうか?


かなり珍しい感じがしましたが、これもきっと何かの理由があるのだろう・・・。と思っていました。



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『R9』と違って、このドライバーは『FCTシステム』が搭載されていないようです。


全てのドライバーに、この便利なシステムが搭載されるのではないようです。


素晴らしいシステムなのだから、もっとたくさんのクラブに搭載されると、より便利な気もするのですが、一概にそうともいえないのかもしれません。


おそらくメーカー側も、こういったことを考えたと思いますし、やはりブランド(この場合は『R9』と『バーナー』)によって『差別化』を図っているのでしょうか?


テーラーメイドといえば、すっかり『三角形ヘッド』が浸透しましたし、それは主に構えたときに感じるものですが、このドライバーはこの角度から見ても立派な『三角形ヘッド』なのだと思いました。


このような形状のクラブはずいぶんと見慣れた感じもします。


初めて見たときは驚きましたし、どのような性能なのか見当も付きませんでしたが、いまでは大体把握できているような気がします。


これまで出会ってきた、このような形状のドライバーはどれも敷居が低く、親しみやすいものばかりでした。


前のモデルのバーナーも、いい印象が残っているので、今年のバーナーにも期待できそうな気がしました。



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ボールを前にして構えてみると、その『三角形』が、さらに強くなっている感じがしました。


ヘッドに『フィン(ヒレ)』のようなものが付いていて、こうして構えてみても、それがよく目立ちます。


『フィン』が付いているから、構えづらいとは思いませんでしたが、かなり奇妙な印象を持ちました。


前のモデルと似た形状だと思いますが、さらに『極端化』したような気がします。


今度機会があれば、前のモデルと比べてみたいと思いました。


私はどちらかというと、先日試打した R9 SUPERTRI のほうが、同じ三角形でも構えやすい感じがしましたが、このドライバーもそれほど苦手意識を感じることなく構えることができました。



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素振りをしてみると、それほど違和感なく振っていくことができました。


この『FUBUKI』というシャフトとは初対面なのですが、それほど違和感なく振ることができました。


『S』というフレックスの割にはよくしなってくれる感じがしましたが、タイミングはそこそこ合わせやすい感じがしました。


この形状ばかりに気を取られていたせいか、それほど『長さ』を感じることはありませんでした。


長尺独特の『振りづらさ』は殆ど感じませんでした。


『飛距離追求』とか『安定性追求』といったものを求めているのだと思いますが、私は『振り抜きやすさ』を最重要視しているのではないかな・・・?と思いました。


『粘り系』というよりは、どちらかというと『走り系』といえるシャフトなのかもしれません。


それほど遅れてくる感じではないので、意外と早くタイミングを合わせやすい・・・。と感じました。




試打を開始しました。

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『球のあがりやすさ』という点では、予想通りの感じでした。


よく上げてくれます。


上がりにくい感じは全くしません。


なかなかの『ディープフェース』だと思うのですが、後方はかなりの『シャローバック』になっています。


この差がかなり大きいです。


『シャローフェース』よりは『ディープフェース』の方が、安心して叩いていきやすいので、こういったところには好感を持てます。


『ディープフェース』&『ディープバック』のような、昔からの『ディープヘッド』は、サイドスピンも掛かりやすくなり、かなり敷居も高くなりますし、ある程度の練習量が必要とされますが、このような形状にはそのような難しさは殆ど感じられません。


『叩きやすさ』と『あがりやすさ』が上手く共存できているような気がします。


この角度から見ても、かなり変わった形状をしています。


何となくですが、『黒船』とか『ダースベーダーの甲冑』を連想しました。



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『打感』も、なかなかいい感じです。


これは前のモデルの『バーナー』とイメージがダブるところがありました。


打っていても、全く不快に感じるところがありませんでしたし、このような打感ならば手首なども痛めないと思いました。


多少打点がブレても、それをあまり感じさせない大らかさがあるような気がします。



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『音』にも、好感をもつことができました。


練習に集中できます。


その打球音によって、弾道の『勢い』や『方向性』がイメージしやすくなると思うのですが、今日はこの音を聞いただけで、ボールの飛んだ方向や高さ、力強さなどがイメージしやすい感じがしました。


こういったドライバーで練習していると、私の悪い癖である『ヘッドアップ』を矯正できるな・・・。などと考えていました。



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『安定性』は、かなり高いです。


おそらく前の『バーナー』よりも進化しているのではないでしょうか?


前のモデルも、かなり直進性が強く曲がりにくいイメージがありましたが、このドライバーはさらにその上をいっているような気がします。


このヘッドも高性能ですが、『FUBUKI』というシャフトも、かなり性能が高いようです。


『S』という割には、やや『ソフト目』な感じのシャフトだと思いますし、全くタフな感じはしません。


ある意味、『オールマイティ』といいますか、かなり幅広い層に受け入れられるようなシャフトだと思います。


思っていた以上にヘッドがブレにくく、私のバラバラなスイングでも『ミート率』を落とすことなく、打点をまとめていくことが出来ました。


それが、この『弾道のまとめやすさ』に、つながっているような気がします。


こういったヘッドですし、『スイートエリア』が広いのは当たり前のことなのだと思いますが、ヘッドとシャフトの相性が良くないと、お互いの性能が上手く引き出せません。


そういった意味では、このヘッドとシャフトの相性はとても良いと思いました。


先日試打した『R9 SUPERTRI』も、かなりの『イージードライバー』だと思いましたが、この『バーナー スーパーファスト』は、明らかにその上をいっているような気がします。



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『操作性』という点では、それほど多くのものは期待できないのかもしれません。


何しろ、ボールがなかなか曲がりません。


打ち出した方向に、そのまま最後まで進んでいく感じです。


『トライアングルヘッド』は、『直線』をイメージしやすいドライバーだと私は思うのですが、今日はそういったイメージのままボールを打っていきました。


左右に曲げようと一応は試みて、何とか曲げることも出来たのですが、なかなか思うようにはいきませんでした。


こちらのイメージに敏感に反応してくれる感じはしなかったのですが、やはりこの『直進性』は、それ以上に大きな武器になってくれるような気がします。


細かいことは気にせず、フェアウェイセンターを狙って、大きく振り抜く・・・・。


そんな感じが一番いいのではないでしょうか?



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『飛距離性能』という点でも、きっと多くの方が恩恵を受けられると思います。


よく飛びますし、ボールが曲がりにくいので、それも大きな魅力だと思います。


ロフトが『9.5度』ですし、シャフトが『S』ではありますが、かなり敷居の低さを持っているような気がします。


キャリーも充分稼げると思いますし、日頃『キャリー不足』に悩んでおられる方にもとてもいいのではないでしょうか?


思っていたよりも、『吹き上がり感』は感じませんでした。


安定感が高いので、『一発の飛び』というよりも『安定した飛び』が目指せるドライバーだと思いますし、『最高飛距離』を伸ばすというよりは、これまでの『最低飛距離』を伸ばしていけるドライバーなのかな・・・?と思いました。


『底辺のレベルアップ』が出来る感じでしょうか?


最高の状態を維持しつつ、最低なところをうまくレベルアップできる・・・。といったところでしょうか?


『ミスショット』を、かなり減らしていけるような気がします。



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見た目は、かなり変わった感じもしていましたが、基本的な性能はとても高いドライバーだと思いますし、さすがはテーラーメイドだと思いました。


ソール部分の『棚田』のような形状が、どれだけ『空気力学』に基づいた性能アップにつながっているのかは解りませんでしたが、全体的に見て、とてもハイレベルなドライバーだと思いました。


今日は、30球程試打したのですが、最初から最後まで全く難しいとは思いませんでした。


とても打ちやすさが全面に感じられるドライバーだと思います。


構えたときに少しビックリしてしまいましたが、これは前のモデルから引き継がれているところなので、それほど強い違和感は感じませんでした。


私はどちらかというと、先日試打した『R9 SUPERTRI』のほうが、いい感じがしましたが、このドライバーも機会があればコースで試してみたい・・・・。と思いました。


『R9 SUPERTRI』同様、価格設定も、かなりリーズナブルに抑えられているところにやはり大きな魅力を感じます。


高価なクラブを買うと、それ以降ラウンド回数を減らしたりして、どこかに『歪み(ひずみ)』が出てしまいますが、このような価格設定だと、何とかやっていけそうな気がします。


かなりコストパフォーマンスが高いドライバーだと思います。


『コストパフォーマンスの高さ』という点では、私はいつも『マグレガー』のクラブを真っ先に思い出すのですが、これからは『テーラーメイド』もすぐに思い出すような気がします。


それくらい、今回の『バーナー スーパーファスト』と、一昨日の『R9 SUPERTRI』は印象が強いです。


一年に一回しかニュークラブを発表しないメーカーも多い中、テーラーメイドはきっと今年も数回に分けてニュークラブを発表してくれるだろうと思います。


これからもテーラーメイドには、基本性能の高さなどは勿論ですが、『コストパフォーマンスの高さ』といった点に大いに期待したいです。


そして出来れば、今度は『丸型』の美しいヘッドを見たいと思いました。


『V721』や『V10』のような美しさを兼ね備えているクラブも復活してくれたら嬉しいです。

                         
        

                         

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