Post
≪キャロウェイ X FORGED STAR アイアン | HOME | 「ありがとう」という言葉≫
2019年09月30日
PR
ホンマ TOUR WORLD TW-W ウェッジ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは HONMA TOUR WORLD TW-W ウェッジ の61度 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは61度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。

ホンマのカッコいいウェッジです。
このウェッジは以前試打したことがあるのですが、今日は61度を手にすることができたので、迷わず試打することにしました。

シャープでありながら、軟鉄の柔らかさを感じさせます。

ソールにある、この凹みもおなじみです。
どういった効果が期待できるのでしょうか?

以前試打した57度モデル同様、ワイドソールタイプです。
トゥからヒールにかけて、テーパーになっているのではなく、ストレートタイプです。
ソールの広さも目立ちますが、丸っこい形状が印象的です。
高速感のあるソールだな・・・。と思いました。
どういうことかといいますと、ソールにも『高速感』『中速感』『低速感』の3つがあるということです。
それはあくまでも感覚的なことなのですが、『ソールの滑り具合や抜け具合』のスピード感のイメージです。
このウェッジを以前試打したこともありますし、この丸っこさを見てるだけで、素早く抜けてくれそうな感じがします。

こうして見ても、かなり丸っこいのが分かります。
今はソール形状が多様化してきました。
ウェッジは顔とソールで選ぶ時代に入ってきたのかもしれません。
昔は使いながらソールをグラインダーで削っていたりしましたが、今は多様化してきたので、最初から自分に合ったものをチョイスすることができるようになりました。

ネックの長さは適度にあります。
これは57度と、変わらないように見えます。

ホーゼルには『MADE IN JAPAN SAKATA』の文字があります。
ホンマのクラブには、必ずといていいほど見られます。
日本製というだけでなく、ホンマの酒田工場で自社生産しているということは大きな強みではないでしょうか?
今は多くのメーカーがOEMを採用していますが、ホンマを含め数社だけが自社生産を続けています。
本当の意味でのメーカー、つまり『リアルメーカー』といえるでしょうか?
こういったリアルメーカーはエンドユーザーである私たちの細かな注文にも応えてくれることが多いです。

フェース面には細かなミーリングがありました。

装着されているグリップにも、ホンマのロゴがあります。

オーソドックスな顔つきをしていて、とても構えやすいです。

フェースを開いて構えやすいのも、大きな特長です。
ロフトが61度ということで、ロブウェッジという認識でいいと思うのですが、ロブショットは基本開いて使うので、開きやすさは絶対に外せないところです。
このウェッジはそれがすごくいいです。
ロブウェッジは『真上に飛び出すイメージ』が欲しいのですが、このウェッジはそれがありました。
ヒールから入れてトゥへと、スーッと抜いていくイメージが出せました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトでとても良いです。
ソフトですが、球の重さをはっきりと感じ取ることができました。
いわゆる『ノー感なロブ』にはなりにくい、グッドフィーリングです。

球を拾いやすく、出球の高さもしっかり出せます。
スクエアに構えて普通のショットもいいですが、やはりこれだけロフトが寝ているクラブだと、開いて使うのが普通のような気がします。

スピン性能は高く、ボールがよく止まってくれました。
ロブ系のショットは『球の重さ』で止めたいときもありますし、それでいながらフワッと軽いタッチで寄せたくなります。
矛盾しているようなところがありますが、デリケートなショットになるので、いろいろな要素が絡み合います。
このウェッジはそれがとても易しく感じられました。

『安定性』は普通といったところで、特に変わったところは感じませんが、いい意味でのスタンダード感がありました。

構えやすいですし、打感がいいので、距離感が自然と合ってきます。
スコアメイクをする上で、『飛ばすショット』よりも『飛ばさないショット』のほうが重要性が増しますが、このウェッジは上に逃がして飛ばさないように球を運んでいけるので、とても安心できます。
微妙な距離感が出しやすいです。

『操作性』は高く、いろいろな球で遊ぶことができましたが、今日はほぼロブでずっと遊びました。
ソールが上手く滑ってくれるので、刺さったり突っかかったりといったミスは、かなり減るような気がします。
一番難しいとされるベアグランドでも対応してくれそうです。

ルールでは14本以内という本数制限があるので、ロブウェッジを抜かざるを得ないことが多いですが、最近ラウンドしていて、ロブウェッジの重要性が増してきているように思います。
もちろん、グリーンの状態やピンの位置によるところも大きいのですが、ロブを多用せざるを得ない場面が多くなりました。

そんなときでも、このウェッジならばきっと上手く対応してくれるだろうな・・・。と思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント