ヤマハ RMX 020 アイアン - ゴルフクラブ試打日記

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2019年08月27日
  

ヤマハ RMX 020 アイアン

                 
ヤマハ RMX 020 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ヤマハ RMX 020 アイアン の7番です。



DynamicGold TOUR ISSUE
シャフトは DynamicGold TOUR ISSUE です。

ロフトは34度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は129g、バランスはD2、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は441gです。



正面
久しぶりに出会った、ヤマハの軟鉄アイアンです。


昨年は出会うことができなかったので、物足りなさが残りました。


おそらく、かなりの時間をかけて、目の覚めるようなニューモデルを開発しているのだろう・・・。と期待しながら待っていました。


秋にはニューモデルに出会えるかな・・・。と思っていましたが、まさか8月に出会えるとは思っていませんでした。



020
トゥ側には『020』の文字がありました。


これは2020年モデルということでしょうか?



東京オリンピック
2020年といえば東京オリンピックが開催されますし、東京オリンピックモデルのゴルククラブが発売されてもいいのではないでしょうか?


前回は1964年で、56年ぶりということもありますし、そうする価値は充分あると思います。


数量限定で、ビンテージモデルになるかもしれないですし、発売を計画しているメーカーもあるのではないでしょうか?


前回の東京オリンピックは10月に開催されましたが、来年の東京オリンピックは例年通り7月開幕と決まっています。


今更日程を動かすことはできないと思いますが、もっと涼しくてコンディションのいい時期に開催できないのかと、いつも思います。


真夏の日本の暑さは尋常ではありません。


特にマラソンや競歩など、炎天下の中で行われる競技は大変です。


涼しい早朝に時間をずらしてスタートするということだそうですが、何とか無事に全ての競技が開催され終了できることを祈ります。



側面
ヤマハの軟鉄アイアンらしい、オーソドックスな形状で、大きさも標準的です。


バックフェースのデザインは少し変えてきていますが、全体的に見ても大きな変化は見られません。



彫りの深さ
彫りの深さは標準的です。


深くもなく、浅くもないので、『ノーマルキャビティ』といっていいように思います。


ポケットタイプではないですし、アンダーカットも見られません。



トップライン
トップラインの厚さも標準的です。


この厚さは、これまでのモデルと共通しているように見えます。



ソール幅
ソール幅も標準的ですが、今はワイド化が進んでいるので、そういうことでいうと、やや狭い部類に入ります。


トゥ側が広くなっている、いわゆる『テーパーソール』ではなく、ストレートに近いタイプです。


ワイドソールを好まれる方は、このソール幅はあまり親近感が湧かないかもしれません。


こうして見ても、ソールが平らではなく、丸みを帯びているのが分かります。



ソール形状
角度を変えてみても、リーディングエッジとトレーリングエッジが小さく削られているのが分かります。


抜けの良さにもこだわっているようです。


メーカーによっては、ここの部分がかなり大きく削られていることもありますが、ヤマハは控えめといいますか、これくらいがちょうどいいような気がします。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、見慣れた長さです。


この角度から見ても、やはり美しいな・・・。と思いました。


『凜としている』といったらいいでしょうか?


背筋を伸ばして、きちんと立っているように見えます。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』と刻印されています。


ヤマハのフォージドということで、胸がときめくのは私だけでしょうか?


ヤマハアイアンのグッドフィーリングをたくさん経験している私はテンションが一気にあがりました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ヤマハのアイアンはミーリングのイメージが未だに強いですが、数年前から採用されていないようです。


もうミーリングはしないのでしょうか?


スリクソンなど、他のメーカーでは採用しているところもまだまだあるので、効果があるのであれば、また新たなミーリングを研究して欲しいです。



振り感
素振りをしても、いい感じです。


タイミングが取りやすいので、安心感があります。


『大暴れ』しない安心感といったらいいでしょうか?


適度な重量ではありますが、今はもっと軽いものが多くなってきているので、重いほうに入るのは間違いありません。


人によって好みが分かれるところだと思いますが、私はこれくらいの重さが好きです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、なかなかいい感じです。


ツアーベルベットを期待していたのですが、違いました。


しかし、このグリップにも特に不満はありません。


適度にグリップ力があり、滑りにくくなっています。


グリップの場所によって、『パターン』が違うのも特徴的です。



構え感
ボールを前にして構えてみると、かなり好感が持てました。


ヤマハ顔の男前です。


ストレートネックで、逃がすイメージが出しやすいのも、ヤマハフォージドアイアンの特徴です。


ヤマハアイアンには、この顔の良さと絶妙な打感の良さがあるので、一度使うとなかなか変えられません。


今はどちらかというと『つかまえ顔』のアイアンが多いような気がするのですが、このような『逃がし顔』のアイアンだと、私たちフッカーは安心できます。


大顔タイプではないですし、つかまえるイメージが欲しい方には、合いづらいところがあるかもしれません。


また、グースタイプを好まれる方にも、そしてセミグースタイプを好まれる方にも、この『ストレート顔』は、ちょっと構えづらいところがあるような気もします。


しかし、私は大好きな構え感なので、いいイメージが湧いてきましたし、リラックスできました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


期待通りのグッドフィーリングです。


『球当たりの柔らかさ』といったらいいでしょうか?


独特のマイルド感が味わえます。


ヤマハのアイアンには、これまでもたくさん打感を楽しませてもらいましたが、このニューモデルも、その期待に応えてくれました。


球を打ちながら、ちょうどいい『振動数』だな・・・。と感じていました。


どういうことかといいますと、インパクトしたときのフェースの振動がちょうど感じで、ボールに力が伝わり、また反対方向というべき、私の手にも、その微妙な振動が伝わってくるという感じです。


『振動数』というと、普段はシャフトの硬さを示す値をいいますが、このアイアンを試打しながら、『フェースの振動』をイメージしていました。


波立っていない静かな池の水面に石を投げ入れて、その波紋が広がるような感じ・・・。といったらいいでしょうか?


それくらい心地良いといいますか、穏やかなフィーリングを全体で感じさせてくれるアイアンです。


見るからに柔らかそうな感じが伝わってくるアイアンですが、実際に打ってみても、その通りでした。


一球打つ度に私のテンションはどんどんあがっていきます。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通といった感じがしますが、今のアイアンの中ではタフなほうかもしれません。


今のアイアンの多くが、様々な工夫によって自然に球があがるように工夫されていますが、このアイアンにはそういった工夫は感じられませんでした。


全ては自分のヘッドスピードと適正な入射角であげていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?


誰にでもあがりやすいタイプではないですし、ヒッター向けなのは明らかですが、ナチュラルな打ち出しで、『7番アイアンらしい』打ち出しの高さと弾道を打たせてくれるアイアンです。


7番アイアンからは、グリーンを横(手前)からではなく、『真上から攻めるイメージ』が欲しいのですが、このアイアンはその条件にピッタリと合致していました。



バックフェース
『安定性』という点では普通といいますか、標準的な印象をもちました。


キャビティらしい寛容なところもありましたし、気難しいタイプだとは思いませんでしたが、『易しさ機能』といいますか、易しさを最優先して作られていないので、ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし昔から、こういうタイプのアイアンはたくさんありますし、特別変わったとか珍しい感じはしません。


よくあるアイアンのひとつといったところでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は標準的で、特別よく飛ぶというタイプではありません。


最新モデルではありますが、だからといってその全てが飛距離にこだわって作られていないというのが面白いといいますか、クラブ開発の奥深さのような気がします。


ユーザーによってニーズが分かれるからだと思います。


『距離』ということにおいて、『飛ばす』ということよりも『正確に刻む』ということを重視しておられる方に使って頂きたいアイアンです。


なので、アイアンにも飛びを求めておられる方には、あまり適さないかもしれません。



操作性
『操作性』は抜群です。


『端正な顔』と『適度な大きさ』から、この扱いやすさは予想できていましたが、その予想通りの『手の延長』として働いてくれるアイアンです。


操作性は高いですが、キャビティらしい易しさも持ち合わせているので、そのバランスの良さに魅力を感じる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


左右へ曲げるのも易しいですし、フェードヒッターにもドローヒッターにも同じように対応してくれるアイアンです。


変なクセのようなものは全く感じませんでした。



ヒール側
久しぶりに出会った、ヤマハの軟鉄アイアンですが、いい意味で『変わっていない』という印象をもちました。


もちろん、見えないところにいろいろな工夫がされていると思うのですが、それをあまり感じさせないほどの圧倒的な『美』と『フィーリグの良さ』があり、ヤマハファンを裏切らないアイアンに仕上がっています。



YAMAHA 020 アイアン
このキャビティアイアンもいいですが、ヤマハのアイアンといえば、マッスルバックのイメージもあるので、ラインアップされているのであれば、是非そちらも試してみたいです。



YAMAHA 020 アイアン
ドライバーの素材はパーシモンからメタルやカーボン・アルミなどが使われ、今はチタンが主流ですが、アイアンは今でも『鉄(軟鉄)』が主流です。


チタンのアイアンもありますが、私は軟鉄のほうが圧倒的に好きです。


ステンレスのアイアンも昔からありますが、私はこれからも軟鉄しか使わないと思います。



YAMAHA 020 アイアン
今日、偶然このアイアンに出会い、とても楽しい時間を過ごすことができました。


ヤマハには、これからも素晴らしいクラブを世に送り出して欲しいです。





                         
        
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