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2019年08月01日
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プロギア NEW SUPER egg フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは プロギア NEW SUPER egg フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは M-35 です。
ロフトは17度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはM-35、シャフト重量は43g、トルクは5.8、クラブ総重量は295g です。

久しぶりに出会った、プロギアエッグシリーズのFWです。
これまでモデルからデザインが一新されています。
一瞬、レディスモデルかな?と思ったのですが、メンズモデルということで試打してみることにしました。
派手さはなく落ち着いたデザインですが、センスがいいです。

シャロー感が、かなり強いです。
こういったところは、これまでのeggシリーズと変わりません。
ヒール側には『NON-CONFORMING TO R&A/USGA RULES』という文字があったので、ルール非適合モデルだということが分かりました。
これまでeggシリーズはルール適合モデルと非適合モデルが混在していましたが、この試打クラブは非適合モデルです。
適合モデルもラインアップされているのでしょうか?
ルール非適合といっても、いろいろあると思いますが、おそらく『高反発』ではないでしょうか?
フェースの反発係数というのは、各メーカーがすごく気を遣うところだと思います。
ルールに違反しないようにギリギリにするのは大変です。
適合モデルとして発売して、あとからルール違反となれば、回収しなければなりません。
だから、最初からルール非適合で反発係数に気を遣わずに開発していくことのほうが、メリットも大きいのではないでしょうか?
今はルール非適合モデルの認知度もあがり、ニーズもあります。

ショートネックタイプです。
ネックに調整機能は搭載されていません。
最新モデルではあっても、比較的シンプルな形状です。
外からでは分からないような工夫が、ヘッドの内部にされているのではないでしょうか?

トゥ側には『HI REPULSION』という文字がありました。
これはどういうことでしょうか?

eggらしいシンプルなフェース面です。
雑さはなく、綺麗です。

かなりシャローなヘッドですが、今はこれくらいが標準と言えるでしょうか?
クリークはもともとあがりやすいクラブですが、それをさらに進化させた形のようです。

装着されているグリップは独特なデザインです。
あまり見ないパターンですが、グリップにも気を遣っているように見えます。

顔は、まずまずです。
クリークらしく小顔ではありますが、ヘッド後方がやや伸びています。
こういったところは、今のドライバーと共通するところです。

プロギアといえば、カーボンクラウンのイメージが強いので、このクラブはどうなのかな?と思い、近くで見てみたのですが、カーボンの模様は見られませんでした。
カーボンコンポジットではないのかもしれません。

素振りをしてみると、かなりの軽量感がありました。
シャフトが軟らかいのは予想できていましたが、ここまで軽いのはクリークとしては珍しいように思います。
徹底されたソフトスペックといっていいでしょうか?
eggシリーズらしい特徴といえるのかもしれません。

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。
ヘッド後方の伸びが見えますが、それ以外は特にクセのようなものは見られません。
方向性への不安も無かったですし、球があがりやすそうな印象を受けました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトというよりは、ややしっかりめです。
ズシリと重い感じではなく、軽めのフィーリングです。

『音』は高めの金属音です。
打つ前はこの音を予想していなかったので、ちょっと意外でした。
もう少し抑えられているといいな・・・。と思いましたが、これくらいでも全然問題ないですし、ある意味『高反発らしい金属音』といえるような気もします。
これくらいの音のほうが弾くイメージが出しやすくて好きだという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

球はとてもあがりやすいです。
マットの上からの直打ちでも、十分すぎるほどの高さが出せました。

『安定性』という点でも高くイージーさを感じましたが、あまり振りすぎてしまうとシャフトが暴れるので、抑え気味にしていくのが得策のように感じました。
ヘッド自体はとてもイージーなタイプで、気難しさは全くありません。

『飛距離性能』は高反発らしく弾きが良くて初速も速いですが、ややゆっくりめでいったほうが、このクラブの特性を活かせるような気がしました。
速く振ってしまうと高く上がりすぎてしまって、それほど飛びを感じませんでした。

『操作性』はあまり長けてはいないような気がします。
かなりのソフトスペックなので、細工をするのは難しく感じられました。

高反発モデルで強い弾きが特長のFWですが、使える範囲をそれほど高くしていないように感じました。
ゆっくり振ったほうが、いい感じで打つことができました。

プロギアに限らず、これからもこういった高反発化は続くような気がします。
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