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2019年06月04日
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プロギア RS RED ユーティリティ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは プロギア RS RED ユーティリティ の6番です。

シャフトは Speeder EVOLUTION です。
ロフトは26度、クラブ長さは39.25インチ、シャフトフレックスはSR、トルクは5.1、バランスはD0、クラブ総重量は328g です。

プロギアRS REDの新しいユーティリティです。
先日FWを試打しましたが、今日はユーティリティを試打する機会に恵まれました。

ヘッドの大きさがユーティリティにしては、やや大きめで、FWの特徴を残している感じがします。

ソールにはバックフェース付近に、大きなウェイトがひとつ配置されています。
数字が刻印されていないので、重さは判りません。

『6』というのが珍しいな・・・。と思いました。
ユーティリティはもちろん、FWでも『6』という番手は見たことがありません。
今はアイアンの数が減ってきているので、アイアンの代わりということなのでしょうか?

このクラブのロフトは26度ということで、私の感覚では『4番と5番の間』ということになるのですが、今のアイアンは『スタンディングロフト化』が進んできているので、それに当てはめると6番から7番くらいとなるでしょうか?
今はアイアンのロフトバリエーションが増えてきていますし、番手を表す数字の意味が昔ほどないような気もします。
それはアイアンだけでなく、UTやFWにもいえることです。
いずれ、全てのクラブがロフトで呼ばれるようになるかもしれません。

この独特なソール形状に目が行きます。
これはFWでも見られました。
PRGRがやることなので、こうすることへのメリットはあるのだと思います。
こういったソール形状は珍しいです。

オーソドックスなシャロータイプのヘッドです。
ずいぶんと見慣れました。

バックフェースには『W DESIGN』の文字も見えます。

ネックの長さは適度にあり、調整機能は搭載されていませんでした。

顔は、まずまずです。
出っ歯タイプで、オフセットも利いています。
すごく好みということはないのですが、こういった顔も見慣れていますし、特に気持ちが動くことはありませんでした。

フェース面の仕上げは綺麗です。
弾きが良さそうに見えます。
真ん中のスコアラインは溝になっていなくて、その周りは溝になっています。

装着されているグリップはシンプルなタイプです。

素振りをしてみると、やや軽量でシャフトも軟らかいですが想定内でした。
タイミングもすぐに合わせることができました。

ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。
これまでも経験してきましたし、今はこういう顔が一番多いように思います。
ロフトが寝ていてフェース面がよく見えたからでしょうか?
少しアイアンを構えているような感覚もありました。
かなり『出っ歯』がきついタイプなので、少し遅らせ気味にヒットするようなイメージを出して打つことにしました。
試打を開始しました。

『打感』は『しっかりめ』といいますか、『硬め』でした。
好きな打感ではないですが、以前FWを試打しているので、この打感も予想していました。

『音』は大きめでしたが、気になるほどではありませんでした。

球はよくあがってくれました。
タフなタイプではありません。

『安定性』も高く、大らかさがあります。
シビアさは感じられません。

フェースの弾きが良くて、飛距離性能も高いです。
イージー系のUTの中ではトップクラスといってもいいのではないでしょうか?

『操作性』という点では、あまり秀でていなくて、どちらかというと『オートマ系』のUTです。
一応左右に曲げることもできましたが、あまり細工をしたくありませんでした。

『易しさ』と『飛距離』に長けた、バランスのいいユーティリティです。
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