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2019年05月24日
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ヨネックス Royal EZONE ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヨネックス Royal EZONE ドライバー です。

シャフトは 専用グラファイトシャフト です。
ロフトは10度、クラブ長さは46.25インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は41g、トルクは5.9、バランスはD2.5、クラブ総重量は278gです。

ヨネックス イーゾーンの新しいドライバーです。
ロイヤルということなので、特別なブランドなのでしょうか?
こうして見る限り、『圧倒的な高級感』は感じず、親しみやすそうな感じがします。
親しみやすいですが、チープさは無く、質感も良いです。

大型でシャロータイプのドライバーです。
もう何年も、ヨネックスはこの路線を走っているように思います。
イージー系に完全シフトしていったのでしょうか?

ヒール側にある、このアクセサリーのようなものが目立っています。
これには何か意味があるのでしょうか?
それともデザインの一部に過ぎないのでしょうか?
ヒール側にあるので、どうしてもウェイトなのかな?と思ってしまいますが、こうして見る限り、ウェイトではなさそうです。

ネックは短めではありますが、見慣れた長さです。

ソールには溝がありますが、これは多くのメーカーに採用されていますし、普通になってきました。
ニュードライバーではあっても、斬新さ無く『後追い感』は否めません。

溝の深さは適度にありますが、この深さも見慣れた感じです。
『目新しさ』というよりは、『既視感』のほうが勝っています。

ネックには調整システムが搭載されています。

ソールのバックフェース寄りには大きなウェイトがひとつだけ配置されています。
『8』という刻印があったので、8gということでいいのだと思います。
他にもいろいろな重さのウェイトが用意されているのでしょうか?
こうして見ても、いろいろな機能が詰め込まれている『ごった煮』的なドライバーです。
先日ウェッジを試打したときに感じたのですが、ヨネックスはやはり『足し算の美学』を貫いているメーカーだな・・・。と思いました。

このRoyal EZONEと言う文字が、特別感を演出しています。

クラウンには模様があって、カーボンコンポジットであることが分かりました。
あまり見られない独特な模様です。
カーレースのチェッカーフラッグを思い出しました。

フェース面のデザインも独特です。
ヨネックスらしい特徴といえますが、私はあまり魅力的には思えませんでした。

シャロータイプのドライバーです。
今は多くがこの形状です。
いろいろな工夫がされているドライバーですが、どれもこれまで見たものばかりで、正直目新しさのようなものは感じなかったのですが、これだけ採用され続けているということは、それだけ素晴らしい構造なのだと思います。

顔はあまり好きになれませんが、これもヨネックスのイーゾーン独特の工夫なのかもしれません。
全体的な形状も個性的ですし、大きなクラウンマークもよく目立っています。
こうすることで、何かしらの視覚効果が得られるのでしょうか?
だんだんと気持ちがトーンダウンしていくのが分かりました。

装着されているグリップは、なかなか見ない感じの珍しいタイプです。
適度にソフト感があって、いい感じです。
YONEXのロゴもカッコいいですし、ヨネックスファンの方にはたまらないのではないでしょうか?

ヨネックスのグリップといえば、以前試打したモデルでは、グリップエンドの部分に溝のようなものがあったのを覚えているのですが、今回のモデルには見られません。
このドライバーには必要ないと言うことなのでしょうか?
それともまた違う理由があるのかもしれません。

素振りをしてみると、かなりの軽量感があって、軟らかさも凄いです。
大きく振るのは厳禁で、小さくタイミングを合わせるように振っていきました。

ボールを前にして構えてみても、あまり気持ちが動くこともなく、淡々としていたのですが、思っていたよりもクセが大きくないのがいいです。
ただ、どちらかといえば『つかまりそうな』感じがしたので、そこには注意していくことにしました。
試打を開始しました。

『打感』は、しっかりしているのですが、硬すぎず、まずまずでした。

『音』は、やや大きめではありますが、インパクトが緩むことはありませんでした。

球はあがりやすくて、イージーなタイプです。
あがりすぎというくらい、高~くあがっていきました。
タフさは全くありません。
10度でこれだけ高くあがるのだから、9度でもおそらくあがりやすいだろうな・・・。と思いました。

『安定性』は、なかなかいい感じです。
スイートエリアも広めで、シビアさは感じられません。

『飛距離性能』はスインガータイプの方が易しく出せるように計算されて作られているように感じます。
私には合いづらいところがありましたが、それはこのドライバーの性能が低いのではなく、私の『クラブに合わせる力』が不足しているからです。
叩いていっては不安定になるので、『優しくなでる』ようなイメージがちょうどいいように感じられました。
このドライバーがピッタリと合う方には、高いパフォーマンスを発揮してくれると思います。

『操作性』という点では、あまり秀でてはいないと思います。
『オートマ性』が高いので、細工をせずに自然に振っていくほうがいいように感じられました。

ヨネックスらしい、高機能なドライバーです。
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