グランプリ ONE MINUTE DS ドライバー - ゴルフクラブ試打日記

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2019年05月12日
  

グランプリ ONE MINUTE DS ドライバー

                 
グランプリ ONE MINUTE DS ドライバー
今日は、このワクワクするゴルフクラブ試打しました。

試打クラブグランプリ ONE MINUTE DS ドライバー です。



三菱レイヨン Diamana W 70
シャフトは 三菱レイヨン Diamana W 70 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は74g、トルクは3.0 です。



正面
久しぶりに出会った、グランプリのドライバーです。


グランプリのドライバーにはいい思い出がたくさんあるのですが、最近は出会うことがなかったので、寂しい思いをしていました。


まさか今日、ニューモデルに出会えるとは思ってもいなかったので、飛び上がりたいほどの気分でした。


いつもニュークラブに出会うとワクワクするのですが、今日はそのワクワク値がメーターを振り切るほどMAXにあがりました。



ソールのデザイン
グランプリといえば、この飛行機のマークです。


私が初めてグランプリのクラブに出会ったのは、GP PLATINUMというモンスタードライバーなのですが、この飛行機のマークはずっと変わらず受け継がれています。


以前も書きましたが、グランプリのドライバーには他のメーカーと違い、性能や工夫を表す文字(主に英語)が見られません。


○○○○SYSTEMとか、○○○○POWER・・・。などです。


他のメーカーでは、そのクラブのシステムや工夫が英語などで表現されていることが多いですが、グランプリにはそれが見られず珍しいな・・・。と最初の頃は思っていました。


しかし、グランプリのドライバーを試打する回数を重ねていって、その理由が分かったような気がします。


それは、そういった表現をしなくても、性能に自信があるからではないでしょうか?


そう思えるほど、グランプリのドライバーは優秀な物が多いです。


だから文字を入れるよりも、デザイン性に力を入れているのではないでしょうか?


今では、こういったメーカーは少ないです。


先日も書きましたが、『足し算のクラブ』は多いですが、その足し算がそれほど性能アップにつながっていないと思うことも多いですし、逆に無いほうがいいのではないかな?と思うことも少なくありません。


デザイン性だけが目立っていて肝心の飛距離性能などがおろそかになっている残念なクラブにも出会いました。



DS
ヒール側には『DS』の文字がありました。


これはどういう意味なのでしょうか?


私はすぐに『ドライビング・スプーン』という言葉を連想したのですが、このクラブはスプーンではなくドライバーなので違うのは明らかでした。


あとは『ドント・ストップ』とか、『任天堂DS』を連想したのですが、これも違うのは明らかです。


DSがどういう意味なのか知りたくなりました。



側面
セミシャロータイプのドライバーです。


それほどシャロー感が強すぎないのがいいです。


シャロー感はありますが、『平べったい感』が強くないので好感が持てます。


全体の質感もとても良いです。


高級感もありますし、仕上げも丁寧です。


これはグランプリの特長のひとつといえます。


さすが日本のメーカー、メイドインジャパンのクラブです。


作り手のプライドが感じられる魅力的なドライバーです。


仕上げが雑でチープな質感だと、打つ前からテンションも下がってしまいますが、このドライバーはずっとあがりっぱなしでした。


どの角度から見ても美しいな・・・。と完全に見とれていました。



トゥ側のウェイト
トゥ側にはウェイトがひとつだけ配置されています。


数字が刻印されていないので重さは分かりませんが、専用の工具を使えば取り外せそうです。



ヒール側のウェイト
ヒール側にもウェイトがありますが、こちらは大きいのがひとつと、小さいのが4つあります。


トゥ側よりもヒール側に重量をもってきているのがわかります。


こちらにも数字は刻印されていませんでした。


交換するタイプではないのかもしれません。



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで美しいです。


これまでグランプリのドライバーをいくつか試打してきたということもあると思うのですが、こうして見てもかなり弾きが良さそうな感じがしてきます。


フェース面の質感も良いです。



TOUR FORGED
トゥ側には『TOUR FORGED』の文字がありました。


GP PLATINUMはFORGEDだけでしたが、このドライバーはツアーモデルということなのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


調整システムが無いと嫌だという方にはあまり好まれないかもしれませんが、私は重視していないですし、このシンプルな美しさがとても魅力的に見えました。


こうして見ても、『重厚感』といいますか、どっしりと腰の据わった感じがします。


カッコいいドライバーだなぁ・・・。と目尻を下げながら、ずっと見ていました。


試打する前の楽しい時間です。


花粉もおさまったし、過ごしやすくなったので今は一年で一番いい季節なのですが、そのいい時期にグランプリのドライバーに出会うことができて、これまで花粉で苦しめられたことが一気に吹き飛んでいったような気がします。


周りに人がいなければ、このドライバーをもってスキップでもしたいところですが、たくさんの人がいたので自重しました。



セミシャロー
こうして見ても、シャロータイプであることが分かります。


今はもっとシャローな物も多いですが、ディープバックタイプではありません。


ディープバックタイプを敬遠される方は多くいらっしゃると思いますし、最近はあまり見かけなくなりました。


昔のシャローは頼りないものばかりでしたが、今は頼れるものが多くなりました。


その最たる物の一つがグランプリのドライバーだと私は思っています。


あのGP PLATINUMの力強い弾道が今も頭から離れません。



顔
いい顔をしています。


シャロータイプのヘッドですが、それが顔に強く出過ぎていないのがいいです。


これまでのグランプリのドライバーではあまり見なかったような、やや丸っこい印象です。


シンプルで美しいクラウンです。


今は多くのメーカーがソールだけでなく、クラウンにもいろいろな工夫をしていますが、このドライバーにはそれが見られません。


カーボンコンポジットタイプが増えてきましたが、このドライバーはカーボンの模様も見られませんでした。


フルチタンドライバーなのでしょうか?



振り感
素振りをしてみても、タイミングがとりやすくていい感じです。


適度な重量感と粘りがあって、タイミングがとりやすいです。


いつもは気を遣いながら試打をすることも多いのですが、今日は気持ちよく振っていけそうだな・・・。と素振りをしながら感じていました。


久しぶりにディアマナのW70に出会いましたが、やはりいいシャフトだな・・・。と思いました。


先が暴れないタイプなので、フッカーの私には安心感を与えてくれるシャフトです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。


シンプルでクセのない顔をしています。


つかまるというよりは逃がすイメージのほうが出しやすいので、フッカーの私には安心感があるのですが、スライサーの方には構えづらいところがあるかもしれません。


フックフェースを好まれる方には苦手意識が芽生えてしまうこともあるように思います。


これまで試打してきたグランプリのドライバーはどちらかというとシャロー感の強いものが多く、投影面積もそういった感じでしたが、このドライバーはこれまでの物よりもちょっとコンパクトな感じがしました。


小顔というほどではないですが、いい感じでまとまっています。


これならば、ディープタイプを好まれる方にも構えやすいのではないでしょうか?


今から、このドライバーで球を打つことができるというだけで、嬉しさがこみあげてきました。


『喧噪の中の静寂』といったらいいでしょうか?


日常の騒音や雑音を、このドライバーが一瞬かき消してくれたようでした。


このクラブとの距離が一気に縮まったような気がしました。




試打を開始しました。

飛距離性能
一球目から、このドライバーの凄い飛びに、さすがグランプリだな・・・。と納得しました。


初めてグランプリのドライバーを試打したときの、あの興奮は今でも忘れられないのですが、モデルが変わっても、こうして感じられるのが嬉しくてたまりません。


フェースの弾きが良くて弾道も力強いです。


グランプリのドライバーで放たれた弾道にはそれだけでなく、『耐える力』があります。


球がグーーーーンと伸びていき、最高到達地点までいって、そこからなかなか落ちてきません。


落下角度が緩やかなのが凄いです。


今のドライバーは弾き性能が良くて低スピン性能もあがっていますが、この『耐える力』をもっているドライバーは、そう多くありません。


将棋ではないですが、ボールの弾道を『序盤』『中盤』『終盤』と三分割すると、序盤だけが強いドライバーは多いです。


確かに最初は勢いよく飛んでいくのですが、中盤・終盤が弱く、あまり距離を伸ばせないものが今でも多く見られます。


もうここで落ちてしまうのかよ・・・。と思ったことが何度もあります。



GRAND PRIX ONE MINUTE DS DRIVER
しかし、このドライバーは違います。


序盤から強いのは当たり前なのですが、中盤からが凄いといいますか、本領を発揮します。


最高到達地点に達したボールの落下角度が緩やかで、落ちていくのを耐えてくれる力があります。


急激に落ちていかないので、当然キャリーは伸びますし、必然的にランも出ます。


この力強くて頼もしい弾道を見ていて、昔子供の頃によくやった『凧あげ』を思い出しました。


昔は凧を自作してあげていたのですが、突然『ゲイラカイト』というビニールで出来た三角形の凧が登場してきました。


これまでは主に紙などで作って遊んでいた凧が、ビニール製の変わった形状の凧に全く歯が立たなくなっていました。


紙で作った凧は強度などもあって、あまり高くあげることはできませんでしたが、ゲイラカイトは軽く倍以上あがっていきました。


凧には『足』がつきものですが、ゲイラカイトにはありませんでした。


なのに、その『浮揚力』と『バランスの良さ』は桁外れでした。


凧の糸は100メートルあったのですが、それを全て送り出してもまだあがっていく勢いがありました。


糸を出せば出すほど、抵抗が増えるので体重が軽く力の弱い子供のときは、もっていかれそうになることもありました。


そのゲイラカイトの浮揚力の強さと、今日のこの弾道のイメージがダブっていました。


これまでの凧だったら、もっと高くあげたいと思っても勢いがなくなって落ちてきましたが、ゲイラカイトはもっともっとあがっていき、糸が全てなくなるほどでした。


高さだけでなく、『空中の滞在時間』も長くて、まさに『モンスター級』の凧でした。


このドライバーで放たれた弾道はもっと伸びていって欲しいな・・・。というところで、期待通り落ちずに伸びていってくれるところが似ていました。


凧は手に持った糸でコントロールできますが、ゴルフではそうはいきません。


一度打ってしまえば、あとはもうどうすることもできません。


重力や風には逆らうことができず、目で追うことしかできません。


打ってしまえば、もうこちらの思いはボールに伝えられませんが、このように『落ち際に強い』ドライバーだと、頼もしさがあります。


トゥ側とヒール側にウェイトが配置されていますが、それ以外は特に見られず、今のドライバーの中ではシンプルなほうだと思います。


このドライバーの、どこにそのパワーが秘められているのでしょうか?


もちろん見えないところ(ヘッド内部)にいろいろな工夫がされていると思うのですが、やっぱり凄いな・・・と思いました。


アイアンの弾道を2つに分けると、効率よく力の伝わる『集中型』と、効率よりも易しさが特長の『分散型』があります。


前者はマッスルバックやハーフキャビティで、後者はフルキャビティやポケキャビ・中空などです。


このドライバーをそれに当てはめて考えてみると『集中型』のような力の伝わりやすさを感じました。


力が逃げず、効率よくボールに伝えられるように感じられました。


かといって、決して気難しいタイプのドライバーではありません。



フェース面
『打感』は、いい感じでした。


ソフトなのですが、ボヤけた感じの打感ではなく、しっかりとした『芯』がありました。


球の質感を感じ取ることができ、一瞬フェースに乗せて運ぶ感覚を味わうことができました。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、大きすぎず高すぎないのがいいです。


インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り切ることができました。


ドライバーの中には、どうしてもインパクトが緩んでしまう物もありますし、もっといえばインパクトを消したいと思えるドライバーが今でもあります。


しかし、このドライバーは全く違い、音が邪魔することはありませんでした。


私はいくら飛距離性能に優れたドライバーでも、音が良くないと全く魅力を感じませんが、このドライバーは好感が持てました。


ただ『静か』なドライバーではないので、もっと音が小さい方がいい・・・。という方もいらっしゃると思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、しっかりしているところがあるので、どちらかといえばヒッタータイプの方に合いやすいドライバーだと思います。


今は上がりやすくて親しみやすいドライバーが多いですが、このドライバーはタフなタイプです。


球が上がらずキャリーを伸ばせない・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。


それほど『低スピン性能』が長けているとは思いませんでしたが、結構タフなドライバーであることは間違いありません。


なので、人によって好き嫌いがはっきり分かれるところはあるかもしれません。



バックフェース
『安定性』はいい感じで、程良い易しさがありました。


シャローらしい寛容さがあり、気難しさはありません。


イメージしたラインに乗せやすく、打っていて楽しいドライバーです。


トゥ側よりもヒール側にウェイトがたくさんついているので、かなり球のつかまりがいいドライバーなのかな?と思いましたが、実際に打ってみて、そうではないことが分かりました。


私のようなフッカーには易しいですが、スライサーの方には球がつかまり切らず、右に抜けてしまう・・・。ということもあるかもしれません。


今は『自然につかまえてくれる』ドライバーが多いですが、このドライバーはそういったタイプではないと思います。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。


シャロータイプではありますが、構えてみるとコンパクト感があって、どうなのかな?と思いましたが、左右へはきちんと対応してくれました。


大きく曲げるタイプではないですが、先ほども書きました通り、球のつかまりやすさが今のドライバーの中ではそれほど高いとは思えないので、スライスに悩んでおられる方には、難しく感じられるところもあるかもしれません。


しかし、不自然なほどのつかまりやすさのあるドライバーで球を打って真っ直ぐ飛ばすよりもナチュラルなタイプで普通に打てるようになることのほうが重要ではないでしょうか?


一生スライススイングを直さないのであればそれでもいいのかもしれませんが、ゴルフスイングもゴルフクラブ同様、『常に進化していくもの』なので、いずれこのようなドライバーが必要になってくることもあるのではないでしょうか?



ヒール側
久しぶりにグランプリのドライバーに出会うことができて、打つ前から既にテンションはMAXにまであがっていたのですが、そのテンションがさがることなく、試打を終えました。


予定の球数と時間をオーバーしてしまいました。


ウェッジならばともかく、ドライバーでは最近あまりありませんでした。



GRAND PRIX ONE MINUTE DS DRIVER
グランプリファンの私は、このドライバーを一目見て、すぐにグランプリだと分かったのですが、まさか今日出会えるとは思っていなかったので、いい意味で驚きましたし、楽しい時間を過ごすことができました。


シャローバックタイプではありますが、ディープフェースタイプのドライバーです。


ディープフェースの特長のひとつとして、『弾きの良さ』あるのですが、それだけでなく、ボールを『包みながら飛ばす』感覚を楽しむことが今日はできました。



GRAND PRIX ONE MINUTE DS DRIVER
大手有名メーカーはTVや新聞・雑誌などで大きく宣伝していますが、地クラブメーカーではそういったことはほとんど見られません。


なので、こういったメーカーをまだご存じない方もたくさんいらっしゃると思います。


宣伝をしないで人気が高いのだから凄いな・・・。と思いました。


初めてグランプリのドライバー出会ったのが、もう8年も前のことかと思うと早く感じますが、私はまだまだ短いほうです。


『グランプリビギナー』といってもいいように思います。


もっと前からグランプリのドライバーに惹かれ使い続けてこられた方はたくさんいらっしゃいます。


地クラブは大手と違い『少ないロット数』で勝負することが多いので、どうしても価格が高くなってしまいますが、その分生産や最終的な検品に至るまで、全て『目の届いたものづくり』ができます。


私たちラストユーザーの手に渡るまで、『空白の時間』はありません。


性能や品質の高さもそうですが、『地』クラブというように、地元の方に愛されているのではないでしょうか?


愛媛県といえば、みかんや道後温泉・坊ちゃんがあまりにも有名です。


学生時代、友人と二人で初めて四国を訪れたとき、車で四国一周をしたのですが、道後温泉に訪れたときに元湯につかることができて、やっと坊ちゃんの舞台に来れたんだな・・・。と感慨深く思ったことをよく覚えています。


その道後温泉は素晴らしい観光地ですが、今の私はすぐに『グランプリ』を思い出します。


愛媛といえばグランプリです。


いつか機会があれば、このメーカーを訪ねてみたいと思っていますが、四国を訪れるチャンスが無いので、なかなか実現できそうもありません。



GRAND PRIX ONE MINUTE DS DRIVER
この美しくて黒いヘッドを見ながら、そういえば最近は白いヘッドが少なくなってきているな・・・。と思いました。


まだまだニーズはあると思いますが、黒いヘッドに回帰しているのでしょうか?


シャローで力強い弾道を放ってくれるグランプリは、やはり黒が似合うな・・・。と思いながら、後ろ髪を引かれる思いで練習場を後にしました。


こうして記事を書いている今も、胸のドキドキが収まりません。

                         
        
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