ミズノ SURE DD-56 ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記

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2019年05月05日
  

ミズノ SURE DD-56 ウェッジ

                 
ミズノ DD-56 ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブMIZUNO SURE DD-56 ウェッジ です。



N.S.PRO 950GH HT
シャフトは N.S.PRO 950GH HT です。

ロフトは56度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはW-F、バランスはD3、 クラブ総重量は450g です。



正面
最近ではあまり見ないタイプのウェッジです。


全体的な雰囲気も独特です。



トゥ側のランバードマーク
トゥ側にあるランバードマークを見て、ミズノのウェッジだということが分かりました。


MPやJPXとは違う、新しいブランドなのでしょうか?


ミズノらしくないウェッジだな・・・。と思ったのですが、幅広いニーズに応えるべく、このようなタイプも開発しているのだと思います。


ミズノのウェッジといえば、先日試打したウェッジを思い出しますが、このウェッジは全く異なるタイプです。



側面
かなり大型のウェッジです。


ウェッジは昔ながらの小顔タイプもあれば、このウェッジのように大顔タイプもあります。


大きさは様々ですが、このウェッジは『最大級』といっていいです。


ちょっとタイプは異なりますが、以前試打したロイコレのアイアンを思い出しました。



キャビティ
キャビティタイプのウェッジです。


最近はキャビティタイプも増えてきましたが、まだまだフラットバックタイプが主流です。


元々ロフトが寝ているウェッジはキャビティにする必要があるのか疑問に思うところもあるのですが、こうして各社がラインアップしているということは、それだけニーズがあるからだと思います。


キャビティタイプのウェッジは珍しくないですが、ここまで大きいフルキャビティはなかなか見られません。



キャビティの深さ
キャビティ部分の広さだけでなく、深さも規格外です。


ヘッドの大きさも最大級ですが、彫りの深さも最大級です。


もうこれ以上はできないというくらい、思い切った設計になっています。


この形状を見て、先日試打したキャロウェイのSURE OUTというウェッジを思い出したのですが、それよりもこちらのほうが、より大きさが増しています。



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。


これだけのラージサイズなので、トップラインも分厚いのかな?と思っていましたが、そうではありませんでした。



ソール幅
ソール幅はワイドですが、ヘッド全体の大きさからすると、これくらいが普通なのかもしれません。



ソールにある異材のようなもの
シンプルなソールではなく、工夫がされています。


異材が組み込まれているのかもしれません。



SLIDE SOLE
ヒール側には『SLIDE SOLE』の文字があったので、このソールが滑りやすくなるように設計されているということがすぐに分かりました。



ソール形状
このソールのどこが滑りやすくなっているのだろう?と思い、近くでよく見てみました。


ソール自体は完全なフラットというよりは、緩やかな丸みがあります。


ワイドではありますが、滑るというよりはナイフのような鋭さを連想させました。



ソール形状 中央が尖った感じ
ソールの中央部が膨らんでいて、やや尖ったようになっています。


これだけのラージサイズなので、こういった工夫は必要なのかもしれません。


こうすることで接地面積が小さくなり、芝の抵抗を減らせそうです。


この工夫も『SLIDE SOLE』の一部なのではないでしょうか?


このソール形状は、FWでいうところの『下駄履きソール』と同じ効果が期待できるのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありました。


これだけのラージサイズでワイドソールなので、かなり短くしているのかな?と思いましたが、違いました。


標準的な長さです。


この長さにして、適度な重心高が維持できているのかもしれません。



ミーリング無し
このようなタイプのウェッジは、フェース面がどうなっているのだろう?とワクワクしながら近くで見てみましたが、普通でした。


ミーリングはなく、シンプルです。


ミズノらしい綺麗な仕上がりです。


変わったタイプのウェッジですが、フェース面にチープさは見られませんでした。


フェース面を指で触ってみたのですが、ザラザラ感は無く、どちらかというと『スベスベ感』に近いです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングでとても良いです。


このグリーンはミズノでは珍しいですし、オシャレだな・・・。と思いました。


なかなか見ないデザインですが、これも、このウェッジ専用なのでしょうか?


ウェッジはやや大味なところがありますが、グリップは違いました。



構え感
ボールを前にして構えてみたら、どうなるのだろう?と思い、構えてみました。


予想が全く立たなかったのですが、正直あまり好みではありませんでした。


私が苦手意識をもつ、強いグースネックタイプではないのですが、魅力的ではないです。


グースは少し利いていて、おまけにちょっと『出っ歯』なタイプです。


このようなウェッジもよく見かけますが、好感はもてませんでした。


ヘッドも大きすぎますし、どう見ても『大味』な感じしか伝わってきませんでした。


いいイメージが浮かぶこともなく、私はちょっと距離を置きたくなり、淡々と見つけていました。


好みの構え感ではないですが、強い苦手意識が芽生えて固まってしまう・・・。というほどでもありませんでした。


私はこの大きさが好きになれないのですが、この大きさが好きで安心感をもたれる方も多いのではないでしょうか?


かなり大きいウェッジではありますが、『度を超した大きさ』ではありません。



開きやすさ
これほどの大きさなので、開いて構えるという考えは出にくいのですが、とりあえず開いて構えてみました。


案の定、あまりいいインスピレーションは湧いてこず予想通りでした。


そもそもこれだけの大きさにするということで、『フェースの開閉』を想定していないのかもしれません。


こうして開いて構えるだけで、シャンクのイメージが出たので、すぐに止めました。


私はシャンクに苦い思い出がたくさんあるので、マイナス的なことを考えてしまいます。


いつもはフェースの開閉をしてウェッジを試打するのですが、今日は止めることにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずです。


私がウェッジに求めたい打感からは大きく離れているのですが、こういった打感もありなのかもしれません。


球の乗っかり感などは感じず、とにかくヘッドの重さを感じていました。


クラブ全体的には軽量感があるのですが、ヘッドの重量感があります。


これだけの大きさにするのだから、フラットバックタイプではなく、キャビティタイプにするのが正解のような気がします。


これがもしフラットバックタイプであれば、ヘッドが重くなって利きすぎてしまい、バランスが取りづらくなるかもしれません。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は普通です。


ラージサイズではありますが、あがりやすさという点では、特に変わったところは見られませんでした。


ソールがかなり滑ってくれるので、左右だけでなく、前後のブレにも寛容なところがあります。


私はこのようなタイプは違和感や苦手意識をもつこともあり、そういったときはダフってしまうことが多くなります。


今日も何球かダフってしまったのですが、それをあまり感じさせない寛容さがありました。


ソールが上手く機能してくれているのは間違いありません。



スピン性能
スピン性能は普通でした。


特別ハイスピンということもなかったですし、逆に大きくほどけてしまう感じでもありませんでした。


ごく普通のスピン性能という感じです。


ボールもキュッと止まるというよりは、コロコロコロと少し足が出て止まる感じです。


『メリハリが利く』というよりは、いい意味での『ダラダラ感』がありました。


これだけヘッドの大きさとヘッドの利きがあるので、もしフェース面にいろいろな工夫をしてスピン性能を高めていったら、かなり急ブレーキを掛けられるウェッジになるのではないかな?と思いましたが、このようなラージサイズはちょっと緩いくらいがちょうどいいのかもしれません。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


今発売されているたくさんのウェッジの中で、最も安定性が高いといえるのではないでしょうか?


ノーマルなオートマチックというよりは、『フルオートマチックタイプ』と言った印象をもちました。


スコアラインのあるところにヒットさえすれば、大きなミスにはならないような気がします。


小顔タイプも同じですが、このような大顔タイプは、『さらなるソールの協力が必要』になってくるのは間違いありません。


ソールが上手く滑ってくれないと、ラージサイズの最大のデメリットでもある、『滑りの悪さ』『抜けの悪さ』につながって、ミスヒットを誘発してしまうように思います。


大型には大型の難しさがあります。


特にラフではお手上げ状態になるかもしれません。


それを、このウェッジはソールに工夫を施して回避しているのだと思います。


かなり安定性が高いですが、それは『打感を犠牲にして得られるもの』なのかもしれません。



距離感
『距離感』は、まずまずでした。


構え感や全体的な軽さからか、最初のうちは縦の距離が合わなかったですし、先ほども書きました通り、ダフることもありました。


そのダフりをソールが上手くカバーしてくれているのだと思います。


あまり大きなミスにはつながりませんでしたが、とにかく『繊細さ』というよりは、ずっと『大味感』があり、その大味なところで距離を合わせていくしかありませんでした。



操作性
『操作性』という点では、『オートマ性』が勝ちすぎてしまい、秀でているようには感じませんでした。


しかし、メーカーもそれをあえて目指しているのだと思います。


私はウェッジでいろいろと遊びたくなるのですが、そういったことをしたい人の為ではなく、とにかく自動的に機械的に寄せていきたい・・・。という方に合いやすくなるように作られているのではないでしょうか?


今日は練習場でしたが、これがもしコースだったとしたら、私はかなりプレッシャーを大きく感じていたと思います。


それくらい、このウェッジの大きさが、私には『脅威』に感じられました。



ヒール側
かなりのイージー系ではありますが、全体的な質感は良く、さすがミズノだな・・・。と改めて思いました。


イージー系でも『雑さ』はなく、ミズノの名を汚していません。



MIZUNO SURE DD-56 WEDGE
アイアンでは珍しくないですが、ウェッジでここまでの大きさはかなり希有な感じがします。


ヘッド全体の形状はそれほどクセがないですが、これだけの大きさにするには、それなりの理由があるのだと思います。



MIZUNO SURE DD-56 WEDGE
ドライバーやアイアン・パターなどは大型ヘッドを使っているけど、ウェッジの大きさが足りない・・・。


もっと大きくして、イージーなウェッジが欲しい・・・。


というミズノユーザーからの要望があったのではないでしょうか?



MIZUNO SURE DD-56 WEDGE
私には『大味』に見えるところでも、人によっては『大らか』という言葉に変わってしまうのかもしれません。


こういったウェッジを待っていた・・・。すぐにでも使いたい・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



MIZUNO SURE DD-56 WEDGE
この大きさと深くて広いキャビティが特徴的なウェッジですが、全体的な性能としては偏ったところが無く、バランスがとれているように思います。


このような大きさだと、変なクセが出てしまうことも多いと思いますが、そうならないようメーカーが最大限の努力をしているように感じられました。



MIZUNO SURE DD-56 WEDGE
私がウェッジに求めたいところから大きくかけ離れているところが多々あるので、魅力的に感じることはなく、予定通りの球数と時間で試打を終えたのですが、ユーザーの多様化するニーズに応えてくれるメーカーはさすがだな・・・。と改めて思いました。


                         
        
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