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2019年04月14日
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ダンロップ スリクソン Z U85 ユーティリティ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ダンロップ スリクソン Z U85 ユーティリティ の4番 です。

シャフトは N.S.PRO 950GH D.S.T. です。
ロフトは23度、クラブ長さは38.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は96g、トルクは2.7、キックポイントは中調子 です。

スリクソンの新しいアイアン型ユーティリティです。
アイアン型ユーティリティといっても、ボテッとしてアイアンに見えないものもよくありますが、スリクソンは本当にアイアンタイプに仕上げてくれているので好感が持てます。

これまでのモデル同様、オーソドックスなタイプです。
こうして見ただけでは、前に試打したモデルとの違いがよく分かりませんが、また新たな技術が付け加えられているのだと思います。

ワイドソールタイプです。
アイアン型ユーティリティらしいですが、これよりも狭いタイプも、これまで見てきました。
ソールに丸みがあります。
こうして見る限り、ソールに異材のようなものが組み込まれているようには見えませんでした。
このソールの広さに親近感をもたれる方もいらっしゃると思いますが、私はもうちょっと狭いほうが好きです。

ネックは少し短く見えますが、ユーティリティということで考えると、標準的といっていいのかもしれません。

ホーゼルには『FORGED』の文字があり、ユーティリティでは珍しいような気もします。

ソールの膨らみが目立っていて、かなり重心を下にもってきているようです。

トップラインは厚めですが、アイアン型ユーティリティでは普通です。
私はもうちょっと薄いほうが好きなのですが、ベーシックタイプのアイアンのように薄いユーティリティは見られません。
どのメーカーも、ここを薄くすることはないようです。

フェース面には、とても細かなミーリングといいますか、薄い『線』のようなものがありました。
スリクソンはアイアンにもミーリングを採用しています。

装着されているグリップはツアーベルベットタイプで、とても良いです。
ソフトなフィーリングと共に、SRIXONのロゴがカッコいいです。

素振りをしてみた感じは、まずまずです。
少し軽く感じましたが、タイミングはすぐに整えることができました。

ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。
見とれるようなことはなかったのですが、アイアン感覚で構えることができました。
以前はアイアン型ユーティリティといっても、アイアンとは全く別物に見えたものばかりでしたが、今のアイアン型ユーティリティは、本当にアイアンと同じ感覚で構えることができるようになりました。
特にスリクソンは他のメーカーよりも、早くから力を入れていたように思います。
グースの利きが目立つことや、トップラインの厚みも見られますが、これは仕方のないことだと思いました。
大顔すぎないのもいいです。
これならばフェースが遅れることなく、しっかりついてきてくれそうです。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいいです。
中空なのが分かっていたので、最初からあまり期待はしていなかったのですが、予想していたよりもいいフィーリングでした。
同じ中空でも、いろいろな打感があるのだということを改めて感じました。
中空独特の、あの『ペチャッ』とした感じがあまりありませんでした。
アイアンのように『球の乗っかり感』はないですが、その代わりに易しさが詰まっているのだと思います。

『球のあがりやすさ』という点では、アイアンを好まれる方には、これまでの感覚が活かせる易しさがあると思いますが、一般的にはタフな部類に入ると思います。
ハイブリッド型やウッド型のユーティリティを好まれる方には、親しみづらいところがあるかもしれません。

『安定性』という点では普通ですが、中空ということで見た目以上に寛容なところがあるのが魅力的です。
しかし、ハイブリッド型やウッド型の安定感には及ばないように思います。

『飛距離性能』は平均的です。
特別よく飛ぶようなタイプではないと思いましたが、アイアンと同じ感覚で運ぶイメージが出せるのがいいです。
出球が極端に高くなりすぎないところが魅力的です。

『操作性』は、なかなかいい感じでした。
左右へ曲げるのも難しくありませんでした。

このクラブもいいですが、私は前のクラブのほうがいいように感じました。
顔の良さなども、おそらく前のモデルのほうがいいのではないか?と思いました。

機会があれば、また試打してみたいです。
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