テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。


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2019年04月12日
  

テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド の5番 です。



Speeder Evolution
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は43g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドMグローレのFWです。


昨年ドライバーを試打したのですが、そのときはまだFWが無かったので何故だろう?思っていました。


しかし、今日こうして出会えることができて、とても嬉しいです。


どうしてFWの発売が遅れたのでしょうか?


おそらく、メーカー側の都合だと思いますが、私と同じように首を長くして待っておられた方はたくさんいらっしゃると思います。



側面
シャロー感のあるヘッドです。


テーラーメイドらしい、高い機能性を感じさせるソールです。


シンプルとは真逆で、いろいろなものが付け加えられています。



ウェイト
ヒール側には大きなウェイトが配置されています。


数字が無かったので重さは分かりませんが、TUNGSTENの文字がありました。



ソールの溝
ソールにある、このフェール寄りの溝もおなじみです。


初めて見たときは驚きましたが、今はもうあるのが『常識』のようになっています。


テーラーメイドだけでなく、多くのメーカーが、この溝を採用しています。



浅い溝
ドライバーと違い、かなり浅い溝です。


これは強度と関係しているのでしょうか?


それとも、この浅さがベストという研究結果が出ているのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、ショートということはありませんでした。


ドライバー同様、ネックに調整システムは搭載されていません。


テーラーメイドは調整システムブームの火付け役といったところがあり、これまでも積極的に採用していますが、モデルによって搭載されていないものもあるところが興味深いです。


この角度から見ると、ソールの中央部分が少し凹んでいるのが分かります。


ヤマハのクラブを思い出しますが、こういった工夫はそれほど多くありません。


この凹みには、どういった効果が期待できるのでしょうか?



TWIST FACE
フェース面のトゥ寄りには『TWIST FACE』の文字があり、M3&M4からおなじみです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインはとてもシンプルです。


これまで、テーラーメイドのフェース面はずっと同じといいますか、ややマンネリ感があったのですが、今年のモデルはいろいろと工夫されています。


このシンプルなデザインも工夫のひとつです。


味気ない感じはしません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


この薄さも今のトレンドといっていいように思いますし、グローレシリーズらしい特徴といえます。



カーボンクラウン
ドライバーと同じ色のカーボンクラウンがよく目立っています。


最初のM1は黒で、今回はグレーなので、いずれ白く塗られるようになって、ホワイトヘッドが復活するのでしょうか?


ただ、これからもカーボンコンポジットは続くような気がします。



顔
クセのない、いい顔をしています。


テーラーメイドグローレのFWといえば、私は『』のイメージが強いのですが、Gはフェースが左を向いていてクセがありました。


顔の良さがすごく進化しているな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、FWとしては軽量感が強いですが、頼りない感じはしませんでした。


シャフトは粘るというよりは、走るタイプです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、クリークとしては小顔感が無く、少し大きく見えましたが、全く問題ないです。


シャロー感もあって、球があがりやすそうです。


中立性があって、方向性への不安もありません。


ほぼ真っ直ぐなイメージラインが浮かんできました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトというよりは、やや硬めでした。


はっきりとした手応えがあります。



打球音
『音』は大きめですが、高くないのでいいです。


ただ、この音はちょっと意外でした。


もっと高めの『テーラーメイドらしい音』を予想していたのですが、違いました。


ある意味、『テーラーメイドらしくない音』です。


この音と打感は、正直好みではないのですが、気になるほどではありません。



トゥ側
球はよくあがってくれました。


タフなタイプではなく、かなりイージーです。


直打ちでも充分すぎるほどあがってくれて、ハードルの低さがあります。


球をあげやすいFWですが、シャローフェース過ぎないので、さらに好感度がアップしました。



バックフェース
『安定性』も高く、なかなか曲がる気配が見られません。


打ち出した方向からぶれることなく、真っ直ぐスーっと抜けていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?


真っ直ぐな線を描きやすいFWです。


今はドライバーに限らず、FWでも直進性の高いクラブが多くなってきましたが、このM グローレはそれらの中でもトップクラスといっていいほどの性能を感じました。


ミスヒットにも寛容なところも魅力的です。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。


『易しく安定して飛ばしていける』ということでは、かなり優れていると思います。


キャリーもしっかり稼げますし、曲がりにくさが距離にもつながっています。


ヒッタータイプの方はもちろん、スインガータイプの方にも親近感をもちやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、『曲がりにくさ』が強く感じられたので、大きくは曲げづらい感じがしました。


以前試打した『G』は球がつかまり過ぎましたが、このクラブは中立に近いです。


このMグローレもつかまりのいいクラブなので、どちらかといえば、私はドロー系のほうが打ちやすいと感じましたが、引っかかるところがなかったので好感が持てました。


フェードヒッターの方にも易しく感じられるのではないでしょうか?



ヒール側
機能的なFWですが、実際に打ってみると思っていた以上にクセがないのが気に入りました。


ちょっと前まで、オートマチック系のクラブはクセのきついものが多く、私はあまり馴染めなかったのですが、最近は様子が変わってきました。


親しみやすいクラブが増えてきて、とても嬉しく思っています。



TaylorMade M GLOIRE FW
易しくて美しいという、グローレのブランドイメージにマッチしたクラブです。


高い機能性をもちながら、美観を損ねていません。



TaylorMade M GLOIRE FW
このクラブを試打しながら、昨日から開幕したマスターズのことを思い出していました。


日本人選手の活躍はもちろん、タイガー・ウッズ選手が初日からいい位置につけているので、これからの展開が楽しみです。



TaylorMade M GLOIRE FW
タイガー・ウッズ選手の活躍も期待したいですし、日本人選手初のマスターズチャンピオンを毎年期待しながらTVを観ています。


特に松山英樹選手はグリーンジャケットがとても似合うと思いますし、彼がグリーンジャケットの袖に腕を通している姿が目に浮かびます。



TaylorMade M GLOIRE FW
普段はほとんどTVを観ない私ですが、今週は違います。


この4日間は寝不足の日が続きますが嬉しい寝不足ですし、年に一度の楽しみでもあります。


月曜日の朝に素晴らしい結果を期待しています。

                         
        

                         

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