コブラ VERSATILE ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2019年04月11日
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コブラ VERSATILE ウェッジ

                 
コブラ VERSATILE ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブコブラ VERSATILE ウェッジ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35.25インチ、シャフトフレックスはS200 です。



正面
久しぶりに出会った、コブラのクラブです。


コブラはドライバーのイメージが強いですが、カッコいい軟鉄アイアンを試打したことがありますし、いい印象が残っています。


コブラのウェッジはとてもレアな感じがしますが、こうして手にすることができて、とても嬉しいです。



側面
シャープでカッコいいです。


今はウェッジもキャビティタイプがあったり、ちょっと膨れていたりするものもありますが、このウェッジはオーソドックスなタイプで、絞り込まれている印象があります。


コブラのアイアンは機能的なものもありましたが、このウェッジは機能的というよりは、ベーシックなタイプです。



ソールの凹み
このウェッジの特徴といえば、ソールの凹みです。


よく目立っています。


これはどんな効果が期待できるのでしょうか?


他のメーカーでは見られない工夫ですが、おそらく大きな意味があるのだと思います。



コブラのマーク
このコブラのマークが懐かしいです。


以前と比べると今は、見かける機会が少なくなっていますが、一世を風靡したメーカーです。


コブラといえば、やはりグレッグ・ノーマン選手やジョン・デーリー選手のイメージがあまりにも強いですが、プロ入り直後のタイガー・ウッズ選手もキングコブラのドライバーを使っていたことはあまりにも有名です。


マスターズを制しました。


私は全米プロで優勝したジョン・デーリー選手に憧れて、ULTRA MIDという白いヘッドのドライバーを使っていたことがあります。


今はインターネットで簡単に探せますが、当時はまだ無かったので、いろいろなショップを探し回って、ようやく見つけて購入したときは嬉しくて枕元に置いて寝たほどです。


今はリッキー・ファウラー選手がコブラのクラブを使って大活躍しています。


オレンジ色といえば、リッキー・ファウラー選手を思い浮かべます。



ソールの凹み
こうして見ても、ソールの凹みが目立ちます。



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。



ソール幅
ソール幅はSWとして、標準的です。


最近はアイアンだけでなく、ウェッジもワイドソール化が進んでいるように思いますが、このウェッジはノーマルです。


ワイドソールを好まれる方や、バンカーショットが苦手な方は、少し狭く見えてしまうかもしれません。



丸いソール
ソールの広さよりも、この丸さが目立っていました。


今はウェッジのソール形状も多様化していて、平らに近いものもありますが、このウェッジは丸いソールです。


リーディングエッジやトレーリングエッジも少し削られていて、抜けが良さそうです。


バンスはそれほど利いていないように見えました。


この部分だけを見ると、SWというよりは、AWかPWのようにも見えます。


そう見えるほどのバンスです。


ハイバンスタイプを好まれる方は物足りなく見えるかもしれませんが、私はバンスが強すぎないものが好きなので、好感が持てました。



ネックの長さ
ネックの長さは適度にあります。


ウェッジらしい長さといってもいいかもしれません。


スピンが利きやすそうなので、頼もしい長さでもあります。



細かなミーリングあり
フェース面には細かなミーリングがあります。


最近はミーリングのあるウェッジが増えてきました。


そのバリエーションは様々で、このウェッジは近くでよく見ないとわからないほどの細かさですが、指で触れてみると、結構ザラザラした感じはありました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはなかなか見ないタイプですが、好感が持てました。


適度なソフトさがありながらも、滑るタイプではなく凹凸感があって、しっかりと受け止めてくれるグリップ力があります。


このようなタイプのグリップはフェースを回して(開閉)使うときも頼もしく感じられます。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


とても構えやすいです。


思わず見とれてしまうようなことはなかったのですが、普通に落ち着いて構えることができました。


今はグースタイプのウェッジの人気が高いですが、このウェッジはストレートタイプで、ちょっとだけ出っ歯になっていて、ラウンドが付いています。


つかまるイメージが欲しい方には、少し構えづらいところがあるかもしれません。


よくある、オーソドックスなタイプです。


ネック周りがギュッと絞り込まれているのもいいです。


最近はここの部分がボテッとした感じのアイアンやウェッジが多くなりましたが、私はこの昔ながらのクラシカルな顔が好きです。


シュッとしているので、余計なイメージが湧かなくていいです。


カットに打っていくイメージも出しやすいので安心感が増します。



開きやすさ
開いて構えてみたのですが、いい感じでした。


バンスが邪魔することもなく、自然に構えられました。


ボールの下をスパッと抜く、ロブショットのイメージも出しやすいです。


いいイメージがどんどん増幅していき、私の頭の中は既に『エンジョイモード』全開です。




試打を開始しました。

フェース面
まず感じたのが、この『超ソフト』な打感です。


超ソフトで、ライトな打感です。


いい意味で、ボールの抵抗感をあまり感じさせない、軽さがあります。


ゴルフクラブの打感にも、ボクシングのように階級があるとすれば、このウェッジはヘビー級ではなく、完全にライト級といいますか、もっといえばミニマム級といっていいかもしれません。


とても魅力的な打感です。


最初からフェースを開いてロブ系で打ってみたのですが、すごくいい感じでした。


あくまでも私の感覚ですが、ランニングやピッチショットなど足(ラン)を使うときは、ある程度の球の質感といいますか、抵抗感が欲しいときがありますが、ロブ系のショットのときは、このウェッジのように超ソフトで軽い感じの打感がいいです。


『クリネックスショット』を打つときにも、このソフトな打感はイメージが合いやすいです。


ボールではなく、ティッシュペーパーを上から舞い上がらせてターゲットにフワッと落とす感覚・・・。といったらいいでしょうか?


そんな感覚を、このウェッジで楽しむことができました。


ソフトでありながら軽さもあるので、その分だけ、こちらの主張をクラブに伝えられるような感覚です。


ガツーンという打感ではなく、フワッという打感です。


最初に見たときから、柔らかそうな雰囲気があるな・・・。と思っていたのですが、実際に打ってみると、予想以上の柔らかさがありました。



トゥ側
球も拾いやすくてイージーです。


出球の高さのイメージも合いやすいです。


ストレートタイプということもあると思いますし、DGという高性能なシャフトが挿してあるということも大きいのは間違いありません。


ドライバーのときはヘッド(主にロフト)だけでなく、シャフトであげるイメージも加えたいですが、ウェッジでのアプローチではシャフトであげるイメージは極力排除したいと思っています。


なので、先が動きすぎるシャフトは苦手です。


昔から言われている『ロフトを信じる』という言葉の通り、ウェッジのロフトだけで上げるイメージが欲しいです。


そうでないと出球のイメージが出しづらいですが、今日はとてもイージーでした。


余計な動きをしないシャフトは信頼できます。



スピン性能
スピン性能も高いです。


いわゆる『激スピン』タイプではないですが、よく掛かっていて、ボールを止めてくれました。


これくらいがちょうどいいという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


『適スピン』でソフトなフィーリングなので、かなり『タッチ』を出しやすいです。


右の手のひらで押し運ぶ感覚・・・。といったらいいでしょうか?


利き手で微妙なフィーリングを出しながら、ターゲットまでフワッと運んでいって、あとはクラブが止めてくれる・・・。というプレイヤーとクラブとの共同作業が楽しめるウェッジです。


まさに『分業制』といったところでしょうか?



バックフェース
『安定性』という点では普通といいますか、易しさ最優先ではないですが、気難しさのようなものは感じなかったですし、ラインも出しやすいので、親近感をもてました。


キャビティタイプのウェッジに慣れておられる方は、ひょっとしたら気難しさのようなものを感じられるかもしれませんが、決してハードルが高いタイプではありません。


あくまでも『ノーマルの範囲』です。



距離感
『距離感』も出しやすくてイージーです。


先ほども書きましたが、グースタイプを好まれる方には、合いづらいところがあるかもしれませんが、それ以外の方でしたら、かなり親しみやすいのではないでしょうか?


超ソフトで心地良い打感を楽しみながら球を運んでいけるウェッジです。



操作性
『操作性』も高く、いろいろな球で遊ぶことができました。


フェースの開閉がしやすいので、かなり『幅』をもたせることができます。


今はオートマチックタイプのウェッジも増えてきましたが、このウェッジは完全にマニュアルタイプのウェッジです。


アプローチが好きな方。『業師(わざし)』の方には、是非試していただきたいです。



ヒール側
このウェッジで一番印象に残ったのは、超ソフトな打感です。


最近はソフトなフィーリングのウェッジも多いですが、それらの多くが『ボールの側(カバー)の硬さ』を感じやすいといいますか、少しの抵抗感がありますが、このウェッジはそれをあまり感じませんでした。


最初から最後まで、このソフトなフィーリングを楽しむことができました。



COBRA VERSATILE WEDGE
スピン性能も高いので、実戦向きな感じがします。


計算しやすいので、手の延長として働いてくれそうです。



COBRA VERSATILE WEDGE
コブラはウェッジのイメージはあまり無かったのですが、このウェッジはとてもいいな・・・。と思いました。


機会があれば、また何度でも試打したいです。

                         
        

                         

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