ホンマ TOUR WORLD TW-W ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
スコッティキャメロン専門店【Himawari】

Post

      
2019年03月27日
PR
  

ホンマ TOUR WORLD TW-W ウェッジ

                 
ホンマ TOUR WORLD TW-W ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
HONMA TOUR WORLD TW-W ウェッジ です。



ダイナミックゴールド S200
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは57度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



正面
久しぶりに出会った、ホンマのウェッジです。


今のホンマはどちらかというと、イージー系にシフトしていった印象が強いですが、このようなオーソドックスなタイプにも力を入れています。


ツアーワールドシリーズです。


私は昔からホンマに強い思い入れがありますし、私の周りでも最近ホンマの人気が復活しているので、嬉しく思っています。


先日、友人にドライバーを勧めてみたのですが、とても気に入ってくれました。


ホンマに限ったことではないですが、いいクラブはいいゴルファーを育てますし、何よりゴルフが楽しくなります。


日本には素晴らしいメーカーがたくさんあるので、どれにしようか迷ってしまうこともあるかもしれませんが、それもゴルフの楽しみのひとつです。


自分にマッチしたクラブはひとつだけとは限りません。


それくらい、今はどのメーカーもレベルが高いです。



側面
軟鉄の雰囲気がある、ベーシックなタイプです。


今のウェッジは軟鉄以外も多くなりましたが、私はやっぱり軟鉄が好きです。


この見るからに柔らかそうな感じがたまりません。


早くも私の目尻は下がりっぱなしです。


ウェッジはクラブの中で摩耗することも多いので、『消耗品』に近いところもありますし、耐久性でいえばステンレスのほうが優れていると思いますが、それを大きく上回る魅力が軟鉄にはあります。


アイアン同様、私は軟鉄のウェッジしか購入したことがないですし、それはこれからもずっと続くと思います。


軟鉄に育てられた私は、それが当たり前のような気がします。



フラット感のあるバックフェース
バックフェースはフラット感があって、シンプルです。


今はトップラインがテーパーのようになっていて、ちょっと膨らんでいるように見えるウェッジもありますが、このウェッジはそんなことはなく、かなりフラットなタイプです。



ソールの凹み

ソールの凹み
しかしソールにある、この四角い凹みが気になります。


かなり目立っていますが、これは重心位置をコントロールする為のものなのでしょうか?


これまでエスヤードキャロウェイなど、丸い穴のような凹みは見たことがありますが、この形は初めて見ます。


丸い凹みと同じような効果が期待できるのでしょうか?



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。



ソール幅
ワイドなソール幅です。


トゥからヒールにかけて『テーパー』になっているのではなく、ストレートタイプです。


ソール幅の広さも目立ちますが、それと同じくらい、ソール全体の丸さが目立っていました。


平らなソールを好まれる方もいらっしゃると思いますし、このような丸いソールを好まれる方もいらっしゃいます。


どちらも滑りを良くするには有効だと思いますが、このように丸いソールは『接地面積の小ささ』と『フェースの開閉のしやすさ』で勝負できるような気がします。


今のウェッジはソール形状が多様化していますが、このウェッジは広めのソール全体に丸みを帯びているような形状です。



ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。


ボテッとした『寸胴タイプ』ではなく、シュッとしている『首長美人タイプ』です。


ウェッジらしいネック形状ですし、こうして見てもとても美しいので、いい目の保養ができます。



細かなミーリングあり
フェース面には、細かなミーリングのようなものがありました。


あまりに小さいので、写真では見えづらいのですが、確かにありました。


『金属のヤスリ』ではなく、『サンドペーパー』のような細かさといったらいいかもしれません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、最近のホンマではよく採用されているタイプです。


『しっとりさ』はないですが、適度にソフトで、しっかりしている感じがします。


モグラマーク入りの、HONMAのロゴがカッコいいです。


このロゴは昔から変わりません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごくいいです。


とても構えやすい『ホンマ顔』です。


ストレートタイプで、ほんのちょっとだけ『出っ歯』になっています。


昔から大好きな顔です。


ホンマらしい美顔で、安心しました。


グースタイプを好まれる方は、構えづらいかもしれませんが、私はストレートタイプが好きなので好感が持てました。


『ちょっとだけ』出っ歯になっているのもいいです。


出っ歯がきつすぎると難しく感じてしまうこともありますが、このように微妙な感じで抑えられていると、いいイメージが出しやすいです。


小顔タイプで、ボールが大きく見えてきます。


まさに『マニュアルタイプの構え感』です。



開きやすさ
フェースも開きやすいです。


ソールの丸い形状が活きているのではないでしょうか?


開き具合をいくつかの『段階的に』ではなく、『無段階的』に微調整できるタイプです。


こういったところもすごくいいです。


フェース面など他の部分でもそうですし、今は特にソール形状が進化しているので、どうしてもアプローチが苦手だという方は、ご自身に合うウェッジを探してみられてはいかがでしょうか?


今は高性能なウェッジがたくさんあるので、その中からさらに良いものを選ぶことができると、ゴルフの楽しさはさらに広がります。


このウェッジは、ロブ系のイメージがとても出しやすいので大好きです。


ロブショットはバンカーショット同様、最初から直接ボールをヒットするわけではないので、『芝の当たり方』といいますか、『芝でタッチ』を出すことになりますが、このウェッジはそれがしやすいだろうな・・・。と、こうして構えていて感じました。


ロブショットは『だるま落とし』のように打っていきたいですし、『前』ではなく、『上』に飛んでいくイメージが欲しいです。


もっといえば、自分の顔の横(左頬)をかすめるように飛んでいくイメージ・・・。といったらいいでしょうか?


それくらい、真上に飛んでいくイメージが欲しいですが、このウェッジはそれができました。


さあ、これからどんな球で遊んでやろうか・・・。とワクワクしてきました。


ウェッジ好きの私にはたまらない時間です。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


ウェッジに適したグッドフィーリングです。


球持ちがいいので、乗せて運ぶ感覚がもてます。


今はドライバーに限らず、アイアンでも弾く感じのアイアンが増えてきましたが、ウェッジだけは今でも、このようなフィーリングが主流です。


距離を求めないクラブであれば、それは当然のことかもしれません。



スピン性能
『スピン性能』は高いです。


今主流の『適スピン性能』をもったウェッジです。


スピンはほどけにくく、しっかりと掛かってくれますが、それが強すぎないので、計算しやすいように感じます。


実戦的なスピン性能といっていいのではないでしょうか?



トゥ側
球も拾いやすくて、出球のイメージが揃っていました。


サンドウェッジは58度と決めておられる方もいらっしゃると思いますが、56度もすごくいいですし、中間の57度も適したロフトです。


58度を使っているけど、どうもしっくりこないな・・・。ちょっと難しいな・・・。という方は、1~2度立ったロフトを使ってみられるのもいいのではないでしょうか?


わずか1~2度ではありますが、それが使い勝手に大きな差がでます。


グースタイプではなく、出っ歯過ぎないので、すごく自然に感じられました。


あくまでも感覚的になのですが、このような優れたウェッジでスピンをかけられたボールは喜んで転がっているように見えてきます。



バックフェース
『安定性』という点では、普通です。


キャビティタイプのウェッジのような寛容さはないかもしれませんが、寛容すぎないからこそ、より正確に狙っていけるように感じます。


元々ロフトの寝ているウェッジでは、アイアンのようなシビアさは感じにくい特長がありますし、アイアンはキャビティを使っているけど、ウェッジはずっとフラットバックを愛用している・・・。という方も多いのではないでしょうか?



距離感
出球のイメージが出しやすく球持ちがいいので、距離感も必然的に合ってきます。


アプローチは『縦の距離感が命』のようなところがありますが、このウェッジだと、それが高い確率で出来ます。


ガツンという強い当たりだと、緩めたくなることがありますが、このウェッジの当たりは優しいので、しっかりと押していけるところがすごくいいです。


スピンがよく効いているので、転がりすぎることもないのが実戦的です。



操作性
『操作性』も高く、いろいろなショットを打たせてくれました。


ソールの丸さが機能している感じがします。


アプローチはいろいろなクラブを使い分けるという方と、SW一本で打ち分けるという方がいらっしゃると思いますが、このウェッジはとても守備範囲が広いので、後者の方にも頼もしい存在になってくれるのではないでしょうか?



ヒール側
軟鉄のいいところが凝縮された、ホンマのハイレベルなウェッジです。


顔や打感の良さが凄いですが、それ以外にもバランスがとれています。



HONMA TOUR WORLD TW-W WEDGE
あくまでも私の好みで・・・。ということになりますが、欠点らしい欠点は見つけられませんでした。


すごく実戦的で、手の延長として働いてくれるウェッジです。



HONMA TOUR WORLD TW-W WEDGE
私はゴルフを始めた頃から、ホンマのPP-101というウェッジを使っていたので、ホンマのウェッジには愛着があるのですが、おそらくPP-101よりも、このニューウェッジのほうが顔の良さはもちろん、スピン性能も高いと思います。


実際に打ち比べてみたわけではないですし、私の中でPP-101はとにかく使い潰してしまい、すり減ってしまった印象が強いのですが、おそらく未使用のものと比べても、このTW-Wのほうが優れていると思います。


最新のモデルが必ずしも最高とは限りませんが、さすがに20年以上前のクラブと比べると、その差は歴然です。


大きな差があります。


昔のクラブも美しいものはたくさんありましたが、今のクラブは美しいだけでなく、そこに『科学の力』が加わっていますし、メーカーの深い研究によって、見た目以上に進化しています。



HONMA TOUR WORLD TW-W WEDGE
アイアンのようにキャビティタイプのウェッジでないと嫌だ・・・。という方。


軟鉄でなく、ステンレスを使いたいという方。


小顔タイプが苦手だという方。


いろいろなワザを使わないので、マニュアルタイプではなく、オートマチックタイプのウェッジを使いたいという方。


ストレートネックは苦手で、グースネックを使いたいという方。


そういった方々には合いづらいところがあるので、違うタイプのほうがいいような気もします。



HONMA TOUR WORLD TW-W WEDGE
人によって好みは分かれますが、私はとても気に入りました。


久しぶりに『ホンマ顔』の優れたウェッジに出会うことができて、満足です。


また、このウェッジでいろいろと遊びたいと思います。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント