ピン G410 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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2019年03月14日
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ピン G410 アイアン

                 
ピン G410 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G410 アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、キックポイントは手元調子、トルクは1.7 です。



正面
PING G410シリーズのアイアンです。


先日ドライバーを試打しましたが、今日はアイアンを手にすることができました。



側面
PINGらしく、機能性あふれるデザインになっています。


ポケットタイプのアイアンですし、バックフェースにも色々な工夫が見られます。


フェース高が低めで横に広いので、PINGアイアンらしさもあります。



トゥ側にあるウェイトのようなもの
トゥ側にある、このパーツは何でしょうか?


おそらくウェイトだと思うのですが、違う意味があるのかもしれません。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりありますが、今はこういうタイプが多いので、今の主流といっていいような気もします。


ポケキャビが登場して、もうずいぶん経ちますが、完全に人気が定着していますし、ポケキャビ以外買う気がしない・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



トップライン
トップラインの厚みは標準的です。


もっと厚いトップラインを予想していたので、ちょっと意外でした。


何となく、これまでと違うな・・・。と思いました。



ソール幅
ソール幅は標準ですが、PINGのアイアンにしては狭い感じがします。


これまでと大きく違う特徴です。


そして、ソール全体も丸みを帯びているのが、よく目立ちました。


最近では、ここまで丸みを帯びているのは珍しいです。


平らなソールを好まれる方は、ちょっと違和感があるかもしれないですし、ワイドソールを好まれる方には親しみづらいところがあるかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


太さも適正で、寸胴タイプではありません。



ネックの凹み
ネックにある、この凹みもPINGならではです。


他のメーカーのアイアンには見られない、PING独自の工夫です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。


これまでもたくさん出会ってきた、ごく普通のフェース面です。


バックフェースやソールには色々な工夫がされているようですが、フェース面はとてもシンプルに見えます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップもシンプルなタイプで、他のモデルにも採用されています。


今は、こういったシンプルなグリップがトレンドなのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、あれ?何だかいつもと違うぞ・・・。PINGの構え感ではないなぁ・・・。と思いました。


PINGのアイアンといえば、もっとごつくて、トップラインも厚く、強いグース・・・。というイメージがあります。


しかし、このアイアンは違いました。


妙にシュッとしています。


まるで、国内メーカーのアイアンのようです。


グースは利いているのですが、それが嫌味に見えませんでした。


一番下のスコアラインが白く塗られていますが、何となく日本的な顔に見えました。


いい意味での意外性があって、面白いです。


私の好みでいえば、できればもっとグースが弱いほうがいいのですが、この顔に満足される方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


明らかに、これまでと変えてきています。


イメージチェンジを図っているのでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


思っていたよりも硬くなく、好感が持てました。


ガツーンという感じで、手に嫌な衝撃が残ることもありませんでした。


厚みで押して運ぶというタイプではなく、フェース面でバチンと弾くような感じです。



トゥ側
球はあがりやすくて、イージーです。


タフなアイアンではありません。


かなりシュッとしているアイアンですが、ハードルの高さは感じられません。


むしろ、かなり顔が良くなっているので、構えやすくて易しさを感じるようになった・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?


これまでのピンのイメージとは変わっているような気がしました。



バックフェース
ポケキャビらしく、安定性は高いです。


見た目通りのオートマチック系のアイアンですが、ボテッとしていないので、より精度を求められるような気がします。


ラインを出しにいってもブレにくく、ラインの幅から外れることはありませんでした。


このアイアンはグースが利いていますが、それほど難しさは感じませんでした。


大顔過ぎずシュッとしていて、イメージが出しやすかったのが良かったのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今のディスタンス系アイアンの中では、標準的といったところでしょうか?


キャリーも稼げますし、かなり前に落ちていく印象がありますが、今はこれくらいが当たり前になってきているので、驚くようなことはなくなりました。


飛ぶときな飛ぶけど、その確率が低い・・・。といった性格の尖った飛びではなく、安定して飛ばしていけるので、性格の丸い飛距離性能をもったアイアンです。


ディスタンス系のアイアンらしく、優しく『フェースに乗る』というよりは、やや強めにバンと弾くような感覚です。



操作性
『操作性』という点では、『オートマ性』のほうが勝ってしまうところがありましたが、左右にも曲げることができました。


これだけのグースが利いていると、これまではかなりの大顔が当たり前のようになっていましたが、このアイアンはそこまで大顔ではなく、シュッとしているので、自然と球がつかまります。


大顔タイプの欠点である、右にプッシュするような球は出にくいです。


私はストレート系が好きですが、グースタイプを好まれる方で、ボテッとした顔は嫌だ・・・。シュッとしたグースタイプのアイアンを使いたい・・・。という方には、かなり魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?



ヒール側
ソールの幅や形状が、これまでと変わっているな・・・。と思いましたし、『男前度』があがっているのが印象的でした。


昔からPINGのアイアンには強い苦手意識があって、その印象が今でも抜けません。



PING G410 アイアン
しかし、ここ数年はすごくいい物も出会うようになりましたし、顔のイメージが変わりました。


素材がステンレスということは変わらないようですし、それがピンのこだわりなのかもしれませんが、色々と変化しているので好感が持てます。


次のモデルでは思わず見とれてしまうようなアイアンを発表するのではないか?と期待してしまいます。



PING G410 アイアン
顔の印象や打感などが良くなっていますが、全体的な易しさ・大らかさは、これまでと変わらないので、ハードルは上がっていません。


大味なタイプのアイアンではなく、こちらの思いを乗せていけるところがすごくいいです。



PING G410 アイアン
ここ数年、PINGはドライバーやFW・UTの充実ぶりが凄いですが、アイアンも要注目です。


私は軟鉄アイアンしか買わないと決めているので、このアイアンを購入することはないですが、素材にこだわらず、とにかく易しさと飛距離。


そして、ある程度の顔の良さや打感も求めていきたい・・・。という方には、是非試していただきたいアイアンです。
                         
        

                         

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