テーラーメイド M6 フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。
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2019年03月13日
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テーラーメイド M6 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M6 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M6 フェアウェイウッド の5番 です。



Speeder 661 Evolution V
シャフトは Speeder 661 Evolution V です。

ロフトは18度、クラブ長さは42インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、バランスはD3、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドM6シリーズのフェアウェイウッドです。


先日、ドライバーアイアンを試打しましたが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。



側面
シャロー感のあるヘッドですが、クリークということもあり、コンパクトにまとまっています。


ソールのデザインがドライバーとよく似ているので、一目でM6だと分かりました。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありますが、調整システムは搭載されていません。


先日試打したM5フェアウェイウッドM6ドライバーにも搭載されていたのですが、このFWだけはありません。


どういうことでしょうか?


このFWは搭載しなくても十分なパフォーマンスが期待できるということなのでしょうか?


それとも、設計上の理由があるのでしょうか?


同じFWでも、M5にはウェイト移動システムもありましたが、このM6にはなく、かなりシンプルに見えます。


しかし、私はシンプルなクラブが『大好物』なので、このクラブに興味が湧いてきました。


『シンプル・イズ・ベスト』ではありませんが、昔からシンプルなクラブは高性能なものが多いです。


とはいっても、このクラブも他と比べると、色々なパーツが組み合わさっていますし、充分機能的といえるのですが・・・。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがあり、『SPEED POCKET』という文字があります。



溝の深さ
しかし、とても浅いです。


溝というよりは、『段差』といったほうがいいのかもしれませんが、これにもメーカーの深い研究があるのだと思います。



シャローヘッド
見慣れたシャロー形状です。


シャローバックタイプですし、フェース高もそれほどありません。



顔
無難な感じのいい顔をしています。


程よくコンパクトにまとまっているのですが、クリークだからでしょうか?


スプーンだと、もうちょっと投影面積が大きくなるのかもしれません。



カーボンクラウン
クラウンにはカーボンが組み込まれています。


今ではポピュラーな工夫です。


テーラーメイドだけでなく、他のメーカーも採用しています。


こうすることにより、かなりの低重心化が図れるのは間違いありません。



フェース面の仕上げ
これまで試打したモデルと同じように、フェース面の質感が良くなっています。


ドライバーには2つの赤いビスがありますが、このFWにはありません。


ルールギリギリまで反発力を高めていないということでしょうか?


それとも、あえて反発力は求めていないのでしょうか?



TWIST FACE
トゥ側にある、この『TWIST FACE』もお馴染みです。


M3M4からの新しい技術が、今回のM5M6にも搭載されているようです。



グリップ
グリップはとてもシンプルで無難なタイプです。


テーラーメイドはヘッドには色々な工夫をしますが、グリップはずっとシンプルなままが多いです。


消耗品なので、あえて力を入れないのでしょうか?



振り感
素振りをしてみた感じは、なかなかいいです。


タイミングもすぐに整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。


クセのない顔で、リラックスして構えることができます。


テーラーメイドは時々、強いクセのあるものが見られるのですが、このクラブはとても自然な感じがして、いい印象をもつことができました。


先日試打したM5といい、今回のM6といい、今年のモデルは『顔の良さ』にもこだわっているのではないでしょうか?


テーラーメイドはどちらかというと、機能性を求めて、フィーリングは後回しな印象がありますが、必ずしもそうとはいえないような気もしてきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトというよりは、ややしっかりめですが、テーラーらしいフィーリングですし、好感がもてました。


外観にマッチしたフィーリングといったらいいでしょうか?


予想していた通りでした。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、高すぎず大きすぎず、しっかり振り抜いていけるので好感が持てます。


この音も、テーラーメイドらしいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通です。


今のFWの中でも、平均的なほうだと思いました。


どちらかといえば、ヒッタータイプの方に合いやすいと思いますが、決してタフなタイプではありません。



バックフェース
小振りなヘッドですが、安定性はなかなか優れています。


この大きさにしては、『最大級』といっていい易しさ・寛容さをもっているような気がします。


小振りでシンプルなヘッドですが、見えないところにも色々な工夫がされているのでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


フェースの弾きが良くて、弾道も力強いです。


よく飛ぶので、スプーンが要らないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


最近のクリークはポテンシャルがあがり、本当によく飛ぶようになってきたのでバフィを殆ど見なくなりました。


スプーンが苦手だという方は、あえてバッグに入れないという選択肢があってもいいのではないでしょうか?


このクラブのように『飛ぶクリーク』を試打していると、そのように感じることが多いです。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。


左右にも反応してくれました。


小顔ということもありますが、自然につかまえていけるところがすごくいいです。


持ち球がスライス系でフックフェースを好まれる方も、これくらいのコンパクトな大きさならば、『ニュートラル』な顔で充分だと感じやすいのではないでしょうか?


フェースをかなりきつく被せるように作って、自動的につかまるようにしても、そこにプレイヤーの意思が伝わっていなければ、ただ単に『左に行ってしまう』クラブになってしまいますが、このクラブのように自然とつかまえていけるのなら、フィーリングを邪魔しないですし、余計な動作も必要なくなるので、易しく感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



ヒール側
これまでのテーラーメイドのクラブの中では、比較的シンプルな外見です。


しかし、しっかりとした技術が感じられますし、シンプルな分だけ、見えないところにも工夫がされているのではないでしょうか?



TaylorMade M6 FW
調整機能を付けていない分、ヘッドの基本性能にこだわっているように感じました。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
シャロータイプですが、頼りなさのようなものはありません。


しっかりとボールを力強く弾き飛ばしてくれるクリークです。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
直打ちでも、しっかりと球を浮かせてくれたので、パー5のセカンドでも活躍してくれそうです。


M5フェアウェイウッドはTITANIUMの文字があったので、チタンだと分かりました。


このM6には何も表記されていないのですが、メタルなのでしょうか?


実際のところは分かりませんが、このクラブはとてもいいですし、M5にも引けを取っていません。


もし機会があれば、打ち比べてみたいです。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
基本性能がしっかりとしていて、高いパフォーマンスが期待できる、レベルの高いFWです。

                         
        

                         

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