ダンロップ ゼクシオ クロス アイアン - ゴルフクラブ試打日記

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2019年03月12日
  

ダンロップ ゼクシオ クロス アイアン

                 
ダンロップ ゼクシオ クロス アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブダンロップ ゼクシオ クロス アイアン の7番 です。



N.S.PRO 870GH D.S.T. for XXIO
シャフトは N.S.PRO 870GH D.S.T. for XXIO です。

ロフトは25度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は89g、トルクは3.0、キックポイントは中調子 です。



正面
ゼクシオの新しいアイアンです。


このアイアンは『CROSS』という名前が付いているので、『PRIME』や『FORGED』のように、ゼクシオの中での新たなブランドなのでしょうか?



側面
第一印象は、かなり『ごつい』でした。


ラージサイズのアイアンは珍しくないですが、このアイアンはその大きさが最大級でありながら、『膨らみ方』も凄いです。


アイアン型ユーティリティは『中空』が基本ですが、キャビティタイプのユーティリティアイアンといった見方もできます。



彫りの深さ
彫りはかなり深くなっていて、ポケット部分が大きいです。


アイアンはウッドなどと比べると、元々重心が浅いクラブですが、このアイアンはできるだけ深くもってきているように見えます。


アイアンよりも、FWやUTが好きな方の為のアイアンなのかな?と思いました。



トップライン
トップラインは厚めではありますが、極端ではありません。


ボヤけた感じのトップラインではなく、きりっとしているので、さすがダンロップです。


この大きさや膨らみ感には正直違和感があるのですが、チープなところは無く、丁寧に仕上げられています。



ソール幅
かなりのワイドソールです。


ワイドソールには見慣れたところがありますが、やはり広いな・・・。と思いました。


ここまで広い7番アイアンは、そう見られません。


完全にユーティリティです。


アイアン型ユーティリティでも、ここまでワイドなのは多くないような気がします。


ゼクシオのアイアンはワイドが標準ですが、おそらくゼクシオアイアン史上、最もワイドなのではないでしょうか?


ゼクシオのアイアンに接する機会は多くないので、はっきりとしたことはいえませんが、このソールを見て、そのように感じました。



平らなソール形状
ソールも平らなタイプで、いわゆる『ラウンドソール』ではありません。


この形状を見ているとアイアンの基本である、上から打つというよりは横から水平に、ソール形状に沿って滑らせて運ぶように打てといっているように感じられました。


今は色々なタイプのクラブが登場してきて、それに合った打ち方が求められる時代になりました。



ネック長さ
ネックは短めです。


寸胴タイプで、頭でっかちなアイアンです。


私の好みとは大きくかけ離れているのですが、こういうクラブも面白いな・・・。と思います。



ミーリング無し
このフェース面を見て、すぐにチタンフェースだということが分かりましたし、私以外にもそう思われた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


これまでたくさんのチタンフェースアイアンに出会ってきたということもありますし、ゼクシオは多いので、その経験から分かりました。


フェースの質感もそうですし、チタンフェース独特の『貼り付け感』もあります。


フェース面にミーリングは見られませんでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはXXIOオリジナルでオシャレです。


グリップ力があって、滑りにくくなっています。



振り感
素振りをしてみると、ゼクシオらしい軽量感はありますが、これまでも経験しているので、特に変わったところはありません。


よくあるタイプです。



構え感
ボールを前にして構えてみると違和感といいますか、『7番アイアンらしくない』感じがしました。


かなりの大顔ということもありますし、フェース面が立ちすぎていて、どうしても7番という認識をもてませんでした。


これまで出会ってきた、4番ユーティリティアイアンと似ています。


これだけの大顔だからでしょうか?


グースもよく利いています。


完全に私は『アウェイ感』をもっていました。


『ホーム感』をもって構えることはできませんでした。




試打を開始しました。

飛距離性能
まず感じたのが、飛距離性能の高さです。


かなり易しく、かつ安定して飛ばせることのできるアイアンです。


『当たり損じ』になりにくく、フェース面の多くの部分を使って、アバウトに飛ばしていくことができます。


完全に『4番アイアン超』のアイアンです。


『7』という数字に意味を見出せません。


メーカーの反発が必至なので実現はしないと思いますが、USGAやR&Aがアイアンのロフトについての基準といいますか、規定のようなものを設けてみてもいいのかな?と思いました。


例えば7番アイアンならば、ロフト『37度から33度まで』で誤差+-1度は許容範囲といった具合です。


そうすれば『飛ぶアイアン』は激減するかもしれませんが、7と刻印することによって、心理的なメリットが大きいのは事実です。


『4』と刻印すると難しく感じられるかもしれませんが、『7』と刻印すると親しみやすく感じやすいというゴルファーの心理をついているような気もします。


『番手ずらし』も、ここまでくると凄いです。


構えたときに感じた通りの飛距離性能をもっています。


飛ぶことに関して、かなり優れていますが、性格の尖った飛びではなく、イージーなところがあるのも、このアイアンの長所です。



フェース面
『打感』は大いに不満です。


『ゴツン』という感じで、硬いフィーリングです。


アイアンらしい打感ではないのですが、時代の流れによって、クラブも変わっていくので、新しい時代の打感といえるのかもしれません。


しかし、私は好きになれませんでした。



トゥ側
球はあがりやすくて、見た目通りでした。


タフなアイアンではありません。


これ以上できないほど重心を低く深くして、易しくしている感じがします。


球はあがりやすく、キャリーも稼げますが、打ち出しはやや抑えられている感じがしました。


ディスタンス系アイアンの特徴でもあります。


こういうタイプのアイアンは速く振るとあまりメリットを感じにくいので、かなり『ゆっくりめ』に振っていったほうが安定しやすいように感じました。



バックフェース
『安定性』は高く、完全にオートマチック系のアイアンです。


シビアさとは無縁の、大らかさをもっているアイアンです。


今のディスタンス系アイアンは、まるで『セット』のように、高い安定性をもっていますが、このアイアンもそのようなタイプで、その2つの性能が極限まで高められているように感じます。


フェース面の、スコアラインのあるところだったら、どこでヒットしても、球が真っ直ぐに飛んで行ってしまうような感覚をもちました。



操作性
『操作性』という点では、これだけの大顔ですし、あまり秀でていないように感じました。


フェースターンをなるべくしないで打ちたい方に合いやすいアイアンといえるのではないでしょうか?


構えたときに曲げるイメージを出せなかったですし、手で細工をしようとしても、このアイアンのもつ大らかさが、それを打ち消してしまいました。


『操作性拒否』のアイアンといっていいのかもしれません。


なかなか意思の疎通ができませんでした。



ヒール側
ゼクシオは元々、易しくて親しみやすいという特長をもっていましたが、時代の流れによって、ここまで進化したということが凄いです。


極端すぎると感じられるところもあるのですが、形にできることは全て形に変えようというメーカーの思いが伝わってきます。



DUNLOP XXIO CROSS IRON
飛びと安定性が特に秀でていますが、どのような方が使われるのだろう?とずっと思っていました。


最初、バックフェースのデザインを見たときは、ゼクシオの中でも、ヤングゴルファー向けなのかな?と思いましたが、実際に打ってみて、必ずしもそうではないぞ・・・。と思いました。



DUNLOP XXIO CROSS IRON
易しくて飛びの性能が高い、イージーアイアンを求める幅広い年齢層をターゲットにしているように思います。



DUNLOP XXIO CROSS IRON
私はこのアイアンでコントロールすることが難しくてできませんでしたが、このようなタイプで『手の延長』として使っておられる方には、かなり心強い相棒になってくれるのではないでしょうか?


マイクラブは勿論ですし、他の色々なクラブを試打していると、そのクラブの『表情』を何となく感じ取れることがあるのですが、このアイアンは終始無表情で、機械的な印象をもちました。


こちらが探りを入れようとしても、それを受け入れてくれない感じがしました。



DUNLOP XXIO CROSS IRON
『7』とソールに刻印された、易しい『4番ユーティリティ』という印象をもちました。


フィーリングなどは好感が持てなかったのですが、ここまではっきりした性格をしていると、却って潔い感じがします。


今年はゼクシオのニューモデル(イレブン?)が発売される年だと思うのですが、このアイアンがその呼び水となるのでしょうか?


ゼクシオはずっと同じようなタイプのモデルが続いているので、その流れを打ち切るような斬新なモデルが登場して欲しいと思っています。


これからも国民的ブランドであるゼクシオには期待していきたいです。

                         
        
                         

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