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2019年02月25日
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キャロウェイ EPIC FLASH SUB ZERO フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ EPIC FLASH SUB ZERO フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは Tour AD SZ です。
ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS です。

キャロウェイエピックサブゼロシリーズのFWです。
先日、ドライバーを試打して、いい印象をもっていたので、フェアウェイウッドも試打したいとずっと思っていました。

シャロータイプのFWです。
これまでの流れを見れば当然といえますが、大きさはクリークらしくコンパクトなタイプです。

ソールの中央付近にある、この凹みも、見慣れてきました。
ドライバーにも見られますが、どのような効果が期待できるのでしょうか?

ソールのフェース寄りには大きなウェイトがあります。
これはドライバーにも見られました。
JAIL BREAK TECHNOLOGYも同じです。
ネックには調整システムが搭載されています。
キャロウェイには、『カスタム』ではなく、『標準装備』といっていいのかもしれません。
それくらい、一般的になりました。

ネックの長さは適度にあります。
シャロータイプではありますが、こうして見ていると結構重心の高さもあるように見えます。
昔のキャロウェイはショートネックどころか、ネック自体が無いクラブがたくさんあって、他のメーカーのクラブとの大きな違いがありました。
『ホーゼルの概念』を吹き飛ばした・・・。といってもいいかもしれません。
まさに革命的なクラブでしたが、最新のモデルでネックがあるということは、やはりネックがあったほうがいいということなのかもしれないですし、『調整システム』の為なのかもしれません。

試打するのは、このNとSのポジションです。

フェース面のデザインはシンプルで美しいです。
弾きが良さそうな感じがします。

とてもいい顔をしているので、一瞬で目尻が下がってしまいました。
クセのない顔ですが、丸っこいというよりは、やや尖った感じの男前です。
キャロウェイの顔は極端に感じることが多いです。
このFWのように、すごくいい顔をしているものもあれば、かなりクセがきつくて苦手意識をもってしまうものもあります。
それぞれニーズに合わせているということなのでしょうか?

クラウンがカーボンであることが分かりました。
これも、これまでのモデルと共通するところです。

シャローバックタイプです。
今はこの形が最も多いですし、キャロウェイはモデルを変えても、ずっとこの形にこだわり続けているようです。

装着されている、この緑が美しいグリップも共通しています。
ヘッドのイメージとマッチしていて、美しいです。

素振りをしてみると、軽量でシャフトも軟らかいので、やや頼りないところもありますが、今の標準的なスペックだと思いますし、仕方ありません。

ボールを前にして構えてみると、すごくいいです。
顔が整っていますし、クリークらしい控えめな大きさで、ボールが際立って見えます。
クセのない顔です。
調整システムが搭載されているので、ネックの太さがちょっと目に入りましたが、気になるほどではありませんでした。
すごくいいイメージが浮かんできました。
試打を開始しました。

打感は、ややしっかりめですが、好感が持てます。
先日試打したドライバーはもっと弾く感じがありましたが、このFWはそこまでではありませんでした。
この打感は、これまでも経験していますし、キャロウェイらしいフィーリングです。

『音』もはっきりしていて、聞き覚えがあります。
これは『キャロウェイ音』といっていいように思います。
ニューモデルでありながら、これまでのモデルと共通する部分も多いです。

『球のあがりやすさ』という点では、結構しっかりした印象をもちました。
今のクリークの中では、明らかにタフなほうだと思います。
かなりシャロー感が強いので、球があがりやすいだろうと思っていたのですが、ちょっと違いました。
ソールのフェース寄りにあるウェイトがよく効いているのでしょうか?
重心が前のほうに来ているのかもしれません。
低スピン性能が優れているので、球があがりにくいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
性格がはっきりしているので、好みが大きく分かれるところだと思います。

『安定性』は普通です。
構えやすいのでラインも出しやすいですが、特別曲がりにくいとか、高い寛容性があるという感じではありませんでした。
ミスはミスと、はっきり伝えてくれるクラブです。

『飛距離性能』は優れています。
キャロウェイが得意とする、ポテンシャルの高いFWです。
あがりやすいタイプのFWではないので好みが分かれると思いますが、強い球を打たせてくれます。
このクラブでしっかりとしたキャリーを稼ぐことができれば、大きな飛距離が望めますが、球が浮ききらずにキャリーが伸ばせない・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。
明らかにヒッター向けのフェアウェイウッドです。

『操作性」は、いい感じでした。
左右へ曲げるのも易しいです。
今のFWはドライバーと同じように『曲げにくい』タイプが多くなりましたが、このFWは曲げやすいです。
球がつかまり過ぎることもなく、左右同じように反応してくれました。

かなりポテンシャルの高いFWです。
高い飛距離性能が一番強く印象に残りました。

クリークはボールを高~くあげて終わり・・・。という感じの物も、これまでたくさんありましたが、このクラブは違います。
力強く、確実に前へ前へと運んでくれるFWです。

とても機能的で易しそうな外見ではありますが、結構硬派なところがあります。
誰にでも易しく飛ばしていける『親しみやすい飛び』ではなく、どちらかというと使い手を選ぶ『骨太な飛び』といった印象をもちました。

ドライバーにもポテンシャルの高さを感じましたが、それが上手く、このFWでも表現できています。
ヒッタータイプの方で飛距離の出るFWを探しておられる方は、このクラブを試してみられるのもいいのではないでしょうか?
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