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2019年02月23日
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クレイジー CB-50W
このブログ ゴルフクラブ試打日記は、ゴルフクラブといいながら、いつもヘッドばかりに焦点が当たっているので、今日はもうひとつの大切なパーツであるシャフトについて書かせていただきたいと思います。
先日はLOOPという素晴らしいシャフトについて書かせていただきましたが、今回は私がずっと愛用しているシャフト クレイジーです。

CRAZY CB-50Wです。
このシャフトはもう数年愛用しているのですが、今でもすごく愛着をもっていますし、たくさん助けられてきました。
同じメーカーの同じ銘柄のシャフトでも、『プロ支給モデル』と『市販モデル』では大きな違いがあることは、多くの方がご存知だと思います。
それは今に限らず、昔からそうです。
このクレイジーはプロに支給しているものと同じものを一般モデルに・・・。ということで、そこにすごく魅力を感じていました。
高弾性シートがフルレングス(全長)使用されているそうで、プロ支給モデルはともかく、市販モデルでそれをするのは他のメーカーでは考えられない、まさにクレイジーなのだということを以前聞いたことがあります。
多くの市販モデルは高弾性シートを使用しているといっても、一部分(主に真ん中部分)にしか使われていなくて、他の部分は低弾性シートを使っているのだそうです。
高弾性を使えば必ず飛ぶ、低弾性は飛ばない。ということではないですが、同じ銘柄の物は全て同じ製法で、品質・性能に変わりがないというところにすごく魅力を感じました。
同じメーカーの同じ銘柄のシャフトで、『ダブルスペック』は要りません。
競技では『ワンボールルール』が適用されますが、クラブにおいても同じメーカー同じ銘柄であれば、『ワンスペック』であるべきです。
ヘッドと違い、シャフトは見た目だけでは性能が分かりづらいです。
外見だけを整えて、中身が『スカスカ』のようなシャフトを作ろうと思えば簡単にできると思います。
今は少ないですが、昔はそういうシャフトが結構ありました。
クレイジーのシャフトは高性能なので魅力的ですが、最初はかなり高価なイメージをもっていたので、自分にはあまり縁がないシャフトかな?と思うこともありました。
このシャフトも5万円以上しましたが、今はもっと高価なシャフトもたくさんあるので、クレイジーだけが特別高価なわけではないですし、シャフトの性能を考えると、コストパフォーマンスが高いのは間違いありません。
このドライバーは『セカンドモデル』で、同じものを2つ持っています。
これまで色々なドライバーを愛用してきましたが、全く同じモデルで同じスペックを作ったのは、このCRZ435が初めてですし、それをしていて良かったと思っています。

飛距離性能が、ずば抜けているのは勿論なのですが、それに加え操作性がとても高いです。
スイングのイメージを、そのまま球筋に反映させやすい魅力的なシャフトです。
ここまで反応のいいシャフトは、なかなか見られません。
以前も書きましたが、『ちょいスラ』『ちょいフック』が打ちやすいです。
それが私のハートをキャッチしました。

ヘッド(ドライバーやアイアンなど)は、マニュアルタイプとオートマチックタイプに分かれますが、同じことがシャフトにもいえます。
このCB-50Wというシャフトは完全にマニュアルタイプです。
ひたすら真っ直ぐ飛ばす為のシャフトではなく、自分の得意な球筋、コース(ホールレイアウト)なりに描きたい球筋を実現させてくれるシャフトです。
そこがすごく気に入っています。
ゴルフをしていて、怖いといいますか、とても嫌なミスとして、『逆球』があります。
一番嫌なミスといっていいかもしれません。
右に曲げようとしたのが、つかまり過ぎたとか、その逆があったり・・・。
それは大きなトラブルになり、スコアを崩す要因にもなりますが、私はこのドライバーを使っていて逆球を打ったという記憶がありません。
今のイージー系ドライバーと比べると、寛容さがあって直進性が高いとはいえないかもしれませんが、球筋を操りやすいのは大きな魅力であり、アドバンテージです。

これは私が愛用しているドライバー(CRZ435)なのですが、このヘッドとの相性もバッチリです。
それぞれの存在がお互いを高めあっているように感じられます。
例えていうなら、東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さん。
水戸黄門でいえば、助さん格さんといったところでしょうか?
まさに相棒です。
クレイジーのシャフトで一番売れたのは、おそらくロイヤルデコレーションだと思うのですが、私はこのCB-50Wのほうが好きです。
ロイヤルデコレーションも試してみたことがありますが、私にはちょっと難しいタイプでした。
CB-50Wは高い飛距離性能と操作性を持っていながら、相棒であるヘッドCRZ435(BM-435)も、かなり高い飛距離性能と操作性をもっています。
お互いの長所が重なり合って、大きなプラスαを生み出してくれています。
それを私はもう何年も実感し続けています。

今はクラブの『オートマチック化』が進んでいます。
それはドライバーだけでなく、FWやUT・アイアン・ウェッジ・パターにまで及んでいます。
ヘッドが大きくなるのはそれだけメリットも大きいと思いますが、それが必ずしも全ての方に合うとは限りません。
色々な方とラウンドさせていただくと、ドライバーがプッシュしてトラブルになるのを今でもよく見ます。
その方はちょっとつかまえて右から回そうとされたのだと思いますが、ヘッドが返りきらず、ボールが右に抜けていく・・・。という感じです。
いわゆる逆球です。
ひたすら真っ直ぐなイメージで飛ばしていくには、ラージサイズで重心距離の長い、オートマチックタイプが有利なこともあるのかもしれませんが、実際のラウンドでは少し曲げてみたいといいますか、曲線で攻めたほうが、イメージが出やすく、スコアメイクしやすいことが多いです。
真っ直ぐで何もハザードが無いホールであれば、直進性の高いほうが有利かもしれませんが、実際のコースはドッグレッグも多いですし、様々なハザードが待ち構えています。
そういったときには、オートマチックタイプよりもマニュアルタイプのほうが適しているように感じます。
その方はラージサイズの、オートマチックタイプのドライバーを使っておられましたが、それよりも『セミオートマチックタイプ』のほうがマッチしやすいような気がしますし、そういった方は他にもたくさんいらっしゃると思います。
ヘッドも今は『460cc』が主流ですが、それはあくまでもルールで定められた『最大値』であり、メーカーの都合などもあるのかもしれません。
ルールギリギリの460ccが誰にもマッチするとはいいきれません。
今は海外メーカー全てが、このサイズですし、小振りなタイプは日本のメーカーしか作っていないように思います。
ひょっとしたら、小振りなヘッドは時代遅れという意見もあるかもしれませんが、私は日本のメーカーにちょっと小振りなモデルを作り続けて欲しいと思っています。
スイートエリアの大きさはあまり変わらなくて、ちょっと小振りにするだけで、すごく易しくなるような気がします。
構えたときに大きいほうが、安心感がある・・・。という方もいらっしゃると思いますが、ドライバーのヘッドだけが大きくなりすぎて、FWやUT・アイアン・ウェッジなどのクラブとの『大きさの連携』が取れていないように感じることも多いです。
もちろん人間には『対応能力』という素晴らしい力をもっているので、ある程度は慣れていけると思うのですが、その答えが必ずしも『460』ではないと思います。
人によっては、もっと小振りなほうが正解ということもあるのではないでしょうか?

先ほども書きましたが、このシャフトは飛距離性能にも優れています。
『飛ばせるシャフト』というと、人それぞれ思うところがあると思いますが、私がすぐに思い浮かべるのが『押していけるシャフト』です。
ボールを強く押せるシャフトが飛ばしやすいと感じます。
毎年たくさんのシャフトが発売されていますが、今でも『当たり負け』しちゃっているな・・・。と思えるシャフトはあります。
シャフトがボールに負けて押せていけないと感じることは多いです。
ボールに伝える力が『集中型』ではなく、『分散型』で距離をロスしてしまっている物もあり、とても勿体ないといいますか、残念に思えてなりません。
このクレイジーのシャフトは完全に『集中型』です。
ボールに与えるエネルギーが大きくて効率が良いです。
色々なクラブを試打していると、同じようなヘッドばかりだな・・・。あまり変わり映えしないな・・・。と思えることはよくありますが、それはシャフトにもいえます。
最新のシャフトが必ずしも最高ではなく、前のモデルでも素晴らしいものはたくさんあります。
コース上には色々なハザードがありますが、それが地上だけとは限りません。
空中にも存在します。
それは『風』です。
無風なときに飛距離性能が優れているのは勿論なのですが、風の強いときでも対応できるクラブは頼もしいです。
特に風がアゲているときは、どうしても低く打ちたくなります。
今のドライバーは低スピン性能が優れているものが多いですが、それでも球が高いと風に大きく影響されます。
できるだけ低くライナー系のイメージで飛ばしたくなりますが、それがこのドライバーだと易しいです。
いつもよりも指二本分くらい短く持って、とにかく高くあげないことと方向性を求めて打っていく(いわゆるライン出し)のですが、それでも距離があまり落ちないところがすごく魅力的ですし、助かっています。
初めて回るコースでは分からないことも多いので、風が無くても、このような打ち方を最初から最後まで通すこともあります。
そういった『さじ加減』といいますか、その日のコンディションとか、コースなどによって、色々と味付けしやすいところも気に入っています。
今は先が結構走るタイプが多く、つかまりが良くなっているのですが、どのように打っても『上がってしまう』シャフトが多いです。
低く抑えたくても、それが難しいシャフトです。
融通が利かないので、実戦では不利に感じることもあります。
その点、このシャフトは色々な球を打たせてくれます。
数値的なことなどは難しく、あくまで感覚的なことなので上手く表現できないですが、『ずっと使い続けていること』が、最大の『証』といえるのではないでしょうか?

このシャフトと全く同じタイプは、もう発売されていないかもしれませんが、似たようなタイプはあるかもしれないですし、ヘッド(BM-435)は今でも発売されているので、ラージサイズが苦手でスピン過多に悩んでおられる方には、是非試していただきたいです。
長く楽しめる、飽きのこないクラブです。
モデルチェンジが激しいクラブ業界で、これだけ長くロングセラーであり続けているというのは、それだけ長く支持されているということになります。
私と同じように、同じスペック(あるいはちょっとだけ変えたスペック)を持っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴルファーが1000人いれば、1000通りの好みがあると思いますが、それぞれ自分に合う『黄金スペック』というものに出会うことができれば益々のレベルアップにつながりますし、ゴルフの楽しさが何倍にもなるのは間違いありません。
今は優れたクラブがたくさんあるので、どうしても迷ってしまうこともあると思います。
極端にいえば、降りしきる雨粒を一粒だけつかみとるような感覚に近いかもしれません。
いいクラブがたくさんあるというのはそれだけ今が贅沢で、いい時代なのだと思いますが、ひとりでも多くの方がベストマッチのクラブに出会われることを願います。
先日はLOOPという素晴らしいシャフトについて書かせていただきましたが、今回は私がずっと愛用しているシャフト クレイジーです。

CRAZY CB-50Wです。
このシャフトはもう数年愛用しているのですが、今でもすごく愛着をもっていますし、たくさん助けられてきました。
同じメーカーの同じ銘柄のシャフトでも、『プロ支給モデル』と『市販モデル』では大きな違いがあることは、多くの方がご存知だと思います。
それは今に限らず、昔からそうです。
このクレイジーはプロに支給しているものと同じものを一般モデルに・・・。ということで、そこにすごく魅力を感じていました。
高弾性シートがフルレングス(全長)使用されているそうで、プロ支給モデルはともかく、市販モデルでそれをするのは他のメーカーでは考えられない、まさにクレイジーなのだということを以前聞いたことがあります。
多くの市販モデルは高弾性シートを使用しているといっても、一部分(主に真ん中部分)にしか使われていなくて、他の部分は低弾性シートを使っているのだそうです。
高弾性を使えば必ず飛ぶ、低弾性は飛ばない。ということではないですが、同じ銘柄の物は全て同じ製法で、品質・性能に変わりがないというところにすごく魅力を感じました。
同じメーカーの同じ銘柄のシャフトで、『ダブルスペック』は要りません。
競技では『ワンボールルール』が適用されますが、クラブにおいても同じメーカー同じ銘柄であれば、『ワンスペック』であるべきです。
ヘッドと違い、シャフトは見た目だけでは性能が分かりづらいです。
外見だけを整えて、中身が『スカスカ』のようなシャフトを作ろうと思えば簡単にできると思います。
今は少ないですが、昔はそういうシャフトが結構ありました。
クレイジーのシャフトは高性能なので魅力的ですが、最初はかなり高価なイメージをもっていたので、自分にはあまり縁がないシャフトかな?と思うこともありました。
このシャフトも5万円以上しましたが、今はもっと高価なシャフトもたくさんあるので、クレイジーだけが特別高価なわけではないですし、シャフトの性能を考えると、コストパフォーマンスが高いのは間違いありません。
このドライバーは『セカンドモデル』で、同じものを2つ持っています。
これまで色々なドライバーを愛用してきましたが、全く同じモデルで同じスペックを作ったのは、このCRZ435が初めてですし、それをしていて良かったと思っています。

飛距離性能が、ずば抜けているのは勿論なのですが、それに加え操作性がとても高いです。
スイングのイメージを、そのまま球筋に反映させやすい魅力的なシャフトです。
ここまで反応のいいシャフトは、なかなか見られません。
以前も書きましたが、『ちょいスラ』『ちょいフック』が打ちやすいです。
それが私のハートをキャッチしました。

ヘッド(ドライバーやアイアンなど)は、マニュアルタイプとオートマチックタイプに分かれますが、同じことがシャフトにもいえます。
このCB-50Wというシャフトは完全にマニュアルタイプです。
ひたすら真っ直ぐ飛ばす為のシャフトではなく、自分の得意な球筋、コース(ホールレイアウト)なりに描きたい球筋を実現させてくれるシャフトです。
そこがすごく気に入っています。
ゴルフをしていて、怖いといいますか、とても嫌なミスとして、『逆球』があります。
一番嫌なミスといっていいかもしれません。
右に曲げようとしたのが、つかまり過ぎたとか、その逆があったり・・・。
それは大きなトラブルになり、スコアを崩す要因にもなりますが、私はこのドライバーを使っていて逆球を打ったという記憶がありません。
今のイージー系ドライバーと比べると、寛容さがあって直進性が高いとはいえないかもしれませんが、球筋を操りやすいのは大きな魅力であり、アドバンテージです。

これは私が愛用しているドライバー(CRZ435)なのですが、このヘッドとの相性もバッチリです。
それぞれの存在がお互いを高めあっているように感じられます。
例えていうなら、東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さん。
水戸黄門でいえば、助さん格さんといったところでしょうか?
まさに相棒です。
クレイジーのシャフトで一番売れたのは、おそらくロイヤルデコレーションだと思うのですが、私はこのCB-50Wのほうが好きです。
ロイヤルデコレーションも試してみたことがありますが、私にはちょっと難しいタイプでした。
CB-50Wは高い飛距離性能と操作性を持っていながら、相棒であるヘッドCRZ435(BM-435)も、かなり高い飛距離性能と操作性をもっています。
お互いの長所が重なり合って、大きなプラスαを生み出してくれています。
それを私はもう何年も実感し続けています。

今はクラブの『オートマチック化』が進んでいます。
それはドライバーだけでなく、FWやUT・アイアン・ウェッジ・パターにまで及んでいます。
ヘッドが大きくなるのはそれだけメリットも大きいと思いますが、それが必ずしも全ての方に合うとは限りません。
色々な方とラウンドさせていただくと、ドライバーがプッシュしてトラブルになるのを今でもよく見ます。
その方はちょっとつかまえて右から回そうとされたのだと思いますが、ヘッドが返りきらず、ボールが右に抜けていく・・・。という感じです。
いわゆる逆球です。
ひたすら真っ直ぐなイメージで飛ばしていくには、ラージサイズで重心距離の長い、オートマチックタイプが有利なこともあるのかもしれませんが、実際のラウンドでは少し曲げてみたいといいますか、曲線で攻めたほうが、イメージが出やすく、スコアメイクしやすいことが多いです。
真っ直ぐで何もハザードが無いホールであれば、直進性の高いほうが有利かもしれませんが、実際のコースはドッグレッグも多いですし、様々なハザードが待ち構えています。
そういったときには、オートマチックタイプよりもマニュアルタイプのほうが適しているように感じます。
その方はラージサイズの、オートマチックタイプのドライバーを使っておられましたが、それよりも『セミオートマチックタイプ』のほうがマッチしやすいような気がしますし、そういった方は他にもたくさんいらっしゃると思います。
ヘッドも今は『460cc』が主流ですが、それはあくまでもルールで定められた『最大値』であり、メーカーの都合などもあるのかもしれません。
ルールギリギリの460ccが誰にもマッチするとはいいきれません。
今は海外メーカー全てが、このサイズですし、小振りなタイプは日本のメーカーしか作っていないように思います。
ひょっとしたら、小振りなヘッドは時代遅れという意見もあるかもしれませんが、私は日本のメーカーにちょっと小振りなモデルを作り続けて欲しいと思っています。
スイートエリアの大きさはあまり変わらなくて、ちょっと小振りにするだけで、すごく易しくなるような気がします。
構えたときに大きいほうが、安心感がある・・・。という方もいらっしゃると思いますが、ドライバーのヘッドだけが大きくなりすぎて、FWやUT・アイアン・ウェッジなどのクラブとの『大きさの連携』が取れていないように感じることも多いです。
もちろん人間には『対応能力』という素晴らしい力をもっているので、ある程度は慣れていけると思うのですが、その答えが必ずしも『460』ではないと思います。
人によっては、もっと小振りなほうが正解ということもあるのではないでしょうか?

先ほども書きましたが、このシャフトは飛距離性能にも優れています。
『飛ばせるシャフト』というと、人それぞれ思うところがあると思いますが、私がすぐに思い浮かべるのが『押していけるシャフト』です。
ボールを強く押せるシャフトが飛ばしやすいと感じます。
毎年たくさんのシャフトが発売されていますが、今でも『当たり負け』しちゃっているな・・・。と思えるシャフトはあります。
シャフトがボールに負けて押せていけないと感じることは多いです。
ボールに伝える力が『集中型』ではなく、『分散型』で距離をロスしてしまっている物もあり、とても勿体ないといいますか、残念に思えてなりません。
このクレイジーのシャフトは完全に『集中型』です。
ボールに与えるエネルギーが大きくて効率が良いです。
色々なクラブを試打していると、同じようなヘッドばかりだな・・・。あまり変わり映えしないな・・・。と思えることはよくありますが、それはシャフトにもいえます。
最新のシャフトが必ずしも最高ではなく、前のモデルでも素晴らしいものはたくさんあります。
コース上には色々なハザードがありますが、それが地上だけとは限りません。
空中にも存在します。
それは『風』です。
無風なときに飛距離性能が優れているのは勿論なのですが、風の強いときでも対応できるクラブは頼もしいです。
特に風がアゲているときは、どうしても低く打ちたくなります。
今のドライバーは低スピン性能が優れているものが多いですが、それでも球が高いと風に大きく影響されます。
できるだけ低くライナー系のイメージで飛ばしたくなりますが、それがこのドライバーだと易しいです。
いつもよりも指二本分くらい短く持って、とにかく高くあげないことと方向性を求めて打っていく(いわゆるライン出し)のですが、それでも距離があまり落ちないところがすごく魅力的ですし、助かっています。
初めて回るコースでは分からないことも多いので、風が無くても、このような打ち方を最初から最後まで通すこともあります。
そういった『さじ加減』といいますか、その日のコンディションとか、コースなどによって、色々と味付けしやすいところも気に入っています。
今は先が結構走るタイプが多く、つかまりが良くなっているのですが、どのように打っても『上がってしまう』シャフトが多いです。
低く抑えたくても、それが難しいシャフトです。
融通が利かないので、実戦では不利に感じることもあります。
その点、このシャフトは色々な球を打たせてくれます。
数値的なことなどは難しく、あくまで感覚的なことなので上手く表現できないですが、『ずっと使い続けていること』が、最大の『証』といえるのではないでしょうか?

このシャフトと全く同じタイプは、もう発売されていないかもしれませんが、似たようなタイプはあるかもしれないですし、ヘッド(BM-435)は今でも発売されているので、ラージサイズが苦手でスピン過多に悩んでおられる方には、是非試していただきたいです。
長く楽しめる、飽きのこないクラブです。
モデルチェンジが激しいクラブ業界で、これだけ長くロングセラーであり続けているというのは、それだけ長く支持されているということになります。
私と同じように、同じスペック(あるいはちょっとだけ変えたスペック)を持っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴルファーが1000人いれば、1000通りの好みがあると思いますが、それぞれ自分に合う『黄金スペック』というものに出会うことができれば益々のレベルアップにつながりますし、ゴルフの楽しさが何倍にもなるのは間違いありません。
今は優れたクラブがたくさんあるので、どうしても迷ってしまうこともあると思います。
極端にいえば、降りしきる雨粒を一粒だけつかみとるような感覚に近いかもしれません。
いいクラブがたくさんあるというのはそれだけ今が贅沢で、いい時代なのだと思いますが、ひとりでも多くの方がベストマッチのクラブに出会われることを願います。
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