Post
≪フェアウェイウッド・オブ・ザ・イヤー 2018 | HOME | 新年のごあいさつ≫
2019年01月06日
アイアン・オブ・ザ・イヤー 2018
年が明けたということで今日は、昨年出会ったアイアンの中から、アイアン・オブ・ザ・イヤーを発表させていただきたいと思います。
尚、掲載順はあくまでも試打した順番であって、ランキングとは関係ありません。
また、このランキングはあくまでも私の中でのことであって、そのクラブの性能や品質の優劣を示すものではありません。
そして試打していながら、ここに掲載されていないアイアンもありますが、それらが良くないということではありません。
候補たちの数をもっと絞ろうと思ったのですが、思っていた以上に多くなってしまいました。
昨年はたくさんのアイアンに出会うことができましたが、ひとつはっきりといえるのは、本当にいいアイアンが日本にはたくさんあるということです。
秀作にたくさん出会うことができる日本に住んでいて、本当に幸運だということを実感しています。
それでは候補たちをご紹介していきたいと思います。

METAL FACTORY FX-936

三浦技研 MC-501 アイアン

タイトリスト VG3 アイアン

ホンマ BERES IS-06 アイアン

BUCHI VS501 アイアン

Jean-Carlo JC501 アイアン

フォーティーン TP-766 アイアン

朝日ゴルフ用品 メタルファクトリー J2 アイアン

Orion Closer アイアン

FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン

テーラーメイド P790 アイアン

ミズノ GX FORGED アイアン

プロギア RS FORGED アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B X-CB アイアン

PING i500 アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B X-BL アイアン

A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアン

ダンロップ スリクソン Z785 アイアン

BALDO CB16 IRON VERSION 2

PING i210 アイアン

ONOFF LABOSPEC FF-247Ⅱ アイアン

テーラーメイド P760 アイアン

タイトリスト T-MB アイアン
こうして見ていても、やはり素晴らしいアイアンがたくさんあるな・・・。と思いました。
今見てもワクワクします。
そして、キャビティやマッスルバックはもちろん、中空タイプも増えてきたことが分かります。
私は軟鉄アイアンしか購入したことがないですし、これからもそれは変わりませんが、ステンレス系も多いことに気づきますし、それだけニーズが高いのだと思います。
購買意欲が刺激されるアイアンもいくつかありました。
また、例年ではMVPはひとつだけなのですが、今回は2つ選ぶことに決めました。
私はシンプルなアイアンが好きなのですが、違うタイプのアイアンで、どうしても選んでおかなければならないと思ったクラブがあったので、それを違うカテゴリーで選出することにしました。
それは『ラージサイズ(ディスタンス系)』アイアン部門といいますか、『イージー系』です。
そのラージサイズ部門でのMVPは

朝日ゴルフ用品 メタルファクトリー J2 アイアンです。
このアイアンを一目見て、その際立った質感の良さ・デザインの美しさが私の心を大きく揺さぶりました。
何か特別なフィルムのようなものをまとっているかのように見えたのを覚えています。
イメージとしては、『天女の羽衣』といったところでしょうか?
これまでだと、こういうラージサイズのイージー系アイアンは一度試打した後、繰り返して試打することはあまり無いのですが、このアイアンは何度か試打を楽しみました。
試打していく度に、このアイアンの魅力を感じました。
こういったタイプのアイアンは質感がチープであったり、デザインがもうひとつだったりすることが多かったのですが、このアイアンは違いました。
すごく丁寧に作られ、仕上げも美しいです。
いわゆる『ハンドメイド感』は無く、『CAD感』といったらいいでしょうか?
コンピューターで設計され、それをマシン製作された感じがしますが、それもまたいいものだと思いました。
細部にまでこだわっている感じがしますし、『不揃い感』のようなものもありません。
均一性がとれていて、雑に作られていません。
ラージサイズで彫りも深く、イージーなタイプのアイアンです。
『マシンメイド感』はありますが、リーディングエッジなどに微妙な削りも見られ、細部にまで易しさにこだわった設計になっています。
ゴルフクラブ(アイアン)に、個性が見られなくなって久しいですが、このアイアンは充分過ぎるほど個性的です。
構え感や打感などは、正直いって私の好みとは一致しないところもあったのですが、この構え感や打感を好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
気難しくなく易しくて親しみやすいアイアンを使いたいけど、チープなタイプは使いたくない・・・。
綿密に設計され、丁寧に最終仕上げまで行われているメイドインジャパンのアイアンを使いたい・・・。という方には、是非試していただきたいです。
このアイアンを試打して、ずっと頭から離れません。
試打したときの天候などもはっきり覚えていますし、試打する前に目で楽しめたこともよく覚えています。
このアイアンは外せないので、今回は『ラージサイズ部門』を新設し、そのMVPとさせていただきました。
今年のモデルはどうなるか、今のところ分かりませんが、今の段階だと、これまで通り『ひとつだけ』にしようと思っています。
続いて発表させていただくのが、いわゆる『ノーマル部門』といいますか、これまで通りのオーソドックスなタイプのアイアンです。
ノーマルといっても今は距離の出るものが圧倒的に多いのですが、男前な正統派アイアンを選ばせていただきました。
そのノーマル部門のMVPが、

METAL FACTORY FX-936です。
このアイアンも外見がとてもカッコよく、一目で気に入りました。
『軟鉄感プンプン』な感じがすごく伝わってきて、柔らかそうな感じがします。
このアイアンも質感がとても良く個性的でした。
目で楽しめるアイアンです。
プロトタイプっぽいデザインで、キャビティ構造も工夫がされています。
形状的にはノーマルで、いわゆる『過度なお助け機能』は付いていませんが、充分易しさを感じることができるアイアンです。
構えやすくて打感もいい感じです。
このアイアンはすごく気に入ったので、コースでも何回か試させてもらいました。
私には『ちょっと飛び過ぎ』なタイプのアイアンですが、今はこれくらいが標準的といえるような気もします。
アイアンにも飛距離性能を最優先したいという方には物足りないところがあるかもしれませんが、そこそこの飛びと全体的なバランス感・易しさを求めたいという方には、とても適しているといえるのではないでしょうか?
ひとつ残念なのが、このアイアンが量販店では見られないということです。
注文で受け付けてくれるお店もひょっとしたらあるのかもしれませんが、先日ある量販店に行ったときには見られませんでした。
いわゆる『地クラブメーカー』といってもいいのかもしれませんが、このメーカーも素晴らしいな・・・。と思いました。
今は海外製のクラブが圧倒的に多く、中にはその『造り』や『質感』『仕上げ』に不満をもつこともありますが、日本製のアイアンで丁寧に作られた軟鉄アイアンを使いたいという方には、是非試していただきたいと思います。
こうして記事を書いている今も、このアイアンのことを思い出して笑みがこぼれてしまいます。
試打する前も、試打している間も、そして試打した後も、笑顔にさせてくれるアイアンです。
オーソドックスなタイプで、『イージー系』ではないと思いますが、気難しさは全く無く、キャビティらしい易しさも十分もっているので、敬遠すべきアイアンではありません。
以上の2つが、2018年の『アイアン・オブ・ザ・イヤー』です。
いかがだったでしょうか?
おそらく、このアイアンだろうな・・・。と予想されていた方もいらっしゃったと思います。
毎年、どれをMVPに選ぶが迷うのですが、今年(昨年試打したモデル)はあっさりと決まりました。
試打した後、おそらくこのアイアンになるだろうな・・・。と思っていました。
それは言葉では言い表すのが難しく、ビビッとくる感じで感覚的なものです。
この2つのアイアンを試打した後も、たくさんの素晴らしいアイアンたちに出会いましたが、MVPが変わることはありませんでした。
偶然にもメタルファクトリーのアイアンが2つ選ばれましたが、他のアイアンが良くないとか劣っているということではありません。
どれも素晴らしいアイアンたちです。
優秀なクラブが多すぎて、とても贅沢なことだと思っています。
私は幸せなゴルファーです。
次回は『フェアウェイウッド・オブ・ザ・イヤー 2018』を発表させていただきたいと思います。
尚、掲載順はあくまでも試打した順番であって、ランキングとは関係ありません。
また、このランキングはあくまでも私の中でのことであって、そのクラブの性能や品質の優劣を示すものではありません。
そして試打していながら、ここに掲載されていないアイアンもありますが、それらが良くないということではありません。
候補たちの数をもっと絞ろうと思ったのですが、思っていた以上に多くなってしまいました。
昨年はたくさんのアイアンに出会うことができましたが、ひとつはっきりといえるのは、本当にいいアイアンが日本にはたくさんあるということです。
秀作にたくさん出会うことができる日本に住んでいて、本当に幸運だということを実感しています。
それでは候補たちをご紹介していきたいと思います。

METAL FACTORY FX-936

三浦技研 MC-501 アイアン

タイトリスト VG3 アイアン

ホンマ BERES IS-06 アイアン

BUCHI VS501 アイアン

Jean-Carlo JC501 アイアン

フォーティーン TP-766 アイアン

朝日ゴルフ用品 メタルファクトリー J2 アイアン

Orion Closer アイアン

FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン

テーラーメイド P790 アイアン

ミズノ GX FORGED アイアン

プロギア RS FORGED アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B X-CB アイアン

PING i500 アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B X-BL アイアン

A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアン

ダンロップ スリクソン Z785 アイアン

BALDO CB16 IRON VERSION 2

PING i210 アイアン

ONOFF LABOSPEC FF-247Ⅱ アイアン

テーラーメイド P760 アイアン

タイトリスト T-MB アイアン
こうして見ていても、やはり素晴らしいアイアンがたくさんあるな・・・。と思いました。
今見てもワクワクします。
そして、キャビティやマッスルバックはもちろん、中空タイプも増えてきたことが分かります。
私は軟鉄アイアンしか購入したことがないですし、これからもそれは変わりませんが、ステンレス系も多いことに気づきますし、それだけニーズが高いのだと思います。
購買意欲が刺激されるアイアンもいくつかありました。
また、例年ではMVPはひとつだけなのですが、今回は2つ選ぶことに決めました。
私はシンプルなアイアンが好きなのですが、違うタイプのアイアンで、どうしても選んでおかなければならないと思ったクラブがあったので、それを違うカテゴリーで選出することにしました。
それは『ラージサイズ(ディスタンス系)』アイアン部門といいますか、『イージー系』です。
そのラージサイズ部門でのMVPは

朝日ゴルフ用品 メタルファクトリー J2 アイアンです。
このアイアンを一目見て、その際立った質感の良さ・デザインの美しさが私の心を大きく揺さぶりました。
何か特別なフィルムのようなものをまとっているかのように見えたのを覚えています。
イメージとしては、『天女の羽衣』といったところでしょうか?
これまでだと、こういうラージサイズのイージー系アイアンは一度試打した後、繰り返して試打することはあまり無いのですが、このアイアンは何度か試打を楽しみました。
試打していく度に、このアイアンの魅力を感じました。
こういったタイプのアイアンは質感がチープであったり、デザインがもうひとつだったりすることが多かったのですが、このアイアンは違いました。
すごく丁寧に作られ、仕上げも美しいです。
いわゆる『ハンドメイド感』は無く、『CAD感』といったらいいでしょうか?
コンピューターで設計され、それをマシン製作された感じがしますが、それもまたいいものだと思いました。
細部にまでこだわっている感じがしますし、『不揃い感』のようなものもありません。
均一性がとれていて、雑に作られていません。
ラージサイズで彫りも深く、イージーなタイプのアイアンです。
『マシンメイド感』はありますが、リーディングエッジなどに微妙な削りも見られ、細部にまで易しさにこだわった設計になっています。
ゴルフクラブ(アイアン)に、個性が見られなくなって久しいですが、このアイアンは充分過ぎるほど個性的です。
構え感や打感などは、正直いって私の好みとは一致しないところもあったのですが、この構え感や打感を好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
気難しくなく易しくて親しみやすいアイアンを使いたいけど、チープなタイプは使いたくない・・・。
綿密に設計され、丁寧に最終仕上げまで行われているメイドインジャパンのアイアンを使いたい・・・。という方には、是非試していただきたいです。
このアイアンを試打して、ずっと頭から離れません。
試打したときの天候などもはっきり覚えていますし、試打する前に目で楽しめたこともよく覚えています。
このアイアンは外せないので、今回は『ラージサイズ部門』を新設し、そのMVPとさせていただきました。
今年のモデルはどうなるか、今のところ分かりませんが、今の段階だと、これまで通り『ひとつだけ』にしようと思っています。
続いて発表させていただくのが、いわゆる『ノーマル部門』といいますか、これまで通りのオーソドックスなタイプのアイアンです。
ノーマルといっても今は距離の出るものが圧倒的に多いのですが、男前な正統派アイアンを選ばせていただきました。
そのノーマル部門のMVPが、

METAL FACTORY FX-936です。
このアイアンも外見がとてもカッコよく、一目で気に入りました。
『軟鉄感プンプン』な感じがすごく伝わってきて、柔らかそうな感じがします。
このアイアンも質感がとても良く個性的でした。
目で楽しめるアイアンです。
プロトタイプっぽいデザインで、キャビティ構造も工夫がされています。
形状的にはノーマルで、いわゆる『過度なお助け機能』は付いていませんが、充分易しさを感じることができるアイアンです。
構えやすくて打感もいい感じです。
このアイアンはすごく気に入ったので、コースでも何回か試させてもらいました。
私には『ちょっと飛び過ぎ』なタイプのアイアンですが、今はこれくらいが標準的といえるような気もします。
アイアンにも飛距離性能を最優先したいという方には物足りないところがあるかもしれませんが、そこそこの飛びと全体的なバランス感・易しさを求めたいという方には、とても適しているといえるのではないでしょうか?
ひとつ残念なのが、このアイアンが量販店では見られないということです。
注文で受け付けてくれるお店もひょっとしたらあるのかもしれませんが、先日ある量販店に行ったときには見られませんでした。
いわゆる『地クラブメーカー』といってもいいのかもしれませんが、このメーカーも素晴らしいな・・・。と思いました。
今は海外製のクラブが圧倒的に多く、中にはその『造り』や『質感』『仕上げ』に不満をもつこともありますが、日本製のアイアンで丁寧に作られた軟鉄アイアンを使いたいという方には、是非試していただきたいと思います。
こうして記事を書いている今も、このアイアンのことを思い出して笑みがこぼれてしまいます。
試打する前も、試打している間も、そして試打した後も、笑顔にさせてくれるアイアンです。
オーソドックスなタイプで、『イージー系』ではないと思いますが、気難しさは全く無く、キャビティらしい易しさも十分もっているので、敬遠すべきアイアンではありません。
以上の2つが、2018年の『アイアン・オブ・ザ・イヤー』です。
いかがだったでしょうか?
おそらく、このアイアンだろうな・・・。と予想されていた方もいらっしゃったと思います。
毎年、どれをMVPに選ぶが迷うのですが、今年(昨年試打したモデル)はあっさりと決まりました。
試打した後、おそらくこのアイアンになるだろうな・・・。と思っていました。
それは言葉では言い表すのが難しく、ビビッとくる感じで感覚的なものです。
この2つのアイアンを試打した後も、たくさんの素晴らしいアイアンたちに出会いましたが、MVPが変わることはありませんでした。
偶然にもメタルファクトリーのアイアンが2つ選ばれましたが、他のアイアンが良くないとか劣っているということではありません。
どれも素晴らしいアイアンたちです。
優秀なクラブが多すぎて、とても贅沢なことだと思っています。
私は幸せなゴルファーです。
次回は『フェアウェイウッド・オブ・ザ・イヤー 2018』を発表させていただきたいと思います。
コメント