ONOFF FORGED IRON KURO WEDGE - ゴルフクラブ試打日記

Post

        

ONOFF FORGED IRON KURO WEDGE

                 
ONOFF FORGED IRON KURO WEDGE
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブONOFF FORGED IRON KURO WEDGE です。



N.S.PRO MODUS3 WEDGE 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 WEDGE 105 です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフト重量は111g、トルクは1.6、キックポイントは中調子、クラブ総重量は461gです。



正面
オノフのカッコいいウェッジです。


オノフのウェッジを試打した経験はそれほど多くないのですが、いい印象がありますし、このウェッジもすごくいい感じです。


今では数少ない、ニッケルメッキのような仕上げになっています。


私はいわゆる『艶消しタイプ』のほうが好きですし、最近はそういうタイプが多いような気がするのですが、このウェッジは全く違うタイプです。


『艶ありタイプ』を好まれる方は、この『ピカピカ感』に魅力を感じられるのではないでしょうか?


ピカピカ光るタイプだと、いわゆる俗っぽいといいますか、ちょっと雰囲気が変わってしまうこともありますが、このウェッジは美しさと高級感があります。


艶消しタイプ(サテン仕上げ)を好む私ですが、目で楽しむことができました。



側面
大きさは標準的でオーソドックスな形状ですが、色々なところに工夫が見られます。



トップライン テーパー
トップラインがテーパーになっていて、フォーティーンのウェッジを思い出しました。


適度な重心の高さが計算されつくされているようです。



トップライン
テーパーになっているせいか、トップラインは少し厚めですが、気になるほどではありません。


それほどシャープさは感じませんが、丸っこすぎないので、構えやすそうです。



ソールの丸い穴
ソールには3つの丸い穴が開いています。


以前試打したエスヤードのウェッジを思い出しますし、昔はこのようにウェッジのソールにドリルで穴をあけることは普通に行われていました。


その目的はズバリ、少しでも重心を高くして、スピンを掛けやすくする為です。


重心が低いタイプにもメリットがありますが、スピンで止めづらいというデメリットも生じてしまいます。


スピンがほどけて、グリーン上を滑るように転がってしまうタイプのウェッジに、これまでたくさん出会ってきました。


『低重心』=易しい


『高重心』=難しい


というイメージをもっておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ことウェッジに関しては必ずしもそうでないことが多いです。


高重心でもロフトが球をしっかりあげてくれるので、過度の低い重心は不必要だと思っています。



ロフトとバンス
バックフェースにはロフトとバンスが表示されていました。


ソールに表示されていることはよくあるのですが、この位置にこれだけ大きく表示されているのは珍しいです。


しかし、分かりやすくていいです。


これも『個性』といっていいと思います。



ソール幅
ソール幅はノーマルですが、今のウェッジの中では明らかに狭いです。


今はワイドタイプが圧倒的に多いので、このソールの狭さに親しみづらさを感じられる方がいらっしゃるかもしれません。


昔はよく見られたソール幅ですが、今ではかなり珍しいです。


かなりクラシカルなタイプのウェッジに見えてきました。


今はワイドなアイアンも多いですが、このウェッジはそのアイアンよりもソール幅が狭く見えます。


これだけ狭いとバンカーでは『ワザ』が必要になってきそうです。


こうして見ていると、ソールが平坦なタイプではなく、削られていて丸みを帯びていることが分かります。


こういったところは、今のウェッジの特徴です。



リーディングエッジ
リーディングエッジは大きく削られていました。


『刺さる』イメージは無く、よく抜けてくれそうです。


ウェッジはリーディングエッジというよりはソール。


しかもバックフェース寄りの部分を使うことが多いですが、このようにリーディングエッジまで大きく削られているということは、あらゆる場面に対応できるように、そしてタイプの異なる多くのプレイヤーに使って欲しい・・・。というメーカーの思いがあるからではないでしょうか?



トレーリングエッジ
トレーリングエッジはもっと大きく削られていて、特にヒール側とトゥ側が目立っていました。


これだけ大きく削られているのだから、抜けないわけがないな・・・。と思えるほどです。


今のアイアンやウェッジは昔と違い、このように『思い切った削り』がされているものが多くなりました。


使い込んで自分の形にしていくというのではなく、最初から何の不自由もなく、使いやすくしているのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さも充分過ぎるほどあります。


ウェッジらしい長さといえばそれまでですが、ここまで長い物は最近では見たことがありません。


最新モデルのウェッジですが、こういったところは昔のウェッジを見ているようです。


ホーゼルの太さも、ストレートなタイプは少なくなっていて、『テーパー』なものが多いですが、このウェッジはこうして見ていても、かなり『ストレート』に近いです。


この『真っ直ぐ感』も、最近では珍しいです。


『寸胴タイプ』ではなく、完全に『首長(くびなが)美人タイプ』です。



ミーリングあり
フェース面にはミーリングがありました。


いわゆる『ゴツゴツ』したタイプではなく、繊細さを感じさせるミーリングです。


使い込んでいけば、おそらく消えてしまいそうです。


『耐久性』を感じさせるミーリングではありません。


こうして見ていると、一口にミーリングとっても、色々な物があるんだな・・・。と改めて思えてきます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはツアーベルベットタイプで、とても良いです。


ソフトなフィーリングだけでなく、この何ともいえない『しっとり感』がたまりません。


ウェッジやアイアンには最適なグリップだと思います。


ONOFFのロゴもカッコいいです。


ただバックラインがあるのが気になりました。


ウェッジはフェースを回して使うことが多いので、バックラインが無いほうがいいと私は思うのですが、そんなの気にしない・・・。という方もたくさんいらっしゃると思いますし、ウェッジでも敢えてバックライン有りを選ばれる方も多いのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想通りすごくいいです。


全体的な雰囲気などから、『いい顔』を期待していたのですが、その期待通りでした。


奇をてらったところがなく、すごくシンプルで構えやすいです。


イメージも色濃く浮かんできます。


小顔タイプで、ボールとの大きさの対比もちょうどいいです。


大顔タイプだと、浮かんでくるイメージは数少ないですが、このように小顔だと、色々なイメージが自然と浮かんできます。


ストレートネックタイプなので、グースネックタイプを好まれる方には構えづらいところがあるかもしれませんが、私はこういうタイプが好きです。


いい顔ですが、ちょっとフェースが光を反射する感じがして気になりました。


今日は練習場の打席なので、それほどではありませんが、天気のいいラウンドの時には光を反射して眩しく感じてしまうことがあるかもしれません。



開きやすさ
フェースを開いて構えてみたのですが、とてもいいです。


すごく素直に・・・。といいますか、開いて邪魔するところが全くありません。


私はこのように開いて使うことが多いので、この開きやすさはとても魅力的です。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は好感が持てました。


予想通りのグッドフィーリングで、球持ちもいいです。



スピン性能
『スピン性能』は高いです。


フェース面にあるミーリングも効いているのだと思いますし、適度な高重心がさらに効いているのだと思います。


ボールを上からしっかりととらえることができて、『抑えやすさ』と『球持ちの良さ』でスピンが利いているように感じられました。



トゥ側
球も拾いやすく、浮かせやすいです。


低く抑えて運ぶというよりは、フワッとした『軽い球質』で運びやすいウェッジです。


アプローチには『ファーストボール』と『スローボール』を使い分けていく必要があると思いますが、このウェッジは、ファーストボールはもちろん、スローボールで易しく寄せていくことができます。


実戦でとても使いやすい、懐の深いウェッジです。



バックフェース
『安定性』という点では標準的な感じがしますが、今はキャビティタイプも多く見られますし、かなり易しさが進化しているように感じられます。


そういった意味では『ハードルの低さ』『一般的な易しさ』で勝負していくタイプではないのかもしれません。


オートマチック性はあまり感じられませんが、『ワザ』を使っていきたい『業師』の方には、『手の延長』として機能してくれる、頼もしい存在となってくれるのではないでしょうか?



距離感
構えやすくて、イメージが出しやすいので、距離感も合いやすいです。


できればもうちょっと重量感が欲しいな・・・。と思ったのですが、これはシャフトを選べば解決するような気がします。


ドライバーはもちろん、今はアイアンも飛距離が求められる時代になってきているように思います。


しかしウェッジだけは、『飛び』よりも『止めやすさ』『スピン性能』を求めておられる方が多いのではないでしょうか?


それだけウェッジというクラブが、他の番手のクラブと比べると特異性があるといえるのかもしれません。



操作性
『操作性』は、かなり高いです。


最高レベルといっていいほどの扱いやすさがあります。


フェースの開閉がしやすく、球持ちがいいので、色々な球で遊ぶことができました。


こういうウェッジはとても楽しくて、時間がすぐに経ってしまいます。


ウェッジにもアイアンなどと同じように『オートマ性』を求めておられる方には合いづらいところがあるかもしれませんが、オートマ性よりも『マニュアル性』を重視しておられる方には、とても親しみやすいのではないでしょうか?



ヒール側
このウェッジをパッと見たときから、カッコいいな・・・。と思っていたのですが、実際に試打してみても、すごく惹かれました。


カッコ良さだけでなく、基本的な性能も充実しています。



オノフ フォージドアイアン 黒 ウェッジ
オノフはドライバーからウェッジまで、高性能なクラブが充実していますが、ウェッジは他の番手のクラブと比べると、あまりイメージが強くありません。


それはこれまであまり試打してこなかったからだと思いますが、このウェッジに出会ったおかげで、印象が強くなりました。



オノフ フォージドアイアン 黒 ウェッジ
今のウェッジの中でも、トップクラスといっていいほどの重心の高さがあるので、ワイドソールの低重心タイプを好まれる方には合いづらいところがあるかもしれません。


最新モデルではありますが、『今のハイテク感』と『昔ながらのクラシカル』なところが共存しているウェッジといっていいように思います。


高重心タイプのアイアンでゴルフを覚えた私は、とても懐かしく感じましたし、好感を持つことができました。



オノフ フォージドアイアン 黒 ウェッジ
機会があれば、また何度でも試打したいですし、できればコースでも試してみたい『スグレモノ』のウェッジです。


他のメーカーのウェッジとも打ち比べてみたいと思いました。