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2018年11月22日
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ホンマ TOUR WORLD TW747 フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ホンマ TOUR WORLD TW747 フェアウェイウッド の3番です。

シャフトは VIZARD for TW747 です。
ロフトはHL、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはS、バランスはD2、クラブ総重量は321g です。

ホンマ ツアーワールドシリーズのフェアウェイウッドです。
先日ユーティリティを試打しましたが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。

ディープというよりは、かなりシャロー感のあるFWです。
TWといえば、ホンマの中でもアスリート仕様のモデルという認識をもっているのですが、『骨太感』というよりは、かなり親しみやすそうな感じがします。
これが今の流れなのかもしれません。

ソールには大きなウェイトがひとつだけあります。
数字が刻印されていなかったので重さは分かりませんが、この位置にあるということで、かなり重心の深さがありそうです。

ネックの長さは適度にあります。
ロングというタイプではなく、あくまでも標準的です。

かなりシャロー感があります。
『見慣れたシャロー』という感じです。
多くのメーカーに採用されている形状なので、この角度から見ても、ホンマらしさは見られません。

ホンマらしい、整った顔です。
投影面積が大きく、シャローなタイプの顔です。
小振りでギュッと凝縮されたタイプとは真逆です。
こうして見ていると、少しだけ『つかまえ顔』に見えました。

どの角度から見てもそうですが、フェース面の仕上げも丁寧で美しいです。
さすがOEMに頼らず、自社生産による『目の届くモノづくり』をしているメーカーといったところでしょうか?
チープさも全くありません。
ホンマには特別な思いがあるので、月日が流れても、いつも注目しています。
しかし昔と違って、ずいぶんと大衆化したといいますか、他のメーカーとの違いが見いだせなくなったというのが率直な感想です。

装着されているグリップは、しっかりとしていて滑りにくいタイプです。
最新モデルに採用されています。

素振りをしてみると、かなり軽量感があって、シャフトも軟らかく感じます。
これが今の『スタンダードのS(スティッフ)』でしょうか?
顔の良さや全体的な雰囲気が崩さず、どんどん軽量化・軟化していっているような気がします。

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。
少しつかまりそうですが、不安は殆どありません。
このシャローには、これくらいがちょうどいいのかな?と思いました。
日本メーカーらしい、整った『和顔』で、クセの小さい主張しすぎない構え感です。
今はクラウンにも色々な色が採用されていますが、やはりこの黒が『スタンダード』だな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、まずまずでした。
柔らかいというよりは、やや硬い感じの打感です。
強くヒットすると、少し手首に衝撃が残る感じがしましたが、大きな不満はありません。
打つ前はもう少しソフトなフィーリングを予想していたのですが、実際は違いました。
しかし、こういったフィーリングも、これまでたくさん経験しているので、特別驚くようなことはありませんでした。

『音』は、高くて大きいのですが、苦手に感じるほどではありませんでした。
この音は『予想の範囲内』でしたし、インパクトが緩むこともありませんでした。

球はとてもよくあがってくれます。
直打ちでも、充分な高さを出していけました。
見た目通り、かなりイージーで親しみやすい性格をしています。

『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。
大らかで、どちらかといえば、オートマチック系のFWです。

『飛距離性能』は普通です。
特別よく飛ぶという感じはしませんでした。

『操作性』はまずまずですが、左右にも曲げることはできました。
シャロー感が強いせいか、どちらかといえば、あまり細工をしたくないタイプです。

易しくて親しみやすいホンマのニューFWです。
ニューモデルということですが、外観や性能的なことなど、目新しさは正直感じませんでした。
最初から最後まで、ずっと『既視感』をもちながら試打していました。

しかし、それが今のクラブに求められている性能であるとするならば、仕方ないのかな?と思いました。

これからもホンマには期待していきたいです。
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