三浦技研 CB-1007 アイアン & A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2018年11月11日
  

三浦技研 CB-1007 アイアン & A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアン

                 
三浦技研 CB-1007 アイアン & A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアン
<左>BX-I PRO FORGED  <右>CB-1007

今日は、この2本のアイアンを試打しました。

試打したアイアンは 三浦技研 CB-1007 アイアン と A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアンの7番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトはどちらも ダイナミックゴールドS200 です。




<右>三浦技研 CB-1007 のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.75インチ です。





<左>BX-I PRO FORGED のスペック

ロフトは31度、長さは37インチ です。






正面
とてもカッコいいアイアンの競演です。


惚れ惚れする美しさがあります。


こういった、まるで工芸品かと思えるほどの美しいクラブに出会えるのも、ゴルフの楽しみのひとつといえます。


いい目の保養ができますし、私のワクワク感が止まりません。


目尻が下がりっぱなしです。



彫りの深さ
<左>BX-I PRO FORGED  <右>CB-1007

彫りの深さは、左側のBX-I PRO FORGEDのほうがあります。


BX-I PRO FORGEDはボテッとした感じではなく、シュッとしていますが、こうして見比べてみると、CB-1007の薄さ・シャープさが目立ちます。


BX-I PRO FORGEDにはアンダーカットもあります。



ソール幅
<左>BX-I PRO FORGED  <右>CB-1007

ソール幅はどちらも大きな違いはありませんが、ほんの少しだけBX-I PRO FORGEDのほうがワイドでした。



ネック長さ
<左>BX-I PRO FORGED  <右>CB-1007

ネックの長さも、ほとんど同じですが、少しCB-1007のほうが長いです。



顔
<左>BX-I PRO FORGED  <右>CB-1007

顔には、はっきりとした違いがありました。


グースの度合いとトップラインの厚みにも違いが見られます。


『今の』といいますか、『現代風』ということでいえば、左のBX-I PRO FORGEDだと思いますが、やはりCB-1007の顔の美しさには惹かれるものがあります。


『三浦顔』は、他にはない魅力があります。


どちらも男前ですが、あえていうなら私はCB-1007を選びます。


ここまでのシャープさを形にするメーカーは、今は少ないような気がします。


今のアイアンは小顔でも、丸っこいタイプが多くなりました。



構え感 三浦技研 CB-1007 アイアン
CB-1007

構え感 A DESIGN GOLF A GRIND BX-I PRO FORGED アイアン
BX-I PRO FORGED

ボールを前にして構えてみても、どちらもすごくいいですが、やはりCB-1007がいいな・・・。と思いました。


ストレートタイプとトップラインの薄さ。


そしてネック回りがシュッとしているところがたまりません。


今も軟鉄フォージドアイアンはたくさんありますが、これほど美顔はなかなか見られません。


『オートマチック感』のあるアイアンが多いなかで、ここまでの『マニュアル感』を出せるキャビティアイアンはなかなかありません。


マッスルバックに匹敵する扱いやすさを醸し出す構え感を、CB-1007はもっています。


どちらもとても構えやすいですが、やはりCB-1007のほうが、私は気に入りました。


しかし、セミグースを好まれる方や、少しトップラインの厚みがあったほうがいい・・・。という方は、BX-I PRO FORGEDのほうが合いやすいのではないでしょうか?


少し個性が分かれますが、共通しているのは、どちらも『大顔タイプ』ではないということです。


大顔タイプを好まれる方には親しみづらいところがあるかもしれません。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はどちらもすごくいいですが、私はCB-1007のほうが好きです。


これは瞬時に決まりました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、BX-I PRO FORGEDに軍配が挙がります。


BX-I PRO FORGEDは見た目のカッコ良さだけでなく、『易しさ』という機能性も持ち合わせています。


ハードルが高いタイプのフォージドアイアンではありません。



バックフェース
『安定性』という点でも、BX-I PRO FORGEDのほうが長けていました。


CB-1007はマッスルバックに近いシビアさがありますが、BX-I PRO FORGEDにはそういったシビアさは感じませんでした。


CB-1007で球を打ってBX-I PRO FORGEDで球を打つと、BX-I PRO FORGEDがセミオートマチックタイプに感じられます。



ヒール側
『飛距離性能』という点でも、BX-I PRO FORGEDのほうが高いです。


これは明らかに違いました。


CB-1007は飛びを求めた感じはしませんが、BX-I PRO FORGEDのほうが今のニーズに合わせた飛距離性能を持ち合わせています。


どちらがいいか、人によって分かれると思いますが、私はより自然といいますか、飛びすぎないほうが好きなので、CB-1007を選びます。



『操作性』という点では、どちらもハイレベルですが、CB-1007のほうが、より敏感に反応してくれました。


球がつかまりすぎないので、私はすごく易しく感じますが、CB-1007だとつかまりきらないという方は、BX-I PRO FORGEDのほうが合いやすいのではないでしょうか?


今日はA GRINDと三浦技研という、贅沢な試打となりました。


                         
        
                         

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