フォーティーン CT-518 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

Post

      
2018年09月24日
PR
  

フォーティーン CT-518 ドライバー

                 
フォーティーン CT-518 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは フォーティーン CT-518 ドライバー
です。



FT-15d
シャフトは FT-15d です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは47.75インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は50g、トルクは5.9、バランスはD6、キックポイントは中調子、クラブ総重量は295gです。



正面
フォーティーンの新しいドライバーです。


フォーティーンはウェッジやアイアンのイメージが強いですが、これまでドライバーでも、DT-111やCT-112・DT-112など、名器と呼ぶにふさわしいドライバーを発表しています。


この3つのドライバーは忘れられません。


なので、フォーティーンのドライバーを目にすると、胸がときめきます。


また、あの感動を味わえるのでは・・・。と期待が高まります。



側面
シャロータイプのドライバーです。


これまではディープな物も多かったように思いますが、このドライバーは『今風(いまふう)』といいますか、多くのメーカーに採用される形になっています。


やはり、こういうタイプへのニーズが高いのでしょうか?



トゥ側のウェイトのようなもの
トゥ側にはウェイトのようなものがあります。



ヒール側の赤いデザイン
ヒール側にデザインされている赤が個性的です。


以前試打したFWとよく似ています。


同じシリーズなのでしょうか?



ネック長さ
ヘッドの大きさからするとネックは短く見えますが、今はこれくらいが多いように思います。


調整機能は搭載されていませんでした。


とてもシンプルです。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


シャローということもあり、ヘッドのボリューム(大きさ)が、かなりあります。


シャロー過ぎないですが、『円盤型』に近い形状です。



フェース面のデザイン
フェース面はとても綺麗に仕上げられています。


雑さやチープさは全く見られません。


こういったところはフォーティーンの特長といっていいように思います。



顔
顔はちょっと個性的でした。


今時珍しい『トライアングルヘッド』です。


似たような形は今でも見られますが、ここまではっきりしているのは珍しいです。


異型ヘッドが流行りだした頃に出会った、『907 D1』というタイトリストのドライバーを思い出しました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングでとても良いです。


質感の良いグリップです。


ドライバーだけでなく、FWやUT・アイアン・ウェッジにも使っていけるフィーリング性能をもっています。



振り感
素振りをしてみると、かなりの軽量感と長尺感があり、なかなかタイミングが合いませんでした。


ルールギリギリの、かなりの長尺(47.75インチ)で、D6というバランスのようですが、振っていて、そこまでヘッドが効いているようには感じませんでした。


ただ、この長さや軽さ・柔らかさを持て余してしまうところがありました。


こういうクラブはヘッドが自然に走りやすいので、意識的にゆっくりと大きく振ってタイミングを図っていくのがベストのような気がします。


いつも通りのスイングはできませんが、このような長尺をこれまでもたくさん試打しているので、その経験でカバーしていくことにしました。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


やや特徴的ではありますが、違和感がきつくて構えづらいということはなく、普通に構えることができました。


どちらかといえば、つかまるイメージのほうが出やすいですが、フェースが強く被っていないのがいいです。


特に新たな工夫をすることもなく、普通に振っていけば、ラインは出せそうだな・・・。と思いました。


この長さ(47インチ以上)に慣れてきたということもあると思いますし、ヘッドが大きく見えたということもあり、構えたときにそれほど遠く(長く)感じませんでした。


素振りをしたときは長尺感がありましたが、構えたときはそれほどでもなく、よくある長めのドライバーという感覚で構えていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、結構しっかりしていました。


打つ前はもっと柔らかそうな感じがしていたのですが、違いました。


ソフトなフィーリングではないですが、特に問題ないです。



打球音
『音』は、大きくて高めです。


よく耳にする音で、苦手なタイプではありません。



トゥ側
球はあがりやすいです。


このヘッド形状やロフト(10.5度)もあり、かなり高く打ち出していきました。


スピンも多めで、吹き上がる感じがありました。



バックフェース
『安定性』は高いです。


大らかで、かなり寛容なタイプです。


スイートエリアは広めで、シビアさは感じませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は普通でした。


かなりの長尺ですし、ドライバー自体のポテンシャルもあるとは思うのですが、今の高性能なドライバーの中でも普通といった感じがしました。


球が高くあがりすぎたのと、スピンが多すぎたのがマイナスに影響したような気もするのですが、このスペックを好まれる方でしたら、高いパフォーマンスが期待できるのではないでしょうか?


このドライバーの飛距離性能が普通というよりは、私がこのドライバーのもつ最大性能を上手く発揮できなかった・・・。といったほうがいいように思います。



操作性
『操作性』という点では、難しく感じました。


細工をするタイプのドライバーではありません。


できるだけ自然にクラブに任せて打っていく感じがちょうどいいように感じます。


一応左右に曲げることにもトライしてみたのですが、フック・スライスでいえば、私はフック系のほうが易しく感じました。



ヒール側
かなりの長尺タイプのドライバーです。


一時期長尺タイプが流行りましたし、もちろん今でも見られますが、一時期ほどではないように思います。


『46インチ台』がポピュラーな感じです。


私は今でも『45インチ台』を愛用していますし、今のところ、これ以上は長くしないつもりです。



FOURTEEN CT-518 DRIVER
しかし、ラージサイズのメリットのひとつとして、シャフトを長くできるというのがあります。


これはとても大きなことです。


シャフトが長くなれば単純にHSが速くなり、飛距離が伸びる可能性があるというのは多くの方が知るところです。



FOURTEEN CT-518 ドライバー
フォーティーンは長尺のイメージが昔からありますが、今もその流れは変わっていないようです。


何年か前、このような超長尺が流行ったときに、キャディバッグの中で、ドライバーだけがひょいと長くて目立っていたというのをよく目撃したのですが、これがまた流行るのかもしれません。


14本のセッティングのバランスがバラバラになってしまうような気もします。



FOURTEEN CT-518 ドライバー
この長さと軽さ・軟らかさから、かなりハードルを下げて多くの方に試してもらいたい・・・。というメーカーの意図が伝わってきます。


このようなタイプは難しく感じることも多いので、私はコースで使うのをためらってしまうところもありますが、使いこなせるようになれば、ゴルフの幅も広がるかな・・・。と思いました。



FOURTEEN CT-518 ドライバー
はっきりとした『イージー系』ドライバーですが、デザインが崩れていなくて、丁寧に作られているところがいいです。


シャロータイプを好み、シャフトもルールギリギリまで長くして、とにかくヘッドスピードを上げて飛ばしていきたい・・・。という方には、是非試していただきたいと思いました。


今のハイレベルなドライバーがたくさんある中での、いい意味で『平均的』といいますか、尖ったところを感じないドライバーです。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント