ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2018年09月21日
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ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー

                 
ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー
です。



Miyazaki MIZU 6
シャフトは Miyazaki MIZU 6 カーボンシャフト です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56.5g、トルクは4.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は309g です。



正面
とてもカッコいいスリクソンのニュードライバーです。


このニューモデルに出会えるのを、ずっと待ち続けていました。


これまで、FWやアイアンは試打してきたのですが、今日はドライバーを手にすることができ、とても嬉しいです。



側面
スリクソンらしい、黒を基調としたデザインがカッコいいです。


先日試打したFWと同じです。


全体的にシャローなタイプで、ちょっと意外でした。


スリクソンはディープなイメージがありますが、このニューモデルは違います。


これも流行でしょうか?


これまでスリクソンは『GiE』というシャローなタイプも発表しています。


とても易しいクラブでしたが、スリクソンらしくない感じがして、あまり好感は持てませんでした。


このドライバーのソールには色々な工夫が見られますが、ゴチャゴチャした感じがないのがいいです。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』のポジションです。



ウェイト
ソールには小さなウェイトがひとつだけありました。



ソールの凹み
ソールのフェース寄りには、凹みのようなものがあります。


見ようによっては、分割された溝のようにも見えます。


やはり溝と同じような効果が期待できるのでしょうか?



凹みの深さ
この凹みは浅いです。



ソールのパーツ
ソールの真ん中付近にある、このパーツのような物がよく目立っています。


ここの部分に大きな秘密が隠されているのではないでしょうか?



MIZU
装着されているオシャレなブルーのシャフトをよく見てみると、『MIZU』という文字があって、とても可愛らしいです。


MIYAZAKIシャフトが登場したときに、『炎』など、印象的な言葉が使われていて、今でも印象に残っています。


今回のこのシャフトは炎のように熱いイメージではなく、水のようにクールということなのでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。


どのクラブにも合う、無難なタイプです。


調整機能付きドライバーだからでしょうか?


バックラインはありませんでした。



顔
スリクソンらしい、いい顔をしています。


スリクソンに異型は似合わないので、この形状はスリクソンらしくて好きです。


丸型というよりは三角型といったタイプですが、違和感などはありません。



カーボンコンポジット
クラウンがカーボンコンポジットされていたのが意外でした。


今は多くのメーカーが採用しているので、珍しくはないのですが、ダンロップが採用しているということが意外でした。


何故かといいますと、昔プロギアのTR DUOがカーボンコンポジットを採用して大ヒットしました。


そのときのコンセプトといいますか、宣伝文句が確か、どんな人でも260ヤード飛ばせる可能性がある・・・。というものだったと思います。


これは大きなインパクトがありました。


TR DUOがブームの火付け役となり、多くのメーカーが『後追い』をしました。


ダンロップはどうするのかな?と、私は興味津々で見ていたのですが、ダンロップはこれまで通り『フルチタン』で勝負しました。


ゼクシオもフルチタンでした。


他の多くのメーカーは流行に乗ろうとしているのに、ダンロップはあえて、その流れには乗らずに独自の路線を歩んでいました。


フルチタンでカーボンコンポジットに性能で負けないクラブ開発をしていました。


私はそのダンロップのメーカーとしてのプライドといいますか、王道をいく感じがとてもカッコよく見えて、ますます好きになりました。


とはいっても、当時私はTR DUOを愛用していたのですが・・・。


TR DUOは、いわゆる『高反発モデル』で、高反発が規制されようになると知り、私は早めに『SLEルール適合モデル』である、ロイコレのCV PROを使い始め、それからスリクソンのZR-30へと変わっていきました。


新しいルールが適用されたことによって、ゴルフクラブが大きく変わった時期といえるのかもしれません。


そういったことがあるので、このドライバーのクラウンにある『カーボン模様』が意外でなりませんでした。


やはり、いいものは採用するということだと思いますし、時代の流れに乗ることも大切なのかもしれません。


『いいクラブ』というのは、私たち『ラストユーザー』と、メーカーやショップには大きな違いがあって、私たちにとっては、『自分に合った高いパフォーマンスを発揮してくれるクラブ』といえると思いますが、メーカーやショップにとっては、ズバリ『売れるクラブ』ではないでしょうか?


なので、こういったことも当然といえるような気もします。


これだけ多く見られるようになってきたということは、それだけカーボンコンポジットに対するニーズが高まっているのかもしれません。


最近出会ったスーパードライバーも、カーボンコンポジットタイプです。



クラウンマーク
クラウンマークがちょっと変わっていて、スリクソンらしくないように見えました。


ゼクシオのクラウンマークに似ています。


今度機会があれば見比べてみたいです。


このマークでもいいですが、できれば全く無いか、あったとしても、もうちょっと工夫があってもいいのかな?と思いました。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインはシブくてカッコいいです。


スコアラインの配置も独特ですし、艶消しの黒いフェース面なので、IP加工されているのかな?と思いました。



シャローバック
シャローバックタイプではありますが、ディープフェースタイプで、クラウンの高さもしっかりあります。


これまでの経験から、このようなタイプは飛距離性能に優れていながら、それほど難しくないような気がします。


美顔にこだわりがありながら、ディープバックタイプはどうしても敬遠してしまう・・・。という方も、このシャローバックを見れば安心感が増すということもあるのではないでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、ちょっと違和感がありました。


見た目よりも、かなり軽く感じたからです。


見た目との実際の重量差があり、予想から外れていました。


もっと重量があるタイプだと思っていましたが、そうではありませんでした。


この軽量感だと、ゼクシオフォージドと変わらないような気がします。


この軽量感も、今のニーズに合わせているのでしょうか?


歴代のスリクソンドライバーの中でも、軽量タイプに入ると思うのですが、シャフトはそれほど頼りない感じはしません。


硬いというタイプではないですが、結構しっかりしていました。


この重さと硬さの『アンバランス感』があって、慣れるまでちょっと時間と球数が必要になってくるような気がしました。


装着されている、このMiyazaki MIZU 6というシャフトが、いわゆる純正シャフトということになるのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じです。


自然にスッと構えることができました。


いいイメージが浮かんできて、易しそうな雰囲気があります。


クラウンのカーボン模様は、こうして構えたときにあまり目立ちませんでした。


こういったところは、あの『スーパードライバー』と違います。


マニュアルタイプとオートマチックタイプの両方の特徴が混ざり合ったような顔をしているな・・・。と思ったのですが、どちらかといえば、オートマチックタイプに近い感じです。


私は元々、フックフェースが苦手で、最初に出会った頃はよく苦戦していました。


あれからたくさん経験を積んだ今では、ある程度対応できるようになった気はしているのですが、やはり苦手意識はぬぐえません。


私の周りにもフックフェースを苦手に感じる人が少しずつ増えてきているように思います。


これまではフックフェースを使っていたけど、やっぱりスクエアのほうが易しい・・・。と、ドライバーを変える人が増えてきました。


そういった人たちにも、このドライバーを勧めてみたいです。


私は『左へ巻く』イメージは絶対に出したくないですが、このドライバーにはそれが出なかったので、安心しました。


さすがはスリクソンのドライバーだな・・・。と納得しながら、心地いい時間が流れていきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしていますが、硬くはなく好感が持てます。


やはりフェース面にはIP加工されているんだな・・・。と、球を打って感じました。


独特な打感です。



打球音
『音』は大きくなく、おとなしめです。


叩いていくには適しています。


爽快感のある音というよりは、ややこもった感じの音です。


『美音』だとは思いませんでしたが、『無難』な音だな・・・。と思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通です。


特別あがりやすいという感じはしなかったですが、かといってタフでボールが全くあがらない・・・。ということもありませんでした。


今はかなりあがりやすいドライバーがたくさんあるので、それらと比べると、ややしっかりしたスペックになっているように感じます。


もうちょっと重さがあれば、もっといい球が打てるのにな・・・。と、ちょっと残念に思いました。



バックフェース
『安定性』も普通といったところですが、今は曲がりにくいイージードライバーがたくさんあるので、それらと比べると、多少正直なところがあるのかな?と思いました。


高い直進性があるとか、曲がりにくいというタイプではありませんが、シビアさは全く感じませんでした。


今のドライバーの中で『普通』という表現が合っているように思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。


スリクソンのドライバーなので、どうしてもこちらの求めるものが大きくなりますが、それにはしっかりと応えてくれていました。


ただ驚くようなことはなく、予想していた通りのパフォーマンスを発揮してくれたという感じです。


スリクソンらしい飛びといった表現が合っているでしょうか?



操作性
『操作性』は、なかなか高いです。


左右にも対応してくれました。


私がフッカーということもあると思うのですが、球のつかまりが良く、一球目からいい感じのドローボールを打たせてくれました。


変なクセが無いので、フェードヒッターの方にも扱いやすいのではないでしょうか?


『つかまったフェード』が打ちやすいような気がします。



ヒール側
待望のスリクソンのニュードライバーに出会うことができ、楽しい時間を過ごすことができたのですが、全体的な印象としては、いい意味で『無難』な感じがしました。


よくまとまっていますが、ここが凄いということを感じ取ることができませんでした。


『丸い性能』のドライバーといえるでしょうか?



DUNLOP SRIXON Z785 DRIVER
2年に一度モデルチェンジされる、スリクソンのニューモデルということもあり、ダンロップの高い技術がたくさん組み込まれてはいると思うのですが、目新しさや斬新さといったものは正直感じませんでした。


バランスが取れているのが魅力ですが、強くハートをキャッチされることはなく、気持ちも一定でした。



DUNLOP SRIXON Z785 ドライバー
とはいっても、このドライバーが優れていないということではありません。


素晴らしいドライバーだと思いますし、私のスリクソンに対する要求が他のメーカーに比べ、高すぎるのかもしれません。


スリクソンには常に、王道を歩んでほしいという思いがあるからのような気もします。



DUNLOP SRIXON Z785 ドライバー
昔からスリクソンは大好きですが、2年前のモデルは正直、あまり好きになれませんでした。


品質が低いということはないのですが、魅力を感じませんでした。


試打していて、球が途中でお辞儀をしたのを、今でもはっきり覚えていて、とても残念に思いました。


スリクソンらしくない弾道でした。


その後も、たくさん試打する機会はあったのですが、あまり手にすることはありませんでした。


ちょっとスリクソンから気持ちが離れていきそうだったので、今年のニューモデルには期待していました。



DUNLOP SRIXON Z785 ドライバー
このモデルはなかなかいい感じで、2年前のモデルよりは好感が持てますが、『まずまず』だな・・・。というのが率直な感想です。


スリクソンらしさはありますが、気持ちが昂ることが無く、予定の球数を打って、練習場を後にしました。


                         
        

                         

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