アストロツアー VS-1 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記

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2018年08月24日
  

アストロツアー VS-1 ドライバー

                 
アストロツアー VS-1 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは アストロツアー VS-1 ドライバー です。



Fire Express MAX Plus 6
シャフトは Fire Express MAX Plus 6 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。



正面
久しぶりに出会った、アストロツアーのドライバーです。


なかなか出会う機会がありませんが、いい印象をもっています。


一番は『飛距離』です。


ハイポテンシャルなドライバーに、これまでも出会ってきました。



側面
最近では珍しいディープなタイプです。


今ではシャロータイプが圧倒的に多いですが、ディープタイプも全く無くなったわけではありません。


他のメーカーでも少しずつですが、見られるようになってきました。


シャロータイプはどうしても合わない、やっぱりディープなほうが好きだ・・・。という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


アストロツアーのドライバーをこれまでたくさん試打してきたわけではないのですが、ディープな印象が強く、このドライバーも合致していました。



トゥ側のウェイト
トゥ側

ヒール側のウェイト
ヒール側

トゥ側とヒール側には、大きなウェイトがひとつずつ配置されていました。


この位置にあるというのも、よく見かけます。


ディープタイプのヘッドですが、重心を前ではなく、後ろにもってきているようです。


数字が刻印されていなかったので、重さはわかりませんでした。


専用の工具ではなく、普通の六角レンチで簡単に取り外せそうです。


色々な重さのウェイトが用意されているのでしょうか?



トゥ側の凹み
トゥ側

ヒール側の凹み
ヒール側

トゥ側とヒール側にある、この凹みも目立っていました。


これも適正な重量配分によるものでしょうか?


それとも空気力学によるものでしょうか?



ソールの溝
ソールには溝といいますか、窪みのようなものがありました。


最近は溝のあるドライバーやFWが増えてきたので、このドライバーも溝のように見えてしまいますが、溝というよりは窪みという表現のほうが合っているのかもしれません。



溝の深さ
こうして見ても、とても浅いことが分かります。



ネック長さ
ネックは、やや短めですが、今ではよく見かける長さです。


調整機能は搭載されていませんでした。



ディープヘッド
ディープタイプのヘッドです。


昔なら『セミシャロー』といえなくもないですが、今では完全にディープに属すると思います。


最近のシャロータイプのドライバーの高性能さを体感しながらも、この厚みのあるヘッドに魅力を感じ、挑戦意欲が掻き立てられるのは私だけでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで美しいです。


フェース面にあるスコアラインは全て凹んでいました。


今は凹んでいなくてフラットなフェース面のドライバーも多いですが、このドライバーは違いました。


ヒッティングエリアはフラットです。


強度なども関係しているのかもしれません。


見た目の印象などもあると思いますが、スコアラインのある所でヒットするわけではないので、あえてスコアラインを入れなくてもいいのかな?と思いました。


アイアンなどに限らず、ドライバーなどでもそうですが、このフェース面を見て、雑でチープに見えてしまう物と、シンプルで美しく見える物があります。


このドライバーは後者です。


こういったところは、日本の地クラブメーカーの良いところのひとつといえるのではないでしょうか?


大量生産はしない分、細かなところまできめ細かく作られているようです。


ビギナーの頃はあまりこだわらなくても、キャリアを積んで円熟味を増してくると、このような雰囲気のクラブに惹かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?



顔
いい顔をしています。


かなりの男前です。


アストロツアーはいい顔をしている印象があるので、この顔も予想できていましたが、それが裏切られていないのがさすがだと思いました。


この顔の良さこそが、『メーカーのプライド』といえるのではないでしょうか?


クラブの顔にも、メーカーそれぞれに個性が見られることも多いですし、顔には気をつかっていないように見受けられるメーカーもあります。


クラブの顔にはこだわらないよ・・・。という方もいらっしゃると思いますが、私は昔からとてもこだわっているので、このドライバーの顔は魅力を感じました。


打つ前に、まずは見た目が大切ですし、目で楽しみたいと思っているので、このドライバーを見て、どんどんテンションがあがってきました。



振り感
素振りをしてみても、好感を持てました。


これまで経験しているシャフトということもありますが、適度な重量としっかり感があって、タイミングがとりやすいです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、とても良いです。


魅力的な顔です。


『引き込まれそうな美しさ』といっていいかもしれません。


目尻が下がりっぱなしです。


こういう時は至福の時といえます。


構えづらいドライバーは苦手意識が先行してしまい、集中力も高まらないことが多いですが、このドライバーのような男前だと、集中力が自然に高まります。


リラックスでき、いいイメージがどんどん膨らんできました。




試打を開始しました。

打球音
まずは、この音が気になりました。


意外といえる高い音で、正直残念でした。


顔や全体的な雰囲気などから、もっといい音を予想し、期待していました。


周りに迷惑がかかってしまうというほどではなかったのですが、この音は全く馴染めませんでした。


残念という言葉しか浮かんできません。


とはいっても、私は結構叩いていくタイプなので、こうなってしまうのかもしれません。


もっと優しく打っていかれる方にはあまり気にならないのかもしれないですし、少し抑えた感じの音になるのかもしれません。


外見などはすごくいいのですが、この音で、このドライバーに対する興味が一気に失せてしまいました。



フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。


ソフトで手に嫌な衝撃は残りませんでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、タフなタイプです。


先日試打したBUDDYほどではないと思いますが、明らかにヒッター向けです。


叩いていきたい方のドライバーですが、そうすると音がどうしても気になってしまいます。


最近はディープなタイプでも結構親しみやすい性格をした物もありますし、大きなウェイトが2つもバックフェースに付いているので、あがりやすいのかな?と思っていましたが、そうではありませんでした。



バックフェース
『安定性』という点でも、それほど秀でているようには思えませんでした。


正直なタイプです。


私はフック系が出やすいですが、スライサーの方には球がつかまりきらず、そのままスライスが出てしまうかもしれません。


今は自然に『つかまえてくれる』といいますか、『つかまってしまう』ドライバーも見られるようになりましたが、このドライバーはそういうタイプではありません。


プレイヤーの持ち球がそのまま出やすいドライバーといっていいと思います。


曲がりにくいとか、寛容なタイプのドライバーではありません。


こういったところはディープ系ドライバーの特徴といっていいのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』は普通です。


勿論、秀でていないとは思いませんし、それなりのポテンシャルをもっていると思いますが、今は高性能なドライバーも多いですし、もっと易しく飛ばしていけるドライバーもたくさんあるので、このドライバーがそれらを大きく上回っているとは、正直思いませんでした。


強めに叩いていって、いい感じの球が打てますが、驚くようなことはありませんでした。


明らかにヒッター向けなので、人によってかなり好みが分かれるドライバーです。


ロフトは10度ということですが、球が浮ききらずにキャリーを稼げないという方もいらっしゃるかもしれません。



操作性
『操作性』は高いです。


左右に曲げるのも簡単です。


私はフッカーですし、大顔ではないオーソドックスなタイプのドライバーなので、球をつかまえていきやすいですが、先ほども書きました通り、自然につかまるタイプではないので、スライスに悩んでおられる方には難しく感じるところがあるかもしれません。


オートマチック系が多い中、このドライバーは完全にマニュアル系でした。



ヒール側
最新モデルではありますが、正直どこに改良が加えられているのかが、分かりませんでした。


おそらく色々なところに最新の技術や工夫が取り入れられていると思うのですが、試打している間、それを強く感じ取ることはできませんでした。



アストロツアー VS-1 ドライバー
地クラブメーカーらしいといいますか、アストロツアーらしいといっていいのかもしれません。


男前と、いい雰囲気のあるドライバーで、打つ前から目で楽しませてもらいました。



アストロツアー VS-1 ドライバー
ただ先ほども書きましたが、つくづく音が残念なドライバーです。


打つ度にどんどんテンションが下がってしまいました。


『V字回復』という言葉がありますが、その真逆の『逆V字落ち込み』という言葉が浮かんでしまいました。



アストロツアー VS-1 ドライバー
打つ前はどんどん上がっていったテンションが、音を耳にして急激に下がっていくのが分かりました。


外見でも、そして打感や音などのフィーリングがいいと、打っている間、とても身近に感じて、『クラブとの距離感』が近く感じることも多いのですが、今日は少し遠く感じてしまいました。


久しぶりにアストロツアーのドライバーなので、期待していましたし、嬉しく思っていたのですが、このドライバーに興味をもてなくなってしまいました。


ヘッド内部に『消音材』を入れたら、少しは音が抑えられるかな?などと考えていました。


理想は消音材を入れずにナチュラルにいい音にしていくことです。



アストロツアー VS-1 ドライバー
今回はあまり好感がもてませんでしたが、それでもアストロツアーの魅力が失われたわけではないので、また次のモデルに期待していきたいです。




                         
        
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コメント

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No title
大変、申し上げにくいですが、このドライバーの芯がとても狭いです。

芯を外すとカンカンした音で、距離も出ないのですが、芯に当たれば音も飛距離も申し分ないです。

次回、機会があれば試しください。