Post
≪ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-H ユーティリティ | HOME | Zodia Z921CC ドライバー & ミズノ GX ドライバー≫
2018年08月15日
PR
ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-3 ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-3 ドライバー です。

シャフトは Speeder 661Evolution V です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは先中調子、トルクは3.7、クラブ総重量は312gです。

ブリヂストンTOUR-Bの新しいドライバーです。
ブリヂストンらしい機能的なデザインですが、基本的には前のモデルと似ているところが多いように見えます。

シャロー形状で、よく見かけます。
このシャローが、今はスタンダードといえるでしょうか?

ネックの長さは適度にありました。
最近は少しずつネックの長さも、ある程度まで保たれているような気がします。

ネックには調整機能が搭載されています。

試打するのは、この『N』のポジションです。

R

U

L
他には『R』『U』『L』がありました。
フェースアングルが変えられるのでしょうか?

ヒール側には大きなウェイトがひとつありました。
この位置にあるのも、今は定番となりました。
『8』という数字があったので、おそらく8gということでいいのだと思います。

ソールのフェース寄りにもウェイトがありました。
この位置もよく見かけます。
重心を少し前にもってきているのでしょうか?
『1』と『2』という数字があったので、12gということなのだと思います。

ソールに溝はありませんでしたが、フェース寄りには『BOOST POWER TECHNOLOGY』という文字がありました。
とてもよく飛びそうなテクノロジーです。

フェース面には、ミーリングのようなものがありました。
これもブリヂストンのドライバーではお馴染みです。
フェース面はシンプルなドライバーが多い中、このような工夫を取り入れるのは、ブリヂストンのこだわりと確信があるのだと思います。

やや薄いタイプのヘッドです。
シャロータイプであることは変わりないのですが、今はもっとシャローなタイプもあるので、セミシャローといっていいような気もします。

顔は予想していたよりもクセがなくて、いい感じでした。
もっと大顔タイプでボテッとしているのかな?と思っていましたが、そんなことはありませんでした。
小顔タイプではありませんが、少し引き締まって見えました。

クラウンに特別な工夫がされているようです。
今はカーボンコンポジットのドライバーが復活してきたように思いますが、このドライバーにも独自の工夫がされているようです。
最近のドライバーはクラウンに工夫がされているものが多くなってきているので、『クラウン開発競争』といっていいでしょうか?

装着されているグリップは、先日試打したアイアン同様、ハードなタイプです。
ソフト感やしっとり感は無いですが、このしっかりとしたフィーリングを好まれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

素振りをしてみても、なかなかいい感じでした。
タイミングも取りやすく、自然に振っていけました。
このスピーダーが純正なのでしょうか?

ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。
顔を見ていたときも感じていましたが、変なクセはありませんでした。
バルジは丸みを帯びているというよりは、真っ直ぐに近い感じです。
フェースが被っているようには見えず、かといって『オープンフェース』でもなく、中立的な顔をしているように見えました。
方向性への不安は全くなく、自然に振っていけそうだな・・・。と思いました。
クラウンの工夫が目に入りますが、構えづらくはありませんでした。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいい感じでした。
ソフトというよりは、ややしっかりめな感じですが、硬すぎないのがいいです。
しっかりとした手ごたえがあります。

『音』は、はっきりしています。
大きめの金属音ですが、インパクトが緩むこともなく、特に不満はありません。

『球のあがりやすさ』という点では、やや意外でした。
もっと弾道が高くてあがりやすいのかと、打つ前は思っていたのですが、結構しっかりしている感じです。
低スピン性能が高く、ドロップする・・・。という感じではないですが、どちらかといえばヒッター向けだな・・・。と思いました。
しっかりしていますが、ハード過ぎないので、スペックを選んだり、調整機能と使ったりすれば、幅広い層に対応できると思います。

『安定性』という点では、普通といった感じがしました。
特別曲がりにくいとか、スイートエリアが広いという感じはありませんでした。
気難しいタイプではありませんが、易しすぎないのがいいです。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
予想していた通りのビッグドライブを放ってくれました。
前のモデルから、明らかに進化したとは正直思いませんでしたが、それはこのドライバーの性能が優れていないということではなく、これまでのBSのハイレベルな飛びを、このドライバーがしっかりと継承しているということです。
いい感じで飛んで行ってくれましたが、この飛びは私の『予想範囲内』でした。

『操作性』は、まずまずでした。
球のつかまりがいいドライバーですが、右にも曲げるのは難しくありませんでした。
構えたときに『中立感』をすごく感じていたのですが、『真っ直ぐ打って曲げない』というタイプではなく、ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも、自分の持ち球を打ちやすいというバランスの良さをもっているように感じました。
こういったクラブはとても実戦的です。

赤から青へと、デザインは少し変わりましたが、基本的なものはあまり変わっていないように感じました。

思っていた以上にクセが無いのと、しっかりとしたスペックになっているのが印象的でした。

ややコンパクト感があるので、もっと大顔感が欲しいという方や、もっとフェースが被っていてつかまりやすそうな顔が好きだ・・・。という方もいらっしゃると思います。
ネックの調整機能を使えば、ある程度は対応できるのではないか?と思うのですが、今日は調整していないので、詳しいことは分かりません。

フェース面のミーリングも特徴的ですが、今回はそれよりも顔のインパクトが大きかったです。

様々な工夫が外見からも見てとれるドライバーですが、『斬新さ』というよりは、いい意味で『無難な進化』といった印象をもちました。
好感を持つことができたので、コースでも試してみたいです。
コメント