ナイキ ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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2010年01月26日
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ナイキ ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー

                 
ナイキ ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ナイキ ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー です。



Tour-AD VR510D
シャフトは グラファイトデザイン Tour-AD VR510Dです。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は57g、トルクは4.6、キックポイントは中調子、バランスはD0、クラブ総重量は306gです。



03
久し振りに出会った『ナイキ』のニュードライバーです。


ずいぶんとカッコいいデザインに生まれ変わった感じがします。


これまで、ナイキのドライバーは『黄色』がとても強くイメージされますが、このような『赤』も、すごくカッコいいと思います。


そしてただカッコいいだけでなく、かなりの『ハイテク』も注ぎ込まれているような感じがします。



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ソール形状にも、場所によっては凹んでいたりして、これが大きな効果を発揮するような気がします。


人間が手で書いてデザインした・・・。というよりは『CADシステム』などのコンピュータで設計されているような気もしますが、今は多くのクラブがそのようになっていると思うので、こういった感じも今では常識といっていいのだと思います。


昔のクラブは何となく、設計家の『魂』というか『ポリシー』のようなものも感じられたように思うのですが、最近のクラブはとても『ドライ』になったような気がします。


それはいいことでもあり、少し寂しいところでもあります。



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ソールに大きなグルーブ(溝)が入っています。


やはりこうすることによって、大きな効果が得られるのでしょうか?


こうして見ていると、昨年試打した プロギア egg impact ドライバー を思い出します。


この赤い溝のところには『COMPRESSION CHANNEL』(コンプレッション チャンネル)と記されており、やはり特別な効果があるようです。


どのような意味なのか、店員さんに聞いてみようかとも思ったのですが、打つ前から聞くことは止めました。



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素振りをしてみると、かなり軽く、シャフトも軟らかい感じがしました。


こういった感じは、これまでのナイキのドライバーに共通している感じがします。


『ツアー』と名が付くと、どのメーカーのクラブも、かなり『タフ』な設計になっているような気がしますが、ナイキに関しては別で、かなり『ソフトスペック』に仕上がっている感じがします。


試打クラブは、この『R』しか見当たらなかったのですが、また違ったスペックだとよりフィーリングも変わってきただろうと思います。


何度振っても、なかなか合いづらい感じがしましたが、何とか少しでもこのクラブに近づけるよう素振りを繰り返しました。


アイアンはそうでもないのですが、ナイキのウッドでは私はこれまでずっと苦戦続きなので、今回はリベンジしたい気持ちも持っていました。



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ボールを前にして構えてみると、昨年までの『四角形ドライバー』とは、違う『丸型』に近いドライバーだと思いました。


ただ、やはり『四角形のテイスト』は、充分残している感じがしました。


確かに角は丸くなっていますが、限りなく『四角形』に近いヘッドだと思いました。


正直言って、それほど構えやすい感じはしなかったですし、いいイメージも湧きづらい感じもしました。


しかし、これが『ナイキゴルフのスタイル』なのだと思いましたし、こういったところを貫いているところに『一貫性』が感じられ、逆に好感を持てました。


こうして構えただけで、やはり『ナイキのクラブ』は、私にとっては敷居が高い感じがしましたが、ナイキのクラブを愛用されている方には、これまで通りの感覚で使っていかれることと思います。




試打を開始しました。

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まず感じたのが、その『音の大きさ』です。


かなり大きくて、一球目を打った時に、少し驚いてしまいました。


最近は、このようにはっきりと大きな音を発するドライバーが少なくなってきていたので、油断したわけでもないのですが、 びっくりしましたし、ある意味『ナイキらしい』感じがします。


私にはあまり馴染むことができない音ではありますが、ナイキはこのような音にこだわっている感じがしますし、この音を好まれる方もたくさんいらっしゃるのだと思います。


このような音が大きいところも、『PRGR egg impact ドライバー』に似たところだと思いました。


こういった音だと、なかなか強く叩いていきづらい感じがしました。


一球目を打っても、この音の余韻がしばらく残っているようで、二球目のイメージが出しづらく感じられました。


私は普段、球を打ったらそれをあまり引きづらないように、一球一球打つようにしているのですが、今日は少し引きずってしまいました。


いいイメージが残るのならば、すごくいいのですが、今日はそういった感じではありませんでした。


ただ、スインガータイプの方は、これくらいの音のほうがいい・・・。と思われる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


『打球音』というのは、その『球の飛び』を耳でイメージさせてくれますが、これくらいのほうが飛んでいる感覚を掴みやすい方もきっと多いと思います。



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『球のあがりやすさ』という点では、かなりあがりやすい感じがしました。


この音のせいか、ちょっとインパクトが緩んでしまう感じがしていたのですが、違った音でもっと楽な気分で打っていけるともっと球は高くあがりそうな気がしました。


これまでのナイキのドライバー同様、かなりの『高弾道ドライバー』だと思います。


こういった『シャローヘッド』は、これまでもたくさん見てきたような気がします。


やはり『ツアー』と名が付くドライバーの中でも、その『球のあがりやすさ』はトップクラスだと思います。


軽量ドライバーで球を高く上げていきたい方には、とてもマッチしているのではないでしょうか?



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『打感』は、ちょっと硬めです。


私にはちょっと馴染みにくい感じではありましたが、それほど苦手すぎる感じでもありませんでした。


このフェース面のデザインも、これまでのナイキらしい感じの独特なものだと思いました。


ずっと何球でも打っていたくなる・・・・。とか、時間を忘れて打ちたくなる・・・。といった心地良い感触ではありませんが、こういった打感を好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。


『音』や『打感』で、ある程度の『方向性』や『弾道の高さ』などをいちいち目で追わなくても把握しやすいところがありますが、今日はそういった感じはしませんでした。


打ち終わった後に、しっかりとボールを目で追っていかなければ、何処に飛んだか少し不安になってしまう感じがしました。



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『安定性』という点でも、私は苦戦してしまいました。


昨年・一昨年のモデルに比べて、かなり『構えやすさ』が進歩したような気もしましたが、やはりこのスペックが私にはやや合いづらく感じたところや、『音』や『打感』が合いづらいところにも、その原因があるような気がしました。


最初から球がバラついてしまいました。


このような大きめのヘッドで易しい設計になっているにもかかわらず、ボールを曲げてしまう私自身の技術の低さを露呈してしまった感じがします。


今日は、かなりこのドライバーに私のスイングの未熟さを教えられたような気がします。


もっと練習に励まなければならない・・・・。と思いました。


今日は帰宅したら、いつもよりも素振りの数を増やそう・・・・。と思いました。


ただ、本来はやはりかなり高い安定性を持っているドライバーだと思いますし、このドライバーがピッタリとマッチする方には、かなり大きな効果が期待できるのではないでしょうか?



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『操作性』という点でも、苦戦してしまいました。


いいイメージを描けないままショットしてしまっていることも、その大きな要因だと思いますし、スペック的にもやや難しい感じがしました。


それと、やはりインパクトが緩んでしまう感じや、いい感じで振り抜きづらいところにも関係があるような気がしていました。


本来ならばこのドライバーも、最近の他のドライバー同様『直進性』が長けているのだと思います。


『操作性』はそれほど重視して設計されていないような気もします。


『曲げやすさ』よりも『曲がりにくさ』を追求しているドライバーなのだと思います。


『ツアー』と名が付くと、どうしても『操作性重視』といったイメージを持ちますが、ナイキは違ったコンセプトで設計しているような気がします。


ナイキのクラブはメジャーもたくさん獲っていますし、その性能の高さは『折り紙付き』なのだと思います。


プロの多くが曲がらないドライバーを求めているのだと思います。


私はかなりフィーリングが合いづらく感じてしまい、操作するまでに至りませんでした。


本来ならば、色々とボールを曲げて楽しみたいところですが、それよりも先にまず真っ直ぐ満足いく球を打つことの方が先のような気がしました。



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『飛距離性能』という点でも、このスペックが合っている方には、とてもいいのだと思います。


私では、このドライバーの性能の高さを充分引き出すことが出来なかったですし、正直いって前のモデルよりもかなり進歩した・・・・。とは思えませんでした。


勿論、これは私がこのドライバーを打ちこなせていないところが最大の原因なのだと思いますが、おそらくスペックなどを変えても、あまりいい結果が得られないような気もしてきました。


やはり私は飛ばすには、どうしても『音の力(ちから)』を借りなくてはなりません。


この『音』という部分が、自分の邪魔をしてしまっては、なかなかいいスイングが出来ません。


気持ちよくリラックス出来ていないと、ナイスショットが生まれません。


今日は終始緊張していたみたいで、なかなか満足いくショットが打てませんでした。


イメージとして、インパクト後は速く振り抜いていきたい感じがしますが、今日はずっとブレーキをかけてしまう感じがしてしまいました。


やはり私にとっては、かなりハードルが高いドライバーなのだと思いました。



09
この『ナイキ独特』のチューニング機能も、とても素晴らしいことだと思います。


専用トルクレンチで、簡単に自分に合わすことができるのだそうで、『テーラーメイド』や『コブラ』などのように、素晴らしいシステムだと思います。


国内メーカーでは、このようなシステムは見られませんが、とてもいいアイデアだと思います。


おそらく今の私では、どのように変えたとしても、このドライバーを打ちこなすことは難しいような気がします。


テーラーメイドやコブラのドライバーは、とても打ちやすいイメージがありますが、やはりナイキは私にとって手強いメーカーだと思いました。



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年明けにナイキからニュードライバーが発売されると聞いて、私はとても楽しみにしていました。


これまでもずっと『苦手意識』を持っていますが、いつかは克服してやろう・・・。と思い、今日もチャレンジしていく気持ちで試打に臨みました。


結果はあえなくこのクラブに打ちのめされた感じでしたが、今年のナイキはもうひとつのモデルもあるので、そちらでも再びトライしてみたいと思いました。


この赤は、私にはやや難しい感じのドライバーでしたが、これまでずっとナイキのドライバーを使ってこられた方には、とてもいい感じで振っていくことができるのではないでしょうか?


正直いいまして、性能的に目覚ましい進歩があるようには思えなかったのですが、このデザインはとても素晴らしいものだと思いました。


センスのあるデザインです。


ソール中央にある『スウッシュマーク』も、ナイキファンにはたまらないところだと思います。


ナイキというと、私はどうしても陸上競技を思い出してしまうのですが、『ナイキゴルフ』も、すっかり市民権を得られたような気もしますし、ナイキでゴルフを始められた方は、これからも要注目なのではないでしょうか?


私は次のナイキのクラブに期待したいと思いました。


一刻も早く帰宅し、素振りを繰り返して自分自身を鍛え直したいです。

                         
        

                         

コメント

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気になっていたのですが
golfdaisuki様

気になっておりましたナイキの新商品の試打報告有難うございました。
先日販売店を覗いて見るとレフティのサンプルも置いてありましたので、試打は出来ませんでしたが、じっくり見てきました。

見た目もかっこよく、ソールの溝がクッションになりボール初速を上げるくれる等ハイテクも駆使されており、押しの強いモデルと感じました。

流石は流行を敏感に取り入れるのが上手いメーカーらしく、触手がでまくりです。

そうですか打音が駄目ですか。。。。

現在、ピンi15と、コブラを所有して気に入っているだけに、私も違和感を感じるかどうか。

試打してみて良ければ、何本も要らないので、2本を下取りして購入資金に充てたいと思います。

発売は、2月5日予定のようです。
No title
いつも楽しみに見せて頂いてます。
今度是非ミズノのMP CLKユーティリティの試打を
して下さい!
よろしくお願い致します。
待望のナイキのドライバーですね。
hoshinosei様。こんばんは。

今回のこのナイキのドライバーは、色々な工夫が施されているようですね。

残念ながら、私には合いづらい感じがしたので、これからもあまり手にすることはないような気がしますが、やはり好みというのは人それぞれだと思いますし、hoshinosei様は気に入られたのでしたら、選択肢に入れられるのもいいことだと思います。


ただ、私の感想ですと『コブラ』や『ピン』を下取りに出してまで、購入すべきかどうかは、少し疑問を持ってしまうのですが・・・・。

しかし、hoshinosei様がもしそうされたいのでしたら、それが正解なのかもしれません。


コブラのドライバーの調子を最近落としておられるようですが、一過性のものかもしれませんね。
仰る通り、シャフトはとても重要な部分ですので、リシャフトすればかなり違った感じにもなりますね。


ただ、既にナイキのドライバーに興味がいっておられるようですので、リシャフトなどはあまりお考えになっていないのかもしれませんね。

もし私だったら、そのままコブラを使い続けたいと思いますが、人それぞれ考えがあるので、hoshinosei様が選択された事がベストなのだと思います。


クラブというのは、ある程度長く付き合っていかないと解らないことも多いですね。

『皮膚感覚』で馴染んでいくには、ある程度の『月日』と『球数』そして『振った数』が必要になってくるのかもしれませんね。

どうかベストな選択をされますことを期待しております。


それでは失礼致します。
kazuya様。はじめまして
kazuya様。はじめまして。
この度は私の記事を読んで下さり、またコメントを寄せて頂きまして誠にありがとうございます。

『MP CLK ユーティリティ』の試打も、今度機会がありましたら、是非行いたいと思います。

これからもよろしくお付き合いくださいませ。

それでは失礼致します
ナイキ 新ドライバー購入の件
golfdaisuki様

早速のアドバイス有難うございます。

まだ、発売前でして、試打もしておりませんでしたが、試打報告を見ていなければ、発売と同時に衝動買いを間違いなくしておりました。

冷静に考える良いきっかけになったと思います。感謝です。

ナイキの場合、必要かどうかは別として、購買意欲をそそるギミックがあり非常に今回は気になっております。

コブラもヘッド自体は、それほど難しいものではないと思いますので、リシャフトしたらどんな感じになるのか想像してみるに、これも楽しくなりますが。

候補としては、ATTAS 6Sか、アリスレイ60あたりの中調子の標準的なシャフトになりますでしょうか。

アイアンがタイトリストAP2なので、タイトリストで揃えると見た目も綺麗にまとまるので、D2ドライバーも気になってはいるのですが。

焦らず、現状維持の選択も残しつつ、財布の状況も勘案して、じっくり考えたいと思います。

1年前までは、こんなに道具に拘りは持っていなかったのですが、とにかく落ち着きたいです。

また、何かありましたらご報告させていただきます。
いい道具を選びたいですね。
hoshinosei様。こんばんは。

私もこれまで、たくさんのクラブを購入してきて、衝動買いも多くしました。

それらの殆どが気に入るものばかりで、気に入らずにすぐに手放した・・・。というクラブはほとんど記憶にありません。


ナイキのクラブが発売されるようになってから、結構年月が経ちましたが、まだまだ新興メーカーと言わざるを得ないのかもしれませんね。

勿論、実際に製造しているのは他のメーカーであることは有名な話ですが・・・。


私はナイキゴルフ誕生の時から、殆ど全てのクラブを試打してきたと思うのですが、どうも私には難しく感じてしまうものが多いような気がします。

しかし、最近はアイアンもいいものが発売されているので、ウッドにも期待しているところです。

今回の『赤』と『黄色』のドライバーは、私にはやや合いづらいところもありましたが、決して敬遠すべきものではないと思います。


hoshinosei様も、是非一度試してみられたらいかがでしょうか?


アイアンは素晴らしいものをお使いなので、ドライバーもそれに見合うものが欲しいところですね。

そういった意味でも、タイトリストのD2やコブラなどはとてもいいドライバーだと思います。


ゴルフというのは、道具にこだわれるスポーツなので、そこも楽しい部分ではありますね。

私もいつも、新製品を見るたびにワクワクしています。


お互いこれからもゴルフを楽しんでまいりましょう!

それでは失礼致します。
こだわりと新しもの好き
golfdaisuki様

丁重なるアドバイス有難うございます。

道具へのこだわりと言うと私の場合、聞こえは良いのですが、元来の新しもの好きの性格で見切りをつけるのも早過ぎるのが悩みの種です。

今日も早朝より練習場にて打ってきましたが、シャフトを替えたら、全く違ったテイストになるのかと思うと。。。

でも気に入ったシャフトを入れようと思うと、買った以上に費用がかかりますので、踏み切れません。

ピンi15は調子落としていないので、もっと悩みます。

有難うございました。
今、お使いになっているクラブも大切にして下さい。
hoshinosei様。こんばんは。
再びコメントを寄せて頂きまして、ありがとうございます。

私もhoshinosei様と同様、新しいクラブにはとても興味があります。

それでいて、自分が使っているクラブには、とても愛着がありますので、なかなか手放すことができずにいます。

いい思い出も辛い思い出もたくさんあります。

私のような下手くそなゴルファーでも、すごく力を貸してくれてナイスショットを打たせてくれたクラブがたくさんあります。


リシャフトなども、とても大切なことですが、決してそれだけではありませんね。

ゴルファー自身の体調を含めた調子なども、複雑に絡み合ってくる要素が多分にあると思うからです。


例え、自分に合うように完璧に調整されたクラブでも、自身の調子の悪い日などは思うような球は打てないことも多いですね。


ゴルフはとても楽しいものですし、どちらかというと脳天気な私はそれほど真剣に悩んだことはないような気もするのですが、やはりこうして悩んでみるのもいいことだと思いますし、真剣にやっているからこそ、悩みがずっとつきまとうのだと思います。

どのようにやっても、決して完璧ということはあり得ないのかもしれません。


新しいクラブに関心を持ちつつも、今、手元にあるクラブも大切にしていって頂きたいと思います。


それでは失礼致します。