ワークスゴルフ マキシマックススペード ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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2010年01月25日
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ワークスゴルフ マキシマックススペード ドライバー

                 
ワークスゴルフ マキシマックススペード
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ワークスゴルフ マキシマックス スペード ドライバー です。



ワークテックマミヤプロフォースSPカーボン シャフト
シャフトは ワークテックマミヤプロフォースSP カーボンです。

ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはR、キックポイントは中調子、クラブ総重量は295gです。



ワークスゴルフ マキシマックススペード ドライバー
初めて試打する『ワークスゴルフ』のドライバーです。


これまで目にしたことはあったのですが、残念ながら試打クラブはなかったので、『構えてみるだけ』に過ぎなかったのですが、今日はクラフトマンの工房に中古クラブとして、一本だけこのクラブを見かけたので、試打させてもらうことにしました。


『ドラコン選手御用達』として有名なメーカーですが、どのようなフィーリングなのだろう・・・?と思うだけで、とてもワクワクしました。


私の周りにも『ワークスゴルフ』のクラブを使用している人を見かけないので、今回がまさに初対面といった感じでした。



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素振りをしてみると、思っていた以上にソフトなスペックに仕上がっている感じがしました。


ドラコン選手御用達メーカーなので、同じ『R』でも、他のメーカーとは違った仕様になっているのかと思ったのですが、何ら変わりない『R』だと思いました。


最近は殆ど『R』の試打クラブを手にすることはないのですが、このドライバーは『Rらしい』感じがしました。


今では『R』というと、軟らかい・・・・。という印象をどうしても持ってしまいますが、『R=REGULAR(レギュラー、正規)』という意味なので、本来はこのフレックスを中心にして考えないといけないのかもしれません。


しかし、今はどうみても『S』が中心になっているような気がします。


前にも書きましたが『S=STANDARD(標準)』と思っておられる方や、『R』は軟らかいというイメージを持っておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


しかし、日本の『S』は、メーカーやモデルにもよりますが、かなりバラつきがあると思います。


今回のこのドライバーに装着されている『ワークテックマミヤプロフォースSPカーボン シャフト』の『R』は、とても軟らかさを感じさせる『R』だと思いました。


昔はもっと『S』と『R』における『線引き』はハッキリとしていたと思うのですが、今ではかなり曖昧になっている感じがします。


昔の『S』は、結構手応えのあるものも多かったのですが、今は、これでも『S』?と疑問を持つ物も多いです。


よくしなりすぎる感じがしたので、いつもよりも素振りを念入りに行い、タイミングをとることに集中していきました。



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ボールを前にして構えた感じは、まずまず構えやすい感じがしました。


『ドラコン』という、他のメーカーとはちょっと違ったイメージを持っていますが、こういった構えやすい感じは他のメーカーとも共通している感じがします。


これまで何本か見てきた『ワークスゴルフ』のドライバーも一様に構えやすかった記憶があります。


やはり『ドラコン選手』のように、距離にこだわる人ほど、『構えやすさ』には注意を払うのだと思います。


私は大した距離を持っていませんが、ボールを飛ばす為には脳内に『アルファ波』などのような『リラックス』を示すものが必要ではないか?と常々感じております。


『体のリラックス感』も大切ですが、『心のリラックス感』も同様に大切なことだと思います。


この『リラックス感』が『ナイスショット』には欠かせないものだと思っています。


構えづらかったり、違和感を感じてしまうとボールは余計曲がりやすくなるものだと思います。


飛ばせば飛ばすほど、その誤差は致命的になるので、本来はより『精度』が求められるところです。


こういった大切な『構え感』を、このドライバーはクリアしていました。




試打を開始しました。

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まず感じたのが、その『弾道の高さ』です。


とても上がりやすい感じがしたのですが、思っていた以上に上がりすぎない感じに好感を持てました。


こうして見ると、やや『ディープ』にも見えますが、球をよく上げてくれます。


このロフト(10.5度)と、シャフトの軟らかさから、とてもつもなく高く上がって収拾がつかないまま終わってしまうのかと思っていたのですが、意外といい感じのライナー性の球も打つことができました。


勿論高く上げようとして、『ティ』を高くすればいくらでも上げられる感じもしたのですが、やや低めくらいが私にはちょうどいい感じがしました。


『フェアウェイウッド』くらいのティの高さでもじゅうぶんに上げてくれる感じがしました。


何となくなのですが、この『適度な上がりやすさ』も、『飛距離性能の高さ』につながっているのかな・・・?などと考えていました。


今回はこのスペックしかなかったのですが、もし他のスペックで試すことができたらどんな感じになるんだろう・・・?と思うと、また是非試打してみたいと思いました。



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『打感』もどんなだろう・・・?と思っていたのですが、結構『ノーマル』な感じがしました。


打つ前はもっと『弾き感』が感じられ、硬い感じかと思っていたのですが、思っていた以上に『ソフトフィーリング』でした。


このドライバーは『高反発モデル』ではなくて『ルール適合モデル』なので、それに見合った打感だと思いました。


『打感』に関して言えば、他のメーカーと差別化できる感じではありませんでした。


これまでよく出会ってきた感じのフィーリングでした。



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『音』という点でも、なかなかいい感じでした。


やはり音も、打つ前はもっと『甲高い』感じの音を想像していたのですが、予想以上に『おとなしめ』で、静かに試打をすることができました。


自分のショットに集中することができました。


このような『構え感』『打感』『音』という観点から見ても、このワークスというメーカーは『飛ばし性能』だけでなく、『フィーリング性能』にも力を注いでいるのだな・・・。という印象をもちました。



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『安定性』という点では、正直言って最初の10球くらいは、少し苦戦してしまいました。


それほど大きく曲がる・・・。という感じでもなかったのですが、最初のうちはなかなかタイミングが合いづらい感じがしました。


打つ前に念入りに素振りをしたつもりでしたが、まだまだ足りないのだと思いました。


そして再び素振りを繰り返し、少しずつこのドライバーのフィーリングを掴んでいくことができるようになりました。


『ドラコン』という文字がどうしても浮かんでくるので、ついつい叩きにいきたくなるのですが、そうするとあまりいい感じでまとめていくのが少し困難な感じがしました。


『インパクト』よりも『振り抜き』を重視するイメージのほうが、私にとってはいい感じで打っていけると思いました。


やはりこれは、私がこのメーカーのクラブにもつ『先入観』があるからだと思いました。


試打をするには、やはりこの『先入観』は外していかなればならないと思いました。


もし、違ったスペックの試打クラブに出会えていれば、また違った印象になったと思うので、そのようなクラブに出会えることを期待したいと思います。


本来は、このドライバーは『直進性』も高いドライバーなのだと思います。



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『操作性』という点でも、やはり苦戦してしまいました。


左右に曲げたりすることは、それほど難しい感じはしなかったのですが、それをまとめていくのに少し苦労しました。


曲げようと思えばいくらでも曲げられましたが、それは『自分のイメージに沿った範囲』で曲げられないと意味がないのですが、今日はなかなかそういったことも難しい感じがしました。


それは、やはりこのドライバーがそれほど操作するタイプのドライバーではないのだと思いますし、やはりスペック的なところが大きいような気がします。


ただ、すごく構えやすいので、左右に曲げるイメージはしやすいので、『フッカー』の方でも『スライサー』の方でも、スペックを考えればどちらでも打ちやすいドライバーといえるのではないでしょうか?



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『飛距離性能』という点では、やはりこの点は一番気になっていたところですし、注目するところです。


実際に打ってみた感じは、それほど驚く感じがしませんでした。


勿論、このスペックではよく飛ぶ方だと思いましたが、他のメーカーに対して群を抜いている・・・。という感じは正直しませんでした。


やはり『ドラコン選手』達は、我々常人では考えれないほど、鍛えられていますし、彼等ならばどんなメーカーのドライバーでも信じられないほど飛ばすと思うので、クラブだけでは決められない部分もあると思います。


勿論、ドラコン選手にとって飛距離性能の優れたドライバーを使うことは『絶対条件』なので、多くの選手が高性能な『ワークス』と契約しているのだと思います。


こうした先入観を除いて、あくまでも『クリア』な状態で試打をしてみても、やはり飛距離性能は高いクラブだと思います。


先ほども書きましたが、いい感じの弾道の高さを描いていけるところにも好感を持つことができました。


それが私が気に入ったところです。


このメーカーだから、『余計に弾く』とか『反発性能』に優れている・・・。という感じではないような気がします。


『弾き性能』でいえば、あの名ドライバーEPON AF-101の方が優れているような気がします。


勿論、『飛距離性能』は『シャフト』と『ヘッド』のコラボレーションが大切なので、私には違ったシャフトで試したほうがいい結果が得られると思いました。



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念願だった、『初ワークス試打』でしたが、とても好印象でした。


思っていた以上に『フィーリング性能』が高いのに好感を持つことができました。


『物理的性能』も高いと思います。


『飛距離性能』についても、やはり『使う人次第』という至極当たり前のことを感じてしまいました。


このメーカーのスペックがピッタリと合致する方は、大きな効果が得られるのではないでしょうか?



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このメーカーも、『エポン』や『ミステリー』『ピジョンゴルフ』『マスダゴルフ』『jBEAM』『バルド』・・・。などのような『出会いにくいクラブ』ではありますが、また手にしたいです。


違うスペックだったら、かなり期待できそうな気がしました。

                         
        

                         

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