Post
≪ミズノ GX ドライバー & ONOFF DRIVER AKA | HOME | FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン≫
2018年05月16日
ホンマ BERES S-06 フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ホンマ BERES S-06 フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは ARMRQ X です。
ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはR、バランスはD0 です。

ホンマベレスの美しいフェアウェイウッドです。
ベレスらしく高級感がありますが、それが嫌味になっていないところがいいな・・・。と思いました。
センスのいいデザインです。

形状的には、かなりシャローです。
この薄さが、今のトレンドといえるでしょうか?
薄さが目立っていますが、形は崩れていません。

ヒール側にある、このアクセサリーがよく目立っています。
場所的にウェイトかな?と思ったのですが、実際のところは分かりません。
よく見てみると、中には☆が2つありました。
これは重さを表しているのでしょうか?
昔からホンマは☆で、スペックを表していることが多いです。

ソールには溝がありました。
多くのメーカーが採用しているので、それだけメリットが大きいのだと思います。
後発的な印象は拭えませんが、機能性を考えると仕方ないのかもしれません。
これからは溝の研究も進み、もっと複雑化してくるのではないでしょうか?

溝は、それほど深くありません。

ネックの長さは適度にありました。
最近は、このようなシャロー形でネック長のあるクラブが多くなったように思います。
これも流行なのでしょうか?

かなりのシャローヘッドです。
今は殆どが、このような形状です。
シャローバックタイプであっても、ディープフェースなクラブもありますが、このクラブはシャローフェースです。

顔は、いい感じです。
クセのないところに好感がもてます。
昔のベレスは確かに高級感があって美しかったのですが、クセのある顔も少なくありませんでした。
なので、このクラブもそうなのかな?と思いましたが、そんなことはなく、自然ないい顔をしていました。
クラウンが茶色になっていて、高級感と同時に『落ち着き感』があります。
こういったところにも、センスの良さを感じます。

フェース面のデザインはシンプルです。
特に変わった工夫は見られませんでした。

装着されているグリップも、しっかり感とソフトさが共存していて、好感がもてます。
適度な滑りにくさもあります。

素振りをしてみると、かなり軽くて軟らかさもありますが、これは予想していました。
ベレスシリーズらしいスペックといっていいと思います。
ドライバーの『軽量化』『シャフトの軟化』にリンクするように、FWも変化していきました。
昔はメンズクラブとレディスクラブがはっきりと分かれていましたが、今はかなりソフトスペックのメンズクラブも多いので、女性の方でそのまま使っているという方も増えてきたように思います。

ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。
クセがなく、易しそうな感じが伝わってきます。
方向性に対する不安も無く、球があがりやすそうです。
バルジは、やや真っ直ぐな感じでした。
試打を開始しました。

『打感』は、ややしっかりした感じで、球の重さも伝わってきました。
ソフトというフィーリングではありませんが、好感のもてる打感です。

『音』は、やや高めでしたが大きすぎず、いい感じでした。
インパクトが緩むこともなく、振り切ることができました。

球はとてもあがりやすいです。
直打ちでも、充分あげてくれました。
タフさは全く感じられませんでした。

『安定性』も、いい感じでした。
構えやすいのでラインも出しやすいですし、適度な直進性もありました。
シビアさは感じませんでした。
大らかなタイプのFWです。

『飛距離性能』は、普通でした。
特別秀でているとは思いませんでしたが、ベテランゴルファーの方が易しく飛ばしていける良さがあります。
キャリーもしっかり稼いでいけるタイプです。
スピンも多めで、多少吹き上がる感じがしましたが、それは『易しさ』につながっているように感じました。

『操作性』は、まずまずでした。
顔がいいのですが、どちらかといえば、あまり細工をしたくない感じがしました。
左右に曲げることもできましたが、できれば自分の持ち球を活かして打っていきたいタイプです。

美しさと顔の良さが印象に残りました。
色々な工夫もされていて、ハイテクなところも見られますが、それが嫌味になっていないのもいいです。

ベテランゴルファーの方のニーズに合った、バランスの取れたFWだと思います。
コメント