EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。


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2018年05月12日
  

EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー

                 
EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー
今日はこの2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打クラブは EPON AF-101 ドライバー と Zodia Z921CC ドライバー です。



Fire Express
<上>Zodia Z921CC Fire Express MAX Plus 6

<下>EPON AF-101 Fire Express





<左>Zodia Z921CC ドライバー のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。





<右>EPON AF-101 ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。





正面
エポンとゾディアの打ち比べです。


豪華な競演です。


先日、このゾディアのドライバーを試打したときに、AF-101に似ているな・・・。と思っていたので、いつか機会があれば打ち比べてみたいと思っていました。


今日は思いがけなく、その願いが叶い、とても嬉しく思っています。


何という贅沢な日なんだろう・・・。と思いました。



EPON AF-101
エポンのAF-101に初めて出会ったのが、もう9年も前なのかと思うと、とても早く感じられます。


初めて出会って試打し、その衝撃は凄まじいものでした。


飛距離性能が高く、打感や音にもすごく魅力を感じました。


他のメーカーのドライバーと打ち比べていて、飛距離性能が圧倒していたのもよく覚えていて、そのインパクトの強さは忘れられません。


これまで数え切れないほどたくさんのゴルフクラブを試打してきましたが、AF-101は生涯記憶に残り続けるドライバーです。


AF-101を試打したときに、このドライバーが2009年のドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝くだろうな・・・。と思っていました。


もうこれを超えるドライバーに出会うことはないだろう・・・。と思っていました。


しかし、同じ年にJBEAMのBM-435という素晴らしいドライバーに出会い、ドライバー・オブ・ザ・イヤーはBM-435になりました。


何という、ハイレベルな年だろう・・・。と思いましたし、贅沢にも感じられました。


AF-101は『準グランプリ』に輝きましたが、他の年だと間違いなくグランプリに輝いていたと思います。


2年経って、私はBM-435と同型モデルである、CRZ435というドライバーを購入し、今に到っています。


AF-101はとっくに廃番になっているので、今はもう購入することはできないのですが、BM435(CRZ435)は今でも購入することができるロングセラーモデルです。


まさかAF-101がすぐに廃番になるとは思っていなかったので、先にAF-101を購入したほうが良かったかな?と思うときもありましたが、私によりマッチしているのはCRZ435だったので仕方ないですし、正しい選択をしたのだと自分自身に言い聞かせています。


CRZ435はひとつだけでなく、同じスペックの物をもう一つ持っています。


このドライバーが無いと、私のゴルフは成り立ちません。


それくらい信頼している頼もしい相棒です。



EPON AF-101
このAF-101はエポンファンである、私の友人が貸してくれたものです。


彼には私がエポンのクラブを紹介して、すごく気に入り、ドライバーからパターまで全てエポンで、キャディバッグやキャップもエポンです。


まだキャップしか購入できていない私はとても羨ましく思うのですが、エポンに出会って彼のゴルフがすごく良くなりましたし、何より彼が楽しそうにゴルフをしているのを見て、紹介して本当に良かったな・・・。と思います。


ゴルファーにとって、ゴルフクラブとの出会いは、とても大切です。


いいクラブに出会うだけで、ゴルフの質が高まり、ゴルフの楽しさも倍増します。


彼は今日、私の為にわざわざ練習場まで持ってきてくれ、貸してくれました。


私がAF-101に惚れ込んでいたのを知っています。


彼の友情と優しさに感謝です。



側面
こうして見ていても、どちらもとても美しくて魅力的なドライバーです。


とてもいい目の保養ができています。


目尻が下がりっぱなしで、口角は上がりっぱなしです。


どちらも『恵比寿顔』にしてくれるドライバーです。


ゴルフクラブはゴルフボールを打つ為の道具ではありますが、このクラブのように、目で楽しませる要素も大切です。


まずは目で見て、打ってみたいと思えるクラブでないと、なかなか手に取ることはありません。


ゾディアにはウェイトがひとつだけ付いていますが、それ以外は特に何も見られず、どちらもシンプルなドライバーです。


『調整機能に逃げない』高性能ドライバーといったところでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは、ほぼ同じですが、少しだけAF-101のほうが長いです。


ゾディアのドライバーを試打したとき、この角度から見て、AF-101に似ているな・・・。と思ったので、今日こうして見比べてみることができて、とても幸運だと思いましたし、すっきりした気分です。


やはりとても似ています。


立体的で角張ったところがなく、輪郭の曲線がとても美しいです。


シャロータイプではない、ディープタイプのボリューム感があります。



顔
顔の違いは、はっきりしていました。


コンパクトでオーソドックスな感じのAF-101と、ややシャロー形状でつかまりそうなZodia 921ccです。


こういった顔は、『今の顔』といえるような気がします。


この顔の違いが、そのまま年月の流れといったところでしょうか?


顔の好みは人によって分かれると思いますが、私はAF-101のほうが好きです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインも違っていました。


全体的にスコアラインの入っているゾディアと、ヒッティングポイントにスコアラインの入っていないエポンです。


どちらもオーソドックスでよく見られるデザインです。


高級感のある、美しいフェース面です。



構え感 EPON AF-101
EPON AF-101

構え感 Zodia Z921CC
Zodia Z921CC

どちらもとても構えやすいです。


敢えて言うなら、私はAF-101を選びますが、ゾディアのドライバーも今風(いまふう)な感じで好感がもてます。


つかまり感・あがりやすさをイメージしやすいのは、ゾディアでした。


日光に照らされ、ゾディアドライバーのクラウンのカーボン模様がよく見えました。


そうだった、このドライバーのクラウンはカーボンだったな・・・。と思い出しました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はどちらもすごく良いですが、AF-101のほうが少し『しっかり感』があって、Z921CCは少し軽めに感じられました。


敢えてどちらかを選ぶとするならば、私はAF-101を選びます。



打球音
『音』もとても良く、優劣がつけづらいです。


両方に共通しているのは、爽快感があるということです。


打っていて楽しいです。


少しだけ921CCのほうが、音が高いです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、少しZ921CCのほうが長けているように感じました。



バックフェース
『安定性』という点でも、少しZ921CCだと思いました。


AF-101も、決してシビアなタイプではないですが、こうして打ち比べてみると、ゾディアのほうが寛容な感じがしました。



ヒール側
『飛距離性能』は、どちらもとても高いですが、AF-101のほうが少し飛んでいるように感じました。


しかし、それはゾディアのドライバーが劣っているというよりは、私にはAF-101のほうが合っているといったほうがいいのかもしれません。


発売されて数年が経ち、廃番となったモデルではありますが、全く色褪せていません。


いいクラブは色褪せません。


魅力を保ち続けている、この美しさと力強い弾道はさすがだと思いました。



EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー
『操作性』という点では、少しAF-101だと思いました。


球のつかまりがいいのはZ921CCです。


より『易しさ』を求めていくのであれば、Z921CCのように思います。



EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー
久し振りにAF-101に出会い、テンションは上がりっぱなしでした。


どちらもなかなか出会えるクラブではないのですが、今日は運良く試打することができて、嬉しさ全開の一日でした。


目で楽しみ、打感を手から全身で楽しみ、音を耳で楽しみ・・・。という感じで、一球一球の密度がとても高いものになりました。


ワクワク感が止まりません。


Z921CCもいいドライバーですし、AF-101を所有しておられる方は、本当に幸せな方だと私は思います。


最初から最後までずっと笑みが絶えなかったですし、ご機嫌でした。


AF-101を貸してくれた友人も一緒に練習したので、彼にはささやかではありますが、缶コーヒーをごちそうさせてもらいました。


彼の優しさに感謝した一日でした。

                         
        
                         

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