ONOFF DRIVER AKA 2018 - ゴルフクラブ試打日記。


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2018年04月08日
  

ONOFF DRIVER AKA 2018

                 
ONOFF DRIVER AKA 2018
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ONOFF DRIVER AKA 2018
です。



SMOOTH KICK MP-518D
シャフトは SMOOTH KICK MP-518D です。

ロフトは11度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は46g、トルクは5.8、キックポイントは先中調子、バランスはD1、クラブ総重量は287g です。



正面
オノフの新しいドライバーです。

オノフは『赤』と『黒』の二種類がありますが、毎年交互にニューモデルが発売されるのでしょうか?

前のモデルの赤は今でも印象深いですが、もう2年も経つのかと思うと早く感じます。

来年は黒が発売されるのではないでしょうか?



側面
とても個性的なデザインです。

ひと目でオノフと分かります。

ソールにある、この大きなマークはインパクトがあります。

こういう個性は大好きです。

この大きなマークを見て、3年前のモデルを思い出しました。

形状的には、かなりシャローなタイプです。

これも『赤オノフ』の特徴といえるでしょうか?



ソールの溝
ソールには溝がありました。

これは前のモデルと同じですが、3本から2本に減らされています。

しかし、少し太くなり長くなっているようです。

こうすることにより、さらなる性能アップが見込めるのでしょうか?



溝の深さ
深さは浅く、前のモデルと同じようです。

これからもっと研究が進めば、溝の深さも一定ではなく、深いところと浅いところがあるようになるのかもしれません。

ソールに溝が入れられるようになって数年が経ちますが、まだまだ奥深いのだと思います。



ネック長さ
ショートネックタイプです。

赤シリーズらしい特徴です。

シャロー&ショートネックという、オーソドックスな組み合わせです。



フェースのミーリング

フェース面のミーリング
フェース面にはミーリングが施されていました。

中央部分がオノフのマークになっていて、前のモデルを思い出しました。

ミーリングの効果も求めながら、デザインにも気を配っているように見えます。

オノフは都会的なセンス溢れるデザインが特徴的ですが、そのセンスの良さがこのクラブにも見られます。

私はラウンド用のポロシャツをたくさんもっていて、ずっと前からブリヂストンやスリクソン、ミズノ、タイトリスト、キャロウェイ、ナイキ、パーリーゲーツ、ポロなどをよく着ているのですが、数年前からオノフのポロシャツもオシャレだな・・・。と思い、いくつか着用しています。

普段のラウンドはもちろん、競技でも着用していて、とても気に入っています。



クラウンの溝
クラウンには溝がありました。

前のモデルの赤にはありませんでした。

以前試打したRODDIOのFWを思い出しましたが、あのFWのような強烈な飛距離性能をもっているのであれば、とてもいいことだと思います。



溝の深さ
溝はそれほど深くないですが、クラウンということを考えると、結構深いといえるのかもしれません。

おそらくは、これ以上深くできない、ギリギリの深さなのではないでしょうか?



バックフェースの溝
写真では分かりづらいのですが、バックフェースの部分にも溝といいますか、凹みのようなものがありました。

手にしていればすぐに分かる、結構目立つ凹みです。

この凹みには、どのような意味があるのでしょうか?



シャローヘッド
かなりのシャローバックタイプです。

円盤のようなヘッドで、今はよく見られます。

私はもっと厚みのあるヘッドが好きですが、このシャロー感を好まれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

シャローバックタイプですが、『フェース高』は結構ありました。

セミディープフェースといっていいように思います。

セミディープフェース&シャローバックタイプのドライバーです。

昔のディープフェースドライバーは球があがりにくくてタフな物が多かったのですが、今はかなり研究が進んだのか、ディープフェースでもあがりやすいドライバーが増えてきました。

直打ちするFWではシャローフェースのほうがいいところもあると思いますが、ティアップして打つドライバーはフェースの高さ(厚み)があるほうが、メリットが大きいように思います。

フェースを縦に使えるのは、実戦でも心強いです。



顔
独特の顔でした。

ヘッド(クラウン)の構造に特徴があります。

いわゆる『ワンピースタイプ」ではなく、ツートンカラーで『コンポジットタイプ』なのがよく分かります。

テーラーメイドなど、複数のメーカーが、このタイプを採用しています。

本当はプロギアのFWやクリーブランドのドライバーのように、クラウンを取っ払ってしまったほうが造るのも簡単だし、低重心の効果も大きいと思うのですが、見た目がかなり悪くなるので、あまり購買意欲が刺激されずに、高い人気は得られないのかもしれません。

見た目のインパクトが、かなり強いですが、数年前に出会ったプロギアのFWは本当に高性能で、今の高性能なFWと比べても全く引けを取らないと思います。

あの飛距離性能は今でも強く心に残っています。

優れたFWです。



クラウンマーク
クラウンマークは、かなり控えめです。

構えたときに、おそらくあまり目立たないだろうな・・・。と思いました。

私はどちらかというとクラウンマークが無いほうが好きなのですが、この控えめなマークには好感がもてます。

クラウンマークの役目って、何だろう?と思いました。

『浅重心』をイメージするのであれば、普段のクラウンマークの位置がいいと思いますが、『深重心』をイメージするのであれば、もっとバックフェース寄りに、何かの目印のようなものがあってもいいのかな?と思いました。

ボールがあがるイメージを出しやすいかもしれません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、ソフトなフィーリングと適度なグリップ力があって、好感がもてます。

グリップの場所によってパターンの異なる、機能的なグリップです。

最近よく見かけるようになりました。

ONOFFのロゴがカッコいいです。

オノフファンの方にはたまらないのではないでしょうか?

バックラインがありました。



振り感
素振りをしてみると、かなり軟らかくて、動く感じがしました。

軽量感もあり、ちょっと苦手なタイプです。

気をつけて振っていかないと、大きなミスにつながってしまいそうな感じがしました。

ややコンパクトに、タイミングを整える感じで、『よそ行き』な感じのスイングで打っていくしかない・・・。と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、正直好みとは大きくかけ離れた感じもするのですが、強い苦手意識はありませんでした。

これまでの経験を活かしていけそうに感じたからだと思います。

かなりフェースが被っているように見えました。

『被り顔』のドライバーは珍しくはないですし、今は多くがそのようになっています。

それでも、このドライバーの『被り具合』は強いな・・・。と思いました。

私は苦手意識が芽生えてしまい、ちょっと『引いて』構えていました。

『美しい』とか『男前』というタイプとは正反対のような感じですが、『易しさ』という機能を求めていった結果、このような顔になったような気がします。

シャローの大型にするのであれば、やはりフックフェースは必然なのかもしれません。

ラージサイズはフェースの返りが遅いので、スイング中、上手く相殺されるとは思うのですが、どうも苦手意識が芽生えてしまいます。

なかなかいいイメージが湧いてきません。

フッカーの私には『しんどい構え感』です。

フェースプログレッションも、やや大きめな感じです。

いわゆる『出っ歯』タイプといえるでしょうか?

直打ちするFWやUTだと拾いやすそうな印象をもつことができますが、ティアップして打つドライバーには『拾いやすさ』は不要です。

なので、この形状には少し疑問をもちました。

グースがきついので、余計にこの『出っ歯』が強調されたような気がします。

今はグースタイプのドライバーを全く見なくなりましたが、ここまで『出っ歯』なのも珍しいですし、難しく感じてしまいます。

しかし、これにもメーカーの狙いがあるのは間違いありません。

何の理由もなく、この顔にしているはずはありません。

オノフのクラブは好きな物が多いですが、今日はちょっと『試練』だぞ・・・。と思いました。

頭の中がモヤモヤしてきました。




試打を開始しました。

打球音
まずは、この音が気になりました。

かなり高めの金属音です。

この音は想定していなかったので、ちょっと驚いてしまいました。

正直、馴染めませんでした。

前のモデルも、はっきりした音だったように思うのですが、ここまでではなかったと思います。

かなり高めで大きい音です。

左耳が響いてきそうです。

インパクトを調整したくなりました。

もちろん、この音を好まれる方もたくさんいらっしゃると思いますし、私が苦手なだけなのかもしれません。

私はどうしてもインパクトが強く入りすぎてしまうのかもしれません。

いつものことですが、私は『音を出すのが下手』だと痛感します。

大人しめのクラブならいいのですが、ちょっと高くて大きめの音を発するクラブに出会うと、途端にその音が強調されてしまいます。

もっと『ソフトインパクト』を心がけなければいけない・・・。と自分に言い聞かせました。

振るより、当てにいくスイングになってしまいました。

スイングリズムが合いづらいので、必然的にミスヒットが増えてしまいました。

スイングは、ドライバーからパターまで、『加速しながら』が原則ですが、今日に限っては『減速気味に』といった感じで打つしかないのかな?と思えるほど、追い込まれてしまったような気がします。

練習場には、他に練習しておられる方がたくさんいらっしゃったので、邪魔にならないように気をつけました。



フェース面
『打感』は、まずまずでした。

ソフトというよりは、しっかりした打感です。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。

11度ということもあり、かなりの高弾道です。

緩やかにあがっていくのではなく、最初から急激にあがっていく感じです。

ハイロフトドライバーの特徴です。

吹き上がる感じがしたので、低スピンタイプではないと思いました。



バックフェース
『安定性』は、なかなか高いです。

『大船』のような安定感といったらいいでしょうか?

ヘッドの見た目通り、かなり寛容さを感じました。

打点は結構ブレてしまったのですが、それが大きく球筋に出ない大らかさがありました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、まずまずでした。

高~くあがり、スピンも多く感じられました。


そして何より、インパクトを緩めて打つしかなく、私には合いづらい要素がいくつも重なってしまったのですが、決してこのドライバーの性能が低いとは思いませんでした。

私がこのドライバーを打ちこなせていないだけで、打つ人が変われば、もっといい結果が得られたと思います。

今のハイレベルなドライバーの中でも、おそらく平均点は取れているように思います。



操作性
『操作性』という点では、ラージサイズですが、球のつかまりがかなりいいので、ハイドロー系が打ちやすいドライバーだと思います。

自然につかまる感じです。

右にも曲げることができたのですが、どうしてもインパクト音が馴染めず、気持ち良く振り切ることができませんでした。

合わせにいってしまいました。



ヒール側
ひと目でオノフと分かる個性的なデザインが、とてもいいです。

個性的でありながら、決してカッコ悪くなく、カッコいいのが魅力です。



オノフ ドライバー 赤 2018
見た目だけでなく、飛距離の為の研究も進んでいるようで、色々な工夫がされています。

基本性能もしっかりしています。



オノフ ドライバー 赤 2018
構え感や音など、フィーリングが私には全く合わず、ずっと苦手意識をもっていたのですが、何とか経験でカバーしていこうと思いました。

ずっと周りを気にしながらの試打となってしまいましたし、正直楽しむ余裕はありませんでした。



オノフ ドライバー 赤 2018
どうすれば、もっといい音が出せるようになるかな?と、そればかり考えていたような気がします。

今日も花粉がきついということもあり、目のかゆみとくしゃみに苦しめられながらの試打となってしまいました。



オノフ ドライバー 赤 2018
今回は満足できる試打はできませんでしたが、また機会があれば試打してみたいですし、違うスペックも試してみたいと思いました。

『赤』もいいですが、おそらく来年発売されるであろう『黒』を楽しみに待ちたいです。
                         
        
                         

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