A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2018年03月10日
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A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE

                 
A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは60度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200 です。



正面
久し振りに出会った、A GRINDのウェッジです。


これまで試打した回数がまだ多くないですが、とても印象に残っています。


ドライバーやFW・UT・アイアンを試打していますが、ウェッジの印象がとても強いです。


なので、今日は久し振りに出会うことができて、とても嬉しく思いました。



側面
シャープな感じで、とてもカッコいいです。


奇をてらったところはなく、正統派といっていい、整った形と大きさです。


シンプルなところがとてもいいです。



A GRIND V2
トゥ側には『A GRIND V2』と表記されていました。


V2とはどういう意味なのでしょうか?


前のモデルから2代目ということで、『バージョン2』ということなのかな?と思いました。


これはあくまでも私の予想なので、本当のところは知りません。



彫りの深さ
フラットバックタイプで、オーソドックスな形状です。


最近はキャビティタイプのウェッジも、よく見かけるようになりましたし、今はウェッジも多様化していて、新しいモデルに出会うのはとても楽しいです。



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。


丸っこいというよりは、適度にシャープな感じで、好感がもてます。



ソール幅
ソール幅はノーマルです。


こうして見ていても、かなり『削り』が入っているのが分かります。



リーディングエッジ
リーディングエッジの削りは、特に見られませんでした。


最近は大きく削られている物が多いので、少し珍しいような気もします。


最初から削るのではなく、使い込んでいって、『その人の形』になるということではないでしょうか?


昔のウェッジやアイアンはみんなそうでした。


まだ今のようにメーカーが多くない時代です。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジがよく削られていました。


特にヒール側が大きく削られているので、フェースを回して使っていけそうだな・・・。と思いました。


バンスの利きも小さいように見えました。


最近はハイバンスタイプが多いように思いますが、このウェッジはそれらとは違って見えました。


このウェッジはロフトが60度ということで、SWというよりはLWという位置づけなのかもしれません。


シャープな形状でカッコいいウェッジですが、ところどころ削られていて『丸み』を帯びているので、かなり『使い勝手』にもこだわっているように見えました。


見ていて、脳を刺激されました。



ネック長さ
ネックの長さはしっかりとあって、好感がもてます。


かなり重心が高そうですし、ウェッジには必要な長さだと思います。


私はロングタイプが好きなので、この長さんは魅力を感じました。


この角度から見ても、やはり美しいな・・・。と思い、しばらく見とれていました。


いい目の保養ができました。


カッコいいクラブというのは、どの角度から見てもカッコいいです。



KOBE JAPAN
ホーゼルにある、『KOBE JAPAN』の文字が輝いて見えました。



細かいミーリングあり
フェース面には、とても細かなミーリングがありました。


かなり細かいので、パッと見では分かりづらいほどです。


フェース面を指で触ってみたのですが、ザラザラ感もあって、エッジが効いているのが分かりました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。


ヒール側が削られているからか、据わりがいいです。


アドレスが瞬時に決まります。


これまでの経験上、こういうタイプのウェッジは、方向性はもちろん、距離感もシビアに出していけることが多いように思います。


A GRINDのウェッジを試打した経験はまだ少ないですが、以前試打したウェッジがとてもいい印象が残っていて、今日はその感覚が久し振りに蘇ってきたような感じがしました。


グースの利きも弱いので、ラインもイメージしやすいです。


強いグースタイプを好まれる方には、構えづらいところがあるかもしれません。



開きやすさ
フェースも開きやすいです。


ソール(バンス)が邪魔する感じは全くありません。


ヒールが削られているので、開いて構えやすそうだな・・・。と思っていたのですが、その予想通りでした。


フェースを回して(開閉して)使っていけるウェッジだということが分かりました。


ロブウェッジは、このように開いたときに、ボールがほぼ真上に飛び上がるようなイメージが欲しいのですが、このウェッジはそれがとてもいいです。


昔のロブウェッジは、『いかにも』といいますか、ちょっと特殊な感じがするものもあったのですが、このウェッジは限りなくSWに近い感じで『守備範囲』が広そうな印象をもちました。


ヒール側からトゥ側へスパッと抜いていくイメージが出せました。


色々と楽しめそうだな・・・。と思い、私の目尻は下がりっぱなしで、笑みがこぼれていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


いかにも打感が良さそうな感じがしていたのですが、実際に打っても、その予想通りでした。


『球持ち』がいいウェッジです。


フェースにしっかりと乗ってくれるので、コントロールしやすいです。


『右の掌で運ぶ感覚』といったらいいでしょうか?


心地良い感触がしばらく残りました。



スピン性能
『スピン性能』は、かなり高いです。


今はハイスピンなウェッジがとても多いですが、それらと比べても、かなりハイレベルだと思います。


ボールがピタッピタッと、よく止まってくれました。


フェースを開いてロブ系のショットもやってみたのですが、『当たり』もガツンというのではなく、ソフトなので、柔らかく止めていける感じがしました。


ロブ系のショットは、普通のピッチショットやピッチエンドランと比べると、スピンは少し少なくなるように感じているのですが、今日は『適度なスピン』と『高さ』の相乗効果で止めていけるように感じました。


ゴルフは『無風状態』が一番易しいのかもしれませんが、風はつきものです。


同じ風が吹くのであれば、ティーイングラウンドでショットするときは、風が追っていて(フォロー)欲しいですし、グリーンまでの距離が短くなると、逆に向かって(アゲて)欲しいと思います。


風がアゲているほうが、ボールが止まりやすいからです。


逆にグリーンがすぐ目の前で、ピンが難しい位置に立っているときに風がフォローだと、すごくプレッシャーを感じます。


このウェッジのスピン性能は、『アゲている』ときに感じるような止めやすさだな・・・。と思いました。


ウェッジには『ボールを滑らせながら』止めていくタイプと、『ボールにスピンを効かせながら』止めていくタイプがあるように思うのですが、このウェッジはどちらかというと後者のほうだと思いました。


かなりスピン性能が高いので、ウェッジに高いスピン性能を求めておられる方には、是非試していただきたいと思いました。



トゥ側
球も拾いやすく、充分な高さを出していくことができました。


ノーマルショットはもちろん、ロブ系のショットやピッチショットでも、いい感じであげてくれました。


すごく自然な感じで、出球の高さのイメージも合いやすいです。


最近は60度以上のウェッジを試打することがほとんど無かったのですが、やはりいいな・・・。と思いました。


14本以内という本数制限があるので、ロブウェッジを私はバッグに入れていないのですが、どれかひとつを抜いて、入れてみるのもいいかな?と思いました。



バックフェース
構えやすくて打感がいいので、ラインも出しやすいです。


予想していない動きをしないので、安心感があります。


マニュアルタイプのウェッジだと思いますが、とても構えやすいので、『オートマチック的』にラインを出していける感じがしました。


今はキャビティタイプのウェッジの人気も高いので、使っておられる方もたくさんいらっしゃると思いますが、このウェッジは、いわゆる『寛容さ』を求めるタイプではないと思うので、そういった意味では、幅広い層に対応しているとはいえないのかもしれません。


しかし、昔からある流れに乗ったウェッジなので、ストレートタイプを好まれる方で、このウェッジを親しみやすく感じる方は多いのではないでしょうか?



距離感
『距離感』もとても合いやすいです。


出球の高さのイメージが合いやすいので、狙った円にボールを落としていくことができました。


『球当たり』がソフトなウェッジなので、静かに運んでいける感じがしました。


『寝た子を起こさないウェッジ』といったらいいでしょうか?


穏やかで穏便に寄せていけるように感じました。


寝た子を起こすウェッジだと、ボールが暴れてスコアを作るのが難しくなってしまいますが、このウェッジは、そういったことはありませんでした。


球当たりはソフトですが、ボールにしっかりと食い付いてくれているので、よく止まりました。


フェース面もソールも、よく仕事をしてくれているのだと思います。



操作性
『操作性』は、かなり高いです。


開閉ができるので、色々なショットを楽しむことができます。


ハイバンスで滑らせて使うという方も多いと思いますが、このウェッジはそれほどバンスが利いているようには見えませんでしたが、ソールがよく滑ってくれるので、易しく感じやすいのではないかな?と思いました。


ピッチショットはもちろん、ロブショットもとても易しいです。


コースに出ると、ロブショットはそれほど多用しませんが、状況によってはどうしてもロブ系のショットでないと寄せられない・止められないということがあります。


そういったときに、このウェッジだと、とても頼もしく感じるような気がします。



ヒール側
やはりA GRINDのウェッジはいいな・・・。と思いました。


他のメーカーのウェッジと比べ、試打した数は少ないのですが、やはりいいと思いました。


A GRINDはドライバーからパターまでラインアップは広いですが、私はアイアンやウェッジに秀でたメーカーだという印象をもっています。



A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE
メーカーの歴史という点では、まだ浅いようですし、大手有名メーカーのような知名度は、まだ無いかもしれません。


おそらく量販店などには並ばないメーカーだと思います。


先日、久し振りに量販店に行く機会があったのですが、このメーカーは見ませんでした。


とはいっても、それほど長く居たわけではなく、あまりクラブを見る時間も無かったのですが・・・。



A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE
いい意味で、とてもオーソドックスで普通のウェッジです。


それは特に見た目からきています。


特別変わったところは見られませんが、実はかなり工夫されている『ハイセンス』なウェッジといっていいように思います。



A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE
このウェッジは球の乗りがいいので、スピン性能は高いですが、いわゆる『ガツン系』ではなく、ソフトなタッチが出しやすいので、好まれる方も多いのではないでしょうか?


ハイスピンですが、スピンのスピードが、それほど急ではなく、ややゆったりした印象をもちました。


スピンが効きすぎたり、逆にほどけてしまって止まらなかったり・・・。ということにはなりにくいような気がします。


スピンが安定していたので、計算もしやすいです。


ウェッジに求められる『安定感』というのは、『スピンの安定性』ということではないでしょうか?


『手の延長』として活躍してくれるウェッジだな・・・。と思いました。



A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE
ウェッジ好きの私にはたまらない魅力をもったウェッジです。


ゴルファーなら誰もが知っているような大手有名メーカーのウェッジもいい物はたくさんありますし、このA GRINDのように、それほど知名度は高くないかもしれませんが、いいウェッジを作るメーカーがたくさんあるので、私たちゴルファーにとって、とても嬉しいことです。


選択肢が増えるのはいいことですし、いい物がありすぎて贅沢な悩みといえるかもしれません。



A DESIGN GOLF A GRIND V2 WEDGE
『V2』って何のことだろう?と思っていたのですが、最後まで分かりませんでした。


前のモデルと打ち比べて(見比べて)みると、よく分かるのかもしれません。


私の購買意欲が、また強く刺激されてしまいました。


私の悪い癖なのですが、また『欲しい欲しい病』が出てしまいました。


このウェッジをずっと手元に置いておきたくなりました。


色々なクラブを試打していると、このようなことがよくあるので、気持ちを断ち切るのがいつも大変です。


試打した日の夜は、そのクラブのことが気になってなかなか寝付けないこともありますが、今日もそうなるだろうな・・・。と覚悟しました。


今日の天気のように晴れ晴れとした気分でいながら、少し後ろ髪を引かれる思いで、練習場を後にしました。


                         
        

                         

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