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2018年03月07日
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キャロウェイ ROGUE STAR フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ ROGUE STAR フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは Speeder EVOLUTION です。
ロフトは18度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはS です。

キャロウェイROCUEシリーズのフェアウェイウッドです。
先日ドライバーを試打しましたが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。

かなりシャロー感の強いFWです。
キャロウェイらしい形状です。
今はシャロータイプのヘッドが、ドライバーやFWで主流となっていますが、その『はしり』は、キャロウェイではないでしょうか?
ビッグバーサは歴史に残る名器です。

ソールにはウェイトがひとつ配置されていました。
この位置にあるということは、ある程度の重心の深さもありそうです。

ソールの中央部分が凹んでいました。
これは先日試打したドライバーにも見られました。
この凹みにも、大きな意味があるのだと思いますし、ドライバーとの関連性があって、好感がもてます。

トゥ側

ヒール側
トゥ側とヒール側にも凹みが見られました。
これも、適正な重量配分によるものなのでしょうか?

このFWにも『JAIL BREAK TECHNOLOGY』が採用されています。
それだけ、この技術が素晴らしいのだと思いますし、これから先のモデルにも採用されるのではないでしょうか?

ネックの長さは適度にありました。
調整機能が搭載されていないのに、この長さは珍しいような気もしますが、これにもメーカーの緻密な計算があってのことだと思います。
キャロウェイらしくない長さだな・・・。と思いながら見ていたのですが、私はロングタイプは好きなので、好感を持ちました。

クラウンがカーボンコンポジットであることが分かりました。
最近は多くのドライバーやFWに採用されています。

かなりのシャローヘッドです。
キャロウェイらしいシャローです。

顔はいい感じでした。
先日試打したROGUE STARドライバーがちょっとクセのある顔だったので、このFWもおそらくその流れを汲んでいるだろうと思っていたのですが、違いました。
オーソドックスな感じで好感がもてます。

素振りをしてみると、かなり軽量感があって、シャフトがよく動く感じがしましたが、これも『標準スペック』ということになるのだと思います。
海外仕様だと、おそらくもっとしっかりしたスペックになっていると思います。

ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。
クセがないので、『中立感』をもって構えることができました。
方向性に対する不安も無く、安心できました。
シャロー感があるので、球があがりやすそうです。
大きさもいい感じで、クリークらしい大きさだな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は好感がもてました。
これまで出会ってきたキャロウェイらしいフィーリングです。
しっかりしているのですが、硬すぎず嫌な衝撃も残りませんでした。

『音』もキャロウェイらしいな・・・。と思いました。
この高めの金属音は、ビッグバーサの頃から変わらないような気がします。
耳慣れた、心地良い金属音です。
手にしているのはROGUEというクラブですが、ビッグバーサのことを思い出しました。

球はあがりやすいです。
クリークということもあると思いますが、弾道も高めで、しっかりと球を浮かせてくれました。
直打ちでも、このあがりやすさがあれば、コースでも大活躍してくれるような気がします。
タフなタイプのFWではありません。

『安定性』は普通だと思いました。
難しいタイプではありませんが、今のFWの中では特別寛容さが高いという感じはしませんでした。
今のイージーなFWの中でも、よく見られる親しみやすさがあります。

『飛距離性能』は優れていました。
初球から、よく飛ぶな・・・。と思いました。
クリークということをあまり感じないようなビッグキャリーを稼いでくれました。
こういう『飛ぶクリーク』があるから、今はバフィーを見なくなったような気がします。
ボールの弾きが強いですし、弾道もしっかりしています。
FWの中でも、スプーンが苦手だという方もいらっしゃると思いますが、このような高性能なクリークがあると、心強く感じられるのではないでしょうか?
苦手な番手をあえてバッグに入れる必要はないと思います。

『操作性』という点では、まずまずでした。
構えたときに、あまり曲げるイメージは出なかったのですが、一応曲げてみようと思い、トライしました。
左右に曲げることはできましたが、それほど操作するタイプではないように感じました。
それはヘッドというよりも、シャフトに感じました。
シャフトがよく動く感じなので、少し扱いづらい部分はありました。
あまり細工をせずに、自分の持ち球を信じて、しっかり振り抜いていくのがいいように感じました。

キャロウェイらしい黒がシブいですが、決してハードルが高いタイプではないので、多くの方に試していただきたいと思いました。
キャロウェイはアイアンよりもドライバーやFWのような『ウッド系』が得意なクラブだと思います。
ビッグバーサをはじめ、これまでたくさんの優秀なFWを発表してきましたが、このROGUEも、キャロウェイの深い研究と高い技術が注ぎ込まれていると思います。

先日試打したROGUE STARドライバーは、ちょっと合いづらい印象が残ってしまったのですが、このFWは顔もいいですし、とても親しみやすい印象をもったまま練習場を後にしました。
次はスプーンも試打したいですし、『STAR』ではない、違うFWも試してみたいと思いました。
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