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2018年02月22日
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キャロウェイ ROGUE ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ ROGUE ドライバー です。

シャフトは Speeder EVOLUTION for CW です。
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは5.9、バランスはD2、キックポイントは先中調子 です。

キャロウェイ ROGUE シリーズのドライバーです。
先日STARを試打しましたが、今日はROGUEです。
同じシリーズなので当然ですが、デザインがよく似ているので、こうしてパッと見ただけではどこに違いがあるのか、よく分かりませんでした。

キャロウェイらしいシャローヘッドです。
この薄さが今の人気を支えているのではないでしょうか?
薄さがあって易しく飛ばせるというのは、キャロウェイから火がついたように思います。
ビッグバーサは歴史に残る名器です。
時代を創りあげたクラブといっていいと思います。

ソールのバックフェース付近にウェイトがあります。
この位置にあるのはとても多いです。
先日試打したSTARはヒール寄りにあったので、モデルによって違う位置に配置しているのが分かりました。
これがクラブの性能を大きく分けるのは間違いありません。

ネックの長さは結構ありますが、これは調整システムが搭載されているからでしょうか?
キャロウェイはスルーボアやショートネックのイメージが強いので、これくらいだと長く見えます。

先日試打したスターには調整システムは搭載されていませんでしたが、このROGUEには搭載されています。
これは大きな違いです。
スターは球がとてもよくつかまるので、これ以上変えようがないということなのでしょうか?
それとも他に何か理由があるのでしょうか?
同じシリーズなのに珍しいな・・・。と思いました。

試打するのは、この『N』と『S』のポジションです。
そのままだと『北』と『南』を連想しますが、これは『ノーマル』と『スタンダード』のことなのかな?と思いました。

ソールのフェース寄りにある、この『JAILBREAK TECHNOLOGY』は変わりません。
これが一番の特徴なのだと思います。
とはいっても、以前試打したGBBにも見られたので、その性能を引き継いでいるのが分かります。
それだけ理に適った、素晴らしい工夫なのだと思います。

クラウンがカーボンコンポジットでした。
これもスターと同じです。
このドライバーは調整システムも含め、これまでのドライバーのいいところをギュッと凝縮したような感じがします。

顔はいい感じでした。
スターは個性的な顔をしていたので、どうかな?と思っていたのですが、クセがきつくなく好感がもてました。
キャロウェイらしいシャロー感の強い顔です。
『トライアングルヘッド』といっていいでしょうか?
トライアングルヘッドといえば、私はタイトリストのドライバーを真っ先に思い浮かべるのですが、今は多くのメーカーが採用しています。
四角形のヘッドよりは違和感なく構えられます。

かなりのシャローヘッドです。
キャロウェイらしい薄さです。
スターと変わらないように見えます。

装着されているグリップはスターと同じです。
ソフトで好感がもてました。

素振りをしてみると、かなり軽くシャフトがよくしなりました。
フレックスはSですが、かなりソフトスペックに仕上がっている感じがします。
これは日本仕様だから、こうなっているのだろうと思いました。
振りにいくと暴れる感じがしたので、抑え気味にタイミング重視で振っていくことにしました。

ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。
どちらかというと少しつかまりそうな感じがしたのですが、ほとんど気にならない程度でした。
いかにも大らかそうな雰囲気があります。
ロフトは9度ということですが、高くあがりそうな感じがしました。
試打を開始しました。

『打感』はしっかりしているのですが、硬すぎないので好感がもてました。
インパクトもしっかりと感じとることができました。

『音』は、はっきりしていましたが、甲高くなくしっかりと振り切ることができました。
インパクトが緩むこともありませんでした。

球はあがりやすいです。
『一桁ロフト』でも、かなりイージーなほうだと思います。
タフな感じは全くしませんでした。
『お尻』の重たいタイプに共通した特徴といえるのかもしれませんが、インパクトのときにフェースが上を向きやすいタイプだな・・・。と思いました。
一時期、シャローヘッドでもタフなドライバーが流行りましたが、このドライバーは昔ながらの日本人に合いやすいイージーなタイプです。

『安定性』も高く、ブレる感じがしません。
タイミングさえきちんと整えていけば、球筋も必然的に安定してくるタイプです。
球のつかまりが良く、右に抜ける感じはしませんでした。

『飛距離性能』もいい感じでした。
しっかりとつかまえてくれ、フェースの弾きもいいです。
先日試打したスターよりも、私はこちらのほうが気に入りました。

『操作性』という点では、私はややドロー系が出やすいように感じました。
シャロータイプでラージサイズのドライバーですが、球のつかまりはいいです。
スターほど極端ではないですが、このドライバーも球がつかまりやすい性能をもっています。
ドロー系の球が打ちやすいです。
右に曲げることもできましたが、元々つかまりがいいので、大きく右に曲がる感じはしませんでした。
こういったところは、今の多くのドライバーがもっています。

大らかさがあって、クセを抑えた印象をもちました。
先日試打したスターが、私にはちょっと合いづらいタイプだったので、このドライバーはどうかな?と思うところがあったのですが、易しくて好感を持ったまま試打を終えることができました。

私は球が引っ掛かるドライバーが苦手なのですが、このドライバーは易しいと感じました。
左が気になることもなく、普通に振っていくことができました。

スターには無かった調整機能が搭載されているのも大きな違いですがそれ以上にスターのクセを抑えてあるのが強く印象に残りました。
スターのつかまりの良さに魅力を感じられる方もいらっしゃると思いますが、私は断然こちらのほうが好きです。

ただ、それはどちらがいいというのではなく、あくまでもその人の好みによるところが大きいですし、メーカーもゴルファーの好みに合わせて色々なタイプのドライバーを同時に発売しているのは間違いありません。
私たちゴルファーは選択肢が増えるので、とてもありがたいことです。
メーカーの企業努力には頭が下がります。

すごく寛容で球もあがりやすい、イージードライバーです。
見た目の印象通りの性能をもっていました。
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