テーラーメイド M CGB アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2018年01月23日
  

テーラーメイド M CGB アイアン

                 
テーラーメイド M CGB アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M CGB アイアン
の7番 です。



N.S.PRO 840
シャフトは N.S.PRO 840 です。

ロフトは29.5度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は87g です。



正面
とてもカッコいい、テーラーメイドのアイアンです。


テーラーメイドらしい、メカニカルなデザインになっています。


ワンピースタイプのシンプルなアイアンではなく、色々なパーツが組み合わさった、『複合的』なアイアンです。


こういったところが、テーラーメイドアイアンの特徴といっていいように思います。



ヒール側のウェイト

トゥ側のウェイト

ヒール側とトゥ側には、それぞれ2つずつ丸いものがありました。


ウェイトだろうということは想像に難くありません。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりありました。


ウェイトもあるということで、かなり重心の深さもあるようです。


最近のテーラーメイドのドライバーは『浅重心』の印象が強いですが、アイアンでは逆に『深重心』を目指しているのでしょうか?



トップライン
トップラインは厚めでした。


かなり厚く見えましたが、これも海外メーカーの特徴といっていいのかもしれません。



ソール幅
ソール幅は広めでしたが、極端な感じではありませんでした。


見慣れた感じの、『今風(いまふう)』の広さだと思いました。



ソールの溝
ソールには溝がありました。


テーラーメイドのアイアンによく見られます。



ネック長さ
ネックは、やや短めでしたが、今はこれくらいが多いように思います。


重心の低さを感じさせる長さです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


フェース面を見ていると、そのアイアンの雰囲気といいますか、『温度』のようなものを感じることがあります。


このアイアンは淡々とした感じで、いい意味で冷たい感じがしました。


『スタンプタイプ』の、量産式フェース面です。


ヘッド全体には、色々な物は付け加えるけど、なるべく手間をかけたくない、フェース面よりも他のところに工夫をしていきたい・・・。というメーカーの意図があるように見えました。


スコアラインなどはルールで厳しく制限されているので、メーカーとしてはなるべく手を加えたくないというところがあるのかもしれません。



トゥ側の溝

ヒール側の溝
スコアラインの両端には溝のようなものがありました。


これもテーラーメイドのアイアンではよく見られる工夫です。


この溝によって、どのような効果が得られるのは分かりませんが、ずっと前から採用されていて継続しているということはそれだけ効果があるのだと思います。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプで、ソフトなフィーリングがあり、好感がもてます。


これはもうずっとなのですが、テーラーメイドのクラブを試打していると、グリップにはあまり関心が無いように思えてきます。


もちろん、全然気を配っていないということはないと思いますし、毎回ニューモデルを発売するときに、そのクラブに合うようにと決められていると思うのですが、他のメーカーが色々なタイプを採用しているのに対し、テーラーメイドはそういった工夫が見られません。


私はシンプルなタイプのグリップが好きですし、硬いグリップは苦手なので、このグリップには好感がもてますが、ヘッドと比べるとシンプルさが際立っているように見えました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、トップラインの厚さが目立ち、海外メーカーらしいな・・・。と思いました。


ヘッドの大きさはそれほど大型というわけではなく、標準といっていいように思うのですが、トップラインの厚さと丸さ、そしてグースの利きが目立っていました。


好みの構え感ではなく、イメージも少し出づらいところがありましたが、これまでも経験しているので強い苦手意識は芽生えませんでした。


最初に見たときの印象と、この構えたときの印象が違っていました。




試打を開始しました。

打感
『打感』は、まずまずでした。


フィーリング重視のアイアンではないですが、大きな不満はありませんでした。



あがりやすさ
球はとてもあがりやすく、タフな感じは全くしません。


近未来的なデザインでメカニカルなタイプのアイアンですが、タフなタイプではなく、かなりのイージーさがありました。


このメカニカルな感じも、全て易しさの為なのではないかな?と思いました。


ハードルが高いタイプではないので、幅広い層に受け入れられやすいのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


『番手感覚』を無くすタイプのアイアンといっていいのかもしれません。


明らかに飛びを求めて作られているアイアンです。


今のニーズに合っていると思います。



操作性
『操作性』という点では、それほど敏感に反応してくれる感じはしなかったのですが、左右に曲げることもできました。


球がつかまりやすいですが、極端な感じがしなかったのがいいです。


操作するタイプのアイアンではなく、なるべく真っ直ぐに近い持ち球で勝負していけるアイアンといえるのではないでしょうか?



私が好むタイプのアイアンとは違うところもありますが、これぞ『テーラーアイアン』といった印象をもちました。

                         
        
                         

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