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2010年01月13日
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ロイヤルコレクション SFD III フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ロイヤルコレクション SFD III フェアウェイウッド の 3番 です。

シャフトは Motore RC5 です。
ロフトは15度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.5、キックポイントは中調子、バランスはD1、クラブ総重量は311gです。

およそ一年振りに出会った、『ロイコレ』の新しいフェアウェイウッドです。
昔からある、懐かしいデザインだと思いました。
ニュークラブですが、『新しい』というよりは、『懐かしい』感じがします。

『ロイヤルコレクション』といえば、やはりこの『キャビティソール』です。
最近は、この溝の深さが浅いものも見かけますが、このクラブはしっかりとついています。
やはりこれが『ロイコレらしいところ』だと思います。
この形状にすることによって、ある程度の『低重心』が図られているのだと思いますが、性能うんぬんよりも『らしさ』が感じられ、好感を持てます。

素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
スプーンにしては、やや軽い感じがしますが、頼りない感じはしませんでした。
これまでの『ロイヤルコレクション』に対する、信頼感があるからでしょうか?
打ちやすそうな印象を与えてくれている感じがしました。

ボールを前にして構えてみても、やはりこれまでの『ロイコレ』らしい感じの、『構えやすい顔』です。
もうちょっとコンパクトなヘッドでもいいかな・・・・?と思ったのですが、この大きさでも全く違和感を感じません。
すごく構えやすくて、『ライン出し』もスムーズに行うことができました。
こうして構えてみても、やはり『ロイヤルコレクションらしい美しさ』を感じます。
クラブの美しさにこだわる・・・。という点では、ロイヤルコレクションは世界有数といってもいいのではないでしょうか?
『構えやすさ』がナイスショットを生む・・・・。ということを昔から知っているメーカーなのだと思います。
『物理的性能』<『フィーリング性能』を重視しているメーカーだと思います。
私は『構えやすさ』をすごく重視しているので、こういったメーカーのクラブには自然と手が伸びてしまいます。
これまでのロイヤルコレクションのクラブ同様、すごく楽な気分で構えることができました。
試打を開始しました。

まず感じたのが、その球の『拾いやすさ』と『あがりやすさ』です。
構えやすいクラブではありますが、このようなかなりの『シャローヘッド』なので、最初の数発はミスをしてしまうだろうと思っていたのですが、意外なほど打ちやすくて一球目からいい感じの球を打つことができました。
『ロフト15度』の立派なスプーンですが、このクラブも先日の『ミズノ MP チタンフェアウェイウッド』同様、かなりのシャローヘッドで、すごく球があがりやすくなっています。
マットの上からでも、かなりの弾道の高さが得られます。
ここまでの『シャローヘッド』だと、『ティアップ』したときに『難しさ』や『怖さ』を感じてしまうことがあるのですが、それはやはり私が日頃このような『薄いクラブ』に慣れていないからだと思います。
やはりどちらかというと、やや『ディープ』なほうが、何となく安心感があります。
しかし、それは『人それぞれ』なので、このような『薄さ』に打ちやすさを感じておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
実際に打ってもすごく球があがりやすいですし、それほどヘッドスピードが速めの方でなくても、この『上がりやすさ』は強く実感されるのではないでしょうか?
見た目は、かなり本格的でいかにも『プロ・上級者向け』といった感じがしますが、実際には我々アマチュアゴルファーにも充分使っていける『敷居の低い』クラブだと思います。

『打感』も、いい感じです。
やはり『ロイコレ』らしい感じがします。
すごく手の感覚が『落ち着いていけている』といいますか、何の不満もありません。
手を含め、身体全体がこの感触に馴染んでいる・・・。という感じで、全く拒否反応を示しません。
最近は『打感』が変な感じのするクラブは一時期よりも減ってきましたが、やはり『ロイコレ』はいいものだな・・・。と思いました。

『音』も、やはりこれまで通り、すごくいい感じです。
この落ち着いていける感じが『ナイスショット』の確率を上げてくれるのだと思いました。
あまりにも大きかったり、高すぎる音だと、びっくりしてどうしてもインパクトが緩んでしまうこともありますが、このクラブはすごく気持ちよくフィニッシュまで一気にもっていけます。
こういったところに、『ロイコレの信頼度の高さ』を感じられます。

『安定性』も、なかなかいい感じです。
『左右』にもまとめやすいですし、マットの上からだと『高さ』を揃えていきやすい感じがしました。
しかし、『ティアップ』して打つと、少し難しく感じてしまいました。
やはりどうしても心のどこかに、この『薄さ』に対する苦手意識が芽生えているような感じがします。
いけないことだとは解っていても、どうしても手で操作してしまいそうになっていました。
やはり、これは日頃からこういった『シャローなクラブ』にどんどん接していって、慣れていくしかない・・・。と思いました。

『操作性』という点でも、なかなかいい感じをつかむことができました。
このようなやや大きめのフェアウェイウッドですし、『ストレートフェース』ではありますが、意外と『球のつかまり』も良く、『フック系』はすごく打ちやすかったですし、『フェード系』もいい感じで打つことができました。
先日も書きましたが、私はなるべくティアップしていないときのフェアウェイウッドでは、あまりインテンショナルなショットは打たないようにしているのですが、今日は左右に曲げる練習も楽しく行うことができました。
練習場では楽しく行えますが、実戦では殆どしません。
やはりそれはアイアンに任せたいと思っています。

『飛距離性能』という点でも、やはり高いパフォーマンスを期待できる感じがしました。
『ティアップ』していない状態でのスプーンで、この『球の拾いやすさ』『上がりやすさ』は特筆すべきだと思います。
それがこの『飛距離性能』に直接結びついているような気がします。
最近は数年前ほど、『反発力』という言葉を聞かなくなりましたが、このクラブもそういった感じはしないですし、『高い安定性』で、まとめていける感じのするフェアウェイウッドだと思います。
飛んだり飛ばなかったり・・・。という昔のクラブによくあった感じはせずに、すごく『平均感』を出しやすい感じがしました。
初対面でありながら、少ない球数で比較的楽に落下地点を揃えやすい感じがしました。
昔は、スプーンで地面から直接打つときは『一か八か』的な要素もあったのですが、最近のこのような高性能フェアウェイウッドが登場して以来、その成功確率はかなり向上したように思います。
この『ボールのトップ』よりも低く見える『クラウンの高さ』に好感を持たれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
『打ちやすさ・上がりやすさの象徴』といった感じがします。
この角度から見ると、昔、一時期使っていた『アダムス タイトライズ』や『オリマー トライメタル』を思い出しました。
『ロイヤルコレクション』ということもありますし、この落ち着いた雰囲気のあるデザインから、どうしても難しそう・・・・。と二の足を踏まれる方もおられるかもしれませんが、それは『杞憂』となってしまうのかもしれません。

最近はどのメーカーも一様に『易しさ』を重視して、クラブ開発が進められているような気がしますし、このクラブもその流れに沿っていると思います。
数年前までは、かなり使えるゴルファー層が限られていて、『守備範囲の狭い』クラブが多く、ゴルファーは慎重にそれらをチョイスしなければなりませんでしたが、最近は『守備範囲の広い』クラブが目立つようになってきたと思います。
上級者の方は勿論、アベレージの方でも、かなり打ちやすく感じられる方が、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

クラブは易しいに越したことはないので、このように見た目はとても美しくてそれでいながら『打ちやすさ性能』が高い、このクラブには、かなり好印象を持ちます。
クラブに対する『易しさ』というのも、人それぞれ感じる部分は違うところもあるとは思いますが、このフェアウェイウッドは、かなり多くの方に支持されるのではないでしょうか?
私は正直いって、もう少し低く抑えていきたい感じもしたのですが、逆をいえばそれだけかなり上がりやすいクラブになっているということだと思います。
『 スプーンの直打ち 』で、もっと低く抑えたい・・・・。と思うのは、数年前までは考えられなかったことです。
『直打ち』はバフィから・・・・。と決めていた時期が長かったので、最近のこういったクラブの進歩には驚かされます。
このような打ちやすいスプーンが登場すると、パー5でもツーオンされる方も増えてくるのではないでしょうか?
ロングホールや距離のあるミドルホールのグリーンの距離を縮めてくれる・・・・。そんなクラブなのだと思いました。
コメント
MPチタンと比べて
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。投稿させていただくのは今回が初めてです。
FWの購入を検討している中、ちょうど気になっていた2機種のレポートが続き、思わず投稿させていただきました。
アイアンに比べFWは球が上がりが悪く苦手意識があるのですが、最近のFWはどれも球が上がりやすくなっているとの記事を良く見かけます。
golfdaisuki様の試打された結果では、どちらが球がつかまりやすく、上がりやすかったでしょうか?
もっともgolfdaisuki様の腕前には到底およびませんし、スイングタイプも異なること承知の上で質問させていただいています。
私、1wのヘッドスピード44m/s、使用クラブは
1w : r7Limited Edition MDー6(S) 45.5インチD-3
アイアン : MP-57 DG S-200 D-2
アイアンの球筋は比較的高い方です。
昨年年間10ラウンド平均スコア87
身長163cm体重65Kgといった感じです。
今年は年間平均85を目指し、寒さに負ケズ週4-5回練習場に通っております。FWもこの冬場に練習を重ね、本番で使えるようにしたいと思っております。
あくまでも参考ということでご意見きかせていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2010-01-14 00:56 老頭 URL 編集
お久しぶりです。
久々のコメント投稿です。
昨年末に、新しい道具を日本から購入するという投稿を出していましたが、結局のところユーティリティーはロイヤルコレクションのBBDのTRC21度にしました。
評判通りのすばらしいクラブで、大変満足しております。
昨年末(12/24)に購入し、既に16ラウンドを消化しました。
久々の長期連休だったので、9連休で13ラウンドできました。
実は、ゴルフを始めてから直ぐにロイコレの3Wをシングルさんよりよりもらって、使えもしないのにバックに入れていたのですが、私が以前所有していた初代の3Wに対し見た目も、性能もかなり良くなって居るような感じですね。
残念ながら、フェアウェーウッドは、3番/5番共にタイトリストのF2を購入したばかりです。
実は、当初ロイコレのものと迷ったのですが、結果としてはシャフトさえ合えば、どちらでも良かったのかなと思います。
今回の、Motore RC5 シャフトはどうでしたか?私の好きな、フジクラですので少し(かなり!)気になりました。
話しはそれますが、先日タイに来た石川遼君を見に行ってきました。
残念ながら、2、3日目は惨敗でしたが、1日目の彼の集中力はさすが日本の賞金王だな思いました。
遼君もすごかったですが、小田選手のドライバーの飛距離の方がもっと驚きました。
EUチームに引けを取らない飛距離で、今年のシーズン(特に海外遠征試合)が楽しみな一人ですね。
来月は、私のホームコースでLPGAホンダクラシックが開催されます。
常連の宮里 藍ちゃんも来ると思いますので、是非今年も応援に行きたいと思います。
長々と書いてしまいましたが、本年も宜しくお願いいたします。
それでは、失礼いたします。
2010-01-14 16:11 タイ在住ゴルファー URL 編集
老頭様。はじめまして。
この度は私の記事を読んで下さり、またコメントを寄せて頂きまして誠にありがとうございます。
フェアウェイウッドのご購入を検討されているのですか・・・。
今はかなり高性能なクラブがたくさんありますね。
その中でも、この『ロイヤルコレクション SFD III フェアウェイウッド 』と『 ミズノ MP チタンフェアウェイウッド 』の2つに注目されておられるようですね。
記事にも書いておりますが、どちらも私はかなり気に入ったフェアウェイウッドです。
この2つを試打し終えてみて、あくまでも私の感想ですが、『球のあがりやすさ』という点では、『ロイヤルコレクション』に軍配を上げます。
かなり高性能です。
『球のつかまり』もいいです。
このクラブを使うと、おそらく多くの方がフェアウェイウッドを『苦手クラブ』から『得意クラブ』に変えられるのではないでしょうか?
それくらい、かなり打ちやすいクラブです。
『 ミズノ MP チタンフェアウェイウッド 』も、かなり打ちやすいクラブですが、『ロイコレSFDフェアウェイウッド』は、さらにその上をいっている感じがします。
あくまでもヘッドスピードだけでは決められない部分もありますが、老頭様は速いヘッドスピードをお持ちなので、どちらもかなり打ちやすく感じられるのではないでしょうか?
それでも『ロイコレSFDフェアウェイウッド』のほうが、やはり易しく感じられるような気がします。
なので、この2本のどちらか・・・?と言われますと、私は『ロイコレ』をお薦めしたいと思っております。
お断りしておきますが、私は決して上級者ではありません。
単なる『ゴルフ好き』に過ぎません。
それが、こうして好き勝手に記事を書いているに過ぎません。
老頭様のヘッドスピードや平均スコアも立派な数字ですし、これからも益々レベルアップしていかれることでしょう。
寒い中での練習はお互い辛いものがありますが、体調に気をつけながらもお互い頑張りましょう!
この寒い時期をどう過ごすかで、本格的なゴルフシーズンを迎えたときに違いがはっきりと出てきますね。
今はとても大切な時期です。
決して無理は禁物ですが、頑張って下さい。
この度はどうもありがとうございました。
それでは失礼致します。
2010-01-14 19:46 golfdaisuki URL 編集
タイ在住ゴルファー様。あけましておめでとうございます
そして明けましておめでとうございます。
そちらの気候はいかがですか?
こちらはもう毎日寒くてたまりません。
『ロイコレのTRC』の購入されたのですね。
いいクラブなので、とても羨ましいです。
私もとても欲しいクラブのひとつです。
ラウンド実績も素晴らしいですね。
日本にいては、なかなか考えられないほどです。
やはり海外はゴルフ天国のところが多いですね。
日本はクラブはすごくいいですが、いかんせん『プレーフィ』が高すぎますね。
それともう少し暖かくなって欲しいです。
とはいっても、私はたとえ寒くなろうが、雪が降ろうがゴルフを止められません。
ゴルフ場が『クローズ』を決めるまでずっと一人でラウンドしていたことも過去にはあります。
どうやら私の『ゴルフの虫』を止めるものは、なかなか見当たらないようです。
このシャフトに装着されている『Motore RC5』というシャフトはとても易しい設計になっていると思います。
変なクセも感じられなかったですし、ヘッドとの相性もいいようです。
それほど『ハードヒット』するには、向かないシャフトかもしれませんが、扱いづらい部分がありませんでした。
私はもう少し『重量感』や『硬さ』などがあってもいい感じかな?と思ったのですが、このスペックでも不満を感じることはありませんでした。
そちらはやはり素晴らしい環境ですね。
どうでしたか?
やはり石川選手のスイングは素晴らしかったですか?
私はTVでも観戦となっていたのですが、ひょっとしてギャラリーの中に、タイ在住ゴルファー様がいらっしゃるのかな?と思いながら観ていました。
石川選手ならびにアジアチームの結果は残念でしたが、今後がすごく楽しみですね。
『ホンダクラシック』も観戦できるとは、とても羨まし限りです。
すぐにでもタイへ飛んでいきたいほどです。
こうして記事を書いている今も、すごく寒さに震えてしまいますが、そちらはきっといい気候なのでしょうね。
お互いの環境は違いますが、ゴルフを楽しんでまいりましょう。
今年もよろしくお願いします。
それでは失礼致します。
2010-01-14 20:03 golfdaisuki URL 編集
ありがとうございました
ご丁寧な回答いただきありがとうございました。
この冬をしっかりと過ごし、苦手FWを得意に変え少しでも上を目指して頑張りたいと思います。
これからも試打日記、楽しみに拝見させていただきます。
2010-01-14 23:56 老頭 URL 編集
No title
私も長年、フェアウェイウッドを苦手としてきましたが、それをいい方向に変えてくれたのは、これまでの記事にも書いておりますが、『キャロウェイ ビッグバーサ スチールヘッドIIIというクラブです。
このクラブを手にして以来、フェアウェイウッドがすごく好きになりました。
もう、かなり前のモデルですが、私は今でも大切に保管しています。
このロイコレのフェアウェイウッドはとても素晴らしいクラブなので、きっと老頭様の頼れる相棒になってくれるような気がします。
私は下手ッピゴルファーですが練習を重ね、もっとレベルアップしたいと考えています。
お互い頑張りましょう。
これからもよろしくお付き合い下さいませ。
それでは失礼致します。
2010-01-15 20:15 golfdaisuki URL 編集