EMILLID BAHAMA EB-901 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2017年12月19日
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EMILLID BAHAMA EB-901 アイアン

                 
EMILLID BAHAMA EB-901 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは EMILLID BAHAMA EB-901 アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド105
シャフトは ダイナミックゴールド105 です。

ロフトは32度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



正面
初めて出会った、エミリッドバハマのアイアンです。


エミリッドバハマのクラブに出会って、まだ日が浅いですし、試打した回数も少ないです。


これまで、ドライバーしか試打できていないのですが、アイアンに出会うことができて、とても嬉しく思いました。



側面
私が大好きな軟鉄タイプのアイアンで良かった・・・。と思いました。


アイアンの素材にも色々ありますが、やはり軟鉄が最強だと思います。


初めてのエミリッドバハマアイアンなので、どんな感じかな?と思っていたのですが、軟鉄を採用してくれたということで、エミリッドバハマに対するイメージが更にあがりました。


とても美しくて、いい雰囲気があります。


早く打ってみたいという思いと、もうしばらくこうして目で楽しみたい・・・。という思いが交錯していました。


心がどんどん揺さぶられてきました。



ライオンのようなマーク
何といってもバックフェースにある、このライオンのようなマークのインパクトが凄いです。


かなり目立っています。


これがエミリッドバハマのトレードマークなのだと思います。


トゥ側にあるということで重量が増し、ウェイトのような役目も果たしているのかな?と思いましたが、これはウェイトというよりもデザイン的な要素が強いのだと思いました。


センス溢れる、いいデザインです。


エミリッドバハマファンの方には、たまらないのではないでしょうか?



彫りの深さ
彫りは浅めで、フルキャビティというよりも、ハーフキャビティといったほうがいいように思います。


カッコ良さと本格的なデザインで、いい目の保養ができましたし、テンションがあがってきました。


気持ちの入り方が違うように思いましたし、ポカポカした気分になれました。



トップライン
トップラインの厚さはノーマルでした。


見慣れた厚さです。



ソール幅
ソール幅もノーマルな感じでした。


今のアイアンの中でも、標準的なほうだと思います。



リーディングエッジ
リーディングエッジは少し削られていて、丸みがありました。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジも、少し丸みがありました。



ネック長さ
ネックの長さは、やや短めですが、これも今のアイアンの中では標準的といえるような気もします。



EMILLID BAHAMA JAPAN FORGED
ホーゼルにある、『EMILLID BAHAMA JAPAN FORGED』の文字がたまりません。


魅力をさらに引き立たせています。


何か、贅沢なアイアンだな・・・。と身震いしてきました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


光沢感のある、美しいフェース面です。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


セミグースで、今一番多いタイプです。


私の好みからは、少し離れているのですが、苦手な感じはしませんでした。


どちらかといえば、無難な感じでした。


グースが効いているせいか、少しつかまりそうな印象を受けました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで良いです。


見た目通りの柔らかさがあります。


優しくソフトに球を運んでいける感じです。


今はガツーンという感じで強く球を弾いていくタイプのアイアンもありますが、私はやはり、このようなソフトな打感のほうが好きです。


想像通りの柔らかでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


特別タフでもないですし、すごくよくあがってしまう・・・。ということもありませんでした。


これまでたくさん出会ってきた、『常識的なあがりやすさ』といったらいいでしょうか?


細工をされていない、自然なあがりやすさだと思いました。


見た目とてもカッコいいアイアンですが、特別タフなアイアンだとは思いませんでした。


むしろ、親しみやすいところもあるので、幅広い層に対応していけるアイアンといっていいのではないでしょうか?


ラージサイズで、『超低重心タイプ』のアイアンを使い慣れておられる方には、少しタフなタイプのアイアンといえるかもしれません。



バックフェース
『安定性』という点では、それほど易しさ重視で造られてはいないように思います。


ハーフキャビティらしい正直なところはありました。


アイアンに『易しさ』を最優先しておられる方には、ハードルが高い存在となってしまうかもしれません。


しかし、人は『易しさに慣れてしまうもの』ではないでしょうか?


使い始めは易しく感じていても、使っているうちに何故か難しく感じることもあるのではないでしょうか?


昔のことをいって恐縮ですが、パーシモンからメタルに変わった当時は、『パーシモンに比べ、球離れが速いので曲がらない・真っ直ぐ飛ぶ』と評判になりました。


確かに『曲がるのが当たり前』であったパーシモンを使っていた人間からすると、メタルは易しく感じました。


しかし次第に曲がり始め、左右に散らばるようになります。


そしてチタンが登場しました。


チタンが登場したときも、『メタルに比べ、格段の易しさ』と評判になりました。


最初使ってみても、確かにその通りだと思いました。


ヘッドも大きくなりましたし、慣性モーメントが格段に大きくなりました。


『開発の精度』が向上しました。


しかし、それでもまだ完全ではありません。


さらなる安定性が求められるようになり、今のようなオートマチック系のドライバーが登場するようになりました。


素材の違いはあるものの、アイアンもオートマチック系が主流を占めるようになり、昔とは大きく変化しました。


このように格段の進歩をしても、人はもっと易しさを求めるようになるのではないでしょうか?


ルール上の上限が決められているので、これ以上の改良は難しいような気もするのですが、今の易しいクラブでも物足りないと感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


逆に最初は難しく感じていても、使っていくうちにそれに慣れて難しく感じなくなった。むしろ扱いやすくて親近感がもてるようになった・・・。ということも少なからずあるのではないでしょうか?


ゴルファーのステップアップには優れたゴルフクラブが欠かせません。


イージー系のクラブに飽きてきた・・・。と感じられるようになると、まさにその時といえるのではないでしょうか?


ミスに寛容なクラブもいいですが、正直に結果として表してくれるクラブには信頼がもてますし、使っていて楽しくなります。


反応がいいので、色々な球を打って遊ぶことができ、その『遊び』がコースでも役に立ちます。


ゴルファーの上達を後押ししてくれるクラブ・支えてくれるクラブというのが、いいクラブといえるのではないでしょうか?


この美しくて易しすぎないアイアンで球を打っていて、そのようなことを考えていました。



飛距離性能
『飛距離性能』という点では、『チョイ飛び』といいますか、私の感覚では1番手くらい飛ぶ感じなのですが、今のアイアンの中では普通といったところだと思います。


このアイアンよりも飛距離性能の長けた物はたくさんありますが、最初から飛距離最優先で造られてはいないのだと思います。


適正な範囲内での飛びといったらいいでしょうか?


フィーリング重視のアイアンらしい特徴だと思います。


易しく飛ばしていきたいけど、『飛び過ぎ』は嫌だ・・・。という方には合いやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』は高いです。


左右への反応も良く、球を操りたい方にマッチしたアイアンといえます。


ハーフキャビティらしい敏感さがありました。


少しグースが効いていますが、球が引っ掛かることもなく、いい感じで捉えてくれました。


球が自然につかまる感じなので、どちらかといえばフック系のほうが易しいと思いましたが、『オートマチック系』とは違う『マニュアル系』のつかまりやすさなので、それを微妙に調節できる感じが気に入りました。



ヒール側
とても個性的でカッコいいアイアンですが、決して見た目だけのアイアンではありません。


実用性の高いアイアンです。



EMILLID BAHAMA EB-901 アイアン
今はハイテクタイプのアイアンも多いので、そういった物を好まれる方には、やや物足りないところがあるかもしれません。


色々な機能をギュッと詰め込んだ感じではなく、むしろ基本に忠実な『ベーシックタイプ』のアイアンといえるように思います。


目を見張るようなお助け機能は無いですが、このアイアンがバッグに入っているだけでテンションもあがるのではないでしょうか?


あまり目にしない、カッコいいアイアンということで、周りからの注目度も上がるだろうな・・・。と思いました。



エミリッドバハマ EB-901 アイアン
大手有名メーカーのクラブも人気が高いですが、今は地クラブメーカーの人気も高いです。


色々なクラブを見かけるようになりました。


私もこうして初めてエミリッドバハマのアイアンに出会うことができました。



エミリッドバハマ EB-901 アイアン
大手メーカーの優秀性は今更いうまでもありませんが、日本には大手でなくても素晴らしいクラブを造るメーカーはたくさんあります。


その数の多さ・レベルの高さは世界一といっていいのではないでしょうか?


その品質や性能の高さだけでなく、このように『美しさ』という点でも優れています。


日本人のもつ美的感覚の高さが、ゴルフクラブだけでなく、色々な物で見られます。



エミリッドバハマ EB-901 アイアン
ゴルファーのクラブに対する好みは多様化していて、誰もが知っていて、よく見かけるクラブを使いたい・・・。という方もいらっしゃれば、逆に周りで使っている人がいないようなマニアックでカッコいいクラブを使いたい・・・。という方も多くいらっしゃると思います。


このアイアンはそういった方に是非試していただきたいと思いました。


マニアックではありますが、決して品質が劣っていない、高性能なアイアンです。


カッコ良さなどの『見た目の良さ』を大切にされ、フィーリングを重視される方にも、とても合いやすいように思います。



エミリッドバハマ EB-901 アイアン
初めて手にしたエミリッドバハマのアイアンなので、どうかな?と思うところはありましたが、好感を持って試打を終えることができました。


カッコいいですが、決して尖ったタイプではなく、セミグースなど今のニーズに応えた形になっているところも、このアイアンの特徴のように思います。


実際に球を打つ前に、まずは目で楽しみたいといつも思っている私は最初からとても楽しめましたし、実際に球を打っても楽しい時間を過ごすことができました。


多機能な感じの『ハイテク感』は無いですが、改めて『ベーシックタイプ』の良さを実感しました。


エミリッドバハマのクラブを手にした経験はまだ少ないですが、このアイアンに出会って、好感度がさらに上がりました。


また何度でも試打したいアイアンです。



                         
        

                         

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