ダンロップ ゼクシオ テン アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2017年12月06日
  

ダンロップ ゼクシオ テン アイアン

                 
ダンロップ ゼクシオ テン アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ダンロップ ゼクシオ テン アイアン の7番 です。



MP1000カーボン
シャフトは MP1000カーボン です。

ロフトは29度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は49g、トルクは3.9、キックポイントは中調子 です。



正面
ゼクシオの新しいアイアンです。


先日はドライバーを試打しましたが、今日はアイアンを試打する機会に恵まれました。


ゼクシオのイメージに合う、美しいデザインです。



側面
ラージサイズのアイアンですが、ゼクシオではこれくらいが標準といえるでしょうか?


これまでのモデルと、大きさによる違いは無いように思います。


これまで、ラージサイズのアイアンで、雑に見えたり大雑把な感じがするアイアンにも出会ってきましたが、このアイアンにはそのようなことを感じません。


丁寧さがあり、気品が感じられます。


こういったところが、ゼクシオらしいといえるのかもしれません。



TRUE-FOCUS IMPACT
バックフェースのトゥ寄りには、『TRUE-FOCUS IMPACT』の文字がありました。


これは以前試打したドライバーと同じです。


ドライバー、アイアンと番手は違えど、同じコンセプトで開発されているのでしょうか?



彫りの深さ
彫りの深さは充分あります。


このようなポケットタイプも見慣れました。


今はポケットタイプのアイアンしか使わないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?


FWやUTの高性能化が進み、アイアンの本数が減ってきているように思います。


UTのような性格をもったアイアンにも、たくさん出会ってきました。



トップライン
トップラインは厚めでしたが、構え感を邪魔することはないように見えました。


私はどちらかというと薄めのほうが好きですが、これくらい厚みがあったほうが安心できるという方も多いのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅は広めでした。


今はソール形状も色々な物が出てきて、丸みを帯びている物もありますが、このアイアンはどちらかというと平らに近い感じです。


何といいますか、腰の重いといいますか、どっしりした感じがします。


あくまでも私の感覚ですが、アイアンは『上めの重心』と『中間くらいの重心』、そして『下の重心』による性能分けができるように思うのですが、このアイアンは3番目の『下の重心』のように見えました。


漁でいうところの『底引き網』といったところでしょうか?


そんなことを考えながら、このアイアンを見ていました。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジが細かく微妙に削られていました。


不均一な感じはなく、とても丁寧に見えました。


こういったところもゼクシオの特長といえるのではないでしょうか?


ゼクシオのクラブにチープさはあってはならないと思っています。



ネック長さ
ネックは少し短めに見えましたが、今ではノーマルといえるでしょうか?



ミーリング無し
フェース面も綺麗でした。


雑な仕上げではありませんでした。


ミーリングはありませんでした。


同じダンロップでも、スリクソンのアイアンにはミーリングがある印象がありますが、ゼクシオにはありません。


どうしてなのか分かりませんが、開発コンセプトが違うのでしょうか?



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、ゼクシオ仕様です。


ドライバー同様、これまでのゼクシオに採用されてきたタイプです。



振り感
素振りをしてみると、かなり軽く感じましたが、予想していた通りだったので、特に驚くようなことはありませんでした。


スチールシャフト装着モデルもあると聞いたので、そちらにしようかな?と思ったのですが、他の打席の方が使っておられるということだったので、このカーボン装着モデルを試打することにしました。


他のアイアンでもそうかもしれませんが、ゼクシオはスチールよりもカーボンのほうが、少し人気が高いと聞きました。


純正のカーボンシャフトも、ヘッドにマッチするように研究に研究を重ねて開発されているのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、ゼクシオらしい大らかな印象を受けました。


ラージサイズでグースも効いていますが、品の良さがあるな・・・。と思いました。


私が好むタイプとは違うのですが、強い苦手意識や違和感などはありませんでした。


これまで、少しクセのあるゼクシオにも出会ってきたように思うのですが、このニューモデルは大きなクセはなく、無難な感じがしました。


幅広い層に受け入れられやすい、『オートマチックタイプの構え感』といえるのかな?と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、ややしっかりめでした。


打つ前はソフトな打感を予想していたのですが、違いました。


インパクトの衝撃がはっきりと伝わってきました。



トゥ側
球はとてもあがりやすく、ほぼ自動的にというくらい、自然にあがっていきました。


よっぽどひどいトップを打たない限り、球が浮かないということは無いんじゃないかな?と思いました。


タフさは全く感じませんでした。



バックフェース
『安定性』もかなり高く、はっきりとしたオートマチック系アイアンだと思いました。


少々の打点のブレにも寛容です。


打点がブレても、距離が大きく落ちたり、球筋が大きく変わるということにはなりにくい感じがしました。



飛距離性能
『飛びの性能』も優れていました。


やさしく飛ばしていけるアイアンです。


打感はしっかりしているのですが、何となくフワッと打っていきたい感じがしました。


球を拾っていけばあとはアイアンが自然に飛ばしていってくれるように感じました。


キャリーもしっかり稼げますし、フェースの弾きもいいです。


『オートマチックな飛び』といっていいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、オートマチック性のほうが勝ってしまうので、それほど操る感じはしなかったのですが、『性能的な中立性』を感じたので、ドローヒッターの方にもフェードヒッターの方にも扱いやすいのではないでしょうか?


私は少しつかまりの度合いが強く感じられたのですが、これは対応できる範囲内だと思いました。



ヒール側
オートマチック性の高い、ブレにくいアイアンだと思いました。


オートマチック性は高いですが、決してデザインが疎かになっていなくて、高級感もあります。


ゼクシオユーザーのハートをしっかりとキャッチしているのではないでしょうか?



ダンロップ ゼクシオ テン アイアン
アイアンにもドライバーなどのように、『海外色』の強い物もあれば、逆に『日本色』の強い物もあります。


海外で人気のアイアンをそのまま日本にもってきた物もありますし、日本で生まれ日本人ゴルファーの為のアイアンもあります。


このアイアンは完全に後者だと思いました。



ダンロップ ゼクシオ テン アイアン
日本人の好みなどをしっかりとつかんで、それを形にしています。


2年に1度のモデルチェンジなので、おそらく深い研究によって生み出され、様々な工夫がされていると思うのですが、ゴチャゴチャした感じがしないのもいいです。


ハイテクな感じはしますが、それが強すぎないところも魅力的でした。



ダンロップ ゼクシオ テン アイアン
打感などのフィーリングは正直物足りない感じがしたのですが、それは私が軟鉄アイアンを好むからなのかもしれません。


これまでのゼクシオユーザーの方には、何の問題もないフィーリングといえるような気もします。


フィーリングには人の好みがはっきりと分かれるので、どれが正解というのは無いのかもしれません。



ダンロップ ゼクシオ テン アイアン
ゼクシオらしい、高品質とハイテク感が融合された、流行を創っていくアイアンだな・・・。と思いました。

                         
        

                         

コメント

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試打くらぶがでたらめだ
MP1000シャフトのRでバランスがD3は、ありえない。
はじめまして
大畑久男様。はじめまして。
golfdaisukiと申します。

この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

そして、私のミスについてご指摘いただき、ありがとうございます。
とても感謝しております。

正しくはD0のようですね。
私のケアレスミスで、とても恥ずかしく思っております。
訂正させていただきました。

これからはもっと確認をしっかりしていきたいと思います。

今後も記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。

本当にどうもありがとうございました。
それでは失礼いたします。