ミズノ Mizuno Pro MP-118 アイアン & 三浦技研 MB-5003 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2017年12月02日
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ミズノ Mizuno Pro MP-118 アイアン & 三浦技研 MB-5003 アイアン

                 
ミズノ Mizuno Pro MP-118 アイアン & 三浦技研 MB-5003 アイアン
今日は、この2本の素晴らしいアイアンを試打しました。

試打したアイアンは ミズノ Mizuno Pro MP-118 アイアン & 三浦技研 MB-5003 アイアン の7番 です。


ダイナミックゴールド
<上>ダイナミックゴールド  MB-5003
<下>ダイナミックゴールド120 MP-118




<左>MP-118 のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200 です。




<右>MB-5003 のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200 です。





正面
ミズノと三浦技研のアイアンを同時に試打することができて、テンションがあがりっぱなしでした。


アイアンというクラブを語るとき、この2つのメーカーは外せないように思います。


どちらも別々で試打したことはあるのですが、同時に試打するのは初めてで、とても幸運でした。


気持ちの昂ぶりを抑えることができません。



側面
両方とも、シンプルで美しいアイアンです。


今は機能性重視のアイアンも増えてきて、それはそれで素晴らしいと思うのですが、やはりこのようなシンプルなアイアンに惹かれます。


プレイヤーとしての技量をクラブに問われている感じがしますし、使いこなしてやるぞという気概も生まれます。



ソール幅
<左>MP-118  <右>MB-5003

ソール幅は、右のMB-5003のほうが少し狭いです。


僅差ではなく、ひと目で分かるほどです。



ネック長さ
<左>MP-118  <右>MB-5003

ネックの長さにも違いが見られました。


MB-5003のほうが明らかに長いです。


こういったところは最新モデルのアイアンと、数年前のモデルとの違いのように思います。


同じマッスルバックでも、ソール幅やネックの長さが変化していて、より易しさが増しています。


マッスルバックは確かに、『易しさ』をウリにはしていないと思いますが、昔のモデルよりは明らかにハードルが低くなってきているので、敬遠されず、多くの方に試していただきたいと思っています。


易しいだけのクラブに飽きてしまった、物足りなく感じるようになった・・・。という方も、このようなタイプのアイアンを試す時期に来ているのではないでしょうか?


ゴルフはスコアを競うスポーツですが、必ずしも易しいクラブを使ったほうがいいスコアがでるというものでもないので、ゴルフは本当に奥の深いスポーツなのだと感じます。



トップライン
<左>MP-118  <右>MB-5003

トップラインはMB-5003のほうが狭いです。


これもひと目で分かりました。



顔
どちらも、かなり整った顔をしています。


アイアンの『男前選手権』に出ても、ワンツーフィニッシュを迎えられそうだな・・・。と思いました。


しかし、全く同じタイプの顔というわけでもなく、左のMP-118のほうが、ネック廻りが少し膨らんでいるように見えますが、これも今のアイアンの特徴といっていいのかもしれません。


対してMB-5003は、昔ながらのシュッとした顔で好感がもてます。


『今風(いまふう)』の顔とはいえないのかもしれませんが、どちらが好きかと問われれば、私は迷わずMB-5003だと答えます。


しかし、これは『顔の優劣』ということではなく、あくまでも私の好みに過ぎません。



MB5003
MB-5003

MP-118
MP-118

どちらも甲乙付けがたいほどの構えやすさです。


思わず目尻が下がってしまいました。


いいイメージがいくらでも浮かんできます。


このイメージの出やすさが、アイアンやウェッジドライバーなどクラブの易しさに直結するように思います。


構えづらいクラブは、いくら物理的性能が高くでも、難しく感じることが多いです。


これまで蓄積してきた経験をそのまま活かせる構えやすさをもったクラブは、たとえ初対面でも親近感がもてます。


どちらも秀逸の構えやすさがありますが、あえて選ぶとするなら、やはりMB-5003のほうが好きです。




試打を開始しました。

フェース面
どちらも素晴らしい打感で、心地良い感触がしばらく残ります。


MB-5003が『王道の打感』だとすると、MP-118は『研ぎ澄まされた最新鋭の打感』といったところでしょうか?


同じマッスルバックでも、色々とあるものだと思いました。


かなりハイレベルの争いですが、MP-118のほうがほんの少しだけ『厚み感』があって、ソフトな感じがしました。



トゥ側
<左>MP-118  <右>MB-5003

『球のあがりやすさ』という点では、甲乙がつけられませんでした。


どちらもイメージ通りの高さに飛んで行ってくれます。


出球の高さのイメージが合いやすいので、グリーンを上から狙っていけるタイプです。


ディスタンス系のアイアンでは、なかなかこのような感じにはなりません。


今は速いグリーンが多いので、上から落として止めるイメージがもてると、安心感がもてます。


アイアンには『飛び』ではなく『止め』を求めていきたいのですが、この2つのアイアンはその私の想いに応えてくれました。



バックフェース
『安定性』という点でも、どちらも正直なタイプで、大きな差が見られませんでした。


ただ、MP-118のほうが、少し易しさがあるように感じました。



ヒール側
『飛距離性能』という点でも、大きな違いは見られませんでした。


縦の距離感が合いやすいアイアンです。



ミズノ Mizuno Pro MP-118 アイアン & 三浦技研 MB-5003 アイアン
『操作性』という点でも、どちらもハイレベルで、優劣が付けられませんでした。


『手の延長』として働いてくれるアイアンです。


先日も書きましたが、今はドライバーをオートマチックタイプにして、アイアンやウェッジはマニュアルタイプにしておられる方が増えてきたように思います。


ティショットでは、易しくある程度のいいところに運んでいって、『狙う』クラブであるアイアンには高い操作性を求めておられる方が多いのではないでしょうか?


構えやすいということは、ラインも出しやすいということですし、いわゆる『保険』も掛けやすいということになります。


コースや天候など様々な状況を考慮しながら、自分でプランを立ててコースの『アンクルパー』と戦うのはゴルフの醍醐味といえるのではないでしょうか?


最新モデルと、数年前のモデルとの競演でしたが、改めていいクラブというのは年月が経っても色褪せないのだと実感しました。


どちらも打つ前に目で楽しませてくれるタイプのアイアンで、打つ前から気分が高まってしまいましたが、実際に球を打っても楽しくてたまりませんでした。


ミズノと三浦技研の2つの優秀なアイアンを試打できて、今日はとても贅沢な一日でした。



                         
        

                         

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