ミズノ MP CRAFT T-1 & MP-630 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2010年01月09日
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ミズノ MP CRAFT T-1 & MP-630 ドライバー

                 
MP-630&MP CRAFT T-1
<左>MP-630    <右>T-1

今日は、このクラブを試打しました。

試打クラブは ミズノ MP-630 と MP CRAFT T-1 ドライバー です。



QUAD 6 バットスタンダード&エクサーMD-3 カーボンシャフト
<上>T-1   <下>MP-630





<右>T-1のスペック

シャフトはQUAD 6 バットスタンダード です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは3.6、バランスはD1、キックポイントはクラブ総重量は316gです。





<左>MP-630 のスペック

シャフトは エクサーMD-3 カーボンシャフト です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは3.7、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315gです。





今日は、最近のミズノのドライバーで一番気に入っているというか、私に合っている感じの『Tー1』と、最新ドライバーで、かなりの高機能ドライバー『MP-630』を同時に試打してみることにしました。


どちらも、かなり気に入っているドライバーです。


高機能、高性能でありながら、全く変なクセが感じられないので、この両方のドライバーに好感を持っておられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



MP-630&T-1
<左>MP-630    <右>T-1

こうしてみても、やはりどちらもとても美しいドライバーです。


とても品質が高いことを伺わせます。


どちらも何度も試打をしているドライバーではありますが、新鮮さは全く失いません。


すごく構えやすいです。



ミズノ 最高レベルのドライバー
<左>MP-630    <右>T-1

素振りをしてみても、どちらもすごくいい感じです。


『ヘッドの効き』がいいぶんだけ、少し『MP-630』が、いい感じかな?と思いました。




試打を開始しました。

MP-630&MP CRAFT T-1 トゥ側
<左>MP-630    <右>T-1

『球のあがりやすさ』という点では、『MP-630』だと思いました。


やはりかなり球があがりやすい『高弾道ドライバー』だと思います。


私は『T-1』の弾道のほうが好みではありますが、この『MP-630』の弾道の高さに魅力を感じられる方もたくさんおられるのではないでしょうか?



MP-630&MP CRAFT T-1 フェース面
<左>MP-630    <右>T-1

『打感』は、どちらもやはりとてもいい感じですが、敢えて私の好みでいえば、少しだけ『T-1』のほうが好きな感じがしました。


『MP-630』も、とてもマイルドな感じの打感がとても好印象です。


ミズノらしい、ハイレベルなフィーリング性能です。



操作性
<左>MP-630    <右>T-1

『操作性』という点では、私はやはり『T-1』のほうが扱いやすい感じがしました。


『T-1』は、叩いても左へ行きにくく、とても気持ちよく振り切れるドライバーです。


やはり何度打っても、この好印象度は増すばかりです。


『MP-630』は、この『チューニング機能』がとても素晴らしいですし、様々なゴルファーに対応できる『懐の広さ』を持っていると思います。


しかし、それでも私はこのチューニング機能のない、シンプルな『T-1』を選びたいと思います。



ヘッド後方
<左>MP-630    <右>T-1

『安定性』という点では、どちらもかなりレベルが高いですが、一般的に言えばやはり『MP-630』に軍配が上がるのではないでしょうか?


『スイートエリア』も、かなり広い感じがします。


『T-1』は、決して『シビア』なドライバーだとは思いませんが、『MP-630』と比較してみると、やはり多少は『シビアさ』のようなものを感じます。


MP-630&MP CRAFT T-1 飛距離性能
<左>MP-630    <右>T-1

『飛距離性能』という点では、どちらもかなり優れていますが、敢えて私には『T-1』のほうが合っている感じがします。


弾道の力強さも申し分ないですし、球もあがりやすいですが、決して上がりすぎない感じにも、とても好感を持てます。


打っていても、とても爽快感を感じることができます。


『T-1』が少し『タフ』に感じられる方は、ぜひ『MP-630』をお薦めしたいと思います。


このドライバーは、さらに敷居が低いドライバーだと思いますし、それでいながらこの高性能はさすがは『ミズノ』といったところです。


『T-1』は、『MP-630』の前のモデルである『MP-600』同様、登場してから日にちがたっても、全く色褪せる感じがしないですし、性能的にも最新ドライバーに見劣りする部分が見つかりません。


かなりハイレベルですし、『息の長い』ドライバーといえるような気がします。


いずれ、また新しいモデルが誕生するのだとは思いますが、『T-1』は、『名器』と呼べるドライバーだと思います。


どちらのドライバーも、やはり国内トップレベルのメーカーらしいドライバーです。

                         
        

                         

コメント

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設計思想の違い
golfdaisuki様

大阪kojiです。こんにちは。
いつも楽しく拝見しております。

とても興味深い現役MPドライバーの比較ですね。
2本の形状の違いもさることながら、軌道や操作性などの違いも、双方の設計思想から来ているように思います。

・『CRAFT』・・・熟練工による手作りの工芸品、美術品
・『FAST TRACK』・・・(アメリカの)強力なリーダーシップ

私の稚拙な想像ですが、
道具主導で球筋をコントロールする『FAST TRACK』に対して、使い手の熟練性や多様性を尊重する『CRAFT』と、大変面白いと感じます。

個人的にも『MP-600』と『S-1』を所有しておりますが、河川敷などのフェアウェイがとても広くぶっ飛ばしたいときは『MP-600』で、戦略的な難コースでは小振りの『S-1』を使って楽しんでいます。
ラウンド前のドライバー選択や、コースを想定して練習するときなどは本当にワクワクします。

加えて、
MPよりも直進性や操作性に優れたドライバーや飛距離をかせげるドライバーは他にも山ほどあると思いますが、あの打感や打球音だけは病みつきになってしまうんですよね。

次回のレポートも楽しみにしています。
それでは失礼します。
MPドライバーはやはりいいですね。
大阪koji様。こんばんは。
いつも楽しいコメントを寄せて頂きまして、ありがとうございます。

同じMPでも『CRAFT』と『FAST TRACK』では、そのような違いを感じておられたのですか・・・。
さすがですね。

私はそのように深く考えることなく、ただ漠然と試打してきたような気がします。

大阪koji様の鋭い発想には勉強させられます。

MPの素晴らしいドライバーを2本もお持ちなのは、とても羨ましいです。
『MP-600』も『S-1』も素晴らしいドライバーですね。

大阪koji様が、やはり感性の鋭い方だということがよく解ります。


また楽しいコメントをお待ちしております。
この度はどうもありがとうございました。

それでは失礼致します。
ミズノのクラブ
golfdaisuki 様

ブログ、いつも楽しく拝見させていただいております。

今回のドライバーの比較。大変興味深いものでした。
というのも、先日、父からもらったドライバーがMPクラフトS-1だったのです。それまではインプレス4.6V r.p.mを使用していたのですが、ためしに使ってみたところ、打感の良さにびっくり!!
インプレスの打感も素晴らしかったのですが、なんというか、ボールの引っ付き感がすごい!すぐにエースドライバーにしました。シャフトがモトーレF1でヘッドの動きが分かりづらかったので、ディアマナ・イリマにリシャフトして調整MPに変えたい衝動に駆られて抑えるのが大変です。
本格的にレベルアップをするべく練習しまくりの毎日で、マッスルバックアイアンにあこがれているのです。
MP67とかかなり惹かれるのですが、どうですかね。
beautifulsky様。はじめまして
beautifulsky様。はじめまして。
この度は私の記事を読んで下さり、またコメントを寄せて頂きまして誠にありがとうございます。

ミズノのS-1を譲り受けられたのですか・・・・。
とてもいいドライバーなので、羨ましい限りです。

フィーリング性能も素晴らしいドライバーですね。
そのような『名器』と呼べるドライバーでゴルフをすると、楽しさが倍増しますね。


ところでマッスルバックアイアンを使われるのも、とてもいいことだと思いますが、マッスルバック限定にされる必要はないような気もします。

今は素晴らしいキャビティも多いですし・・・。


beautifulsky様が、どのようなスイングをされておられるのかは、私は解りかねるのですが、『MP-67』以外にも選択肢はたくさんあるような気がします。

自分が使っていて、このようなお返事をするのは、いささか変な感じもするのですが、やはり色々なクラブに出会われることが最善のような気がします。


勿論、その結果『MP-67』を気に入られたのでしたら、私は是非お薦めしたいと思いますが、たくさんの選択肢があるなかで、敢えて『MP-67』だけに限定される必要はないような気がします。

最初、多少のタフさにもめげずに、使い続けられるだけの根気も多少必要となってくるのかもしれません。


失礼ながら、頂いたコメントを拝見しておりますと、『MP-67』を使われるのもいいですが、今は他の選択肢を選ばれたほうがbeautifulsky様にはいいような気がします。

どうしても『MPマッスルバック』にされるのでしたら、『MP-68』はいかがでしょうか?


『MP-67』に負けない、素晴らしい最新アイアンです。

beautifulsky様は感性の鋭い方だと思いますので、『MP-68』の素晴らしさをきっとご理解頂けると思います。


以上が私の意見なのですが、参考にしていただけましたでしょうか?

文中に失礼な表現がありましたら、お詫びします。


これからもよろしくお付き合いくださいませ。

それでは失礼致します。
MPアイアン
golfdaisuki様

コメント返信ありがとうございました。

マッスルバックのアイアンですが、MP67は練習場の試打クラブを打ったことがあって、ソリッドというか、厚い打感が印象的でした。MP68は打ったことがないので機会があったら試打してみようと思います。

ちなみに、私のゴルフ歴ですが、2.5年で平均スコアは90-95くらいのだめゴルファーなんです。しかし、その昔、競技テニスをしていたことから、ゴルフも単なるレクレーションではなく、スポーツとして真剣に取り組んでいる状況です。今は、2モデル前のインプレスVフォージド(ツアーモデル)をオーバースペックと分かりながら、同じく打感に一目ぼれして使っています。

ですのでもちろんgolfdaisuki様がMP68をオススメしてくれるのはありがたく、大変参考になるのですが、どMの私としては、多少無理があっても難しいとされるモデルもぜひ使ってみたい衝動に駆られるしだいです。ただ高い買い物になるのも事実なので、フィッティングや試打を繰り返して、より自分にフィットする相棒を探したいと考えています。
No title
golfdaisuki様

返信ありがとうございました。
MPアイアンですが、別に67にこだわりがあるわけではなく、HPや、golfdaisuki様のブログを拝読させていただいて、68より67により興味をひかれているところです。
もちろん、購入にあたってはミズノのフィッティングを受けようと思っています。

感性が鋭い訳ではないでのですが、昔テニスをやっていたときから、道具を選ぶ基準の第一が『打感』なので、ゴルフに変わってもつい、打感を追い求めて、オーバースペックのクラブを選ぶ事が多くなってしまいます、ちなみに、今は2モデル前のインプレスVフォージド(ツアーモデル)を使わせてもらっていますが、これも打感に一目惚れして購入したものです。
失礼しました。
beautifulsky様。こんばんは。

『MP-67』を試打されたことがあったのですね。
失礼しました。
頂いたコメントだけでは、なにぶん把握しづらいところもあるので・・・。

手にされて、それで『MP-67』に魅力を感じられたのでしたら、私はお薦めしたいと思います。

多少『シビアさ』が感じられるアイアンではありますが、素晴らしいアイアンであることに違いありません。


これまでの記事にも書いていますが、私にとってなくてはならない大切な相棒ですし、いつも私を助けてくれています。

このアイアンのおかげでいい思い出もたくさんありますし、ピンチにも救われてきました。

何と云いますか、上手く表現できないのですが、

『人の温もりが伝わるアイアン』だと私は思っています。

なので、これからも大切にしていきたいと思っています。


正直いいまして、私は『MP-68』よりは『MP-67』の方が好きですし、そういったことでしたら、『MP-67』を自身を持ってお薦めしたいと思います。

最初のうちは結構『タフ』かもしれませんが、『スイングを教えてくれるアイアン』です。

スイングの精度を上げていくには、このようなアイアンはとても力強く手助けしてくれるような気がします。


これまでの記事にも何度も書いていますが、私はゴルフを始めた頃から『マッスルバック』を使ってきていますし、昔のマッスルバックに比べると、今のマッスルバックのほうが、はるかに敷居が低いと思っています。

なので、それほど苦手意識も持ちませんが、まだキャリアの浅い方が、単なる『憧れ』だけでマッスルバックを購入し、結局すぐに売りに出した・・・。というのをよく知っているので、今回もそのようにならなければいい・・・。と思ってお返事をさせて頂きました。


しかし、それは杞憂というものだったようですね。


beautifulsky様のお心持ちならば、心配ないような気がします。

ただ、ひとつ申し上げたいのは、すぐに色々なクラブに気が行ってしまうのではなく、ずっと長く使い続けていかないと、決してそのクラブの全ての事を把握できないのだと思います。

ある程度使い続けて、ゴルファーとクラブの感覚や気持ちを一致させておくことも重要になってくるのかもしれませんね。


クラブを操作するのはゴルファーですが、実際にボールを打つのはクラブです。

だから、ゴルファーとクラブが互いに信頼関係を築くことが大切な気がします。


クラブは単なる道具なのだから、気持ちが通じるわけがないじゃないか・・・。

と思われるかもしれませんが、キャリアを積んでくると、決してそうとは言い切れない部分があります。


ゴルファーが自信が無かったり、不安を感じているときには、クラブも敏感にそれを感じ取って、そういった心情を表した球を打ってしまいます。


beautifulsky様は、まだまだこれからキャリアをどんどん積まれる方ですが、感性が鋭い方ですので、私が書いたことをいつかご理解頂ける日が来ると思います。

どんな『名器』といわれるクラブでも、気持ちが通じなければ単なる『鉄の塊』なのかもしれません。


beautifulsky様がベストな選択をされることを願っております。

それでは失礼致します。