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2017年11月09日
ヤマハ RMX ユーティリティ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヤマハ RMX ユーティリティ です。

シャフトは Speeder Evolution IV 70 FW です。
ロフトは22度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は76g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は361gです。

ヤマハRMXシリーズのユーティリティです。
ヤマハらしい、男前なデザインが特徴的です。

形状的にはオーソドックスなタイプです。
ソールにあるヤマハのマークが目立ちますが、とてもシンプルなデザインです。
ゴチャゴチャした感じはなく、すっきりしています。

ネックの長さは適度にありました。
調整機能は搭載されていませんでした。

ノーマルな厚さです。
シャローでもなく、かといってディープなタイプでもありませんでした。
今はシャロータイプが圧倒的に多いせいか、このように適度な厚みがあると、逆に新鮮に感じられます。

フェース面の仕上げも美しいです。
ヤマハらしい特徴です。
打感が柔らかそうな印象を受けました。

顔は、なかなかいい感じでした。
私の中でのストライクゾーンのど真ん中ではなかったのですが、見慣れた感じがしますし、苦手意識などは芽生えてきませんでした。
可も無く不可も無くといった感じでした。
小顔タイプではなく、少し大きめでした。
面長なのではなく、全体的に大きく見えました。
出っ歯なところが目立っていました。

装着されているグリップは、これまで試打したモデルと同じです。
ソフトなフィーリングで好感がもてます。

素振りをしてみると、いい感じでした。
最近のクラブにしては、しっかりしたスペックだな・・・。と思いました。
装着されているシャフトは純正なのでしょうか?
それともカスタムなのでしょうか?
結構骨太な感じがしました。

ボールを前にして構えてみると、まずまずでした。
特に気持ちが入り込むことも、逆に逃げてしまうこともなく、淡々として構えていました。
出っ歯タイプなので球を拾いやすそうですが、できればもう少し出っ歯が抑えられていればいいな・・・。と思いました。
変なクセは見られなかったので、方向性に対する不安はありませんでした。
試打を開始しました。

『打感』は、ややしっかりめでした。
打つ前は、もうちょっとソフトな打感を予想していたのですが、実際はもっとしっかりしていて、球の質感を感じとることができました。

『音』は、はっきりした金属音です。
それほど多く耳にする音ではないのですが、大きすぎず高すぎず、なかなかいい感じでした。

球のあがりやすさという点では、普通だと思いました。
最近はとてもあがりやすいUTがたくさんありますが、このUTにはそれほどお助け機能は付いていないように感じました。
どちらかといえばヒッタータイプの方に合いやすいUTだな・・・。と思いました。
あがりやすさ最優先で作られた感じはしませんでした。

『安定性』は、まずまずでした。
ラインも出しやすいですし、難しく感じることはなかったのですが、ヘッドの大きさからくる大らかさといいますか、寛容さはあまり感じませんでした。
球はよくつかまってくれましたが、正直なところがあるな・・・。と思いました。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
フェースの弾きも良く、ボールが勢いよく飛び出していきました。
キャリーも稼げましたし、途中からおじぎすることなく、気持ち良くスーッと伸びてくれました。

『操作性』は、普通でした。
左右に曲げることは難しくなかったですが、あまり操作したい感じはしませんでした。
細工をせずに、自然に振り抜いていきたいUTです。
こういったところは、今のクラブの共通した特徴のように思います。

シンプルでカッコいい、ヤマハの硬派なユーティリティです。
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